JPH05503058A - 乗用車のステアリングコラム用スイッチレバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 乗用車のステアリングコラム用スイッチレバーこの発明は、特許請求の範囲第１ 項の一般的な事項による、乗用車のステアリングコラム用スイッチのスイッチレ バーに関する。

ＤＥ２．５３２．０９３ＡＩによって公知であるようなスイッチレバーにおいて は、電気スイッチが、複室構造のハウジングを含み、その１つが、支持シェルと してスイッチレバーの端部を支持し、これと固定的に接続され、他の１つが、ス イッチ機能を果たすために１つのハウジング部に対して滑動子として軸線方向に 可動である。キャップを備える滑動子の内部には、支持シェル上に支持される第 ２の接続部の接点とは反対側に位置する第１の接続部の接点が配設される。

また、ＤＥ３．１０７．４４０Ｃ２においても、前記と同種のスイッチ°　レバ ーが知られており、この場合は、スイッチレバーの端部がスイッチハウジングと して機能し、その内部に異種のスイッチ構成部品、たとえば、押しボタン、バネ 、ブリッジ接点、プリント回路板などが含まれている。

両スイッチレバーは、異種のスイッチ構成部品が、スイッチレバーの端部の周囲 に配設されるか、スイッチレバーの端部にばらばらに配設されるか、群別に配設 される点で、また、ケーブルを中空のスイッチレバー内に配線した後、ケーブル が、ハンダ付けによって、それぞれ対応する接続接点またはプリント回路板と接 続される点で共通している。

スイッチの構成部品を、スイッチレバーの端部内または端部上で組み立てるこの ような手法は、多大の労力を要し、むしろ不細工でもある。そればかりでなく、 ノ＼ンダ付は作業は困難で失敗に終わることも多く、ユーザーの苦情を招く原因 ともなる。

この発明は、スイッチレバーのスイッチに対する組み立てが、端部におけるやり 方にふされしく、単純化されており、この手法にしたがって組み立てられること により、信頼性のある機能の遂行を保証するような、前記のものと同種のスイッ チレバーを提供することを目的とする。

この目的は、請求の範囲第１項の特徴を持つ同種のスイッチレバーを提供するこ とにより達成される。

この発明の手法により、電気スイッチを、予め完成したスイッチユニットとして 組み立てて準備しておき、スイッチレバーを製造して、電気接続接点を準備し、 これをケーブルと接続した後に、前記スイッチを単純な態様でスイッチレバー内 に挿入することが可能となる。その利点は、スイッチユニットの操作時の信頼性 が、前記スイッチユニットをスイッチレバー内へ挿入する前にチェックできるこ とである。さらに、そのようなスイッチユニットは他の目的に転用することがで きる。さらにまた、スイッチレバーの端部にある接続接点と対応ケーブルの間の 接続が、単純な態様で実現することが可能である；それによって、通常の接点部 材およびケーブルコネクターが使用できる。このように、前記のケーブル接続を 使用すれば少ない労力で、信頼性を大きく増大することができる。このケーブル 接続も他に転用できることは言うまでもない。

例えば、各接続接点を、スイッチレバーの端部にある支持体の垂直域内、または スイッチユニットのハウジング内に設置することが可能になる。しかしながら、 請求の範囲第２項に従う、この発明の好ましい実施例においては、第１の接続接 点は、スイッチユニットのための支持体の延長方向に設置される。このように、 スイッチレバーは、幅の狭い一様な高さを有することができる。

請求の範囲第３項の特徴によれば、スイッチユニットを支持するためのスイッチ レバーの組み立ての別な単純化が達成される。さらに、接続接点とケーブルの端 部は確証された接続態様で接続されるため、それらを挿入する大きな労力は不要 である。

請求の範囲第４項の特徴によって、ケーブルの挿入はさらに一層単純化され、加 えてケーブルにかかる張力が減少する。

さらにまた、カバーないに支持され、組み立て作業中に絞られることがない。

この点は、請求の範囲第５項の特徴にしたがって接続接点を形成するのに有用で ある。

故障時にスイッチユニットを交換できるためには、請求の範囲第６項の特徴を提 供することが有益である。これにより、スイッチユニットのハウジング上および スイッチレバーの内端部にあるラッチ手段によって分離可能なラッチを行うこと が実現可能となる；しかしながら、例えば、プラグインコネクター上の対応装置 によりラッチを行うことを実現することもまた可能である。

もし、この発明の好ましい実施例において実現されるように、請求の範囲第７項 の特徴点が提供されるならば、構造上のおよび組み立て上の、一層の実質的な単 純化が付与される。

この発明の、これ以上の細部は、図面を参照しつつ、実施例に基づいて行う、以 下の詳細な説明から明らかであろう。

図１は、この発明の好ましい実施例である、その端部がスイッチユニットと接合 するスイッチレバーの長手方向の断面図であり、 図２は、特に、スイッチユニットの構成部品を示す図１のＩＩ−ＩＩ線に沿う断 面であり、 図３は、図１のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿う断面図である。

この発明の好ましい実施例である図示のスイッチレバーｌＯは、ステアリングコ ラムスイッチの一部であり、その端部（図示せず）は、スイベル状に、および／ または回転可能に、またはそれらと同等に、乗用車のステアリングコラム上に装 着されている。

断面がほぼ長方形であるスイッチレバーｌＯは、図１に見られるように曲がって おり、その断面積を連続的に拡大しつつ、その直線的な自由端部１１に向かって 伸びる。前記の自由端部の断面積は一定である。スイッチユニット１２は、この 自由端部１１に支持され、スイッチユニット１２は、実施例に示す２つのスイッ チ構成部品１３．１４を含む。

スイッチレバー１０は、ステアリングコラムスイッチのリンク１７とスイッチレ バー１０の自由端部１１の間の領域に、組み立て体上で、その下面に取り外し可 能なカバー１８を具備する、断面Ｕ字状のハウジング部材１９を有するハウジン グ１６と、その自由端部１１において長方形断面をなすハウジング部材２０とを 含み、それらのハウジング部材１９．２０は、プラスチックで一体に作られてい る。図１の紙面と直角をなす方向に偏平であり、組み立て位置においてＵ字状ハ ウジング部材１９の２本の横方向の脚を覆うハウジングカバー１８は、−長方形 のハウジング部材２０と直面するその端部に　−内部に向かって直角に突き出す 壁部２１を含む。この壁部２１は、その角部の３つの領域に、ハウジング部材２ ０の端部から分岐して、内側に向かい、プラグソケット２７．２８．２９か軸゛ 線方向に固定されてラッチされる、それぞれ段部の付いた孔２６を持つ拡大部２ ２．２３゜２４を備えている。各プラグソケット２７．２８．２９は、好ましく は曲げられて、それらの内方端部において、ケーブル３１ｊ２または３３の絶縁 端部と固定的に接続される。

取り外し可能なカバー１８は、−リンク１７と隣り合う領域に−１つの面内で平 行に拡がる３つのウェッブの形態を持つ張力低下装置３６を備える。プラスチッ クカバー１８の内面の一部として形成され、かつその部分から直角に張り出す各 ウェッブは、ケーブル３１．３２．３３の方向に、同じ間隔を置いて配設される 。各ウェッブは、カバーに対して適当に角度をなして張り出すこともできる。か くて、張力を抑制するために、ケーブル３１．３２．３３は、図１に見られるよ うにウェッブ３７．３８．３９の間をジグザグに通過する。ウェッブ３７−３９ の自由端部およびカバー１８から分岐する壁部２１は　−カバー１８の組み立て 位置においては−Ｕ字状ハウジング部材１９の底部２５とわずかな距離を置いて 対向するか、または前記底部２５と接触する。

カバー１８は、ハウジング部材２０の端部と向かい合うカバー１８の端部が、ハ ウジング部材２０の天井部４１と係合する肩部とＵ字状ハウジング部材１９の底 部においてスラスト軸受けとして作用する突起部４３を備えている点かられかる ように、スイッチレバー１０のＵ字状ハウジング１９から取り外すことかできる 。さらに、取り外し可能なカバー１８の他端部は、スタッド４６と接する切り溝 ４７を備えており、この切り溝４７によって、カバー１８の前記端部は、Ｕ字状 ハウジング部材１９の平行な２本の脚の間に支持される横断方向のピン４８を介 してラッチ自在に関与する。

こうして、ケーブル３１−３３は、（カバーが取り外されていれば）単純な態様 で、一端からまだ開放されているハウジング１６内へ挿入でき、ハウジングカバ ー１８上に支持されるプラグソケット２７−２９と固く接続することができ、そ れによってケーブルは張力抑制ウェッブ３７−３９の間に挿入される。ラッチす る態様で再び開放されるであろうカバー１８を閉じることによって、乗用車中の スイッチレバー１０と各リレーとの接続が実現する。

スイッチレバーハウジング１６の、断面形状が長方形であるハウジング部材２０ の端部に、長方形の支持体５１が備えられ、その内側にスイッチユニット１２か 交換自在に挿入される。このために、スイッチユニット１２は、操作が可能なよ うにあらかじめ完成品として組み立てておく。このスイッチユニット１２は、そ の４つの角部のうちの３か所に透孔５３．５４または５５を具備するベースプレ ート５２を有しており、プラグピン５６．５７または５８がこの透孔内に支持さ れる。前記プラグピン５６．５７または５８は、ベースプレート５２から突出し て、ハウジングカバー１８の壁部２１内のそれぞれ対応するプラグソケット２７ ．２８．２９に挿入される。スイッチユニット１２に含まれる２つのスイッチ構 成部品１３．１４は、ベースプレート５２の内側の１つの角部においてプラグピ ン５６に固定され、プラグピン５６と電気的に接続され、他の角部においては、 滑り止めを施したリベットピン６２を介してベースプレート５２に固く結合され る接点バネ６１の接合されたＵ字状のブランクを有する。各スイッチ構成部品１ ３．１４は、接点バネ６１のブランクのバネ６６または６７の自由な可動端部と 関係する押しボタン６３．６４を持っている。

図２を参照すると、付勢されない休止位置では、バネ６６、６７の両端部は、対 応するプラグピン５７．５８の端部から一定距離だけ離れている。押しボタン６ ３．６４は、パーティション６８を具備するスイッチハウジング６９内に軸線方 向に可動に支持されており、緩んで外れることはない。押しボタン６３．６４は 、ポケット凹部の孔７３．７４と接点バネ６１と接して支持されるバネ７１．７ ２の圧力に抗して軸線方向に動かされる。バネ６６、６７の夫々の自由端部は、 押しボタン６３．６４のタペット７６、７７に設置されたノーズ７８を介して、 該当する押しボタンによって、それぞれのプラグピン５６．５８と接触して、そ の作用位置に張り出す。

スイッチユニット１２は、その底部がハウジング部材１９のカバー１８の壁部２ １によって形成されるスイッチレバーハウジング部材２０の支持体５１内におい て、詳細には図示しない態様で、そのスイッチハウジング６９と分離可能にラッ チされることができる。図１のラッチ位置では、プラグピン５６−５８がプラグ ソケット２７−２９に挿入されているので、スイッチユニット１２とケーブル３ １−３３は電気的に接続されている。ハウジング上でスイッチユニットをラッチ する代わりに、プラグビンをプラグソケットと接続することによってラッチする こともまた可能である。

６６２″５５３ 要約書 乗用車のステアリングコラム用スイッチレバー（１０）が、スイッチレバーの自 由端部（１１）に設置された電気的スイッチ（１２）を持ち、少なくとも１つの スイッチ構成部品（１Ｂ、１．４）とハウジング（１６）を有し、電気的スイッ チ（１２）は、ハウジング（１６）を備える操作スイッチユニット（１２）とし て、スイッチレバー（１０）の自由端部の支持体（５１）内に挿入される。スイ ッチレバーの前記自由端部（１１）に、第１の電気的接点（２７−２９）があり 、前記スイッチユニットの挿入によって、スイッチユニット（１２）上の第２の 電気的接点（５６−５８）が、前記第１の電気的接点と作用的に接続する。

上記の構成によって、端部に位置するのに相応しいスイッチユニット（１２）と −緒に組み立てることが単純化され、同時に、操作上の信頼性が保証されるスイ ッチレバー（１０）が提供される。（選択図；Ｆｉｇ、１）国際調査報告 国際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．電気的スイッチが、ハウジング（１６）を具備する操作スイッチユニット（ １２）として、少なくとも部分的に、スイッチレバー（１０）の自由端部の支持 体（５１）内に挿入され、そして、スイッチレバー（１０）の端部に、第１の電 気的接点（２７−２９）が設置されて、スイッチユニットにある対応する第２の 電気的接点（５６−５８）が、前記スイッチユニットを挿入することによって、 前記第１の電気的接点と作用的に接続する、スイッチレバー（１０）の１方の自 由端部に設置された電気的スイッチ（１２）を有し、少なくとも、１つのスイッ チ構成部品（１３，１４）とハウジング（１６）とを含む乗用車のステアリング コラム用スイッチレバー。
2. ２．第１の接点（２７−２９）が、支持体（５１）の底部を形成するスイッチレ バー（１０）の壁部（２１）に備えられる請求の範囲第１項に記載のスイッチレ バー。
3. ３．スイッチレバー（１０）が、スイッチユニット（１２）のための支持体（５ １）の底部にまで拡がる中間の領域に、分離可能なカバー（１８）を有し、前記 カバーは、支持体（５１）と対向する位置にあって、実質的にスイッチレバー（ １０）の断面を占有する壁部（２１）を持ち、第１の接点（２７−２９）が前記 壁部（２１）内で支持される請求の範囲第１項または第２項に記載のスイッチレ バー。
4. ４．分離可能なカバー（１８）は、壁部（２１）から分岐する領域内に、一定の 距離をおいて、互い違いに、張り出すいて設置されるウエッブ（３７−３９）を 備えており、第１の接点（２７−２９）に固着されたケーブル（３７−３９）が 、前記ウエッブ（２７−２９）の間で、好ましくは蛇行する態様で把持される請 求の範囲第３項に記載のスイッチレバー。
5. ５．第１および第２の接点が、プラグソケット（２７−２９）またはプラグピン （５６−５８）により形成される請求の範囲第１項−第４項の少なくともいずれ か１項に記載のスイッチレバー。
6. ６．スイッチユニット（１２）が、支持体（５１）内において分離可能にラッチ される請求の範囲第１項−第５項の少なくともいずれか１項に記載のスイッチレ バー。
7. ７．スイッチユニット（１２）が、２つ以上のスイッチ構成部品（１３，１４） 有する請求の範囲第１項−第６項の少なくともいずれか１項に記載のスイッチレ バー。