JPH055016Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH055016Y2
JPH055016Y2 JP1986101386U JP10138686U JPH055016Y2 JP H055016 Y2 JPH055016 Y2 JP H055016Y2 JP 1986101386 U JP1986101386 U JP 1986101386U JP 10138686 U JP10138686 U JP 10138686U JP H055016 Y2 JPH055016 Y2 JP H055016Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink sheet
mounting member
recording
sheet mounting
recording device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986101386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS637556U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986101386U priority Critical patent/JPH055016Y2/ja
Publication of JPS637556U publication Critical patent/JPS637556U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH055016Y2 publication Critical patent/JPH055016Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、インクシート上のインクを記録ヘツ
ドを用いて被転写紙上に転写して記録を行なう記
録装置、特にその記録ヘツドのクリーニング装置
に関する。
従来技術 サーマル転写又は通電転写プロセスのように転
写インクシート上のインクを記録ヘツドを用い
て、被転写紙上に転写して記録を行なう記録装置
では、サーマルヘツドや通電ヘツド表面への異
物、例えば空気中のゴミや装置内で発生する紙粉
等の付着が大きな問題となる。記録ヘツドの表面
にこれらの異物がたまつてくると、画像上の白す
じの発生、ヘツドの寿命低下等の問題が発生す
る。上記のヘツドへの異物の付着は、ヘツドの温
度上昇防止のため、空気流により強制冷却を行な
つているため、一層起り易くなつている。
この問題を解決する手段として、例えば、実開
昭60−150056号公報には、ロール状に巻かれたカ
ーボンリボン本体の最内端部あるいは最外端部に
帯状のクリーナーリボンを連続して設け、そのカ
ーボンリボンの使用開始時、又は使い終つた時に
自然にクリーナーリボンでヘツドがクリーニング
されるようにしたカーボンリボンが提案されてい
る。しかし、カーボンリボンそのものは数μmの
薄さであるのにクリーニングリボンはこれに比べ
てかなり厚いため、これらを接続してリールに巻
いた場合は、その継ぎ目に段差がつき、その上に
巻かれたカーボンリボンに跡がつき又はしわを生
じ画像異常発生の原因となる。
目 的 本考案は、上記の実情にかんがみ、転写インク
シート上のインクを記録ヘツドを用いて被転写紙
上に転写して記録を行なう記録装置の記録ヘツド
に付着した異物を被転写紙上へのインクの転写に
何ら影響を及ぼすことなく自動的に確実に除去す
ることのできる記録装置を提供することを目的と
する。
構 成 本考案は、上記の目的を達成させるため、被転
写紙にインクシートを重ね、これらを介してプラ
テンに記録ヘツドを圧接させ、インクシート上の
インクを被転写紙に転写して記録を行なう記録装
置において、記録装置本体の所定位置に、一定の
経路を移動させて装着し、その位置より引抜くこ
とが自在なインクシート装着部材を設けるととも
に、上記の記録ヘツドは、上記のプラテンに圧接
する作動位置と、インクシート装着部材着脱時に
上記インクシート装着部材と干渉しない退避位置
との間に変位可能であり、上記のインクシート装
着部材に、その移動時に上記退避位置にある上記
記録ヘツドに摺接するように、記録ヘツドクリー
ニング部材を設けたことを特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は、本考案の実施例を示す側断面図で、
インクシート1はインクシートカセツト2に内包
された状態で記録装置に装着される。インクシー
トカセツト2には第2図に示す如く、2本のロー
ラ3,4が内包されており、一方のローラに巻か
れたインクシート1はカセツトの底に沿つて引き
出され他方のローラに巻取られてゆくようになつ
ている。カセツト2の底板には軸方向に延びる記
録用開口5が設けられており、カセツト2を装置
本体に装着した状態で、第1図に示す如く、開口
5はプラテンローラ6に対向し、この部分のイン
クシートを記録ヘツド7が上からプラテンローラ
6上を搬送される被転写紙8に圧接させ、画像情
報信号に応じて記録ヘツド7の各点が加熱され、
インクシート1のインクを被転写紙8に転写し、
記録を行なう。
カセツト2を装置本体に着脱する場合は、記録
ヘツド7を破線の位置に退避させ、第1図におい
て左方から挿入して装着し、左方に引抜いて離脱
させる。右側のロール3を収納するカセツトケー
シングの上面の一部には軸方向の全長にわたつ
て、短繊維を静電植毛して形成されたクリーニン
グ部材9が設けられている。したがつて、記録ヘ
ツド7をカセツト2の上面すれすれの図中破線で
示す位置に退避させて着脱する場合、クリーニン
グ部材9は記録ヘツド7の下面に摺接し、自動的
にクリーニングが行なわれ、記録ヘツドの印字部
にたまつた異物はカセツトを抜出すたびに拭き取
られてカセツト内部に落ちるので装置を汚すこと
もない。挿入する際にも、ヘツドはクリーニング
部材で擦られるが、この場合ヘツドは前回のカセ
ツト抜出しにより清掃されているので、異物が装
置内に落ちることはない。
第3図に示す他の実施例では、インクシート装
着部材10は装置本体と一体になつており、ガイ
ドレール11に沿つて本体への装置位置から引出
しインクシートロール12を交換し、所定の装着
位置に押込んでセツトする。インクシート装着部
材10の底板には、前記実施例のカセツトと同様
記録用開口13が設けられ、装着部材10が所定
のセツト位置にセツトされた状態で記録ヘツドが
この上に来て、ヘツドを下げることによりインク
シートはプラテン上の用紙に押圧される。この実
施例ではインクシート装着部材10の奥側の立上
り壁の上端部フランジの上面に電気植毛により形
成されたクリーニング部材14が設けられてお
り、インクシート交換のためインクシート装着部
材10を引出せば、インクシート装着部材上面す
れすれの位置に退避した記録ヘツド下面はこれに
よりクリーニングされて、異物は装着部材内に落
下する。落下した異物は掃除機で吸取つて清掃す
ればよい。
以上の各実施例とも、クリーニング部材は電気
植毛により形成されたブラシに限らず、フエル
ト、ゴムブレード、樹脂フイルム製ワイパ等種々
のものが採用可能である。
又、インクシート装着部材の引出し方向もイン
クシートロールの軸方向であつてもよい。記録ヘ
ツドも、サーマルヘツドの他、通電ヘツド等でも
よい。
効 果 以上の如く、本考案によれば記録ヘツド表面へ
の異物の蓄積を防止することができ、白すじの発
生等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の記録部を示す側断面
図、第2図はそのインクシートカセツトを示す斜
視図、第3図は本考案の他の実施例を示す斜視図
である。 1……インクシート、2……インクシートカセ
ツト(インクシート装着部材)、3,4……ロー
ラ、5,13……記録用開口、6……プラテンロ
ーラ、7……記録ヘツド、8……被転写紙、9,
14……クリーニング部材、10……インクシー
ト装着部材、11……ガイドレール、12……イ
ンクシートロール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被転写紙にインクシートを重ね、これらを介
    してプラテンに記録ヘツドを圧接させ、インク
    シート上のインクを被転写紙に転写して記録を
    行なう記録装置において、 記録装置本体の所定位置に、一定の経路を移
    動させて装着し、その位置より引抜くことが自
    在なインクシート装着部材を設けるとともに、 上記の記録ヘツドは、上記のプラテンに圧接
    する作動位置と、インクシート装着部材着脱時
    に上記インクシート装着部材と干渉しない退避
    位置との間に変位可能であり、 上記のインクシート装着部材に、その移動時
    に上記退避位置にある上記記録ヘツドに摺接す
    るように、記録ヘツドクリーニング部材を設け
    たことを特徴とする記録装置。 (2) 上記のインクシート装着部材がインクシート
    ロールを着脱可能な引出し状部材であることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の記録装置。 (3) 上記のインクシート装着部材に装着されるイ
    ンクシートロールの軸の方向が該インクシート
    装着部材の挿入、引出しの方向と直交すること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項に
    記載の記録装置。 (4) 上記のインクシートロールには、これから引
    出されたインクシートを巻取る巻取りローラが
    付設されていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第2項に記載の記録装置。 (5) 上記のインクシートロールがインクシート装
    着部材に上方より装填されることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第2項に記載の記録装
    置。 (6) 上記のインクシート装着部材の底板には、記
    録ヘツドを被転写紙及びインクシートを介して
    プラテンに圧接させるための記録用開口が設け
    られていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第2項に記載の記録装置。 (7) 上記のクリーニング部材が引出し状のインク
    シート装着部材の奥側の立上り壁上端部に形成
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第2項に記載の記録装置。 (8) 上記のクリーニング部材がブラシ状部材であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の記録装置。 (9) 上記のクリーニング部材が樹脂フイルムを有
    することを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の記録装置。 (10) 上記のインクシート装着部材が記録装置本体
    に着脱自在の使い捨て型のインクシートカセツ
    トであることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の記録装置。
JP1986101386U 1986-07-03 1986-07-03 Expired - Lifetime JPH055016Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986101386U JPH055016Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986101386U JPH055016Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS637556U JPS637556U (ja) 1988-01-19
JPH055016Y2 true JPH055016Y2 (ja) 1993-02-09

Family

ID=30972071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986101386U Expired - Lifetime JPH055016Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH055016Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0732077Y2 (ja) * 1989-05-30 1995-07-26 シャープ株式会社 清掃可能な転写型印画装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855022Y2 (ja) * 1979-01-09 1983-12-15 富士通株式会社 印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS637556U (ja) 1988-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0379959B1 (en) Method for cleaning a thermal head
JPH055016Y2 (ja)
JP4378580B2 (ja) インクリボンカセット
JP4484323B2 (ja) 画像・情報記録装置
JP3310131B2 (ja) 熱転写プリンタおよび熱転写プリンタにおけるサーマルヘッドクリーニング方法
JPH026129B2 (ja)
JPS6116876A (ja) インクシートカセット及び前記インクシートカセットを装着可能な記録装置
JPH055015Y2 (ja)
JPH0340615Y2 (ja)
JP2522836Y2 (ja) クリーナ付転写型プリンタ
JPH01141081A (ja) 画像記録装置
JP2525561Y2 (ja) インクリボンカセット
US20020168203A1 (en) Recording apparatus and method of foreign material removal thereof
JP2734332B2 (ja) プリンタクリーニング装置及びプリンタ装置
JPH05131734A (ja) プリンタ用インクリボンのクリーニング装置
JPS6014594Y2 (ja) インクリボンカセツト
JPH062888Y2 (ja) ラベル剥離装置
JPH047181A (ja) 感熱転写装置
JP2002166532A (ja) インクジェット印刷機
JPS5954582A (ja) 記録装置
JPS60228183A (ja) 熱転写プリンタ
JPH11291527A (ja) インクシートクリーニング装置
JP2501882Y2 (ja) 加熱ロ―ラのクリ―ニング装置
JPH05177914A (ja) インクリボンカートリッジ
JP2536759Y2 (ja) 携帯型印字機