JPH0550055A - 固体状物質中の金属固定化方法 - Google Patents
固体状物質中の金属固定化方法Info
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Abstract
出される鉱滓、汚染が進んだ土壌、廃水処理に用いられ
る汚泥等の固体状物質中に存在する金属が、雨水や海水
によって固体状物質中から溶出しないように固定化す
る。 【構成】 固体状物質に、分子量500以下のポリアミ
ンに少なくとも1個のジチオカルボキシ基又はその塩を
N−置換基として導入したポリアミン誘導体と、平均分
子量5000以上のポリエチレンイミンに少なくとも1
個のジチオカルボキシ基又はその塩をN−置換基として
導入したポリエチレンイミン誘導体とからなる金属捕集
剤と、硫化ナトリウム類とを添加し、これらの固体状物
質中に存在する金属が溶出しないように固定化する。
Description
泥等の固体状物質中に存在する金属を固定化して固体状
物質中からの金属の溶出を防止することのできる固体状
物質中の金属固定化方法に関する。
り排出される鉱滓、ゴミ焼却場においてゴミ焼却の際に
発生する焼却灰、廃水処理の際の汚泥、更には汚染の進
んだ土壌等には種々の金属が含有され、これらの固体状
物質中に含まれる金属のうち特に水銀、カドミウム、
鉛、亜鉛、銅、クロム等の人体に有害な重金属に対して
は厳しい規制が設けられている。近年、これらの鉱滓、
焼却灰、土壌等の固体状物質中に存在する金属が地下
水、河川、海水中に混入することが問題となっており、
これら固体状物質中に存在する金属に対する処理方法を
確立することは焦眉の課題となっている。また中和凝集
沈澱法による廃水処理では大量の金属水酸化物の汚泥が
生成し、これら汚泥は廃棄の仕方によっては再溶解して
二次公害を生じるという問題もあった。
中に存在する金属を処理する方法として従来は、これら
の固体物質をそのままセメントで固化した後に埋め立て
たり、海洋投棄する等の方法が採用されていたが、海水
や雨水と接触した際にセメント壁を通して海水中や土壌
中に金属が漏出する虞があり、必ずしも安全な方法とは
言い難かった。このため、本発明者等は、各種の金属捕
集剤を用いて固体状物質中の金属を固定化処理する方法
を検討し、更に処理物が酸性雨等のようにpHが低い水
にさらされた場合でも、固定化した金属が溶出する虞の
ない金属固定化方法の検討を行った。
如く低pHの水に触れた際の金属の溶出を如何に防止す
るかについて鋭意研究した結果、特定の金属捕集剤と、
一硫化ナトリウム、ポリ硫化ナトリウム、硫化水素ナト
リウム等の硫化ナトリウム類の少なくとも一種とを併用
して固体状物質中に存在する金属の固定化を行う方法が
効果的であることを見出し本発明を完成するに到った。
中の金属固定化方法は、分子量500以下のポリアミン
1分子当たりに対し、少なくとも1個のジチオカルボキ
シ基またはその塩を、上記ポリアミンの活性水素と置換
したN−置換基として有するポリアミン誘導体と、平均
分子量5000以上のポリエチレンイミン1分子当た
り、少なくとも1個のジチオカルボキシ基又はその塩
を、上記ポリエチレンイミンの活性水素と置換したN−
置換基として有するポリエチレンイミン誘導体とからな
る金属捕集剤と、一硫化ナトリウム、ポリ硫化ナトリウ
ム、硫化水素ナトリウムよりなる硫化ナトリウム類から
選ばれた少なくとも一種とを固体状物質に添加して固体
状物質中に存在する金属を固定化することを特徴とす
る。本発明方法は、特に焼却灰、鉱滓、土壌、汚泥等の
固体状物質中に存在する金属の固定化に有効である。
る、ポリアミン誘導体、ポリエチレンイミン誘導体は、
1級及び/又は2級アミノ基を有するポリアミン分子
や、1級及び/又は2級アミノ基を有するポリエチレン
イミン分子の窒素原子に結合する活性水素と置換したN
−置換基として、少なくとも1個のジチオカルボキシ
基:−CSSH又はその塩、例えばナトリウム塩、カリ
ウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩等のアルカリ
土類金属塩、アンモニウム塩等(以下、ジチオカルボキ
シ基及びその塩をまとめて単にジチオカルボキシ基と呼
ぶ)、を有する化合物である。このポリアミン誘導体、
ポリエチレンイミン誘導体は、例えばポリアミンやポリ
エチレンイミンに二硫化炭素を反応せしめることにより
得られるが、更に反応終了後、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化アンモニウム等のアルカリで処理す
るか、或いは前記反応をアルカリの存在下で行ううこと
によりジチオカルボキシ基末端の活性水素をアルカリ金
属、アルカリ土類金属、アンモニウム等で置換すること
ができる。ポリアミン、ポリエチレンイミン類と二硫化
炭素との反応は溶媒、好ましくは水、アルコール中で3
0〜100℃で1〜10時間、特に40〜70℃で2〜
5時間行うことが好ましい。
ミンとしては分子量500以下、特に好ましくは分子量
60〜250のポリアミンが用いられる。このポリアミ
ンとしては、例えばエチレンジアミン、プロピレンジア
ミン、ブチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジ
エチレントリアミン、ジプロピレントリアミン、ジブチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、トリプロピ
レンテトラミン、トリブチレンテトラミン、テトラエチ
レンペンタミン、テトラプロピレンペンタミン、テトラ
ブチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン等のポ
リアルキレンポリアミン;フェニレンジアミン、o-,m-,
p-キシレンジアミン、イミノビスプロピルアミン、モノ
メチルアミノプロピルアミン、メチルイミノビスプロピ
ルアミン、1,3-ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、
1,3-ジアミノプロパン、1,4-ジアミノブタン、3,5-ジア
ミノクロロベンゼン、メラミン、1-アミノエチルピペラ
ジン、ピペラジン、3,3 ′−ジクロロベンジジン、ジア
ミノフェニルエーテル、トリジン、m-トルイレンジアミ
ン等が挙げられる。これらは単独で用いるのみならず、
2種以上混合して用いることもできる。
リエチレンイミン誘導体の骨格をなすポリエチレンイミ
ンとしては平均分子量5000以上、好ましくは平均分
子量10000〜200000、特に好ましくは平均分
子量20000〜150000のものが用いられる。
下、ポリアミン、ポリエチレンイミンを総称してポリア
ミン類と呼ぶ場合がある。)はアルキル基、アシル基或
いはβ−ヒドロキシアルキル基をN−置換基として有し
ていても良い。アルキル基をN−置換として導入するに
は、上記ポリアミン類(或いはジチオカルボキシ基を置
換基として導入したポリアミン類)とアルキルハライド
を反応させれば良い。またアシル基をN−置換基として
導入するには、上記ポリアミン類(或いはジチオカルボ
キシ基を置換基として導入したポリアミン類)と脂肪酸
類とを反応させれば良い。更にβ−ヒドロキシアルキル
基をN−置換基として導入するには、ポリアミン類(或
いはジチオカルボキシ基を置換基として導入したポリア
ミン類)とエポキシアルカンとを反応させれば良い。上
記N−置換アルキル基は炭素数2〜18のものが好まし
く、N−置換アシル基は炭素数2〜30のものが好まし
い。また、N−置換したβ−ヒドロキシアルキル基とし
ては、アルキル基の炭素数が2〜35のものが好まし
い。
ポリアミン誘導体と、ポリエチレンイミン誘導体との混
合比は、重量比でポリアミン誘導体:ポリエチレンイミ
ン誘導体=9:1〜7:3が好ましい。
硫化ナトリウム、ポリ硫化ナトリウム、硫化水素ナトリ
ウム等の硫化ナトリウム類、トリメルカプトトリアジン
又はその塩類の少なくとも一種とともに用いるが、特に
ポリ硫化ナトリウム、硫化水素ナトリウムと併用するこ
とが好ましい。本発明において用いる上記金属捕集剤
は、固体状物質中の金属を確実に固定することができる
が、硫化水素ナトリウム類とを併用することにより、金
属捕集剤の使用量を低下させることができるとともに、
より確実に金属を固定化することができる。ポリ硫化ナ
トリウムとしては、二硫化ナトリウム、三硫化ナトリウ
ム、四硫化ナトリウム、五硫化ナトリウム等を用いるこ
とができる。
0.02〜4倍量用いるのが好ましい。また金属捕集剤の
添加量は固体状物質中に存在する金属量、金属の種類に
よっても異なるが、固体状物質に対し、0.01〜20重
量%が好ましい。金属捕集剤と硫化ナトリウム類とは、
予め混合して添加しても、別々に添加しても良いが、予
め混合してから添加することが好ましい。尚、別々に添
加する場合、どちらを先に添加しても得られる効果はほ
ぼ同等である。
状物質としては、特に焼却灰、鉱滓、土壌、汚泥が好適
である。焼却灰には、飛灰と残灰とがある。飛灰はゴミ
や産業廃棄物等の焼却に伴って発生する粉状の煤塵や、
残灰処理における熔融炉から発生する煤塵を集塵したも
のであり、集塵方法により以下のように分類される。最
も広く利用されている電気集塵法(EP法ともいう。)
により集塵された飛灰をEP灰という。次に多い集塵法
は遠心集塵法(サイクロン法)で、特にサイクロンを並
列にして用いるマルチサイクロン法(MC法ともい
う。)により集塵された飛灰をMC灰という。また洗浄
集塵法(スクラバー法)による集塵灰、バッグフィルタ
ーを用いて集塵した集塵灰等である。これらの集塵法は
単独の場合もあるが、2つの方法を併用することもあり
(例えばMC法とEP法等)、本発明ではこのようにし
て得られた飛灰も対象とすることができる。一方、残灰
は、ゴミ焼却場及び産業廃棄物の焼却場等で、焼却後、
焼却炉の残る灰であり、有害な金属を含むものが対象と
なる。本発明方法では、上記金属捕集剤と硫化ナトリウ
ム類とを固体状物質の表面に散布するだけでも良いが、
固体状物質に添加して混練することが好ましい。この
際、混練作業を容易とするために、更に水を添加しても
良い。
H=3〜10の範囲において金属捕集効果が高いため、
固体状物質の処理に際して必要により酸やアルカリ等を
添加し、固体状物質中の金属を固定化し易い条件に調整
する。酸としては、通常、塩酸、硫酸、硝酸等が用いら
れる。またアルカリとしては水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等が用いられる。本発明方法で処理した固体状
物質は、処理後に海洋や土中に投棄するに際してセメン
ト等で固化すると良い。また本発明方法は、特に水銀、
カドミウム、亜鉛、銅、クロム、砒素、金、銀、白金、
バナジウム、タリウム等やその化合物の固定化に優れ、
これらを含む固体状物質の処理に好適である。
明する。
誘導体及びポリエチレンイミン誘導体の合成を行った。
尚、ポリエチレンイミン誘導体1〜3は実施例で用い、
ポリエチレンイミン誘導体4は比較例において用いた。
部に、7.8%水酸化ナトリウム水溶液600重量部を加
え、攪拌しながら液温を45℃に調整し、二硫化炭素8
8重量部を徐々に添加した。添加終了後、45℃で15
時間反応を続けてポリエチレンイミン誘導体1を得た。
部に、8%水酸化ナトリウム水溶液1470重量部を加
え、上記と同様の方法で二硫化炭素212重量部を反応
させてポリエチレンイミン誘導体2を得た。
水溶液500重量部に、10%水酸化ナトリウム水溶液
1325重量部を加え、上記と同様にして二硫化炭素2
52重量部を反応させてポリエチレンイミン誘導体3を
得た。
液500重量部に、10%水酸化ナトリウム水溶液14
00重量部を加え、同様にして二硫化炭素265gを反
応させてポリエチレンイミン誘導体4を得た。
0gと、20%水酸化ナトリウム水溶液536gとを仕
込み、40℃にて激しく攪拌しながら滴下ロートより二
硫化炭素203.7gを滴下し、滴下終了後、同温度にて
4時間熟成を行ってポリアミン誘導体1を得た。
101gと20%水酸化ナトリウム水溶液464gを仕
込み、上記と同様にして二硫化炭素176.3gを反応さ
せてポリアミン誘導体2を得た。
8.5gと水384gを仕込み、60℃に加熱して二硫化
炭素145.9gを滴下ロートより滴下し、滴下終了後同
温度にて4時間熟成を行った。次いで反応溶液温度を7
0〜75℃に昇温し、20%水酸化ナトリウム水溶液3
84gを添加して1.5時間反応を行いポリアミン誘導体
3を得た。
リアミン誘導体及び硫化ナトリウム類を表1に示す割合
で混合して金属捕集剤組成物を得た(配合比は固形分換
算値)。
、全クロム30ppm 、水銀3ppm 、銅210ppm 、カ
ルシウム27.5%、マグネシウム1.5%を含有するゴミ
焼却場より得られた飛灰(EP灰)50gに、表1に示
す金属捕集剤組成物Aを、金属捕集剤(ポリアミン誘導
体とポリエチレンイミン誘導体の混合物)の添加量(固
形分)が1gとなるように添加し、65〜70℃で20
分間充分混練した。上記の如くして処理した飛灰と、未
処理の飛灰各50gを、pH=4の酢酸−酢酸ナトリウ
ム緩衝液500ミリリットル中で常温にて6時間振とう
して、金属溶出試験を行った。上記緩衝液中に溶出した
金属の濃度を測定した結果を表2に示す。尚、表2にお
いて(−)は、定量限界以下を示す。
70ppm 、ニッケル140ppm 、カルシウム25.9%、
マグネシウム13000ppm を含有するゴミ焼却場より
得られた飛灰(MC灰)50gに、表1に示す金属捕集
剤組成物Bを、金属捕集剤の添加量(固形分)が0.5g
となるように添加し、65〜70℃で20分間充分混練
した。上記の如くして処理した飛灰と、未処理の飛灰各
50gを、pH=6に調整した純水500ミリリットル
中で常温にて6時間振とうして、金属溶出試験を行っ
た。水中に溶出した金属の濃度を測定した結果を表2に
示す。
m 、全クロム0.7ppm、銅10ppm を含有する鉱滓50
gに、表1に示す金属捕集剤組成物Cを、金属捕集剤の
添加量(固形分)が0.1gとなるように添加し、常温で
20分間充分混練した。上記の如くして処理した鉱滓
と、未処理鉱滓各50gを、pH=6に調整した純水5
00ミリリットル中で常温にて6時間振とうして、金属
溶出試験を行った。水中に溶出した金属の濃度を測定し
た結果を表2に示す。
ppm 、亜鉛160ppm、ニッケル3ppm を含有する、ゴ
ミ焼却場の廃水処理により得られた汚泥(含水率82
%)50gに、表1に示す金属捕集剤組成物Aを、金属
捕集剤の添加量(固形分)が0.1gとなるように添加
し、常温で20分間充分混練した。上記の如くして処理
した汚泥と、未処理汚泥各50gを、pH=6に調整し
た純水500ミリリットル中で常温にて6時間振とうし
て、金属溶出試験を行った。水中に溶出した金属の濃度
を測定した結果を表2に示す。
体2を0.1g添加し、20分間よく混練した後、この汚
泥50gをpH=6に調整した純水500ミリリットル
中で常温にて6時間振とうして、金属溶出試験を行っ
た。水中に溶出した金属の濃度を測定した結果を表2に
示す。
体1の1.3重量%と、ポリアミン誘導体1の18.7重量
%との混合物(固形分換算値)を、金属捕集剤の添加量
(固形分)が1gとなるように添加し(一硫化ナトリウ
ムを含まない他は実施例1と同じ条件)、65〜70℃
で20分間充分混練した。この飛灰50gを、pH=4
の酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液500ミリリットル中で
常温にて6時間振とうして、金属溶出試験を行った。上
記緩衝液中に溶出した金属の濃度を測定した結果を表2
に示す。
ミン誘導体4を用いた他は実施例3と同様の配合の金属
捕集剤組成物を用い、実施例3と同様の鉱滓を同様に処
理した。処理後の鉱滓からの金属溶出試験を実施例3と
同様にして行った結果を表2に示す。
のポリエチレンイミン誘導体と、特定のポリアミン誘導
体とからなる金属捕集剤と、硫化ナトリウム類とを併用
して焼却灰、鉱滓、土壌、汚泥等の固体状物質中に存在
する金属を固定化する方法を採用したことにより、固体
状物質中の金属を確実に固定化することができ、しかも
金属捕集剤の使用量を低下させることができるととも
に、より確実に金属を固定化することができる。また本
発明方法により金属を固定化した固体状物質は、酸性雨
等の低pHの水と接触した場合でも固定化された金属が
遊離して溶出する虞がなく、きわめて安全性の高い金属
固定化方法である。
Claims (2)
- 【請求項1】 分子量500以下のポリアミン1分子当
たりに対し、少なくとも1個のジチオカルボキシ基また
はその塩を、上記ポリアミンの活性水素と置換したN−
置換基として有するポリアミン誘導体と、平均分子量5
000以上のポリエチレンイミン1分子当たり、少なく
とも1個のジチオカルボキシ基又はその塩を、上記ポリ
エチレンイミンの活性水素と置換したN−置換基として
有するポリエチレンイミン誘導体とからなる金属捕集剤
と、一硫化ナトリウム、ポリ硫化ナトリウム、硫化水素
ナトリウムよりなる硫化ナトリウム類、トリメルカプト
トリアジン又はその塩類から選ばれた少なくとも一種と
を固体状物質に添加して固体状物質中に存在する金属を
固定化することを特徴とする固体状物質中の金属固定化
方法。 - 【請求項2】 固体状物質が、焼却灰、鉱滓、土壌、汚
泥のいずれかである請求項1記載の固体状物質中の金属
固定化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22464391A JP3243261B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 固体状物質中の金属固定化方法 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0550055A true JPH0550055A (ja) | 1993-03-02 |
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ID=16816935
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- 1991-08-09 JP JP22464391A patent/JP3243261B2/ja not_active Expired - Fee Related
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