JPH05500518A - 新規ベンゾシクロアルケンカルボン酸及びその製造方法 - Google Patents
新規ベンゾシクロアルケンカルボン酸及びその製造方法Info
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- JPH05500518A JPH05500518A JP3505146A JP50514691A JPH05500518A JP H05500518 A JPH05500518 A JP H05500518A JP 3505146 A JP3505146 A JP 3505146A JP 50514691 A JP50514691 A JP 50514691A JP H05500518 A JPH05500518 A JP H05500518A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
新規ベンゾシクロアルケンカルボン酸及びその製造方法
本発明は新規な(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベン
ゾシクロブテン−1−カルボン酸、すなわち遊離形又は塩の形の次の式:
で表わされる化合物、該化合物の使用、該化合物の製造方法、及び遊離形又は医
薬として許容される塩の形の該化合物を含んで成る医薬に関する。
式(I)の化合物は特に医薬として許容される塩の形で存在することができる。
対応する塩は塩基との塩である。塩基との適当な塩は例えば金属塩、例えばアル
カリ金属塩、例えばナトリウム塩もしくはカリウム塩、又はアルカリ土類金属塩
、例えばカルシウム塩もしくはマグネシウム塩、あるいはアンモニア又は有機ア
ミンとの塩、例えばモルホリン、チオモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、又
は場合によってはC−ヒドロキシル化されている脂肪族アミン、例えばモノ−、
ジーもしくはトリー低級アルキルアミン、例えばメチル−、エチル−もしくはジ
エチル−アミン、モノ〜、ジーもしくはトリーヒドロキシ低級アルキルアミン、
例えばエタノール−、ジェタノール−もしくはトリエタノールアミン、トリス(
ヒドロキシメチル)メチルアミンもしくは2−ヒドロキシ−tert−ブチルア
ミン、N−(ヒドロキシ低級アルキル)−N、N−ジ低級アルキルアミン、例え
ば2−(ジメチルアミノ)エタノール、又はN−(ポリヒドロキシ低級アルキル
)−N−低級アルキルアミン、例えばD−グルカミンとの塩、あるいは四級アン
モニウム塩基、例えば四級脂肪族アンモニウムヒドロキシド、例えばテトラブチ
ルアンモニウムヒドロキシドとの塩である。例えば遊離形又は医薬として許容さ
れる塩の形の化合物(I)の単離又は精製のために使用される医薬的用途のため
に適当でない塩も含まれる。
ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)〜5−ヒドロキシーベンゾシクロブテン
−カルボン酸、すなわち(R)−及び(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−
5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の1:lエナンチオマー
混合物が知られており、そして例えばヨーロッパ特許出願Nc0132566に
プロスタグランジン合成阻害性を有する抗傷害を受容性及び抗炎症性医薬として
提案されている。遊離形又は医薬として許容される塩の形の新規(S)−4−(
2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン
酸はまた、価値ある薬理学的性質、例えば抗傷害感受容性及び抗炎症性、並びに
程度において既知のラセミ体の作用に匹敵するプロスタグランジン合成阻害作用
を示す。
従って、(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシク
ロブテン−1−カルボン酸は、例えば、マウスにおけるもがき(wr i t
h ing)試験モデル(フェニル−p−ベンゾキノンにより誘導) [J、P
harmacol、Exp。
Therap、 125.237 (1959))においてED、。 5 mg
/kg p、o。
で、そしてラットにおけるアジュバント関節炎においてED、。 0.5■/k
g p、o、で、対応する望ましい作用を示す。さらに、本発明に従って製造さ
れた(S)−エナンチオマーは、既知のラセミ体に対して予想外の療法的利点を
示す。
特に、(S)−エナンチオマーはわずかな量で脂肪組織に蓄積される。そして、
14C−標識(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾ
シクロブテン−1−カルボン酸及び+’c−isラセミ体4−(2−ブロムベン
ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を用いた比較
試験が証明するところによれば、ラセミ体の投与に比べて、日用量5■/kg
p、o、での10日間にわたる(S)−エナンチオマーの投与において、放射性
物質はより低い濃度で脂肪組織に貯蔵される。このことは、特に活性成分の長期
投与を考慮して、ラセミ体に対する(S)−エナンチオマーの顕著な療法的利点
として評価されるべきである。
それ故に、遊離形又は医薬として許容される塩の形の化合物CI)は、例えば抗
傷害感受容剤、抗炎症剤及びプロスタグランジン合成阻害剤として使用すること
ができ、これは例えば炎症、例えばりウマチ性形態の炎症性疾患、例えば慢性関
節炎の治療のために考慮される。従って、本発明の対象の1つは遊離形又は医薬
として許容される塩の形の化合物(f)の、対応する医薬の製造のため、及び炎
症、例えばリウマチ性形態の炎症性疾患、例えば慢性関節炎の療法的処置のため
の使用である。医薬の製造と共に活性物質の商業的調製も含まれる。
ヨーロッパ特許出願に0132566には、ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイ
ル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を既知の方法に従
ってエナンチオマーに分離することができること、例えばラセミ体酸と共に塩を
形成する光学活性塩基との反応、及びこうして得られた塩の、例えばその溶解度
の差異に基くジアステレオマーへの分離、並びにそれから適当な手段の作用によ
る対掌体の遊離により分離することができることが記載されている。しかしなが
ら、使用すべき光学活性塩基の種類について、ヨーロッパ特許出*!1411O
132566にはより近い教示が欠けている。例えば、光学活性塩基としてキニ
ンを使用し、そして分別結晶化の常法に従って処理し、そしてわずかな収率で(
S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−
1−カルボン酸を得る(比較例1を参照のこと)、結晶化段数の増加によっては
所望の(S)−エナンチオマーの収率を改善することができない(比較例2を参
照のこと)。
今や驚くべきことに次のことが確立された。すなわち、ラセミ体4− (2−ブ
ロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸をア
ルコール性溶剤中で約6〜約48時間高温において少なくとも当量のキニンと反
応させ、直接反応生成物として結晶状に沈澱した(S)−4−(2−ブロムベン
ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸のキニン塩を
反応混合物から分離し、そしてこの塩から常法による酸処理により(S)−4−
(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボ
ン酸を遊離せしめることにより、高いないし完全な、例えば85%以上、すなわ
ち85%〜100%、例えば約90%〜約99%、例えば92%以上の光学純度
の(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテ
ン−1−カルボン酸を理論量の90%を超える収率で得る。
従って、本発明の他の対象は遊離形又は塩の形の化合物(I)の新規な製造方法
であり、この方法は、ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ
−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸をアルコール性溶剤中で約6〜約48時
間、高温において、少なくとも当量のキニンと反応せしめ、直接反応生成物とし
て結晶状に沈澱した(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシー
ペンゾシクロブテンーーー1−カルボン酸のキニン塩を反応混合物から分離し、
そしてこの塩から常法の酸処理により(S)−4〜(2−ブロムベンゾイル)−
5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を遊離せしめ、そしてこ
の遊離酸を所望により塩に転換することを特徴とする。
アルコール性溶剤として特に低級アルカノール、すなわちCI””’ C7−ア
ルカノール、例えばC1〜C4−アルカノール、例えばメタノール、エタノール
、プロパツール、イソプロパツール又はブタノール、特にエタノールが挙げられ
る。
アルコール性溶剤の量は臨界的ではないが、しかし成分の完全な溶解のために必
要なアルコール量が少なくとも必要である。ラセミ体混合物4−(2−ブロムベ
ンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸g当り例え
ば約8〜約50d、好ましくは約20〜約30dのアルコール性溶剤が見積られ
る。
反応時間は約6〜約48時間であり、多くの場合好ましくは約12時間〜約24
時間である。
反応温度は室温より有意に高い限り臨界的ではない。好ましくは約50“C〜約
120°C1特に約60°C〜約90°C1好ましくは使用されるアルコール性
溶剤の沸点において反応が行われる。
キニン量は、少なくとも当モル量のキニンが使用される限り臨界的ではない0例
えば1.0〜約1.5倍、好ましくは約1.05〜約1.3倍、特に約1.15
〜約1.25倍モル量のキニンが有利であることが証明される。
(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン
−1−カルボン酸の直接の反応生成物として結晶状に沈澱したキニン塩の反応混
合物からの分離は、常法により、例えば濾過、吸引濾過又は遠心分離により行わ
れる。
(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン
−1−カルボン酸の、酸処理による、本発明の方法に従って得られたそのキニン
酸からの遊離は、常法に従って、例えば鉱酸、例えばハロゲン化水素酸、例えば
塩酸を用いる処理により行われる。この場合、少なくとも当モル量、すなわち少
なくとも1倍、例えば約6〜約48倍、特に約8〜約50モル量の酸量を用い、
そして好ましくは2相系において行い、この2相系は、水及び水と非混和性又は
部分的にのみ混和性の有機溶剤、例え、ば脂肪族アルコール、例えばC4〜C7
−アルカノール、例えばブタノール、イソブタノール、5ec−ブタノール、t
ert−ブタノールもしくはペンタノール、ヘキサノールもしくはヘプタツール
、低級脂肪酸エステル、例えばCz −CT−アルカン酸−C,−C,−アルキ
ルエステル、例えハ酢酸エチルエステル、芳香族もしくは芳香−脂肪族炭化水素
、例えばベンゼンもしくはそのアルキル誘導体、例えばトルエンもしくはキシレ
ン、ハロゲン化脂肪族炭化水素、例えばハロゲン−01〜C4−アルカン、例え
ばジーもしくはトリークロロメタン、又は脂肪族エーテル、例えばジーCl−C
a −アルキルエーテル、例えばブチルメチルエーテルから構成される。
本発明の方法の好ましい態様においては、ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル
)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸及び1.0〜約1.
5倍モル量、すなわち酸1kg当り0.94=約1.41kgのキニンを、約8
〜約50倍容量、すなわち酸1kg当り約9〜約5OLのCI〜C4−アルカノ
ール中で約6〜約48時間、約り0℃〜約90゛Cに加熱し、(S)−4−(2
−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸
の直接の反応生成物として結晶状に沈澱したキニン塩を反応生成物から常法に従
って分離し、そしてこうして得られたキニン塩から(S)−4−(2−ブロムベ
ンゾイル)−5−ヒドロキシーペンゾシクロブテンーエ−カルボン酸を常法に従
って酸処理により遊離せしめる。
本発明の方法の特に好ましい態様においては、ラセミ体4−(2−7’ロムベン
ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸及び約1.0
5〜約1.3倍モル量、すなわち酸1kg当り約0.99〜約1.22kgのキ
ニンを、約20〜約30容量、すなわち酸1kg当り約20〜約30Lのエタノ
ール中で、約12〜約24時間エタノールの沸点において加熱し、(S)−4−
(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボ
ン酸の直接反応生成物として結晶状に沈澱するキニン塩を常法に従って反応生成
物から分離し、そしてこうして得られたキニン塩を約2〜約5倍モル量の塩酸に
よって、水とtert−ブチルメチルエーテルとからなる2相系で処理すること
により、(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシク
ロブテン−1−カルボン酸を遊離せしめる。
こうして得られた遊M (S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキ
シ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸は、それ自体既知の方法により、例え
ば、適当な溶剤又は溶剤混合物中遊離酸の溶液を塩基、例えばアルカリ金属水酸
化物、金属の炭酸塩もしくは炭酸水素塩、アンモニ′7もしくは他の前記の塩形
成性塩基、又は適当なイオン交換剤と反応せしめることにより、塩に転換するこ
とができる。
方法及び反応条件に従って、化合物(I)は遊離形又はその塩の形で得ることが
できる。化合物(I)の遊離形及びその塩形の密接な関係のため、前記及び後記
において、遊離化合物(I)はその塩をも意味し、対応する塩は遊離化合物(r
)を意味する。
化合物(1)はその塩を含めて、水和物の形で得ることができ、そして/又は結
晶化に使用した溶剤を含むことができる。
本発明はまた、方法のいずれかの段階で中間体として得られる化合物から出発し
て残りの段階を実施するB様にも関する。
化合物(I)の製造のための新規な中間体、その使用及びその製造方法も本発明
の対象を構成する。
化合物(1)及びその医薬として許容される塩は、好ましくは医薬として許容さ
れる調製物の形で、動物又はヒトの体の予防的及び/又は治療的処置のための方
法において、抗傷害感受容剤、抗炎症剤及びプロスタグランジン合成阻害剤とし
て使用される。
従って本発明はまた、遊離形又は医薬として許容される塩の形の化合物(1)を
活性成分として含む医薬製剤及びその製造方法にも関する。これらの医薬製剤は
、医薬活性物質を単独で又は常用の助剤と共に含んで成る、温血動物に経腸、例
えば経口、さらには直腸に、又は非経腸的に投与するためのものである。医薬製
剤は例えば0.1%〜100%、好ましくは約1%〜約50%の活性物質を含有
する。経腸的又は非経腸的に投与するための医薬製剤は、例えば単位投与形のも
の、例えば丸剤、錠剤、カプセル又は生薬、さらにはアンプルである。これらは
それ自体既知の方法で、例えば常用の混合、造粒、糖衣、溶解又は凍結乾燥法に
より製造される。
従って、経口投与のための製剤は、活性物質を固体キャリヤーと混合し、得られ
た混合物を場合によっては造粒し、そして混合物又は顆粒を、所望により又は必
要により適当な助剤を添加した後に、錠剤、又は糖衣光の核に形成することによ
り得ることができる。
適当なキャリヤー物質は特に充填剤、例えば糖、例えばラクトース、サッカロー
ス、マンニトールもしくはソルビトール、セルロース調製物及び/又はリン酸カ
ルシウム、例えばリン酸三カルシウムもしくはリン酸水素カルシウム、さらに結
合剤、例えば澱粉糊、例えばトウモロコシ、小麦、米もしくはポテト澱粉の澱粉
糊、ゼラチン、トラガカントガム、メチルセルロース及び/又はポリビニルピロ
リドン、そして所望により崩壊剤、例えば上記の澱粉、さらにはカルボキシメチ
ル澱粉、架橋ポリビニルピロリドン、寒天又はアルギン酸もしくはその塩、例え
ばアルギン酸ナトリウムである。助剤は特に流れ調節剤及び滑剤、例えば珪酸、
タルク、ステアリン酸もしくはその塩、例えばステアリン酸マグネシウムもしく
はステアリン酸カルシウム、及び/′又はポリエチレングリコールである。糖衣
光の核は、適当な、場合によっては胃液に耐性の被覆を備え、この場合、場合に
よってはアラビアガム、タルク、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコー
ル及び/又は二酸化チタンを含有する濃厚糖溶液、適当な有機溶剤又は溶剤混合
物中ラッカー溶液、または胃液耐性被覆を形成するために適当なセルロース調製
物、例えばアセチルセルロースフタレート又はヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースが使用される。錠剤又は丸剤の被覆には、例えば活性物質の特定又は標示の
ため、染料又は顔料を添加することができる。
更なる経口投与用医薬製剤はゼラチンからの挿入カプセル、並びにゼラチン及び
軟化剤、例えばグリセロール又はソルビトールからの軟!!封カプセルである。
挿入カプセルは活性物質を顆粒の形で、例えば流動剤、例えばラクトース、結合
剤、例えば澱粉及び/又は滑剤との混合物として含有することができる。軟質カ
プセル中では好ましくは活性物質は適当な溶剤、例えば脂肪油、パラフィン油又
は流動ポリエチレングリコール中に溶解又は懸濁されており、さらに安定剤が添
加されていてもよい。
直腸投与用医薬製剤として例えば生薬が挙げられ、これは活性物質と生薬基剤と
の組合せからなる。生薬基剤として例えば天然及び合成トリグリセライド、パラ
フィン炭化水素、ポリエチレングリコール、並びに高級アルコールが挙げられば
水溶性塩、の水溶液、さらには活性物質の懸濁液、例えば対応する油性注射懸濁
液が適当であり、この場合適当な親油性溶剤又はビヒクル、例えば脂肪油、例え
ば、ゴマ油、又は合成脂肪酸エステル、例えばオレイン酸エチル又はトリグリセ
ライドを使用し、あるいは増粘剤、例えばナトリウムカルボキシメチルセルロー
ス、ソルビトール及び/又はデキストラン、並びに場合によっては安定剤を含有
する水性注射懸濁液が適当である。
活性物質の投与量は種々の因子、例えば投与方法、温血動物種、年令及び/又は
個体の状態に依存し得る。通常、体重約75kgの患者に経口投与する場合、お
よその日用量は約10■〜約250■である。
後記の例は前記の発明を例示するものであり、いかなる意味でも、その範囲を限
定するものではない。温度は℃で示す。
災i医
a) 3.47 g (10+wol)のラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル
)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を40mの純エタノ
ールに溶解する。、70℃に加熱し、そして40M1の純エタノール中3. 8
9 g (12mmol)のキニンの溶液を添加する。混合物の溶液は58°C
に低下する。反応混合物を撹拌下に還流加熱(内部温度77°C)する。
約30分後、容器の壁で結晶の分離が始まる。混合物をさらに20.5時間撹拌
下で還流加熱し、室温に放冷し、吸引分離し、濾過残渣を51!1ずつの純エタ
ノールで2回洗浄し、それを一定重量になるまで乾燥する。こうして6.31g
の(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシーベンゾシクロブテ
ン−1−カルボン酸のキニン塩を得る〔収率:理論量(7)94.1%:HPL
C分析による(S): (R)比率≧94:4〕。
b)200j!のtert−ブチルメチルエーテル中段階a)ニ従って得うれた
(S) −4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテ
ン−1−カルボン酸のキニン塩61− 5 g (91,7mm+ol)の懸濁
液を撹拌下o ’cにて100dの2N塩酸と反応せしめる。有機相を分離し、
そして水相を20IIiのtert−ブチルメチルエーテルと共に振とうする。
有機相を一緒にし、水により中性になるまで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、
そして減圧下で蒸発乾固する。残渣は35.2gの高粘度の黄色油状物から成り
、これはまだ幾らかの溶剤を含有しており、そしてヘキサンから結晶化される。
こうして31.4gの(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ
−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を得る〔融点:104°c〜105°C
; (α:l ”toニー24.8° (CHCl s中1%);HPLC分析
による(S): (R)比率:≧96 : 4)。前段階にわたる全体収率は理
論量の93.1%である。
上較聞玉
17、35 g (50,1mn+ol)のラセミ体4−(2−ブロムベンゾイ
ル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1=カルボン酸を250dの純エ
タノール中に懸濁する。この懸濁液を40°Cに加熱し、8. 5 g (26
,2wn+ol)のキニンを添加し、そしてこの混合物を還流加熱する。60°
C〜65℃の温度ですでに4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベ
ンゾシクロブテン−1−カルボン酸のキニン酸が沈澱し始める。反応混合物を5
分間還流下に撹拌し、そして1時間以内に室温まで冷却し、白色の懸濁液を吸引
分離し、濾過残渣を30dずつの純エタノールで2回洗浄し、そして吸引乾燥す
る。こうして、4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロ
ブテン−1−カルボン酸のキニン塩を得る(結晶化段階1)、この塩を200d
の酢酸エチルに溶解し、そしてこの溶液を100dの2N塩酸塩と共に振とうし
、50H1ずつの水により2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして減圧
下で蒸発させる。こうして得られた4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロ
キシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸(結晶化段階1)を100dの純エ
タノールに溶解し、この溶液を8.1g(25gmol)のキニンと反応せしめ
、そして反応混合物を還流まで加熱し、そして5分間還流下で撹拌する。反応混
合物を1時間以内に室温まで冷却し、吸引分離し、濾過残渣を20dずつの純エ
タノールにより2回洗浄し、そして吸引乾燥する。こうして(S)−4−(2−
ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の
キニン塩を得る(結晶化段階2)。この塩を200dの酢酸エチルに溶解し、こ
の溶液を100dの2N塩酸と共に振と・うし、50dずつの水で2回洗浄し、
硫酸マグネシウムで乾燥し、そして減圧下で蒸発させる。こうして得られた粗(
S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−
1−カルボン酸(結晶化段階2)をジエチルエーテルに溶解し、そしてこの溶液
を濁り始めるまで石油エーテルと混合する。混合物をしばらく撹拌し、吸引分離
し、そして濾過残渣を一夜、減圧下で40°Cにて乾燥する。こうして4.7g
の精製(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロ
ブテン−1−カルボン酸を得る〔融点:103°C〜104°C; 〔α〕0□
。ニー24.1゜±1.1° 、HPLC分析による(S): (R)比率:2
99.1;全体収率:理論量の27.1%〕。
北較炎L
34、 7 g (100110101)のラセミ体4−(2−ブロムベンゾイ
ル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を800dの純エ
タノールに溶解する。この溶液を40でに加熱し、32.4℃(100a+mo
l)のキニンを添加し、そして反応混合物を還流加熱する。70℃の温度におい
てすでに4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン
−1−カルボン酸のキニン塩が沈澱し始める。反応混合物を5分間還流下で加熱
し、1時間以内に35℃に放冷し、白色の懸濁液を吸引分離し、濾過残渣をLo
omずつの純アルコールにより2回洗浄し、そして吸引乾燥する。こうして、4
−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カル
ボン酸のキニン塩を得る(結晶化段階1)。この塩を200dの酢酸エチルに溶
解し、そして溶液を200dの2N塩酸と共に振とうし、50M1ずつの水で2
回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして減圧下で蒸発せしめる。こうして
、24gの4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテ
ン−1−カルボン酸を得る(結晶化段階1)。この酸を800dの純エタノール
に溶解し、この溶液を22.4g(69n+mol)のキニンと混合し、そして
この反応混合物を還流加熱し、そして還流下に5分間撹拌する。反応混合物を1
時間以内に35゛Cに放冷し、吸引分離し、濾過残渣を60mpずつの純アルコ
ールにより2回洗浄し、そしてそれを吸引乾燥する。こうして、4−(2−ブロ
ムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を得る
(結晶化段階2)。この塩を200J111!の酢酸エチルに溶解し、そして溶
液を135H1の2N塩酸と共に振とうし、50adずつの水で2回洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥し、そして減圧蒸発させる。こうして17gの4−(2−
ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を
得る(結晶化段階2)。この酸を800dの純エタノールに溶解し、溶液を15
. 9 g (49g++1ol)のキニンと混合し、そしてその反応混合物を
還流加熱し、そして還流下に5分間撹拌する。反応混合物を1時間以内に35゛
Cに放冷し、吸引分離し、濾過残渣を60fずつの純エタノールで2回洗浄し、
そして吸引乾燥する。こうして4−(2−ブロムベンゾイル)=5−ヒドロキシ
−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸のキニン塩を得る(結晶化段階3)、こ
れらの塩を200dの酢酸エチルに溶解しそして溶液を98dの2N塩酸と共に
振とうし、40dずつの水により2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そし
て減圧下で蒸発せしめる。こうして14gの4− (2−ブロムベンゾイル)−
5−ヒドロキシ−ヘンジシクロブテン−1−カルボン酸を得る(結晶化段階3)
。この酸を800dの純エタノールに溶解し、この溶液を13,1g (40m
i+ol)のキニンと混合し、そして反応混合物を還流加熱しそして還流下で5
分間撹拌する。反応混合物を1時間以内に35°Cに放冷し、吸引分離し、濾過
残渣を60dずつの純エタノールで2回洗浄し、そして吸引乾燥する。こうして
(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン
−1−カルボン酸のキニン塩を得る(結晶化段階4)。この塩を200iの酢酸
エチルに溶解し、そしてこの溶液を81iの2N塩酸と共に振とうし、40dず
つの水により2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして減圧下で蒸発せし
める。こうして、10.5gの粗(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−
ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を得る(結晶化段階4)。こ
の酸をジエチルエーテルに溶解し、そしてこの溶液を濁り始めるまで石油エーテ
ルと混合する。この混合物をしばらく撹拌し2、吸引分離し、そして濾過残渣を
一夜減圧下で40°Cにて乾燥する。こうして8.8gの精製(S)−4−(2
−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸
を得る〔融点:103℃〜104°C;[α〕n2゜ニー25,1°±1.0”
、HPLC分析による(S): (R)比率:299.5:0.5;全体収率
:理論量の25.4%〕。
!!IL
活性物質として50■ずつの(S) −1−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒ
ドロキシ−ヘンジシクロブテン−1−カルボン酸又はその塩、例えばナトリウム
塩を含有する錠剤を次の様にして製造することができる。
配量ユ菫月ユニ11度l豆り
活性物質 500.0g
ラクトース 500.0g
ポテトスターチ 352.0g
ステアリン酸マグネシウム 10.0g二酸化珪素(高分散) 20.0g
エタノール 十分量
活性成分をラクトース及び292gのポテトスターチと混合し、そしてこの混合
物をゼラチンのエタノール溶液により湿潤し、そして篩を通して造粒する。乾燥
後、残りのポテトスターチ、ステアリン酸マグネシウム、タルク及び二酸化珪素
と混合し、そしてこの混合物を、それぞれが145■の重量及び50+gの活性
成分を有瞳場合によっては精密な投与量への刻み目を有する錠剤に圧縮する。
製五■久
活性成分として100■ずつの(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒ
ドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸又はその塩、例えばナトリウム
塩を含有するラッカー錠剤を次の様にして得ることができる。
L音ユi藏二に匙り月■]臣上
活性物質 100.0g
ラクト−ス 100.0g
トウモロコシ澱粉 70.0g
り″り 8.5 g
ステアリン酸カルシウムム 1.5 gヒドロキシプロピルメチルセルロース
2.36g活性物質、ラクトース及び40gのトウモロコシ澱粉を混合する。こ
の混合物を、15gのトウモロコシ澱粉と水とから調製した(加熱下で)糊によ
り湿潤し、そして増粒する。
顆粒を乾燥し、そしてトウモロコシ澱粉、タルク及びステアリン酸カルシウムを
顆粒と混合する。この混合物を錠剤(重量、それぞれ280■)に圧縮し、そし
てこれをジクロロメタン中シェラツク及びヒドロキシプロピルメチルセルロース
の溶液により被覆する(ラッカー錠剤の最終重量、各283■)。
1兜m
活性物質として100■ずつの(S)−4−(2−ブロムベンゾイル〕−5−ヒ
ドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸又はその塩、例えばナトリウム
塩を含むゼラチン挿入カプセルを次の様に製造することができる。
配論」フビ虞1火出」分丁
活性物質 100.0g
ラクトース 250.0g
マイクロクリスタリンセルロース 30.0gラウリル硫酸ナトリウム 2.0
g
ステアリン酸マグネシウム 8.0g
ラウリル硫酸ナトリウムを0.2mm網目の篩に通して凍結乾燥された活性物質
に加える。両成分を密接に混合する。次に、ラクトースを0.6m網目の篩に通
して加え、次にマイクロクリスタリンセルロースを049閣網目の篩に通して加
える。次に、4種類すべての成分を100分間密接に混合する。最後にステアリ
ン酸マグネシウムを0.8mm目の篩に通して加える。更なる混合(3分間)の
後、390gずつの得られた配合物を等級0のゼラチン挿入カプセルに充填する
。
翌五炭玉
活性物質として(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベン
ゾシクロブテン−1−カルボン酸又はその塩、例えばナトリウム塩を含有する注
射又は注入用溶液を次の様にして製造することができる。
ム アンプル1001主旦り
活性成分 5.0g
塩化ナトリウム 22.5g
リン酸緩衝液(pHニア、4) 300.0g脱ミネラル水 2500.0dま
で添加活性物質及び塩化ナトリウムを100dの脱ミネラル水に溶解する。濾液
をリン酸緩衝液と混合し、そしてこの混合物を脱ミネラル水により2500dに
満たす。単位投与形の製造のため混合物2.5dずつ(5■ずつの活性物質を含
有する)をガラスアンプルに充填する。
要 約 書
新規(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブ
テン−1−カルボン酸、すなわち遊離形又は塩の形の次の弐:
の化合物を医薬製剤中の活性物質として使用することができ、そしてラセミ体4
−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カル
ボン酸をアルコール性溶剤中で約6〜約48時間高温において少なくとも当モル
量のキニンと反応せしめ、直接反応生成物として結晶状に沈澱する(S) −4
−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−ニーカル
ボン酸のキニン塩を反応混合物から分離し、そしてこの塩から常法の酸処理によ
り(S) −4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブ
テン−1−カルボン酸を遊離せしめ、そして所望によりこの遊離酸を塩に転換す
ることを特徴とする方法により製造することができる。
国際調査報告
Claims (45)
- 1.遊離形又は塩の形の(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキ シ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸、すなわち次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)の化合物の製造方法であって、ラセミ 体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1− カルボン酸アルコール性溶剤中で約6〜約48時間高温において少なくとも当モ ル量のキニンと反応せしめ、直接反応生成物として結晶状に沈澱した(S)−4 −(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カル ボン酸のキニン塩を反応混合物から分離し、そしてこの塩から常法の酸処理によ り(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテ ン−1−カルボン酸を遊離せしめ、そして場合によってはこの遊離酸を塩に転換 することを特徴とする方法。
- 2.アルコール性溶剤としてC1〜C7−アルカノールを使用することを特徴と する、請求項1に記載の方法。
- 3.アルコール性溶剤としてC1〜C4−アルカノールを使用することを特徴と する、請求項1又は2に記載の方法。
- 4.アルコール性溶剤としてメタノール、エタノール、プロパノール、イソプロ パノール又はブタノールを使用することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか 1項に記載の方法。
- 5.アルコール性溶剤としてエタノールを使用することを特徴とする、請求項1 〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 6.ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシーベンゾシクロブ テン−1−カルボン酸1g当り約8〜約50mlのアルコール性溶剤を使用する ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- 7.ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブ テン−1−カルボン酸1g当り約20〜約30mlのアルコール性溶剤を使用す ることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
- 8.前記ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシク ロブテン−1−カルボン酸を約12〜約24時間キニンと反応せしめることを特 徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
- 9.前記ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシク ロブテン−1−カルボン酸を約50℃〜約120℃の温度範囲においてキニンと 反応せしめることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 10.前記ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシ クロブテン−1−カルボン酸を約60℃〜約90℃の温度範囲においてキニンと 反応せしめることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
- 11.前記ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシ クロブテン−1−カルボン酸を前記使用されるアルコール性溶剤の沸点において キニンと反応せしめることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載 の方法。
- 12.前記ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシ クロブテン−1−カルボン酸を1.0〜約1.5倍モル量のキニンと反応せしめ ることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 13.前記ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシ クロブテン−1−カルボン酸を約1.05〜約1.3倍モル量のキニンと反応せ しめることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
- 14.前記ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシ クロブテン−1−カルボン酸を約1.15〜約1.25倍モル量のキニンと反応 せしめることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
- 15.直接反応生成物として結晶状に沈澱した(S)−4−(2−ブロムベンゾ イル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸のキニン塩を濾 過により反応生成物から分離することを特徴とする、請求項1〜14のいずれか 1項に記載の方法。
- 16.直接反応生成物として結晶状に沈澱する(S)−4−(2−ブロムベンゾ イル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を吸引濾過(ヌ ッツエ濾過)により反応混合物から分離することを特徴とする、請求項1〜15 のいずれか1項に記載の方法。
- 17.直接反応生成物として結晶状に沈澱する(S)−4−(2−ブロムベンゾ イル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を遠心分離によ り反応混合物から分離することを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に 記載の方法。
- 18.前記の方法により得られたキニン塩からの(S)−4−(2−ブロムベン ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の遊離を鉱酸 処理により行うことを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法 。
- 19.前記の方法により得られたキニン塩からの(S)−4−(2−ブロムベン ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の遊離をハロ ゲン化水素酸処理により行うことを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項 に記載の方法。
- 20.前記の方法により得られたキニン塩からの(S)−4−(2−ブロムベン ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の遊離を塩酸 処理により行うことを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載の方法 。
- 21.前記の方法により得られたキニン塩からの(S)−4−(2−ブロムベン ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の遊離に際し 、遊離に使用される酸を少なくとも当モル量使用することを特徴とする、請求項 1〜20のいずれか1項に記載の方法。
- 22.前記の方法により得られたキニン塩からの(S)−4−(2−ブロムベン ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の遊離に際し 、遊離のために使用される酸を少なくとも約2倍〜約10倍モルの量で使用する ことを特徴とする、請求項1〜21項のいずれか1項に記載の方法。
- 23.前記の方法により得られたキニン塩からの(S)−4−(2−ブロムベン ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の遊離に際し て、遊離のために使用される酸を少なくとも約2倍〜約5倍モル量で使用するこ とを特徴とする、請求項1〜22のいずれか1項に記載の方法。
- 24.前記の方法により得られたキニン塩からの(S)−4−(2−ブロムベン ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の遊離に際し て、2相系において処理を行うことを特徴とする、請求項1〜23のいずれか1 項に記載の方法。
- 25.前記の方法により得られたキニン塩からの(S)−4−(2−ブロムベン ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の遊離に際し 、水及び水と非混和性又は部分的にのみ混和性の有機溶剤からなる2相系におい て処理を行うことを特徴とする、請求項1〜24のいずれか1項に記載の方法。
- 26.前記の方法により得られたキニン塩からの(S)−4−(2−ブロムベン ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の遊離に際し 、水と脂肪族アルコール、低級脂肪酸エステル、芳香族もしくは芳香脂肪族炭化 水素、ハロゲン化脂肪族炭化水素又は脂肪族エーテルとから成る2相系において 処理を行うことを特徴とする方法。
- 27.前記の方法により得られたキニン塩からの(S)−4−(2−ブロムベン ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の遊離に際し 、水とC4〜C7−アルカノール、 C2〜C7−アルカン酸−C1〜C4−ア ルキルエステル、ベンゼンもしくはそのアルキル誘導体、ハロゲン−C1〜C4 −アルカン又はジ−C1〜C4−アルキルエーテルとから成る2相系において処 理を行うことを特徴とする、請求項1〜26のいずれか1項に記載の方法。
- 28.前記の方法により得られたキニン塩からの(S)−4−(2−ブロムベン ゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸の遊離に際し 、水とtert−ブチルメチルエーテルとから成る2相系において処理を行うこ とを特徴とする、請求項1〜27のいずれか1項に記載の方法。
- 29.約8倍〜約50倍の容量、すなわち酸1kg当り約8〜約50lのC1〜 C4−アルカノール中ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ −ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸及び1.0倍〜約1.5倍モル量、すな わち酸1kg当り0.94〜約1.41kgのキニンの溶液を、約6〜約48時 間約60℃〜約90℃で加熱し、直接反応生成物として結晶状に沈澱した(S) −4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1− カルボン酸を常法により反応混合物から分離し、そしてこうして得られたキニン 塩の常法による酸処理によって(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒ ドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を遊離せしめることを特徴とす る、請求項1に記載の方法。
- 30. 約20倍〜約30倍容量、すなわち酸1kg当り約20〜約30lの エタノール中ラセミ体4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾ シクロブテン−1−カルボン酸及び約1.05倍〜約1.3倍モル量、すなわち 酸1kg当り0.99〜1.22kgのキニンの溶液を約12〜約24時間、エ タノールの沸点において加熱し、直接反応生成物として結晶状に沈澱した(S) −4−(2−ブロムベンゾイル)−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1− カルボン酸を常法により反応混合物から分離し、そしてこうして得られたキニン 塩の約2倍〜約5倍モル量の塩酸塩により(S)−4−(2−ブロムベンゾイル )−5−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸を、水とtert− ブチルメチルエーテルとから成る2相系で遊離せしめることを特徴とする、請求 項29に記載の方法。
- 31.請求項1〜30のいずれか1項に記載の方法又はその近い変法により製造 された、遊離形又はその塩の形の(1S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5 −ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸。
- 32.遊離形又は塩の形の新規な(S)−4−(2−ブロムベンゾイル)−5− ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン−1−カルボン酸、すなわち次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)の化合物。
- 33.人体又は動物体の療法的処置のための方法における使用のための、遊離形 又は医薬として許容される塩の形の、請求項32に記載の化合物。
- 34.抗傷害感受容剤、抗炎症剤又はプロスタグランジン合成阻害剤として使用 するための、遊離形又は医薬として許容される塩の形の、請求項32又は33に 記載の化合物。
- 35.活性物質として遊離形又は医薬として許容される塩の形の請求項32〜3 4のいずれか1項に記載の化合物を、場合によっては常用の医薬助剤と元に含ん で成る医薬製剤。
- 36.抗傷害感受容性の、抗炎症性の又はプロスタグランジン合成阻害剤として 有効な活性物質を選択することを特徴とする、請求項35に記載の抗傷害感受容 性、抗炎症性又はプロスタグランジン合成阻害性の医薬製剤。
- 37.活性物質を場合によっては常用の医薬助剤と混合して医薬製剤に加工する ことを特徴とする、請求項35又は36に記載の医薬製剤の製造方法。
- 38.抗傷害感受容性、抗炎症性又はプロスタグランジン合成阻害性の活性物質 を選択することを特徴とする抗傷害感受容性、抗炎症性又はプロスタグランジン 合成阻害性医薬調製物の製造のための請求項27に記載の方法。
- 39.医薬調製物の製造のための、遊離形又は医薬として許容される塩の形の、 請求項32〜34のいずれか1項に記載の化合物の使用。
- 40.化学的方法によらないで医薬調製物を製造するための、遊離形又は医薬と して許容される塩の形の、請求項32〜34に記載の化合物の使用。
- 41.抗傷害感受容剤、抗炎症剤又はプロスタグランジン合成阻害剤の製造のた めの、請求項39又は40に記載の化合物の使用。
- 42.炎症、例えばリウマチ性形態の炎症性疾患、例えば慢性関節炎の治療のた めの、請求項35又は36に記載の医薬調製物、あるいは遊離形又は医薬として 許容される塩の形の請求項32〜34に記載の化合物の使用。
- 43.請求項35又は36に記載の医薬製剤、あるいは遊離形又は医薬として許 容される塩の形の請求項32〜34のいずれか1項に記載の化合物を投与するこ とを特徴とする、炎症、例えばリウマチ形態の炎症性疾患、例えば慢性関節炎の 治療方法。
- 44.例に記載した方法。
- 45.請求項1〜30及び40のいずれか1項に記載の方法により製造された新 規中間体及び入手可能な新規最終物質。
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