JPH05487Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH05487Y2 JPH05487Y2 JP1987050947U JP5094787U JPH05487Y2 JP H05487 Y2 JPH05487 Y2 JP H05487Y2 JP 1987050947 U JP1987050947 U JP 1987050947U JP 5094787 U JP5094787 U JP 5094787U JP H05487 Y2 JPH05487 Y2 JP H05487Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- waterproof layer
- concrete
- holding concrete
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 18
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 7
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 239000011377 vacuum concrete Substances 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、斜路における押えコンクリートが下
方にずれないようにしたスラブ構造に関するもの
である。
方にずれないようにしたスラブ構造に関するもの
である。
(従来の技術)
屋外から建物内の駐車場に入る際、車は斜路を
通る例が多いが、この斜路の下部に地下室がある
場合、斜路のスラブ構造は、一般的にはアスフア
ルト防水層上の押えコンクリートを真空コンクリ
ートにして、車がスムーズに走行できるようにし
ている。
通る例が多いが、この斜路の下部に地下室がある
場合、斜路のスラブ構造は、一般的にはアスフア
ルト防水層上の押えコンクリートを真空コンクリ
ートにして、車がスムーズに走行できるようにし
ている。
(考案が解決しようとする問題点)
従来の斜路のスラブ構造によると、押えコンク
リートが斜路面に沿つて下方にずれて、防水層が
破断することがあり、またこの斜路が長く、押え
コンクリートに伸縮目地が設けられていると、目
地部が圧密されて、押えコンクリートのずれる量
が大きくなる問題があつた。
リートが斜路面に沿つて下方にずれて、防水層が
破断することがあり、またこの斜路が長く、押え
コンクリートに伸縮目地が設けられていると、目
地部が圧密されて、押えコンクリートのずれる量
が大きくなる問題があつた。
本考案の目的は、斜路の防水性を確保すると共
に、押えコンクリートのずれを防止することがで
きる斜路のスラブ構造を提供することにある。
に、押えコンクリートのずれを防止することがで
きる斜路のスラブ構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案の斜路のスラブ構造は、スラブ1と、こ
のスラブ上を覆う防水層2と、この防水層を上か
ら押える押えコンクリート3と、上記スラブから
押えコンクリートへ突出している突部5とを具備
しているものである。突部5は、その基部がスラ
ブ1に埋設固定されており、防水層2を貫通して
押えコンクリート3内に突設されて押えコンクリ
ートに固定されている。
のスラブ上を覆う防水層2と、この防水層を上か
ら押える押えコンクリート3と、上記スラブから
押えコンクリートへ突出している突部5とを具備
しているものである。突部5は、その基部がスラ
ブ1に埋設固定されており、防水層2を貫通して
押えコンクリート3内に突設されて押えコンクリ
ートに固定されている。
(作用)
突部5は、押えコンクリート3が斜路面に沿つ
て下方へずれることを抑制する。
て下方へずれることを抑制する。
(実施例)
以下、本考案の実施例を説明する。
第1図において、スラブ1上をアスフアルト防
水層2で覆い、このアスフアルト防水層を押えコ
ンクリートである真空コンクリート3で押えてい
る。真空コンクリート3には、伸縮目地部4を形
成してある。この伸縮目地部には、スラブ1上か
ら突出している突部であるダボ筋5が位置してい
る。すなわち、このダボ筋をL字状に形成し、立
上り部がスラブ1からアスフアルト防水層2を貫
通し、上端部は目地部4に位置している。ダボ筋
5の上部は、第2図に示すように、ハツト形の止
水被覆物6をかぶせ、その上方をシーリング材4
aで被覆されている。止水被覆物6は非加流ブチ
ルゴムからなり、下端外周につば部6aを設け、
このつば部をアスフアルト防水層2上に当接させ
てある。このため、伸縮目地部4からの浸水は、
ダボ筋5を伝つてスラブ1内へ入るのを阻止され
る。なお、つば部6aの外周部をアスフアルト防
水層2で覆つてもよく、こうすればより止水性を
向上できる。
水層2で覆い、このアスフアルト防水層を押えコ
ンクリートである真空コンクリート3で押えてい
る。真空コンクリート3には、伸縮目地部4を形
成してある。この伸縮目地部には、スラブ1上か
ら突出している突部であるダボ筋5が位置してい
る。すなわち、このダボ筋をL字状に形成し、立
上り部がスラブ1からアスフアルト防水層2を貫
通し、上端部は目地部4に位置している。ダボ筋
5の上部は、第2図に示すように、ハツト形の止
水被覆物6をかぶせ、その上方をシーリング材4
aで被覆されている。止水被覆物6は非加流ブチ
ルゴムからなり、下端外周につば部6aを設け、
このつば部をアスフアルト防水層2上に当接させ
てある。このため、伸縮目地部4からの浸水は、
ダボ筋5を伝つてスラブ1内へ入るのを阻止され
る。なお、つば部6aの外周部をアスフアルト防
水層2で覆つてもよく、こうすればより止水性を
向上できる。
上例では、ダボ筋5を伸縮目地部4に配置して
あるので、伸縮目地部が圧密されるのを防止で
き、このため真空コンクリート3が大きくずれる
ことを抑制できる。
あるので、伸縮目地部が圧密されるのを防止で
き、このため真空コンクリート3が大きくずれる
ことを抑制できる。
止水被覆物は、第3図に示すように、その本体
を高く形成して、被覆物61の下端外周のつば部
61aをスラブ1内に埋入する構成としてもよ
い。こうすれば、止水性の確保が確実となる。止
水被覆物の材質は、ゴムやプラスチツクに限定さ
れず、金物などあつてもよい。
を高く形成して、被覆物61の下端外周のつば部
61aをスラブ1内に埋入する構成としてもよ
い。こうすれば、止水性の確保が確実となる。止
水被覆物の材質は、ゴムやプラスチツクに限定さ
れず、金物などあつてもよい。
押えコンクリート3には、必ずしも目地部を設
ける必要はない。
ける必要はない。
また、突部は、ダボ筋などの鉄筋に限定される
ものではなく、板材であつてもよい。
ものではなく、板材であつてもよい。
(考案の効果)
本考案によれば、防水層で覆つたスラブから突
部を押えコンクリートに突設して固定してあるの
で、押えコンクリートのずれを防止でき、防水層
が破断するおそれがなくなり、斜路の防水性を保
つことができる。
部を押えコンクリートに突設して固定してあるの
で、押えコンクリートのずれを防止でき、防水層
が破断するおそれがなくなり、斜路の防水性を保
つことができる。
第1図は断面図、第2図は止水被覆物の斜視
図、第3図は止水被覆物の他の例の使用状態を示
す断面図である。 1……スラブ、2……防水層(アスフアルト防
水層)、3……押えコンクリート、5……突部
(ダボ筋)。
図、第3図は止水被覆物の他の例の使用状態を示
す断面図である。 1……スラブ、2……防水層(アスフアルト防
水層)、3……押えコンクリート、5……突部
(ダボ筋)。
Claims (1)
- スラブ上に設けた防水層を押えコンクリートで
覆つてあり、上記スラブに埋設固定された突部
が、上記防水層を貫通して上記押えコンクリート
内に突設されて押えコンクリートに固定されてい
ることを特徴とする斜路の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987050947U JPH05487Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987050947U JPH05487Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63159026U JPS63159026U (ja) | 1988-10-18 |
JPH05487Y2 true JPH05487Y2 (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=30874769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987050947U Expired - Lifetime JPH05487Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05487Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5781555A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-21 | Doraafutaito Kogyo Kk | Concrete casting method |
JPS6058345A (ja) * | 1983-07-28 | 1985-04-04 | イエンズ オベ ニ−ルセン | パツク容器 |
-
1987
- 1987-04-06 JP JP1987050947U patent/JPH05487Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5781555A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-21 | Doraafutaito Kogyo Kk | Concrete casting method |
JPS6058345A (ja) * | 1983-07-28 | 1985-04-04 | イエンズ オベ ニ−ルセン | パツク容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63159026U (ja) | 1988-10-18 |
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