JPH0439342Y2 - - Google Patents

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JPH0439342Y2
JPH0439342Y2 JP10523689U JP10523689U JPH0439342Y2 JP H0439342 Y2 JPH0439342 Y2 JP H0439342Y2 JP 10523689 U JP10523689 U JP 10523689U JP 10523689 U JP10523689 U JP 10523689U JP H0439342 Y2 JPH0439342 Y2 JP H0439342Y2
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watertight
gutter block
concrete
gutter
watertight material
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JP10523689U
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JPH0346585U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、底打ちコンクリートの打設によつて
構築された側溝の底部における漏水を防止しうる
よう、内面下端部分に水密部を具えるごとく構成
された勾配可変型コンクリート側溝ブロツクに関
するものである。
(従来技術及び考案が解決しようとする課題) 下部が開口した門型をなす側溝ブロツクを基礎
コンクリート面上に連続して敷設し、かつ底打ち
コンクリートの打設によつて側溝底部を形成して
なる、第7図に示す従来の側溝aにおいては、側
溝ブロツクの側壁と打設コンクリートとのなじみ
が悪いために両者の境界部分bから側溝内の流水
が漏出し、側溝内の水位によつては、例えば第7
図において太線cで示すごとく、畑や田面等dに
湧水する問題が指摘されていた。
本考案は、門型側溝ブロツクを用いて構築され
た側溝におけるこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであつて、底打ちコンクリートと側
溝ブロツクの側壁との間における水密性を向上さ
せることを技術的課題とする。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る、内面下端部分に水密部を具える
勾配可変型コンクリート側溝ブロツク(以下水密
側溝ブロツクという)1は、対向する一対の側壁
4,4の上部間を連結梁5によつて一体に連結す
るとともに両側壁4,4間の下部を開放底部6と
し該開放底部6を底打ちコンクリート7の打設部
としてなる側溝ブロツク2において、復元性を有
する素材からなりかつ底打ちコンクリートの打設
圧によつて圧縮せしめられる帯状をなす水密材3
を、両側壁4,4の夫々の内面下端部分に側溝ブ
ロツクの長さ方向に連続して取付けたことを特徴
とするものである。
水密材3を側壁4に設ける手段としては、側溝
ブロツクの側壁に水密材を後付けする手段の他、
側溝ブロツクを製作する型枠に予め水密材を所要
に取付けておき、脱型と同時に水密材が設けられ
たものとする手段を挙げることができる。特に水
密材を後付けする場合には、側壁4の内面下端部
分に、側溝ブロツクの長さ方向に連続して延びる
凹部9を形成し、この凹部9の底面部12の全長
に亘つて、水密材先端面10が側壁内面11と略
面一となるように水密材3を貼着するのがよい。
又水密材3の一例としては、30%程度の圧縮率
を有するブチルゴムからなるものを挙げることが
できる。
(作用) 然して、本考案に係る水密側溝ブロツク1を基
礎コンクリート面14上に連続して敷設した後、
その開放底部6に底打ちコンクリート7を打設し
て一定勾配の側溝底部を形成すると、該コンクリ
ートの打設圧によつて、水密材3が例えば第4〜
5図に示す如く弾性的に圧縮された状態となる。
打設コンクリート7が硬化すると、弾性圧縮状態
で埋設された水密材3の復元作用によつて、水密
材先端面10とコンクリート面15との間におけ
る良好な密着が永続的に確保され、側溝底部から
の漏水が効果的に防止される。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1〜5図において、本考案に係る水密側溝
ブロツク1は、下部が開口した門型をなす側溝ブ
ロツク2の内面下端部分に水密材3を取付けてな
るものである。
側溝ブロツク1は、対向する一対の側壁4,4
の上部間を連結梁5によつて一体に連結するとと
もに両側壁4,4間の下部を開放底部(本実施例
においては全面開放されている)6とし該開放底
部6を底打ちコンクリート7の打設部としてな
る。又各側壁4の内面下端部分(底打ちコンクリ
ート7によつて隠れる部分)に、側溝ブロツクの
長さ方向に連続して延びる例えば台形状をなす凹
部9を形成してなる。
前記水密材3は、復元性を有する素材、例えば
30%程度の圧縮率を有する未加硫のブチルゴムを
以て形成されており、本実施例においては横断面
矩形状をなす帯状物として形成されている。そし
て該水密材3は、第3図に示すごとく、先端面1
0が側壁内面11と略面一となるように前記凹部
9の底面部12の全長に亘つて貼着されている。
係る構成を有する水密側溝ブロツク1を用いて
構築された側溝においては、前記「作用の項」で
述べたごとく、弾性圧縮状態でコンクリート中に
埋設された水密材3の復元作用により(第5図参
照)、水密材先端面10とコンクリート面15と
の間における良好な密着が永続的に確保され、側
溝底部からの漏水が効果的に防止される。
第6図は、本考案に係る水密側溝ブロツク1の
他の実施例を示すものであり、水密材3は、側溝
ブロツクの長さ方向に連続するごとくその基端部
13が側壁4に埋入された状態で側壁4の内面下
端部分に突設されている。
(考案の効果) 本考案に係る水密側溝ブロツクは以上のように
構成されているため、該水密側溝ブロツクを基礎
コンクリート面上に連続して敷設した後、その底
部に底打ちコンクリートを打設して側溝底部を形
成すると、該コンクリートの打設圧によつて水密
材が弾性的に圧縮された状態となる。その結果、
該圧縮水密材の復元作用によつて、水密材先端面
とコンクリート面との間における良好な密着が永
続的に確保され、側溝底部からの漏水が確実に防
止されることとなる。
特に、側壁の内面下端部分に側溝ブロツクの長
さ方向に連続して延びる凹部を形成しておきかつ
該凹部に水密材を貼着する場合には、凹部をガイ
ド溝として機能させて水密材を簡易迅速に取付け
ることができる。又水密材は、その先端が側壁内
面と略面一となるように凹部の底面部に貼着され
ているため、貼着の手段による取付けではあつて
も、コンクリートの打設の際に該水密材が脱落す
るといつたおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る水密側溝ブロツクの一実
施例を示す斜視図、第2図はその要部を示す拡大
斜視図、第3図はその断面図、第4図は本考案に
係る水密側溝ブロツクを用いて構築された側溝を
示す断面図、第5図は水密材の弾性圧縮状態を示
す断面図、第6図は水密材の他の取付け態様を示
す斜視図、第7図は従来における門型側溝ブロツ
クの問題点を説明する断面図である。 1……水密側溝ブロツク、2……側溝ブロツ
ク、3……水密材、4……側壁、5……連結梁、
6……開放底部、7……底打ちコンクリート、9
……凹部、10……水密材の先端面、11……側
壁内面、12……凹部の底面部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 対向する一対の側壁4,4の上部間を連結梁
    5によつて一体に連結するとともに両側壁4,
    4間の下部を開放底部6とし該開放底部6を底
    打ちコンクリート7の打設部としてなる側溝ブ
    ロツク2において、復元性を有する素材からな
    りかつ底打ちコンクリートの打設圧によつて圧
    縮せしめられる帯状をなす水密材3を、両側壁
    4,4の夫々の内面下端部分に側溝ブロツクの
    長さ方向に連続して取付けたことを特徴とす
    る、内面下端部分に水密部を具える勾配可変型
    コンクリート側溝ブロツク。 (2) 側壁4の内面下端部分に、側溝ブロツクの長
    さ方向に連続して延びる凹部9を形成し、この
    凹部9の底面部12の全長に亘つて、復元性を
    有する素材からなる帯状をなす水密材3を貼着
    してなり、該水密材3の先端面10は側壁内面
    11と略面一となるように設定した、請求項(1)
    記載の内面下端部分に水密部を具える勾配可変
    型コンクリート側溝ブロツク。 (3) 水密材3が、30%程度の圧縮率を有するブチ
    ルゴムからなる、請求項(1)又は(2)記載の内面下
    端部分に水密部を具える勾配可変型コンクリー
    ト側溝ブロツク。
JP10523689U 1989-09-07 1989-09-07 Expired JPH0439342Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10523689U JPH0439342Y2 (ja) 1989-09-07 1989-09-07

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JP10523689U JPH0439342Y2 (ja) 1989-09-07 1989-09-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0346585U JPH0346585U (ja) 1991-04-30
JPH0439342Y2 true JPH0439342Y2 (ja) 1992-09-14

Family

ID=31654005

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JP10523689U Expired JPH0439342Y2 (ja) 1989-09-07 1989-09-07

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JP (1) JPH0439342Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006022553A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Nippon Zenith Pipe Co Ltd インサートゴム輪の抜け出し防止構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006022553A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Nippon Zenith Pipe Co Ltd インサートゴム輪の抜け出し防止構造

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Publication number Publication date
JPH0346585U (ja) 1991-04-30

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