JPH0548595A - データ伝送システムの誤同期防止方法 - Google Patents
データ伝送システムの誤同期防止方法Info
- Publication number
- JPH0548595A JPH0548595A JP3207720A JP20772091A JPH0548595A JP H0548595 A JPH0548595 A JP H0548595A JP 3207720 A JP3207720 A JP 3207720A JP 20772091 A JP20772091 A JP 20772091A JP H0548595 A JPH0548595 A JP H0548595A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- bits
- synchronization
- transmission system
- data transmission
- Prior art date
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- Pending
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 データの特定のビットが一定値に固定されて
しまうような故障が発生した場合に、誤って同期状態と
判定してしまうことを防止する。 【構成】 送出側は、フレーム同期用の特定のビットパ
ターンのデータF1,F2を送出して、さらにフレーム
構成内に余剰ビットを設けて、対応するビットの値が異
なるチェック用データF1,F2を送出する。受信側で
は、同期用データF1,F2を検出して同期状態と判断
した後、データF3a,F3bを受信し、それらの対応
するビットを比較する。そして、対応するビットの値が
一致しない場合には、フレーム同期は正しく確立されて
いると判断するが、対応するビットが一致した場合に
は、特定のビットが一定値に固定されてしまうような故
障が発生しており、同期状態にあるという判定は誤りで
あると判断する。
しまうような故障が発生した場合に、誤って同期状態と
判定してしまうことを防止する。 【構成】 送出側は、フレーム同期用の特定のビットパ
ターンのデータF1,F2を送出して、さらにフレーム
構成内に余剰ビットを設けて、対応するビットの値が異
なるチェック用データF1,F2を送出する。受信側で
は、同期用データF1,F2を検出して同期状態と判断
した後、データF3a,F3bを受信し、それらの対応
するビットを比較する。そして、対応するビットの値が
一致しない場合には、フレーム同期は正しく確立されて
いると判断するが、対応するビットが一致した場合に
は、特定のビットが一定値に固定されてしまうような故
障が発生しており、同期状態にあるという判定は誤りで
あると判断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ伝送システムの
ための誤同期防止方式に関するものである。
ための誤同期防止方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ伝送システムで
は、図2(a)に示すように、1つのデータは例えば8
ビットで構成され、それらがシリアルデータとして順次
伝送される。そして、例えばその内の連続する2つのデ
ータF1,F2が特定のビットパターンとされ、フレー
ム同期をとるために用いられる。受信側では、受信した
シリアルデータを、図2(b)に示すように、8ビット
のパラレルデータに変換し、連続する2つのデータのビ
ットパターンがデータF1,F2のビットパターンに一
致し、それらが所定数(後方保護段数)のフレームに渡
って繰り返された場合、フレーム同期状態としていた。
は、図2(a)に示すように、1つのデータは例えば8
ビットで構成され、それらがシリアルデータとして順次
伝送される。そして、例えばその内の連続する2つのデ
ータF1,F2が特定のビットパターンとされ、フレー
ム同期をとるために用いられる。受信側では、受信した
シリアルデータを、図2(b)に示すように、8ビット
のパラレルデータに変換し、連続する2つのデータのビ
ットパターンがデータF1,F2のビットパターンに一
致し、それらが所定数(後方保護段数)のフレームに渡
って繰り返された場合、フレーム同期状態としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のデータ伝送システムには次のような問題がある。す
なわち、フレーム同期用データF1,F2が図2(b)
に示すようなビットパターンである場合、データF1,
F2の第3ビットは共に1である。従って、第3ビット
が1に固定されてしまうような故障が発生した場合に
は、実際にはデータF1,F2に一致しないデータであ
っても、それらに一致すると判定される場合が生じ、同
期用のデータF1,F2を検出していないにも関わらず
同期状態と判定してしまう結果となる。
来のデータ伝送システムには次のような問題がある。す
なわち、フレーム同期用データF1,F2が図2(b)
に示すようなビットパターンである場合、データF1,
F2の第3ビットは共に1である。従って、第3ビット
が1に固定されてしまうような故障が発生した場合に
は、実際にはデータF1,F2に一致しないデータであ
っても、それらに一致すると判定される場合が生じ、同
期用のデータF1,F2を検出していないにも関わらず
同期状態と判定してしまう結果となる。
【0004】本発明の目的は、このような問題を解決
し、データの特定のビットが一定値に固定されてしまう
ような故障が発生した場合に、誤って同期状態と判定し
てしまうことを防止するデータ伝送システムの誤同期防
止方法を提供することにある。
し、データの特定のビットが一定値に固定されてしまう
ような故障が発生した場合に、誤って同期状態と判定し
てしまうことを防止するデータ伝送システムの誤同期防
止方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、フレーム同期
をとるためのデータとして所定ビット数の所定のデータ
を予め決められた数だけ伝送するデータ伝送システムの
ための誤同期防止方法において、ビット数が共に前記所
定のデータのビット数に等しく、対応するビットの値が
異なる2つのチェック用データを伝送し、前記予め決め
られた数の前記所定のデータを受信して同期を確立した
後、前記2つのチェック用データの対応するビットの値
を比較し、比較したビットの値が一致した場合には誤同
期と判定することを特徴とする。
をとるためのデータとして所定ビット数の所定のデータ
を予め決められた数だけ伝送するデータ伝送システムの
ための誤同期防止方法において、ビット数が共に前記所
定のデータのビット数に等しく、対応するビットの値が
異なる2つのチェック用データを伝送し、前記予め決め
られた数の前記所定のデータを受信して同期を確立した
後、前記2つのチェック用データの対応するビットの値
を比較し、比較したビットの値が一致した場合には誤同
期と判定することを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に本発明の誤同期防止方法にもとづくデー
タ伝送システムの一例について図1を参照して説明す
る。本実施例のデータ伝送システムでは、受信側は、受
信した8ビットのシリアルデータ(図1(a))を従来
の場合と同様に、それぞれ8ビットのパラレルデータ
(図1(b))に変換する。データF1,F2は同期用
のデータであり、それらは図1(b)に示すようなビッ
トパターンを有している。そして、連続する2つのデー
タのビットパターンがデータF1,F2のビットパター
ンに一致し、それらが所定数(後方保護段数)のフレー
ムに渡って繰り返された場合、フレーム同期状態とす
る。
タ伝送システムの一例について図1を参照して説明す
る。本実施例のデータ伝送システムでは、受信側は、受
信した8ビットのシリアルデータ(図1(a))を従来
の場合と同様に、それぞれ8ビットのパラレルデータ
(図1(b))に変換する。データF1,F2は同期用
のデータであり、それらは図1(b)に示すようなビッ
トパターンを有している。そして、連続する2つのデー
タのビットパターンがデータF1,F2のビットパター
ンに一致し、それらが所定数(後方保護段数)のフレー
ムに渡って繰り返された場合、フレーム同期状態とす
る。
【0007】一方、送信側は、同期用のデータF1,F
2の他にフレーム構成内に余剰ビットを設け、図1
(a)に示すようなチェック用データF3a,F3bを
送出する。これらチェック用のデータは図1(b)に示
すようにデータF1,F2と同様、8ビットのデータで
あり、データF3aはその第1ビットが1で、それに続
く各ビットは交互に0と1とを繰り返すデータであり、
一方データ3bはその第1ビットが0で、それに続く各
ビットは交互に1と0とを繰り返すデータとなってい
る。従って、2つのデータF3a,F3bの対応するビ
ットは必ず異なる値となっている。
2の他にフレーム構成内に余剰ビットを設け、図1
(a)に示すようなチェック用データF3a,F3bを
送出する。これらチェック用のデータは図1(b)に示
すようにデータF1,F2と同様、8ビットのデータで
あり、データF3aはその第1ビットが1で、それに続
く各ビットは交互に0と1とを繰り返すデータであり、
一方データ3bはその第1ビットが0で、それに続く各
ビットは交互に1と0とを繰り返すデータとなってい
る。従って、2つのデータF3a,F3bの対応するビ
ットは必ず異なる値となっている。
【0008】受信側では、フレーム同期状態となった
後、データF3a,F3bを受信し、これら2つのデー
タの対応するビットを比較してそれらの値が一致するか
否かを調べる。そして対応するビットの値が一致しない
場合には、特定のビットが一定値に固定されてしまうよ
うな故障は発生していないことになり、フレーム同期は
正しく確立されていると判断する。一方、対応するビッ
トが一致した場合には、特定のビットが一定値に固定さ
れてしまうような故障が発生していることになり、確立
したフレーム同期は誤同期であると判断する。
後、データF3a,F3bを受信し、これら2つのデー
タの対応するビットを比較してそれらの値が一致するか
否かを調べる。そして対応するビットの値が一致しない
場合には、特定のビットが一定値に固定されてしまうよ
うな故障は発生していないことになり、フレーム同期は
正しく確立されていると判断する。一方、対応するビッ
トが一致した場合には、特定のビットが一定値に固定さ
れてしまうような故障が発生していることになり、確立
したフレーム同期は誤同期であると判断する。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本実施例は、フレー
ム同期をとるためのデータとして所定ビット数の所定の
データを予め決められた数だけ伝送するデータ伝送シス
テムのための誤同期防止方法において、ビット数が共に
所定のデータのビット数に等しく、対応するビットの値
が異なる2つのチェック用データを伝送し、予め決めら
れた数の所定のデータを受信して同期を確立した後、2
つのチェック用データの対応するビットの値を比較し、
比較したビットの値が一致した場合には誤同期と判定す
ることを特徴とする。すなわち、本発明の誤同期防止方
法では、データの特定のビットが一定の値に固定されて
しまうような故障が発生した場合、チェック用データの
対応するビットを比較することによって故障の発生を検
出でき、誤ってフレーム同期状態と判定してしまうこと
を防止できる。
ム同期をとるためのデータとして所定ビット数の所定の
データを予め決められた数だけ伝送するデータ伝送シス
テムのための誤同期防止方法において、ビット数が共に
所定のデータのビット数に等しく、対応するビットの値
が異なる2つのチェック用データを伝送し、予め決めら
れた数の所定のデータを受信して同期を確立した後、2
つのチェック用データの対応するビットの値を比較し、
比較したビットの値が一致した場合には誤同期と判定す
ることを特徴とする。すなわち、本発明の誤同期防止方
法では、データの特定のビットが一定の値に固定されて
しまうような故障が発生した場合、チェック用データの
対応するビットを比較することによって故障の発生を検
出でき、誤ってフレーム同期状態と判定してしまうこと
を防止できる。
【図1】本発明の誤同期防止方法にもとづくデータ伝送
システムによって扱われるデータを示す図である。
システムによって扱われるデータを示す図である。
【図2】従来のデータ伝送システムによって扱われるデ
ータを示す図である。
ータを示す図である。
F1,F2 フレーム同期用データ F3a,F3b チェック用データ
Claims (2)
- 【請求項1】フレーム同期をとるためのデータとして所
定ビット数の所定のデータを予め決められた数だけ伝送
するデータ伝送システムのための誤同期防止方法におい
て、 ビット数が共に前記所定のデータのビット数に等しく、
対応するビットの値が異なる2つのチェック用データを
伝送し、 前記予め決められた数の前記所定のデータを受信して同
期を確立した後、前記2つのチェック用データの対応す
るビットの値を比較し、比較したビットの値が一致した
場合には誤同期と判定することを特徴とするデータ伝送
システムの誤同期防止方法。 - 【請求項2】前記予め決められた数は2であり、前記所
定ビット数は8であることを特徴とする請求項1記載の
データ伝送システムの誤同期防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3207720A JPH0548595A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | データ伝送システムの誤同期防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3207720A JPH0548595A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | データ伝送システムの誤同期防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548595A true JPH0548595A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16544436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3207720A Pending JPH0548595A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | データ伝送システムの誤同期防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548595A (ja) |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP3207720A patent/JPH0548595A/ja active Pending
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