JP2863068B2 - データ伝送方法 - Google Patents

データ伝送方法

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JP2863068B2
JP2863068B2 JP20273193A JP20273193A JP2863068B2 JP 2863068 B2 JP2863068 B2 JP 2863068B2 JP 20273193 A JP20273193 A JP 20273193A JP 20273193 A JP20273193 A JP 20273193A JP 2863068 B2 JP2863068 B2 JP 2863068B2
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康信 足立
功二 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば工場、プラン
ト等における省配線化用の多重伝送システムのようなデ
ータ伝送システムに用いられるデータ伝送方法に関し、
より具体的には、外乱の影響による伝送誤りの検出方法
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】データ伝送システムの概略例を図6に示
す。このデータ伝送システムは、送信装置2からのデー
タを、伝送路6を経由して、受信装置4へ送るものであ
る。データの伝送には、通常は多重伝送方式が採用され
る。
【0003】このようなデータ伝送システムにおいて、
ノイズ等の外乱の影響による伝送誤りの検出方法とし
て、従来は次のようなサムチェック方式が用いられてい
た。
【0004】即ち、例えば図7に示すように、一連のデ
ータの後に、その一連のデータの和Aを表すサムチェッ
クデータを付加し、このようなデータを送信側から送信
する。そして受信側では、受信した一連のデータの和
と、サムチェックデータ(この場合はA)とを比較し、
両者が一致していれば正常、両者が相違していれば誤り
と判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来のデータ伝送方法では、複数個のデータが外乱の
影響を受けて反転した場合に、伝送誤りを検出できない
ことがあるという問題がある。例えば図8に示すよう
に、二つのデータ(この例の場合はデータ0とデータ
n)が外乱の影響を受けて反転した場合、受信側で受信
した一連のデータの和は正常の場合の和(即ちA)と変
わらないので、そのような伝送誤りを検出できない。
【0006】このような問題は、例えば工場のような厳
しいノイズ環境下においては深刻である。
【0007】また、上記のような従来のデータ伝送方法
では、一連のデータの伝送途中で伝送誤りが生じていて
も、その伝送誤りを、受信側では、一連のデータの和と
サムチェックデータとを比較する時点まで検出すること
ができないので、伝送誤りの検出が遅いという問題もあ
る。
【0008】そこでこの発明は、誤り捕捉率の改善およ
び誤り検出までの時間の短縮を図ることができるデータ
伝送方法を提供することを主たる目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のデータ伝送方法は、パルス幅変調によっ
てデータを表現して伝送すると共に、送信側から、一つ
の“0”または“1”のデータを送信する場合にそのデ
ータとその値を反転した相補データとを連続して送信
し、受信側において、前記一つのデータとそれに続く相
補データとを受信するごとに、両データ間の相補性をチ
ェックすることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記のように一つのデータとその相補データと
を連続して送信すると、両データは時間的に極めて近接
しているので、外乱の影響を受けた場合、両データが共
に反転することは極めて希であり、通常はどちらか一方
のみが反転する。どちらか一方のみが反転すると、両デ
ータ間の相補性がくずれるので、受信側において両デー
タ間の相補性をチェックすることにより、伝送誤りを確
実に検出することができる。従って、外乱の影響を受け
た場合の誤り捕捉率が向上する。
【0011】また、上記方法では、一つのデータとその
相補データとを受信するごとに、両データ間の相補性を
チェックするので、外乱の影響を受けた場合の誤り検出
までの時間が非常に短く、速やかな検出が可能になる。
【0012】
【実施例】図1は、この発明に係るデータ伝送方法で用
いる伝送信号波形の一例を示す図である。この図中にお
いて、「I/Oサービス」は、入力や出力を処理する期
間であり、「スタート同期信号」は、通信開始の同期を
取る信号であり、「データ0〜n」が、この発明に従っ
て表現されたデータである。Tは1データ分の期間であ
り、これは後述するように例えば120μsである。
【0013】この実施例では、一つの“0”または
“1”のデータを送信する場合に、そのデータとその値
を反転した相補データとを一組にして連続して送信する
ようにしている。そして、受信側において、一つの
“0”または“1”のデータとそれに続く相補データと
を受信するごとに、両データ間の相補性(即ち一方が
“0”であれば他方が“1”であること)をチェックす
るようにしている。
【0014】この実施例でのデータの表現方法のより具
体例を図2および図3に示す。
【0015】図2はデータ“0”を伝送する場合の、図
3はデータ“1”を伝送する場合の信号波形の一例をそ
れぞれ示すものである。この実施例では、パルス幅の長
短によって(即ちパルス幅変調によって)、データが
“0”か“1”かを表現するようにしている。即ち、3
0μsの“L”レベルとそれに続く90μsの“H”レ
ベルの組み合わせで“0”を表し、60μsの“L”レ
ベルとそれに続く60μsの“H”レベルの組み合わせ
で“1”を表している。1周期は120μsである。相
補データの表現についても同様である。
【0016】“0”または“1”のデータを表現するの
に、パルス幅変調の代わりに、振幅の違いを利用するパ
ルス振幅変調を用いることも可能であるが、パルス幅変
調の方が、電源電圧の変動やノイズ等の外乱の影響を受
けにくいので好ましい。
【0017】受信側における相補性のチェックは、公知
の論理手段を用いることによって簡単に行うことができ
る。
【0018】上記のように一つのデータとその相補デー
タとを連続して送信すると、両データは時間的に極めて
近接しているので、外乱の影響を受けた場合、両データ
が共に反転することは極めて希であり、通常はどちらか
一方のみが反転する。
【0019】即ち、一つのデータとその相補データとは
時間的に極めて近接しているので、外乱の影響を受ける
場合、両データは通常は同じように影響を受ける。例え
ば、信号の一部を“L”レベルにするような外乱の場合
は両データにそのような外乱が加わり、逆に信号の一部
を“H”レベルにするような外乱の場合は両データにそ
のような外乱が加わる。
【0020】信号の一部を“L”レベルにするような外
乱が加わった場合の例を図4に示す。この場合は、
“0”のデータが“1”に反転することは起こり得て
も、それと同時に、“1”の相補データが“0”に反転
することは起こらない。なぜなら、“1”の相補データ
が“0”に反転するためには、その部分に、直前のデー
タの部分とは逆に、信号の一部を“H”レベルにするよ
うな外乱が加えられなければならず、そういうことは通
常は起こらないからである。
【0021】信号の一部を“H”レベルにするような外
乱が加わった場合の例を図5に示す。この場合は、
“1”のデータが“0”に反転することは起こり得て
も、それと同時に、“0”の相補データが“1”に反転
することは起こらない。なぜなら、“0”の相補データ
が“1”に反転するためには、その部分に、直前のデー
タの部分とは逆に、信号の一部を“L”レベルにするよ
うな外乱が加えられなければならず、そういうことは通
常は起こらないからである。
【0022】上記のように、データとその相補データの
どちらか一方のみが外乱によって反転すると、両データ
間の相補性がくずれるので、受信側において両データ間
の相補性をチェックすることにより、伝送誤りを確実に
検出することができる。従って、外乱の影響を受けた場
合の誤り捕捉率が向上する。その結果、このデータ伝送
方法は、例えば工場のような厳しいノイズ環境下におけ
る使用において特に大きな効果を発揮する。
【0023】また、上記方法では、一つのデータとその
相補データとを受信するごとに、両データ間の相補性を
チェックするので、外乱の影響を受けた場合の誤り検出
までの時間が非常に短く、速やかな検出が可能になる。
【0024】なお、この実施例では、“0”または
“1”のデータの表現方法に、外乱の影響を受けにくい
パルス幅変調を用いているが、パルス振幅変調を用いた
場合でも、一つのデータとその相補データとは時間的に
極めて近接しているので、外乱の影響を受ける場合、や
はり両データは通常は同じように影響を受けるので、両
データの相補性をチェックすることにより、伝送誤りを
確実に検出することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、パルス
幅変調によってデータを表現して伝送するので、電源電
圧の変動やノイズ等の外乱の影響を受けにくく、元々、
伝送誤りが生じにくい。 仮に外乱の影響を受けた場合で
も、この発明では、一つのデータとその相補データとを
連続して送信するようにしており、外乱の影響を受けた
場合、通常は両データの内のどちらか一方のみが反転し
て相補性がくずれるので、受信側において両データ間の
相補性をチェックすることにより、伝送誤りを確実に検
出することができる。従って、外乱の影響を受けた場合
の誤り捕捉率が向上する。
【0026】また、この発明では、一つのデータとその
相補データとを受信するごとに、両データ間の相補性を
チェックするので、外乱の影響を受けた場合の誤り検出
までの時間が非常に短く、速やかな検出が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ伝送方法で用いる伝送信
号波形の一例を示す図である。
【図2】データ“0”を伝送する場合の信号波形の一例
を拡大して示す図である。
【図3】データ“1”を伝送する場合の信号波形の一例
を拡大して示す図である。
【図4】図2の信号波形に外乱が加わった例を示す図で
ある。
【図5】図3の信号波形に外乱が加わった例を示す図で
ある。
【図6】データ伝送システムの一例を示す概略図であ
る。
【図7】従来のサムチェック方式の伝送データの一例を
示す図である。
【図8】図7の伝送データに外乱が加わった例を示す図
である。
【符号の説明】
2 送信装置 4 受信装置 6 伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−181542(JP,A) 特開 昭54−77533(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 1/00 H04L 1/08 H04L 25/49

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ伝送システムにおいて、パルス幅
    変調によってデータを表現して伝送すると共に、送信側
    から、一つの“0”または“1”のデータを送信する場
    合にそのデータとその値を反転した相補データとを連続
    して送信し、受信側において、前記一つのデータとそれ
    に続く相補データとを受信するごとに、両データ間の相
    補性をチェックすることを特徴とするデータ伝送方法。
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