JPH0548240U - 配線装置 - Google Patents
配線装置Info
- Publication number
- JPH0548240U JPH0548240U JP10812691U JP10812691U JPH0548240U JP H0548240 U JPH0548240 U JP H0548240U JP 10812691 U JP10812691 U JP 10812691U JP 10812691 U JP10812691 U JP 10812691U JP H0548240 U JPH0548240 U JP H0548240U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power outlet
- moving member
- longitudinal moving
- locking
- rotating
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- Pending
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源コンセントを必要とする位置に簡単に設
置紙、かつ、収納すると共に、プラグの差し込みや抜き
取りを容易に行い得る配線装置を提供する。 【構成】 水平方向に回動する回動部材2の先端に筒状
支持部3を固定すると共に、筒状支持具3を挿通して昇
降する長手状移動部材4を設け、さらに筒状支持具3に
係止部31A、31Bを設けると共に、長手状移動部材
4に係止用突起41A、41Bを設けて長手状移動部材
4に設けた電源コンセント5を水平方向と縦方向のいず
れにも移動可能にし、係止部31A、31Bに係止用突
起41A、41Bを係止させて位置決めするように構成
した。
置紙、かつ、収納すると共に、プラグの差し込みや抜き
取りを容易に行い得る配線装置を提供する。 【構成】 水平方向に回動する回動部材2の先端に筒状
支持部3を固定すると共に、筒状支持具3を挿通して昇
降する長手状移動部材4を設け、さらに筒状支持具3に
係止部31A、31Bを設けると共に、長手状移動部材
4に係止用突起41A、41Bを設けて長手状移動部材
4に設けた電源コンセント5を水平方向と縦方向のいず
れにも移動可能にし、係止部31A、31Bに係止用突
起41A、41Bを係止させて位置決めするように構成
した。
Description
【0001】
本考案は、電源コンセントの位置を任意に設定するとともに、差し込みプラグ の差し込みを容易に行い得るようにした配線装置に関するものであり、特に作業 内容や作業位置に合わせて電源コンセントの位置を変更する際に用いて好適なも のである。
【0002】
周知の如く、工場等においては、電源コンセントは壁面や床に設けることが多 く、また、天井から吊り下げた電源コンセントもしばしば使用されている。
【0003】
しかしながら、これら従来の電源コンセントの設置構造は下記のような問題点 を有している。 即ち、工場等においては、作業内容や作業位置が変わることが多いが、電源コ ンセントの位置を簡単に移動することができない。したがって壁面や床に設けら れた電源コンセントから電源コードを長く伸ばして作業を行うこのになり、作業 者がつまずいたり、或いはそれによって電源コンセントからプラグが抜けて作業 中断になったりする。また、資材運搬時にコードを避ける等の配慮が必要になり 、非常に面倒であるばかりか、作業効率にも影響を与えていた。 また、電源コンセントを天井から吊り下げる場合にも、電源コンセントの位置 がある範囲に固定されるため、電源コードを長く伸ばすことが必要であった。そ のため電源コードが絡み合ったり、作業の邪魔になるなど、作業効率にも悪影響 を与えていた。
【0004】 本考案は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は電源コンセント を必要とする位置に簡単に設置し、且つ収納するとともにプラグの差し込みや抜 き取りを容易に行い得る電源装置を提供することにある。
【0005】
本考案にかかる前記目的は、一端に電源コンセントを設けるとともに、長手方 向の所望位置に係止用突起を設けた長手状移動部材と、前記長手状移動部材を移 動自在に支持し、且つ前記係止用突起を係止するための係止部を形成した筒状支 持具と、一端を中心に回動し、その他端に固定した前記筒状支持具を前記長手移 動部材の移動方向とは異なった方向に回動させる回動部材と、前記長手状移動部 材の移動及び前記回動部材の回動に対応して位置変化する前記電源コンセントに 通電するための配線材とにより構成した配線装置によって達成される。
【0006】
本考案の配線装置において、回動部材の他端に固定された筒状支持具は、回動 部材の回動により、例えば水平方向に移動する。そして、筒状支持具は長手状移 動部材を長手方向に、例えば、縦方向に移動自在に支持し、しかも前記長手状移 動部材に形成した係止用突起を係止する係止部が形成されている。従って、前記 長手状移動部材の一端に設けた電源コンセントは、前記回動部材の回動により水 平方向に移動するとともに、前記長手状移動部材の移動により縦方向に移動する ようになり、前記係止用突起を前記係止部に係止することにより、所望位置に固 定される。 故に、電源コンセントは、回動部材の回動と長手状移動部材の移動とにより所 望位置に移動するようになり、長手状移動部材に固定されているので、吊り下げ とは異なりプラグの差し込みや抜き取りを片手で行い得るようになる。
【0007】
以下、図1を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。なお、図1は本考案 を適用した配線装置の一例を示す斜視図である。 先ず、配線装置1の概略構造を説明すると、回動部材2、筒状支持具3、長手 状移動部材4、電源コンセント5、リード線6等により構成されている。 回動部材2は、円筒状の回転支柱21、内部にリード線6を挿通し得るように 構成し、その一端を回転支柱21に溶接等により固定した支持部材23、その一 端を回転支柱21に溶接等により固定した補強用の支持部材22により構成され 、支持部材22、23の先端部に筒状支持具3が溶接等により固定されている。 なお、本実施例においては、支持部材23は水平に固定され、支持部材22は 斜めに固定されていて、回転支柱21、支持部材22、23により形成された三 角形の頂点に筒状支持具3が固定されたような形状になっている。
【0009】 ここで回動部材2の取り付け構造について説明する。 上下一対の固定具11は、図示を省略した柱や壁に固定するための平板状固定 部12に、内部空間の直径が回動部材2と同一に設定された筒体13を固定した ものである。そして、固定具11は両者の間に仮想線で示すように回動部材2を はめ込んだ時、一対の固定具11と回動部材2とが1本に連通するように、柱や 壁に固定される。 回動部材2の取り付けに際しては、回動部材2を上下一対の固定具11間には め込み、内部空間を連通状態にする。この状態で、心棒15を矢印Aに示すよう に挿通させると、回動部材2全体が矢印B、C方向に回動し得るように取り付け られる。なお、心棒15の一端、即ち図1においては頂部に抜け止め部材16が 設けられているので、心棒15が抜け落ちることはない。また、簡単に抜きだし て固定具11から回動部材2を取り外すことができる。
【0010】 一方、筒状支持具3は外壁面において前記支持部材22、23に溶接等により 固定され、その内径は長手状移動部材4を挿通し、且つ上下方向に移動、即ち矢 印D、Eに示すように昇降し得るように設定されている。そして、筒状支持具3 には、上端から下方に向けてL時型に切り込んだ係止部31Aが形成され、下端 から上方に向けて逆L時型の係止部31Bが形成されている。
【0011】 長手状移動部材4は、リード線6が挿通し得るようにパイプ材を適用して構成 したものであり、下端部には電源コンセント5が設けられている。なお、電源コ ンセント5は箱体に取り付けられているが、本実施例では箱体と合わせて電源コ ンセント5と総称する。 電源コンセント5の下部には把手51が設けられ、長手状移動部材4と一体に 電源コンセント5を昇降させ、且つ回動させる作業を容易に行い得るようになっ ている。
【0012】 長手状移動部材4には、電源コンセント5を位置決めしたい高さに合わせて係 止用突起41A、41Bが設けられている。係止用突起41A、41Bは棒状で あり、その直径は係止部31A、31Bをすり抜け可能に設定され、長手状移動 部材4の表面に植立したように固定されている。
【0013】 リード線6は、支持部材22の根元部分、換言すれば回転支柱21との溶接部 分の近傍に開口した挿入口24から支持部材22内に配線され、更に取出口25 から長手状移動部材4の内部に入り、電源コンセント5まで配線されている。
【0014】 次に、使用方法について説明する。図1に仮想線で示すように回転支柱21を 一対の固定具11に取り付けることにより、電源コンセント5は矢印B、C方向 に回動するようになる。また、把手51を操作して図示のように係止部31Aに 係止用突起41Aを係止させることにより、電源コンセント5を筒状支持具3の 下方に位置決めすることができる。更に、把手5を操作して長手状移動部材4を 上方、即ち矢印D方向に押し上げ、係止部31Bに係止用突起41Bを係止させ ることにより、電源コンセント5を筒状支持具3の近傍の高さに位置決めするこ とができる。
【0015】 このように、本実施例に示した配線装置1は、電源コンセント5を矢印B、C で示した水平方向と、矢印D、Eで示した縦方向のいずれにも移動させて所望位 置に位置決めすることができる。 そして、電源コンセント5を使用しない場合は、装置1全体を例えば壁に沿う ように回動させて収納状態になし、作業位置に張り出さないようにすることがで きる。従って、電源を必要としない作業の場合は、装置1全体を回動させるだけ で作業空間を広くすることができる。
【0016】 なお、前記実施例の構造では、電源コンセント5の高さ調整は2段階であるが 、係止部31A、31Bを図2に示すように代えることにより、多段階調整にす ることができる。 即ち、筒状支持具3の長手方向に連通した溝61を形成するとともに、所定間 隔で係止部62を形成する。そして、係止用突起63を筒状支持具3の全長より 長い間隔か或いは係止部62と同一間隔で設けることにより、電源コンセント5 を多段階に、言い換えれば小刻みに位置決めすることができる。
【0017】 以上に本考案の一実施例を説明したが、本考案は前記に限定されるものではな く、種々変形することができる。 本実施例の構造にあっては、電源コンセント5が矢印B、C方向に回動する半 径は支持部材22、23の長さによって決定されてしまうが、これをパンタグラ フ構造や大径のパイプ中に小径のパイプを挿通させて伸縮する構造に代えること により、半径方向の位置も調整し得るようになる。 更に、引き出し口25から露出したリード線6を保護するため、スプリング状 の保護材を被覆させてもよく、リード線6を支持部材22内ではなく、外側に沿 わせるようにして配線してもよい。また、リード線6は長手状移動部材4内に直 接挿入させてもよく、電源コンセント5に手元スイッチを設けてもよい。 使用される電源は、3相電源であってもよい。
【0018】
以上に説明したように、本考案に係る配線装置は、上記の構成を有するから、 電源コンセントを作業位置等に合わせて所望位置に簡便に設置されることになり 、しかも床上電源コードが長く伸びていたり、空中にぶら下がって邪魔になるな どの問題がなくなる。したがって、安全且つ効率的に作業を行い得るようになる 。また、プラグの差し込みや抜き取りも容易になり、また、電源が不要の場合は 、配線装置全体を回動させて壁等に沿うように収納させることができ、必要に応 じて作業空間を広くし得る等の効果もある。
【図1】本考案の実施例を示す配線装置の斜視図であ
る。
る。
【図2】長手状移動部材の係止手段の他の例を示す構造
図である。
図である。
1 配線装置 2 回動部材 3 筒状支持具 4 長手状移動部材 5 電源コンセント 6 リード線 11 一対の固定具 21 回転支柱 22、23 支持部材 31A、31B 係止部 41A、41B 係止用突起 B、C 回動方向 D、E 昇降方向
Claims (1)
- 【請求項1】 一端に電源コンセントを設けるととも
に、長手方向の所望位置に係止用突起を設けた長手状移
動部材と、前記長手状移動部材を移動自在に支持し、且
つ前記係止用突起を係止するための係止部を形成した筒
状支持具と、一端を中心に回動し、その他端に固定した
前記筒状支持具を前記長手移動部材の移動方向とは異な
った方向に回動させる回動部材と、前記長手状移動部材
の移動及び前記回動部材の回動に対応して位置変化する
前記電源コンセントに通電するための配線材とよりなる
ことを特徴とする配線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10812691U JPH0548240U (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10812691U JPH0548240U (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 配線装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548240U true JPH0548240U (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=14476601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10812691U Pending JPH0548240U (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 配線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548240U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012100416A (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Panasonic Corp | 充電スタンド |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP10812691U patent/JPH0548240U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012100416A (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Panasonic Corp | 充電スタンド |
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