JPH0742058Y2 - 天井吹出口の取付用治具 - Google Patents

天井吹出口の取付用治具

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Publication number
JPH0742058Y2
JPH0742058Y2 JP1992014230U JP1423092U JPH0742058Y2 JP H0742058 Y2 JPH0742058 Y2 JP H0742058Y2 JP 1992014230 U JP1992014230 U JP 1992014230U JP 1423092 U JP1423092 U JP 1423092U JP H0742058 Y2 JPH0742058 Y2 JP H0742058Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
chamber
jig
work
rod
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Application number
JP1992014230U
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English (en)
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JPH0579322U (ja
Inventor
洋二 山門
福重 加藤
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Original Assignee
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は天井吹出口の取付け施工
において、吹出口用チャンバーを天井内の所定位置に吊
設する際に使用する治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井吹出口の取付け手段として、
吹出口チャンバーをスラブ面から垂設した複数の吊杆に
結着支持させることは既に行われ、この場合一般にその
取付作業はチャンバーの外側からの作業を安易にするた
め天井工事の作業前に行うが、また上記天井工事前に吊
設した場合は、天井工事の終了後に該吊設位置の修正作
業を必要とするため、天井工事を終った後天井面に形成
した吹出口用開口部を利用して吹出口チャンバーを天井
内に吊設する場合もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来手段における
いずれの場合も高所作業により重量のある吹出口チャン
バーを上動させて吊杆に結合する作業は甚だ面倒であ
り、特に天井面に設けた限られた大きさの吹出口用開口
部から吹出口チャンバーを天井内に吊設支持させる作業
は、外側作業が不可能のため一層困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記に鑑み、高
所作業において吹出口チャンバーを所定高さ位置に持ち
上げて吊設支持させることを容易にした治具を提供する
もので、該治具は螺孔を有するキャップの下端から適宜
長さの柄杆を突設したことを特徴とする。
【0005】
【作用】本考案による治具は、図2で示すようにスラブ
から垂設した複数の吊杆cの各下端に夫々キャップ1の
螺孔3を螺入して継着した後、吹出口チャンバーaの上
壁面に設けたキャップ1の外形よりも大きい結着孔d
を、キャップ1の柄杆2の下端から上向きに挿嵌して、
各治具の柄杆2をガイドとしてチャンバーaを所定位置
まで上方に持ち上げ、該位置において各治具を夫々吊杆
cから取外して、チャンバーaの上壁下面に突出する吊
杆cの先端に座金hを施し、ナットiで固定して吹出口
チャンバーaを該所定位置に吊設支持させる。
【0006】以上は図2で示すように天井工事により天
井下地組eと、その下面に化粧材fを貼装して形成した
天井面に設けた吹出口開口部gからチャンバーaを天井
内に装入し、該チャンバーa内の内側工事でチャンバー
aを吊杆cに継着する場合を述べたが、図示しないが、
天井工事の施工前において例えばチャンバーaを側面に
結着した取付金具で吊杆cと結着する場合にも、該吊杆
cに本考案による治具を先端キャップ1で螺着継合し、
キャップ1から下方に突設した柄杆2をガイドとしてチ
ャンバーaを定位置まで持ち上げる作業を安易に行うこ
とができ、かつ、吹出口の解体作業に際し、本考案の治
具を各吊杆cの下端に継着使用すれば、吊杆cからチャ
ンバーaを取り出す作業も安易に行うことができる。
【0007】
【実施例】本考案による吹出口取付用治具の実施例と、
その使用状態を図1乃至図3により説明する。
【0008】本考案による治具は図1の(イ)(ロ)で
示すように、螺孔3を有するキャップ1の下部から一体
に適宜長さの柄杆2を突設したもので、キャップ1と柄
杆2とは一体成形するも、図示例のようにキャップ1と
柄杆2とを溶接により一体としてもよい。
【0009】本考案による治具を使用する吹出口の取付
手段を図3について説明する。
【0010】図3は天井工事を終った後、該天井面に形
成した吹出口用開口部を利用して吹出口を天井内に吊設
支持する場合を示し、同図(イ)で示すように予じめ給
気ダクトに連なる可撓性の風道管kを吊材mによって所
定位置に吊持させておき、(ロ)で示すように吊材jを
使用して天井下地組eと、その下面に化粧材fを貼着し
て天井工事を終った後、該天井面の所定位置に吹出口開
口部gを形成する。
【0011】次いで(ハ)に示すように該吹出口用開口
部gを利用して吹出口チャンバーaの吊設用として所定
長さの吊杆cの複数本を設定位置から下垂させて取付け
ると共に、各吊杆cの下端に夫々本考案による治具のキ
ャップ1を螺着継合して、その柄杆2の下端を少なくと
も天井下面側で天井に近く位置させる。尚、吊杆cの垂
下に際して該吊杆cの下端に治具を継着し、これらを一
体としてスラブbから垂設してもよい。
【0012】尚、吊杆cは予じめスラブbに埋設した金
具にねじ込みその他の手段で結着する。
【0013】次に(ニ)で示すように吊杆cに対応する
数の結着孔dを設けた吹出口チャンバーaを、垂下した
治具の柄杆2の下端から結着孔dを挿嵌し該柄杆2をガ
イドとしてチャンバーaを上方に移動させ、該チャンバ
ーaの下部周縁のフランジ部nが、天井の化粧材fの下
面に接した状態の所定位置で(ホ)に示すように上動を
停止し、前述の作用項で説したように、各治具を吊杆か
ら取外しつつ各吊杆cの下端に座金hを施してナットi
で固定する。尚、この場合吹出口チャンバーa上壁面の
結着孔dは、治具のキャップ1の外形よりも大きくし
て、結着孔d内をキャップ1が、自由に通過できるよう
にする。
【0014】次いで(ヘ)で示すように、前記した風道
管kをチャンバーaに接続し、(ト)で示すようにチャ
ンバーa内にフィルターoを装着し、(チ)で示すよう
にチャンバーaの下部開口にパンチングボード等の化粧
板pを取付けて吹出口の取付け施工を終了するものであ
る。
【0015】
【考案の効果】本考案によるときは、天井工事を終った
後、該天井面に形成した限られた大きさの吹出口用開口
部を使用し、または天井工事前にいおいてもスラブから
下垂した吊杆に対して吹出口チャンバーの上方への持ち
上げによる吊設支持作業を極めて安易にして、労力と時
間を軽減し、熟練の必要なく短時間で施工を終え、また
高所作業の危険を防止し得る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による治具の実施例を示す(イ)は側
面図、(ロ)は切断側面図
【図2】 治具の作動状態を示す側面図
【図3】 吹出口の取付施工工程を示す側面図
【符号の説明】
1 キャップ 2 柄杆 3 螺孔 a 吹出口チャンバー b スラブ c 吊杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺孔を有するキャップの下端から適宜長
    さの柄杆を突設して成る天井吹出口の取付用治具。
JP1992014230U 1992-03-17 1992-03-17 天井吹出口の取付用治具 Expired - Lifetime JPH0742058Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0579322U JPH0579322U (ja) 1993-10-29
JPH0742058Y2 true JPH0742058Y2 (ja) 1995-09-27

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