JP3040256U - 変圧器用安全ポール - Google Patents

変圧器用安全ポール

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JP3040256U
JP3040256U JP1997000943U JP94397U JP3040256U JP 3040256 U JP3040256 U JP 3040256U JP 1997000943 U JP1997000943 U JP 1997000943U JP 94397 U JP94397 U JP 94397U JP 3040256 U JP3040256 U JP 3040256U
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JP
Japan
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pole
transformer
base
bent
safety
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997000943U
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English (en)
Inventor
栄二 太田
勝次 小川
修司 神田
Original Assignee
株式会社関西テック
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱することなく必要なときに容易に直立
させて使用可能で、使用しないときには屈曲した状態に
して高圧ブッシングとの間に十分な絶縁距離を確保可能
な変圧器用安全ポールを提供する。 【解決手段】変圧器の上面カバー(4)に取付可能なポー
ル基部(11)を有する。ポール基部(11)にはそれに対して
上下にスライド可能なポール上部(8)が取り付けられて
いる。ポール上部(8)は上方にスライドした状態からポ
ール基部(11)に対して略直角に屈曲可能である。ポール
基部(11)は屈曲したポール上部(8)を支持するための支
持部(12),(13)を有している。ポール上部(8)を直立状
態で固定するための固定手段(15)と、ポール上部(8)を
屈曲状態で固定するための固定手段(14)を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は大型変圧器の保守点検作業時等における安全のために、その変圧器カ バー上面に設置される変圧器用安全ポールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
大型の変圧器は高さが数メートル程度あるため、変圧器の組み立てや保守点検 作業時には変圧器のカバー上面に登って作業しなければならないことがある。
【0003】 このとき、変圧器のカバー上面から作業者が転落しないように、カバー上面に ポール(支柱)を立てて、安全ロープのフックをポールに備えられたリング部に ひっかけたり、ポール相互間にロープを張り渡す等している。
【0004】 ところで、変圧器のカバーには高圧ブッシングが取り付けられており、常にポ ールを取り付けておくと、ポールとブッシングとの間の絶縁距離を十分に確保す ることができない。
【0005】 そのため、従来はポールを取り外し可能として、必要に応じて着脱して使用し ていた。しかしながら、重量のあるポールを複数本運んで取り付けるのには大き な労力が必要となる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、着脱することなく、必要なときに容易に使用でき、使用しないときに はブッシングとの絶縁距離を十分に確保することができる変圧器用安全ポールが 求められている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の変圧器用安全ポール(6)は、変圧器の上面カバー(4)に取付可能なポー ル基部(11)を有し、該ポール基部(11)には該ポール基部(11)に対して上下にスラ イド可能なポール上部(8)が取り付けられており、ポール上部(8)は上方にスライ ドした状態からポール基部(11)に対して略直角に屈曲可能であり、ポール基部(1 1)は屈曲したポール上部(8)を支持するための支持部(12),(13)を有しており、 ポール上部(8)を直立状態で固定するための固定手段(15)と、ポール上部(8)を屈 曲状態で固定するための固定手段(14)を備えていることを特徴とする。
【0008】 更には、上記の変圧器用安全ポール(6)において、ポール上部(8)にはロープ(7 )を取り付けるためのリング(9)と、手摺りを取り付けるための手摺り掛け(10)が 備えられていることを特徴とする
【0009】
【考案の実施の態様】
以下、本考案を好適な実施例を用いて説明する。 [実施例] 図1は本考案の変圧器用安全ポールを備えた大型の変圧器(1)の平面図であり 、図2はその変圧器(1)の正面図である。
【0010】 (2)は変圧器本体を収納した変圧器(1)のタンクであり、(3)はタンク(1)の側面 に取り付けられた放熱器である。(4)は変圧器(1)の上面カバーであり、上面カバ ーの上には複数の高圧ブッシング(5)が備えられている。(6)は本考案の変圧器用 安全ポールである。(19)は作業者が変圧器(1)の上に登るための梯子である。
【0011】 図3は本考案の変圧器用安全ポール(6)が直立した状態を示す正面図である。 保守点検等のために変圧器(1)の上面カバー(4)上で作業する際に、安全ポール(6 )をこのように直立させる。
【0012】 (11)はポール基部である。ポール基部(11)の基本形状は円筒状であり、下端の ポール取付部(18)により上面カバー(4)に固定されている。
【0013】 (8)はポール上部であり、円柱状の基本形状を有している。ポール上部(8)の外 径は、ポール基部(11)の円筒状部の内径よりも若干小さく、ポール上部(8)はポ ール基部(11)に差し込まれて摺動可能に取り付けられている。
【0014】 (16)はポール基部(11)に上下方向に設けられたスライドガイド孔であり、ポー ル上部(8)の下端付近に取り付けられたスライドガイドボルト(17)がスライドガ イド孔(16)に沿って移動可能となっている。なお、図4では見えないが、反対側 にもスライドガイド孔(16)とスライドガイドボルト(17)が備えられている。
【0015】 (15)は直立位置固定ボルトであり、これでポール基部(11)内のポール上部(8) を締め付けることにより、直立状態にあるポール上部(8)がポール基部(11)に対 して上下にスライドしないように固定することができる。
【0016】 また、この状態ではポール上部(8)がポール基部(11)に対して折れ曲がる方向 に力が加わっても、ポール基部(11)内に位置するポール上部(8)がポール基部(11 )の内壁に当たるために、ポール上部(8)はポール基部(11)に対して屈曲すること はない。
【0017】 (9)はポール上部(8)の上端部近くに設けられたリングであり、安全ポール(6) 間にロープ(7)を張り渡したり、安全ロープのフックを取り付けたりするのに用 いることができる。(10)は手摺りを取り付けるための手摺掛けである。
【0018】 安全ポール(6)を使用しないときには、安全ポール(6)はポール上部(8)がポー ル基部(11)に対して屈曲した状態にして、高圧ブッシング(5)と安全ポール(6)と の間に十分な絶縁距離を確保するようにする。
【0019】 図4は本考案の変圧器用安全ポール(6)が屈曲した状態を示す正面図であり、 図5は同じ状態の平面図である。(12)はポール基部(11)に取り付けられた屈曲位 置支持部取付台であり、その上部には屈曲位置支持部(13)が備えられている。
【0020】 ポール上部(8)が直立した図3のような状態から、このような屈曲した状態に するには、直立位置固定ボルト(15)を緩めてポール上部(8)が上下にスライドで きるようにしてから、スライドガイドボルト(17)がスライドガイド孔(16)の上端 付近に至るまでポール上部(8)を上方に引き上げる。
【0021】 この状態で曲げ方向、すなわち屈曲位置支持部取付台(12)の方向に力を加える と、引き上げられたポール上部(8)の屈曲側側方にはポール基部(11)の壁部は存 在しないので、ポール上部(8)は屈曲位置支持部取付台(12)に当接するまで側方 に約90°倒すことができる。
【0022】 この状態で屈曲位置固定ボルト(14)を締め付けると、ポール上部(8)は屈曲位 置支持部取付台(12)に固定され、ポール上部(8)が屈曲した状態を維持すること ができる。再びポール上部(8)を直立させる際には、屈曲位置固定ボルト(14)を 緩めて上記と反対の操作を行えばよい。
【0023】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案により着脱することなく必要なときに容易に直立さ せて使用可能で、使用しないときには屈曲した状態にして高圧ブッシングとの間 に十分な絶縁距離を確保可能な変圧器用安全ポールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の変圧器用安全ポールを備えた大型変圧
器の平面図。
【図2】本考案の変圧器用安全ポールを備えた大型変圧
器の正面図。
【図3】本考案の変圧器用安全ポールが直立した状態を
示す正面図。
【図4】本考案の変圧器用安全ポールが屈曲した状態を
示す正面図。
【図5】本考案の変圧器用安全ポールが屈曲した状態を
示す平面図。
【符号の説明】
(1) 変圧器 (2) タンク (3) 放熱器 (4) 変圧器カバー (5) 高圧ブッシング (6) 安全ポール (7) ロープ (8) ポール上部 (9) リング (10) 手摺掛け (11) ポール基部 (12) 屈曲位置支持部取付台 (13) 屈曲位置支持部 (14) 屈曲位置固定ボルト (15) 直立位置固定ボルト (16) スライドガイド孔 (17) スライドガイドボルト (18) ポール取付部 (19) 梯子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器の上面カバーに取付可能なポール
    基部を有し、該ポール基部には該ポール基部に対して上
    下にスライド可能なポール上部が取り付けられており、 ポール上部は上方にスライドした状態からポール基部に
    対して略直角に屈曲可能であり、ポール基部は屈曲した
    ポール上部を支持するための支持部を有しており、 ポール上部を直立状態で固定するための固定手段と、ポ
    ール上部を屈曲状態で固定するための固定手段を備えて
    いることを特徴とする変圧器用安全ポール。
  2. 【請求項2】 ポール上部にはロープを取り付けるため
    のリングと、手摺りを取り付けるための手摺り掛けが備
    えられていることを特徴とする請求項1記載の変圧器用
    安全ポール。
JP1997000943U 1997-02-05 1997-02-05 変圧器用安全ポール Expired - Lifetime JP3040256U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011058267A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Caterpillar Sarl 建設機械
JP2018053595A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 大和ハウス工業株式会社 墜落防止装置取付部材及び支柱支持具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0451461U (ja) * 1990-09-04 1992-04-30

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