JPH0235233Y2 - - Google Patents

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JPH0235233Y2
JPH0235233Y2 JP15660086U JP15660086U JPH0235233Y2 JP H0235233 Y2 JPH0235233 Y2 JP H0235233Y2 JP 15660086 U JP15660086 U JP 15660086U JP 15660086 U JP15660086 U JP 15660086U JP H0235233 Y2 JPH0235233 Y2 JP H0235233Y2
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JP
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plate
support ring
tightening screw
tightening
screw
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JP15660086U
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  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えば台所の水切り棚、用具掛け、
間仕切りなど多くの用途に使用できる建物用装置
具に関するものである。
従来技術とその問題点 従来、台所には水切り棚、杓子などを引つ掛け
る用具掛けなどが設置されているが、これら棚や
用具掛けは壁面に釘や木ネジなどで固定されるた
め、これらを取り外したり、新たに設置する場合
には大変な手間がかかるという問題がある。ま
た、これら装置具は常に1つの機能しか有しない
ので、棚、用具掛けあるいは間仕切りとしても使
用したい時、別個に専用部品を購入しなければな
らず、高価となる欠点もある。
考案の目的 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は、棚や用具掛けなど種々に変更でき、
多数の用途に使用できる建物用装置具を提供する
ことにある。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案は、被取付
部の上壁面と下壁面との間に突つ張つた状態で取
り付けられる2本の支柱と、各支柱の外周に挿通
された少なくとも2個の支持環と、各支持環に対
して螺合し、一端に摘み部を有し、他端が支柱に
圧着して支持環を支柱に対して固定する締付ねじ
と、上記支柱の間に配置され、両側部が上記締付
ねじを介して支持環に支持された板状部材とを具
備したものである。
実施例の説明 第1図は本考案にかかる建物用装置具を用具掛
け兼水切り棚として使用した一例を示し、1は支
柱、3〜6は支持環、7,8はネツトよりなる板
状部材である。
上記支柱1は、第2図に示すように外筒11
と、外筒11の内側に上端部が摺動自在に挿通さ
れた内筒12とを有し、これら筒11,12は具
体的には金属製パイプの外面に樹脂被膜を施した
構造となつている。
外筒11の上端開口にはキヤツプ13が嵌着固
定されており、このキヤツプ13の外側には、上
端面にゴム板15を貼着した端部材14が着脱可
能に嵌合している。外筒11の下端開口には内筒
12の案内部材を兼ねるスリーブ16が嵌着固定
されており、このスリーブ16にはその軸線と直
交方向に金属製ナツト17がインサート成形等に
て固定されている。上記ナツト17には固定ネジ
18が螺合しており、この固定ネジ18の先端が
内筒12に圧着して外筒11と内筒12とを任意
の位置でかつ確実に固定している。なお、固定ネ
ジ18の頭部には把手部18aが樹脂成形されて
おり、この把手部18aにより固定ネジ18を手
で回動操作し得るようになつている。
内筒12の上端開口には外筒11の内面を摺動
自在なキヤツプ19が嵌着固定されている。ま
た、内筒12の下端開口にも同一形状のキヤツプ
20が嵌着固定されており、このキヤツプ20の
中央挿通孔20aにネジ軸21が摺動自在に挿通
され、ネジ軸21の頭部21aはキヤツプ20の
上端面で抜け止めされている。上記ネジ軸21の
下端はキヤツプ22の内部に埋設固定されたナツ
ト23に螺着固定されており、このキヤツプ22
は端部材24内に着脱可能に嵌合している。端部
材24の下端面には、上記端部材14と同様に壁
面の損傷を防止するためのゴム板25が貼着され
ている。上記ネジ軸21の中央部には調整ナツト
26が、内部に固定した金属製ナツト27によつ
て螺合しており、この調整ナツト26を手で回す
ことによりネジ軸21に沿つて螺進させ、支柱1
を上下壁面A,B間に締め上げ固定し得るように
なつている。
なお、支柱1の構造としては、上記のように外
筒11と内筒12とを摺動自在に挿通させたもの
に限らないが、実施例の場合には上下壁面A,B
が変動しても対応できるとともに、運搬時には内
外筒11,12を縮めればよいので、嵩張らない
という利点がある。また、下端部にネジ軸21と
調整ナツト26とからなる締め上げネジ機構を設
けたものに限らないが、この締め上げネジ機構を
設けると、設置後の安定性が増す。
支持環3,4,5,6は上記支柱1の外周、特
に外筒11の外周に挿通されており、上下に所定
間隔をあけて固定されている。支持環3〜6は樹
脂にて円環状に一体成形されたもので、側部には
軸線と直交方向に金属製ナツト31,41,5
1,61がそれぞれ埋設固定され、各ナツトには
締付ねじ32,42,52,62が螺合してい
る。上記締付ねじ32,42,52,62は一端
に摘み部32a,42a,52a,62aを有
し、この摘み部を手で回すことにより他端を上記
外筒11の外周面に圧着させ、支持環3〜6を任
意の位置に固定できるようになつている。
板状部材7,8は金属製ネツトで構成されてお
り、周囲に設けた枠金71,81に対して縦横に
針金72,82が溶接固定されている。枠金7
1,81の両側部には上下に2個の挿通孔73,
74,83,84が形成され、これら挿通孔に上
記締付ねじ32,42,52,62を挿通して上
記支持環3〜6に螺合することにより、板状部材
7,8の両側部が支持環3〜6で支持される。
作動の説明 まず、支柱1の設置方法を説明する。最初に固
定ネジ18を緩めて内外筒11,12を相互に摺
動させ、支柱1の全長Lを上下壁面A,Bの距離
にほぼ一致させた後、固定ネジ18を締め付けて
内外筒11,12を相互に固定する。つぎに、下
方の調整ナツト26を回してネジ軸21の突出長
さを長くし、キヤツプ20の下端面から端部材2
4のゴム板25までの距離lを微調整することに
より、上下の端部材14,24のゴム板15,2
5を上下壁面A,Bに圧着させ、設置を完了す
る。
次に、第1図実線で示すように双方の板状部材
7,8を垂直状態に保持した状態から、破線で示
すように一方の板状部材7のみを水平状態に位置
変更する場合を説明する。まず板状部材7の両側
部の上部を支持した締付ねじ32を緩め、締付ね
じ32を支持環3から取り外す。この状態で板状
部材7は両側部の下部を支持した締付ねじ42を
支点として上下方向に回動可能となり、同時に支
持環3も支住1に対して上下に摺動自在となるの
で、上記締付ねじ32を再び支持環3に螺合し、
支持環3を支柱1の元の箇所に固定する。つぎ
に、再度螺着した締付ねじ32の軸部に連結具の
一例である鎖9の一端を引つ掛け、鎖9の他端に
取り付けたフツク91を板状部材7の枠金71の
自由端側、例えば枠金71の挿通孔73に係止す
る。これにより、板状部材7は水平位置に保持さ
れ、板状部材7上に鍋などの台所用具を載置すれ
ば水切り棚として使用できる。また、下方の板状
部材8を垂直状態に保持しておけば、この板状部
材8は玉杓子やフライ返しなどの小物用具をフツ
クなどを用いて引つ掛けるための用具掛け(ハン
ガーネツト)として使用できる。
他の実施例 上記実施例では板状部材を水平位置で保持する
ための連結具として鎖を用いたが、鎖に代えて金
属線、紐、あるいはつつかい棒を使用してもよ
い。特に、つつかい棒の場合には上記実施例とは
逆に板状部材を上方の締付ねじ32,52を支点
として水平方向へ回動させ、下方の締付ねじ4
2,62につつかい棒の一端を係止し、つつかい
棒の他端で板状部材の下面自由端側を支持するこ
ともできる。
また、板状部材としては上述のようなネツトに
限らず孔開きボードやパネルなどいかなる形状、
いかなる素材でも使用でき、棚板、引つ掛け面あ
るいは仕切り壁など少なくとも1つの機能を有し
ておればよい。但し、両側部に締付ねじ32,4
2,52,62を挿通し得る孔をそれぞれ少なく
とも2個形成しておく必要がある。
さらに、締付ねじは1個の支持環に対して1個
とは限らず、2個の締付ねじを螺合し、1個は支
持環を支柱へ固定するための専用ねじとし、他の
1個は棚部材又は連結具の支持専用ねじとしても
よい。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、本考案によれば
板状部材の両側部を2本の支柱に対して支持環と
締付ねじを用いて支持したので、簡易な用具掛け
又は間仕切りとして使用できる。また、板状部材
を上下一方の締付ねじを外して水平位置へ回動さ
せ、この状態で連結具と上記締付ねじを利用して
水平位置に保持すれば、簡易な棚として使用でき
る。
また、上記のように構成部品が少なくとも支
柱、支持環、締付ねじ、及び板状部材で構成され
るので、部品数が少なく簡易軽量で、極めて実用
性の高い装置具を提供できる。
さらに、締付ねじを板状部材の支持用、支持環
の固定用、さらに連結具の引つ掛け用とに兼用で
きるので、ねじ本数を削減でき、しかも締付ねじ
が直線手で回せる摘み部を有するので、素人でも
簡単に組立、分解が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる建物用装置具を用具掛
けとして使用した状態の斜視図、第2図はその一
部拡大断面図である。 1……支柱、11……外筒、12……内筒、3
〜6……支持環、32,42,52,62………
…締付ねじ、32a,42a,52a,62a…
…摘み部、7,8……板状部材、71,81……
枠金、73,74,83,84……挿通孔、9…
…鎖(連結具)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被取付部の上壁面と下壁面との間に突つ張つ
    た状態で取り付けられる2本の支柱と、各支柱
    の外周に挿通された少なくとも2個の支持環
    と、各支持環に対して螺合し、一端に摘み部を
    有し、他端が支柱に圧着して支持環を支柱に対
    して固定する締付ねじと、上記支柱の間に配置
    され、両側部が上記締付ねじを介して支持環に
    支持された板状部材とを具備したことを特徴と
    する建物用装置具。 (2) 上記板状部材は、両側部を上下の締付ねじで
    支持した垂直位置と、一方の締付ねじを外し他
    方の締付ねじを支点として水平方向へ回動した
    水平位置との2位置を有し、板状部材を水平位
    置に保持するために、一端が一方の締付ねじに
    係止され、他端が板状部材の自由端側に係止さ
    れる連結具が設けられていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の建物用装
    置具。 (3) 上記板状部材はネツトで構成され、該ネツト
    の周囲の枠金が締付ねじを介して支持環に支持
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項または第2項記載の建物用装置
    具。
JP15660086U 1986-10-13 1986-10-13 Expired JPH0235233Y2 (ja)

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JP15660086U JPH0235233Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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JP15660086U JPH0235233Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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JPS6361936U JPS6361936U (ja) 1988-04-23
JPH0235233Y2 true JPH0235233Y2 (ja) 1990-09-25

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