JPH0547389B2 - - Google Patents

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JPH0547389B2
JPH0547389B2 JP63301443A JP30144388A JPH0547389B2 JP H0547389 B2 JPH0547389 B2 JP H0547389B2 JP 63301443 A JP63301443 A JP 63301443A JP 30144388 A JP30144388 A JP 30144388A JP H0547389 B2 JPH0547389 B2 JP H0547389B2
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JP
Japan
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apex
bead ring
filler
bead
tip
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Application number
JP63301443A
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English (en)
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JPH02145328A (ja
Inventor
Osamu Yasuno
Koji Tsukamoto
Toshiichi Okada
Yukihisa Tanaka
Yoshiaki Nakajima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP63301443A priority Critical patent/JPH02145328A/ja
Publication of JPH02145328A publication Critical patent/JPH02145328A/ja
Publication of JPH0547389B2 publication Critical patent/JPH0547389B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/48Bead-rings or bead-cores; Treatment thereof prior to building the tyre
    • B29D2030/482Applying fillers or apexes to bead cores

Landscapes

  • Tyre Moulding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、自動車の空気入りタイヤの製造に
おいて、タイヤのビード部の組立てに先立つてビ
ードリング外周面にエイペツクスと称する断面が
比較的に細長い略三角形の押出し成形されたゴム
層を円環状に貼付けるエイペツクスの貼付方法と
その貼付装置に関し、さらにエイペツクスの貼付
と同時に帯状フイラーの貼付けも可能な方法及び
装置に関する。
〈従来の技術〉 この種の主な従来技術として、特公昭51−
29551号公報、特公昭61−6782号公報記載のもの
がある。前者には、一対のガイドロールに掛け渡
され回転するビードリング上にエイペツクスを一
端から送り込み、一対の押えロールで連続的にビ
ードリング外周面に圧着し円環状に貼付けていく
こと、貼付け途中で円盤形ロールとコーンロール
とによりビードエイペツクスをはさみ込んで内縁
から外縁方向に押し伸ばすようにしていること、
エイペツクスの先端が所定角度まで回転したこと
を検知してエイペツクスの後部を定寸切断するこ
と、エイペツクスをビードリングの全周に貼付け
た後でエイペツクスのV字形に開いた両端部をス
プライス機構によりクランプして互いに接近させ
両切断端面を互いに圧着接合することなどが記載
されている。
後者には、回転可能な円板の外周部にビードリ
ングを保持し、予め定寸切断されたエイペツクス
を円板の回転によりビードリングの外周面に円環
状に貼付けエイペツクスの両端部が対向してV字
状の間隙を生じている状態で両端部の両側部を2
対の挟着具(圧力素子)で挟着し、第3の機構で
スラスト力を挟着具に作用させ、これによつてエ
イペツクスの2つの対面するV字状端部を互いに
引き寄せて突合わせ添接することが記載されてい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 ビードリングに断面が比較的に細長い三角形状
の帯状エイペツクスを円環状に貼付けた場合、ビ
ードリング外周面に当接するエイペツクスの内周
長と外縁部(剣先部)を含む外周長に差があるた
め始端部と終端部の接合位置においてV字状隙間
が生じる。前記従来の技術によれば、ビードリン
グ外周面にエイペツクスを貼付けた後で挟着具で
エイペツクスの両端部をつかんで互いに引き寄せ
て突合わせ接合するために、エイペツクスの引出
し時点からビードリング外周面への貼付け終了時
点の間にエイペツクスが特にその外縁部において
収縮し、その分余計に両端部のV字状隙間が大き
いものとなり、また、そのV字状隙間を消滅させ
るためのエイペツクス端部の変形量が局部的に相
当に大きくエイペツクス外縁形状が接合部付近で
不均一になり易く、また挟着具の挟着跡が接合部
に残る等の問題がある。V字状隙間の大きさはエ
イペツクスゴムの粘性により収縮度が異なり必ず
しも常に一定せず、大きい場合や小さい場合があ
る。これを一定範囲の動きしかできず、V字状隙
間の大小に即応した自由な引き寄せの動きが不可
能である上記従来のハサミ型挟着具を用いて挟着
接合する場合は、ミスジヨイントを避けるため、
大きい隙間に合せて挟着具の動作ストロークを大
きく設定すると、小さい隙間の接合はオーバージ
ヨイント(過剰接合)となり、また、小さいV字
状隙間に合わせて動作ストロークを小さく設定す
ると、大きい隙間の接合は接合不足となり接合部
に隙間が残り、いづれにせよ良好なジヨイントが
得られないという問題がある。
〈課題を解決するための手段〉 この発明のエイペツクス貼付方法は、ビードリ
ングを鉛直又は鉛直に近い面に沿つて定位置で周
方向に回転可能に内周面で支持し、そのビードリ
ングの頂部外周面位置に一端から供給されるエイ
ペツクスの先端部のビードリング貼付面を圧着さ
せエイペツクスをビードリングの頂部外周の接線
に略沿うように支持し、次に前記ビードリングを
周方向に回転させその回転に従つて前記エイペツ
クスの先端部に続く後部をビードリングに貼付け
て行き、その貼付けの途中でビードリングの回転
を所定回転位置で停止させ、前記エイペツクスの
後部の切断予定位置前側を挟持して定寸切断し、
次にビードリングの回転を再開し、その回転と同
期的に定寸切断時に挟持したエイペツクスの後端
部を挟持状態のままビードリング側へ下方へ凸な
円弧に沿つて回動させて貼付け続いてエイペツク
スの先端面へ後端面を当接させてジヨイントを形
成することを特徴とする。
この発明のエイペツクス貼付装置は、回転駆動
部を有するビードリング支持機構によつて鉛直又
は鉛直面に近い面に沿つて定位置で周方向に回転
可能にビードリングを支持し、エイペツクス供給
機構によりエイペツクスを一端から供給して先端
部を圧着機構へ受渡し、圧着機構がエイペツクス
をビードリングの頂部外周面へ圧着してビードリ
ング支持機構がビードリングを回転させることに
よりエイペツクスをビードリングに貼付けて行
き、途中でエイペツクスを定寸切断してから残り
の貼付けを完了する構成のエイペツクス貼付装置
において、前記エイペツクス供給機構の先端部
が、ビードリング頂部近くから離れた後退位置と
前記圧着機構へエイペツクスの先端部を受渡す前
進位置とを往復するように設けられ、前記後退位
置にあるエイペツクス供給機構の先端部の前側位
置と前記ビードリングの頂部に近い外周面上のエ
イペツクス先端が移動してくるジヨイント位置と
の間を、下方へ凸な円弧に沿つて移動するように
エイペツクスを挟持可能なチヤツク機構を設け、
前記後退位置にあるエイペツクス供給機構の先端
部とその先端部前側位置にあるチヤツク機構との
間に定寸切断機構のエイペツクス切断位置を設け
てなることを特徴とする。
〈作用〉 この発明の方法によれば、ビードリングにエイ
ペツクスを始端部から貼けて行き、途中で後部の
切断予定位置前側を挟持して定寸切断し、次にビ
ードリングの回転と同期的に定寸切断時に挟持し
たエイペツクスの後端部を挟持状態のままビード
リング側へ下方へ凸な円弧に沿つて回動させて貼
付けるから、ビードエイペツクスの先端面AFと
後端面ARが互いに当たるジヨイント位置をJと
し、チヤツク機構の回動支点とジヨイント位置J
とビードリング中心とが一直線上にあるとする
と、後端面ARの回動角θ1に対応する後端面AR
の移動距離L1に対し、エイペツクス切断時の先
端面AFの位置Pから上記ジヨイント位置Jまで
の先端面AFの回動角θ2に対応する先端面AFの移
動距離L2が等しく、かつ、上記ジヨイント位置
Jにおいて、ビードワイヤの接線Qと先端面AF
のなす角α1とビードワイヤの接線Qと後端面AR
のなす角α2とが等しければ、上記ジヨイント位
置において先端面AFと後端面ARとは過不足な
く一致当接する。L1とL2が等しく、かつ、α1と
α2とが等しい状態で、θ1をθ2よりも大きくすれ
ば、先端面AFと後端面ARとは外周側で当接し
内周側で空隙を生じ、また、θ1をθ2より小さくす
ると逆に内周側で当接し外周側で空隙を生じるこ
とになる。従つてこの関係を利用して予めエイペ
ツクス先端面と後端面とが過不足なく一致当接す
るようにθ1とθ2とを決めておくことができ、これ
によつてエイペツクスのジヨイントがゴムの過不
足なく形成される。エイペツクスの後端部を挟持
したまま前記のように回動させると、ビードリン
グの回転でエイペツクスが貼付けられるのに加え
て、その回動によつても貼付けが進行し、その間
に後端面角度が変化して前端面と一致するように
なるのである。 なお、この方法によれば、ビー
ドリングにエイペツクスを貼付けて行くことにわ
ずかに遅れてフイラーを貼付けて巻上げることを
略同時に行うこともできる。
また、この方法を実施するための装置におい
て、ビードリング支持機構は、ローラ型のものの
ほかにドラム状のものも使用可能である。しか
し、フイラーの貼付け及び巻上げを同時に行う場
合はフイラー供給機構を設けるためにローラ型の
ビードリング支持機構とする必要がある。
〈実施例〉 この発明の1実施例を第1図乃至第15図によ
つて説明する。図はこの発明の方法の実施に使用
する装置の概略を示し、この装置は、ビードリン
グ支持機構1、エイペツクス供給機構2、圧着機
構3、エイペツクス始端部検出器(図示せず)、
チヤツク機構5、エイペツクス切断機構6、フイ
ラー供給案内機構7、フイラー巻上げ機構8、プ
レスロール機構9、ガイドローラ機構10等で構
成されている。
ビードリング支持機構1は、機枠後11に設け
られた第1、第2、第3、第4、第5支持ローラ
21,22,23,24,25等からなる。第1
図及び第2図に示すように、各支持ローラ21〜
25は、鉛直面よりもやや傾斜した面26にビー
ドリング12を一致させて、回転可能に支持する
ものである。第1支持ローラ21は上方の定位置
に設けてあり、第1、第2支持ローラ21,22
が回転駆動用モータ27により減速機27a,ス
プロケツト及びチエーン等を介して第1図で反時
計方向に回転駆動されるようになつている。第1
〜第5支持ローラ21〜25は、夫々外周に溝を
有するもので、その溝にビードリング12内周面
側が係合するようになつている。第5支持ローラ
25は回転自在に軸支持され、第2、第5支持ロ
ーラ22,25は夫々の支持軸をシリンダ駆動さ
れて回動するアームに支持されていて、ビードリ
ング12の内周面に接する作用位置(第1図の位
置)とその作用位置から内側に変位した退避位置
とに移動するようになつている。第3、第4支持
ローラ23,24は溝の片側の側面形成部が大径
に形成されており、回転自在に軸支持され、その
軸がシリンダ駆動される移動板23aに固定され
ていて、ビードリング内周面に接する作用位置と
その作用位置から上方へ変位した退避位置とに移
動するようになつている。第2〜第5支持ローラ
22〜25の作用位置はシリンダによる移動に対
し夫々ストツパ位置を変更することにより、ビー
ドリングの直径が変ることに対応できるようにな
つている。
エイペツクス供給機構2は、第3図、第5図に
示すように、傾動枠29上に設けられたガイドレ
ール30、シリンダ31,32,33,エイペツ
クスガイド34からなる。傾動枠29は軸35を
中心に回動可能に機枠11に支持され、シリンダ
31によつてビードリング支持機構1側が昇降す
るようになつている。ガイドレール30は傾動枠
29に固定され、第3図の左右方向に伸延してい
る。エイペツクスガイド34はエイペツクス13
を図の右方から左方へ起立状態で案内するように
溝を有する部材34aで形成され、ガイドレール
30に沿つてエヤシリンダ32,32aにより進
退駆動されるようになつている。シリンダ32a
は別に設けたものでシリンダ32と同じ方向に小
距離(10mm)を駆動するようになつている。エイ
ペツクスガイド34は、ビードリング支持機構1
に支持された状態にあるビードリング12の最上
部、すなわち頂部に外接する水平な直線に溝の底
が沿う水平な状態と、別にガイドレール30の先
端部に設けたシリンダ33により軸36を中心に
前方がやや持上げられた状態と、シリンダ32,
32aによる前記進退位置とをとり得ると共に、
前記シリンダ31により傾動枠29と共に回動す
る昇降位置とをとり得る。エイペツクスガイド3
4の溝内に第3図の右方から送り込まれるエイペ
ツクスは、図示していないがエイペツクス送出し
機構から送出されたもので、両端で対をなすガイ
ドローラ37間を下側から上方へ向い、両端鍔付
きのガイドローラ38で断面の三角形の頂部が上
向きとなる起立状となり、両側で対をなすガイド
ローラ39間及び下面支持ローラ39aを通り、
戻り止め部40を通つて部材34aの溝内に至る
ようになつている。戻り止め部40は両側にエイ
ペツクス13を案内するように板ばね40aを配
置しエイペツクスの進行方向側の先端部の間隔を
狭く形成し後端部を部材34aを支持している進
退移動部に固定されている。図中40bはエイペ
ツクスの戻り止め押圧ばねである。これらによつ
てエイペツクスガイド34の先端部へ出た状態に
あるエイペツクス13はエイペツクスガイド34
が前進する時は共に前進してエイペツクス送出し
機構から引出されるようにして出てくるが、エイ
ペツクス13の先端側が保持されてエイペツクス
ガイド34が後退する時はこれを許容しエイペツ
クス13を後方へ引張ることはなく、エイペツク
スガイド34が後退するようになつている。第3
図の41はストツパでシリンダ32によるエイペ
ツクスガイド34の前進位置を規制する。
圧着機構3は、第3図、第6図に示すように傾
動枠29が水平な下降位置にあるときにビードリ
ング支持機構の上側に位置するように傾動枠29
の先端に設けられており、傾動枠29に設けられ
たガイドレール43に沿つて両側のエヤシリンダ
44により両側の圧着ロール支持部45が互いに
接近したり離れたりするようになつている。両側
のロール支持部45には夫々中央ローラ46、入
側ローラ47、出側ローラ48が設けられ両側で
対をなしている。中央ローラ46は、第3図にお
いてビードリング12の頂部よりやゝ右側に位置
し、外径が全長で等しく、長さが起立したエイペ
ツクス13の高さよりも十分に高く、回転自在に
支持されている。入側ローラ47は、中央ローラ
46よりも小径で双方が回転自在にかつ軸方向に
高さの調節ができるように支持されている。出側
ローラ48は、いずれも3個のラジアルボールベ
アリングを軸支持したもので、軸部をローラ支持
部45に取付ける2本のボルトの内一方のボルト
49を中心に軸の角度を調節できるようになつて
いて、エイペツクス13の側面の傾斜に合致する
ように調節される。この圧着機構3は、シリンダ
44により各ローラが互いに接近した挟持作用位
置と、互いに離れた退避位置と、さらに傾動枠2
9の昇降により図示の下降した圧着作用位置と上
昇位置とをとり得る。
エイペツクス始端検出器は、図示していない
が、ビードリング12の外周にエイペツクス13
の先端が貼付けられそしてビードリング12が回
転しながら後方のエイペツクス13が貼付けられ
て行くとき、エイペツクスの先端が所定回転角例
えば約2/3回転した位置に至つた時これを検出で
きるように設けた光電式のものである。この検出
信号は、貼付け途中のエイペツクス13を定寸切
断するために用いられ、エイペツクス13の始端
から切断機構6のカツターによる切断位置までの
長さが、ビードリング12の外周長さにオーバラ
ツプジヨイント長さを加えた長さに等しくなるよ
うに、ビードリング12の回転を停止させるのに
用いられる。この定寸を確実にするために、ビー
ドリング12の回転角に対応するパルス発信部及
びパルスカウンタを設置し、始端検出後にビード
リングの回転を低速にすると共にパルスをカウン
トして所定パルス数回転した時に停止させて所望
の停止位置となるようにしてある。
チヤツク機構5は、第1図及び第3図において
ビードリング支持機構1の斜め右上方に位置する
ように傾動枠29に設けてあり、第7図、第8図
に示すように、傾動枠29に枢軸支された回動ア
ーム51、回動アーム51に設けられたチヤツク
部52からなる。回動アーム51は、基部を軸5
3で回動可能に支持され、基部の高さ調節部51
aを設けてあり、基部からやや下方に伸延して第
7図において斜め右下方へ伸延し、途中に長さ調
節部51bを有し先端部に設けた部材51aにチ
ヤツク部52を支持しており、シリンダ54によ
つて図示の位置から時計方向に回動するようにな
つている。チヤツク部52は、回動アーム51の
先端に枢支され互いに噛合う2個の同じ歯車55
a,55bと、夫々の歯車から伸延した開閉アー
ム56a,56bと、開閉アームの先端に夫々設
けられたエイペツクス13の側面に当接する部材
57a,57bと、部材57aに設けられたシリ
ンダ58によつて部材57bの一部に対向して進
退するもう一つの部材59と、歯車55aに設け
たアーム56aと回動アーム51側との間に設け
られた開閉駆動用シリンダ60とからなる。チヤ
ツク部52は、第3図及び第7図の位置で部材5
7bと部材57a及びもう一つの部材59とが互
いに開いた状態で、その間をエイペツクスガイド
34が進退できるようになつており、エイペツク
ス13が圧着機構3まで引出された後エイペツク
スガイド34が後退しエイペツクス13が後退し
たエイペツクスガイド34の先端から圧着機構3
のローラ間に達した状態であるとき、シリンダ6
0及び58によつて閉状態とされると部材57b
と部材57a,59との間にエイペツクス13が
挟持されることになる。また、チヤツク部52は
図示の挟持位置からシリンダ54によつて回動し
たとき、ビードリング支持機構1に支持されたビ
ードリング12の頂部に近い第7図に示すジヨイ
ント作用位置52aに達するようになつている。
この位置でジヨイント形成後に、シリンダ58が
動作して部材59が前進して部材57bとの間で
ジヨイント部を圧着する。
エイペツクス切断機構6は、傾動枠29が降下
(水平)位置にあるとき、エイペツクス供給機構
2において後退位置にあるエイペツクスガイド3
4の先端と、挟持位置にあるチヤツク部52との
間を上方から下方へカツター61が切断動作する
ように傾動枠29に設けてある。図中62はカツ
ター駆動用シリンダ、63はシリンダ支持部材、
64はガイド、65はカツター取付部材である。
シリンダ支持部材63の傾動枠29に対する取付
位置及び角度、カツター取付部材65のカツター
取付位置等は夫々調節できるようになつている。
フイラー供給案内機構7は、第1図、第9図a
に示すように、第1支持ローラ21の斜め右下位
置に設けられた押圧及び切断部66及びこれにフ
イラーを供給するフイラー供給部67とからな
る。押圧及び切断部66は、第9図bに示すよう
に移動板68に押え板95、フイラーガイド10
0、カツター98、ソロバンローラ99、スベリ
板101等を設けてなる。移動板68の上面に直
角な方向にシリンダで動作する押え板95がフイ
ラー14の先端部を移動板68に保持、開放可能
であり、カツター98が移動板68の上端縁附近
でその上端縁68aに斜めに進退するようになつ
ており、移動板68自身が第9図aに示す下降退
避位置と上方のビードリング12の内周面の第1
支持ローラ21に近い部分に移動板68の上端縁
68aを接するような上昇押圧位置との間をシリ
ンダにより昇降移動するように設けられている。
この押圧及び切断部66は移動板68の上端縁6
8aからフイラー14の先端が少し突出するよう
にフイラー14を押え板95で移動板68に保持
した状態で下降退避位置から上昇押圧位置に至
り、フイラー14の先端部をビードリング12の
前記内周面部分に押圧して接着させ、その接着後
に押え板95を解放状態としてフイラー14がビ
ードリング12の回転に従つて引出されるように
する。そして移動板68は元の下降退避位置に戻
る。その後ビードリング12の回転により引出さ
れてビードリング12に巻付けられたフイラー1
4の後端を押え板95による保持状態下でカツタ
ー98が定寸切断し、切断により新たに形成され
たフイラー14の先端部を保持したままの状態で
移動板68が下降退避位置で待機する。フイラー
供給部67は押圧及び切断部66にフイラーを案
内供給するもので、第9図に示すようにライナー
67aと共に巻回されたフイラー14をライナー
67aを別に巻取りながら繰り出し、ガイドロー
ル67bを経て押圧及び切断部66へ案内する。
フイラー巻上げ機構8は、第1図及び第10図
に示すように、第1支持ローラ21と第2支持ロ
ーラ22との間の位置に設けられており、巻上げ
ローラ70、支持アーム71、駆動アーム72、
駆動シリンダ73、回転伝達部74からなる。巻
上げローラ70は、第10図に示すようにローラ
部材70a、70bを軸方向にばね70cで押圧
し双方の間にビードリング12の幅に対応する幅
の溝70dを形成され、軸70eに回転自在に支
持され、その軸70eが支持アーム71の先端に
固定されている。支持アーム71は基端部を第1
支持ローラ21の軸の一部に回転自在に嵌合した
円筒部材71aに固定されている。その円筒部材
71aには駆動アーム72の基端が固定され、駆
動アーム72の先端と機枠11との間に駆動シリ
ンダ73を設けてある。この構成によつて、巻上
げローラ70は第1図に示す退避位置から駆動シ
リンダ73の短縮動作で巻上げ作用位置に移動し
溝70d内をビードリング12が通るようにな
る。ローラ部材70a,70bの外周の溝74
a,74bは第1支持ローラ21の外周に設けて
ある同様な溝との間にOリング74c,74dを
掛け渡して第1支持ローラ21の回転を伝達する
回転伝達部74としたものである。
プレスロール機構9は、第1図及び第11図に
示すように第2支持ローラ22の左側に設けら
れ、巻上げられたフイラー13を両側面から押圧
してエイペツクス12に十分接着させるものであ
り、対向する1対のローラ75,76、独立した
ローラ77、ローラ支持アーム78、駆動シリン
ダ79からなる。第11図、第12図に示すよう
に、ローラ75,77はローラ支持アーム78に
支持され、夫々回転自在である。ローラ支持アー
ム78は機枠11側の軸78aを支点に回動可能
であり、下端と機枠11側との間にシリンダ79
を設けられている。第11図に示すようにローラ
75,77はシリンダ79の動作より実線で示す
退避位置と仮想線で示すプレス作用位置とに移動
する。ローラ76はローラ75に平行し巻上げら
れたフイラーを挟む位置に設けられ回転駆動され
るようになつている。図中76aはローラ支持
軸、76b,76cは駆動用傘歯車である。この
プレスロール機構9のローラ75,77の支持部
78b及びローラ76の軸76aは第1図で左右
方向に移動調節可能である。
ガイドローラ機構10は、ビードリング支持機
構1に支持されたビードリング12に貼付けられ
ていくエイペツクス13又はエイペツクス13と
フイラー14に対して案内作用するもので、第1
図において大略第4支持ローラ24と第5支持ロ
ーラ25との間に位置するガイドローラ81,8
2、このローラを支持する支持アーム83、ガイ
ドレール84、シリンダ85からなる。ガイドロ
ーラ81は第1図の正面側からガイドローラ82
は反対の背面側からエイペツクス13又はエイペ
ツクス13及びフイラーに接する位置にあつて回
転自在であり、支持アーム83に支持軸81a,
82aを支持されている。支持アーム83は下方
の基部に摺動部材83aを設けてあり、ガイドレ
ール84に沿つて第1図の左右方向に移動できる
ようになつている。ガイドレール84は機枠11
に固定されている。シリンダ85はガイドローラ
24の下方に設けてあつて、ガイドローラ81,
82を図示のガイド作用位置とその右方の退避位
置とに移動させる。図において86はガイドロッ
トで、ガイドローラ82と同じ側に位置してい
て、前述した第3、第4支持ローラ23,24を
支持している移動板23aに固定されており、第
3、第4支持ローラ23,24と共に作用位置と
退避位置とに移動する。
このほかにビードリング12にエイペツクス1
3のみ又はエイペツクス13とフイラー14を貼
付けた後でこの貼付装置からビード構体を取出す
ために、プツシユ機構90、係止機構91を設け
てある。プツシユ機構90は加工を終つたビード
構体の頂部に近い上部を第1図において押し板と
これを正面側へ押すシリンダとから構成されてい
る。係止機構91は前記移動板23aに設けたシ
リンダ92、レバー状の係止部材93からなり、
係止部材93が軸93aにより回動可能に枢支さ
れ、シリンダ92の伸長動作で回動してビード構
体の下部を第1図において正面側から背面側へ押
し込むように動作してビード構体をその下方位置
で一点保持する。プツシユ機構90と係止機構9
1とが、第2、第5支持ローラ22,25等が退
避した後で同時に動作すると、ビード構体が下部
を中心に回動して傾斜状態となり、図示しないビ
ード供給装置に突設した当たり棒に、ビード構体
の上部が当接し、同時に係止部材93がシリンダ
92で動作してビード構体の係止を解除して、ビ
ード構体は傾斜状態のまま自重で落下し、下方の
ストツクアームに受けとめられてストツクされ
る。
このように構成されたエイペツクス貼付装置
は、シーケンス制御にあり次のように動作する。
(1) エイペツクス供給機構2、圧着機構3、チヤ
ツク機構5、エイペツクス切断機構6はシリン
ダ31の動作で軸35を支点にして傾動枠29
が第3図で左側の上昇傾斜した待機位置にあ
る。
(2) このとき帯状エイペツクス13はエイペツク
ス送出機構より取出され、その始端部がエイペ
ツクス供給機構2のエイペツクスガイド34の
先端まで起立状態で引出されている。また、ビ
ードリング12を支持するビードリング支持機
構1の第2〜第5支持ローラ22〜25は夫々
のシリンダ動作でビードリング12を支持する
作用位置よりも内側の退避位置にある。また、
帯状フイラー14はフイラー供給機構7の押圧
及び切断部66の移動板68の上端縁68aま
で始端が引出され移動板68が押え板95によ
りフイラー始端部を挟持して退避位置にある。
このほかに、プツシユ機構90及び係止機構9
1等も退避位置にある。
(3) このような待機状態から、ビードリング支持
機構1にビードリング12を供給してその第1
支持ローラ21の溝に装着する。これはビード
リング支持機構1に対する自動装着装置又は手
作業で行う。ビードリング12は第1支持ロー
ラ21と下方のガイドロツド86、第3、第4
支持ローラ23,24の大径部内側面等に当接
して鉛直面よりも少し斜めに支持され、安定す
る。
(4) この支持状態で第2〜第5支持ローラ22〜
25が退避位置から作用位置に移動してビード
リング12を夫々の溝底が当接した形で支持す
る。
(5) (4)と略同期して、シリンダ32の収縮動作で
エイペツクスガイド34が前進し、起立状態の
エイペツクス13の始端部が圧着機構3の一対
の中央ローラ46の間に引出される。これに続
いてシリンダ44の動作で各ローラ46,4
7,48が互いに接近した挟持位置となりエイ
ペツクス13の始端部を挟持する。その後エイ
ペツクスガイド34が後退する(第15図a)。
(6) (4)の後、フイラー供給案内機構7の移動板6
8が上昇して押圧位置に至り(第15図b)、
フイラー14の始端部を第13図aに示すよう
にフイラー中心よりややずれた位置でビードリ
ング12の内周面の一部へ押圧接着する。接着
後、押え板95が上昇し、移動板68が下降す
る。
(7) これに続いてシリンダ31の動作で上昇傾斜
位置にあつた傾動枠29が回動下降し、従つて
圧着機構3がエイペツクス13の始端部を挟持
したまま下降し、これによつてビードリング支
持機構1に支持されているビードリング12の
外周の頂部へエイペツクス13の始端部のビー
ドリング接着面を圧着する(第15図b)。
(8) 次に、モータ27の回転により、第1支持ロ
ーラ21、巻上げローラ70、プレスロール機
構9のローラ76が回転を開始し、ビードリン
グ12は高速回転し、その外周にエイペツクス
13を起立状態で貼付けられて行き、同時にそ
の内周面にフイラー14も貼付けられて行く。
(9) モータ27の回転開始後直ちに駆動シリンダ
73の動作により巻上げローラ70が巻上げ作
用位置へ第1支持ローラ21の軸を支点に回動
し、回転して来るフイラー14をその始端部か
ら順次にビードエイペツクス回りに巻上げ貼着
していく。この巻上げは、第13図、a,bに
示すようにビードリング12とその外周面12
aに接着されたエイペツクス13との構体に対
してフイラー14を下面にだけ接着されたaの
状態から両側面にも貼付けたbの状態とするこ
とである。
(10) 回転するビードリング12に貼付けたエイペ
ツクス13の始端部が所定角度(始端部からカ
ッター61による切断位置までのエイペツクス
長さがビードリング12の外周長さにオーバラ
ツプジヨイント長さを加えた長さに等しくなる
回転角度)に近づくと、エイペツクス始端検出
器がこれを検出し、これによつてビードリング
12の回転が低速となり、そして一定パルス後
に回転を停止する。この停止位置が前記所定角
度の位置である(第15図c)。
(11) エイペツクスガイド34の部材34aがシリ
ンダ33の動作で軸36を支点として先端側を
微小距離(例えば5mm)上昇させられ、エイペ
ツクス13のチヤツク予定位置を持ち上げる。
これは後の切断始端部と切断後端部とのジヨイ
ント時に両端部相互にエイペツクス幅方向のず
れを生じさせないようにするためである。
(12) チヤツク機構6のチヤツク部52が開いた状
態からシリンダ60の動作で閉じてエイペツク
ス13をエイペツクスガイド34の先端近くで
挟持する。この時部材59は後退位置にある
(第15図c)。
(13) エイペツクス切断機構6のカツター61がシ
リンダ62の動作で前進してエイペツクス13
を切断する。その切断の状態は第14図a,
b,cに示すように、エイペツクス13の平面
図aで長手方向に対し斜めに、正面図bで背面
が長手方向に直角になるように切断される(第
15図c)。
(14) カツター61の前進後に、シリンダ32aの
動作でエイペツクスガイド34が少し引き戻さ
れる。これはカツター61が後退時に帯状エイ
ペツクス13を切断して形成した次の始端部に
引掛からないようにするためである。続いてシ
リンダ62の動作でカツター61が後退する。
(15) ビードリング12の回転が再開される。これ
と同時にシリンダ54の動作でチヤツク機構5
のチヤツク部52がエイペツクス13の後端を
挟持したまま軸53を支点にビードリング側に
回動し、ビードリング12は設定パルス経過後
に低速化して所定の回転角位置で回転を停止す
る。このとき、定寸切断されたエイペツクス1
3後端域はビードリング12に貼付けられると
同時に、その後端面と先にビードリング12に
貼付けられた先端部の端面とが互いに当接して
ジヨイントを形成する(第15図d)。
(16) 続いて、チヤツク部52の部材59がシリン
ダ58の動作で部材57bへ向つて前進し、部
材57bへジヨイントを押圧する。
(17) タイム後、シリンダ58の動作で部材59が
後退し、続いてシリンダ60の動作でチヤツク
部52が開き、そしてシリンダ54の動作でチ
ヤツク部52が回動して元の退避位置に戻る。
(18) ビードリング12が回転し、所定パルス後に
停止してフイラー供給案内機構7の押圧及び切
断部66の押え板95がフイラー14を押えた
後にカツター98がが切断動作してフイラー1
4の後部を定寸(ビードリング12の内周長さ
にオーバーラツプジヨイント長さを加えた長
さ)位置で切断する(第15図e)。
(19) フイラー切断後、ビードリング12は回転を
再開し、所定パルス数回転してフイラー14を
すべてエイペツクス付ビードリング回りに巻上
げてプレスロール機構9を通過後停止する(第
15図f)。
(20) また、傾動枠29はフイラー14が切断され
てから一定時間後にシリンダ31の動作で軸3
5を支点に上方へ回動して傾斜した退避位置に
戻る(第15図e)。
(21) 第2〜第5支持ローラ22〜25、巻上げ
ローラ70が夫々のシリンダの動作で元の退避
位置に戻る。
(22) 同時に、係止機構91の係止部材93がビ
ードリング12にエイペツクス13及びフイラ
ー14を貼付けられたビードリング構体の下部
を係止すると、プツシユ機構90によりビード
リング構体の上部が押されて、倒れかかり、ビ
ード供給装置の当たり棒に当接し、同時に係止
部材93がビードリング構体の下部を解放し、
ビードリング構体は傾斜状態で自重で落下し、
下方のストツクアームに受取られストツクされ
る。
上記実施例においては、ビードリング12にエ
イペツクス13を貼付けると共にフイラー14を
貼付けて巻上げるものを説明したが、場合によつ
てはビードリング12にエイペツクス13のみを
貼付ける場合もあり、その場合にはフイラー14
に関連した部分を除去した構成の装置とすればよ
く、また、実施例の装置でフイラー14に関連し
た部分を退避位置に停止させて動作させない構成
で使用してもよい。
〈発明の効果〉 この発明はエイペツクスの始端部はビードリン
グ外周面に圧着された後ビードリングに貼付され
る間は特に拘束されないが、このためにビードリ
ングに貼付けたエイペツクスの外周部に収縮があ
つても、定寸切断以降はエイペツクスの後端部を
チヤツク部で挟持してそのチヤツク部が下方に凸
な円弧に沿つて回動してエイペツクスを残りのビ
ードリング外周に貼り付けると共に始端面と後端
面とをジヨイントするようにしたから、その回動
角θ1に対応する後端面の移動距離L1と、エイペ
ツクスの切断時の先端面の位置から始端面と後端
面のジヨイント位置までの先端面の回動角θ2に対
応する先端面の移動距離L2を等しくし、かつ、
ジヨイント位置において、ビードワイヤの接線Q
と先端面のなす角α1と、ビードワイヤの接線Q
と後端面のなす角α2とを等しくしておくことに
より、エイペツクスの始端面と後端面とを過不足
なく一致当接させることができる。これによつ
て、エイペツクスのジヨイント部付近のゴムの過
不足がなく、形状変形もなく、タイヤのユニホー
ミテイが改善され、タイヤ品質の向上に大きく寄
与する。
また、ビードリングにエイペツクスを良好に貼
付けることができる上に、同時にフイラーを貼付
けて巻上げることもできるので、作業性もよい。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の1実施例を示し、第1図は主要
部を示し第2図の矢印Bの方向から見た部分拡大
正面図、第2図は第1図のA−A断面から矢印の
方向に見た断面右側面図、第3図は傾動枠29に
支持された部分を示す正面図、第4図は右側面部
分図、第5図はエイペツクス供給機構2の側面
図、第6図は圧着機構3の右側面部分断面図、第
7図はチヤツク機構5とビードリング12の関係
を示す拡大正面図、第8図はチヤツク機構5を示
しaは開閉面に直角な方向から見た右側面拡大
図、bはaの左側面図、cはbのC−C断面図、
第9図aはフイラー供給案内機構7の構成を示す
正面図、第9図bは押圧及び切断部66の移動板
部をフイラー支持面側から見た概略図、第10図
はフイラー巻上機構8の部分断面拡大平面図、第
11図はプレスロール機構9の右側面図、第12
図はプレスロール機構9の横断平面図、第13図
a,bはビードリングに対するエイペツクスを貼
付ける状態を示す断面図、第14図はエイペツク
スの切断される状態を示しaは平面図、bは正面
図、cは右側面図、第15図a乃至第15図fは
実施例の装置の動作を説明するための夫々異なる
状態の概略正面図である。 1……ビードリング支持機構、2……エイペツ
クス供給機構、3……圧着機構、5……チヤツク
機構、6……エイペツクス切断機構、7……フイ
ラー供給案内機構、8……フイラー巻上げ機構、
9……プレスロール機構、10……ガイドローラ
機構、11……機枠、12……ビードリング、1
3……エイペツクス、14……フイラー、21…
…第1支持ローラ、22……第2支持ローラ、2
3……第3支持ローラ、24……第4支持ロー
ラ、25……第5支持ローラ、29……傾動枠、
30……ガイドレール、34……エイペツクスガ
イド、51……回転アーム、52……チヤツク
部、61……カツター、70……巻上げローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ビードリングを鉛直又は鉛直に近い面に沿つ
    て定位置で周方向に回転可能に内周面で支持し、
    そのビードリングの頂部外周面位置に一端から供
    給されるエイペツクスの先端部のビードリング貼
    付面を圧着させエイペツクスをビードリングの頂
    部外周の接線に略沿うように支持し、次に前記ビ
    ードリングを周方向に回転させその回転に従つて
    前記エイペツクスの先端部に続く後部をビードリ
    ングに貼付けて行き、その貼付けの途中でビード
    リングの回転を所定回転角位置で停止させ、前記
    エイペツクスの後部の切断予定位置前側を狭持し
    て定寸切断し、次にビードリングの回転を再開
    し、その回転と同期的に定寸切断時に狭持したエ
    イペツクスの後端部を狭持状態のままビードリン
    グ側へ下方へ凸な円弧に沿つて回動させて貼付け
    続いてエイペツクスの先端面へ後端面を当接させ
    てジヨイントを形成することを特徴とするビード
    エイペツクスの貼付方法。 2 ビードリングを鉛直又は鉛直に近い面に沿つ
    て定位置で周方向に回転可能に内周面で支持し、
    そのビードリングの頂部外周面位置に一端から供
    給されるエイペツクスの先端部のビードリング貼
    付面を圧着させエイペツクスをビードリングの頂
    部外周の接線に略沿うように支持すると共に、前
    記ビードリングの頂部に近い内周面位置に一端か
    ら供給される帯状のフイラーの先端部のビードリ
    ング内周面に対する貼付面を圧着させ、次に前記
    ビードリングを周方向に回転させその回転に従つ
    て前記エイペツクス及びフイラーをビードリング
    に貼付けて行くと共にフイラーをビードリング及
    びエイペツクスに巻上げて行き、その貼付け及び
    巻上げの途中でビードリングの回転を所定回転角
    位置で停止させ、前記エイペツクスの後部の切断
    予定位置前側を狭持して定寸切断し、次にビード
    リングの回転を再開し、その回転と同期的に定寸
    切断時に狭持したエイペツクスの後端部を狭持状
    態のままビードリング側へ下方へ凸な円弧に沿つ
    て回動させて貼付け続いてエイペツクスの先端面
    へ後端面を当接させてジヨイントを形成し、ジヨ
    イント形成後にビードリングの回転を再停止さ
    せ、その停止中にフイラーを定寸切断してからビ
    ードリングを回転させてフイラーの貼付け及び巻
    上げを完了するビードエイペツクスの貼付方法。 3 回転駆動部を有するビードリング支持機構に
    よつて鉛直又は鉛直面に近い面に沿つて定位置で
    周方向に回転可能にビードリングを支持し、エイ
    ペツクス供給機構によりエイペツクスを一端から
    供給して先端部を圧着機構へ受渡し、圧着機構が
    エイペツクスをビードリングの頂部外周へ圧着し
    てビードリング支持機構がビードリングを回転さ
    せることによりエイペツクスをビードリングに貼
    付けて行き、途中でエイペツクスを定寸切断して
    から残りの貼付けを完了する構成のエイペツクス
    貼付装置において、前記エイペツクス供給機構の
    先端部が、ビードリング頂部近くから離れた後退
    位置と前記圧着機構へエイペツクスの先端部を受
    渡す前進位置とを往復するように設けられ、前記
    後退位置にあるエイペツクス供給機構の先端部の
    前側位置と前記ビードリングの頂部に近い外周面
    上のエイペツクス先端が移動してくるジヨイント
    位置との間を、下方へ凸な円弧に沿つて移動する
    ようにエイペツクスを狭持可能なチヤツク機構を
    設け、前記後退位置にあるエイペツクス供給機構
    の先端部とその先端部前側位置にあるチヤツク機
    構との間に定寸切断機構のエイペツクス切断位置
    を設けてなることを特徴とするエイペツクス貼付
    装置。 4 請求項3に記載のエイペツクス貼付装置にお
    いて、ビードリング支持機構がビードリング内周
    面に接する駆動ローラとテンシヨンローラとで構
    成され、ビードリングの前記頂部に近い内周面部
    分に帯状のフイラーを一端から供給するフイラー
    供給機構を設け、そのフイラー供給機構からビー
    ドリングの回転方向に離れた位置にフイラー巻上
    機構を設け、前記フイラー供給機構にフイラー定
    寸切断部を設けてあり、前記エイペツクスをビー
    ドリング外周面に貼付けると共にフイラーをビー
    ドリング内周面に貼付けてビードリング及びエイ
    ペツクスに巻上げるように構成したことを特徴と
    するエイペツクス貼付装置。
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