JPH0520520Y2 - - Google Patents

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JPH0520520Y2
JPH0520520Y2 JP3227488U JP3227488U JPH0520520Y2 JP H0520520 Y2 JPH0520520 Y2 JP H0520520Y2 JP 3227488 U JP3227488 U JP 3227488U JP 3227488 U JP3227488 U JP 3227488U JP H0520520 Y2 JPH0520520 Y2 JP H0520520Y2
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drum
ply
tire
guide arm
tray
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、タイヤ成形工程において、タイヤ構
成材料例えばプライコードを、タイヤ成形ドラム
に巻付けて貼付圧着するための圧着装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、帯状のタイヤ構成材料例えばプライを、
タイヤ成形ドラム側に引出し、前記ドラムを回転
させてプライを巻付け、巻付け途中で定寸切断
し、再び前記ドラムを回転してプライの巻付け貼
付を完了する方法が知られており、プライ貼付に
さいし、プライ送込みテーブルの先端に設けた始
端貼付兼圧着ローラによつて、プライをタイヤ成
形ドラムに押圧する圧着することが行なわれてい
る(例えば特公昭62−30096号公報参照)。上記圧
着ローラは、スポンジ又はゴムなどの弾性材料か
らなり、揺動アーム先端に軸支すると共にアーム
の他端にはシリンダを連結して、シリンダにより
圧着位置と退避位置とに揺動させるようになつて
いる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来の圧着ロールは、揺動アームに
軸支されているため、プライ送込みテーブル(又
は可動フレーム)の移動に伴ないプライの圧着力
が変化し、均一な圧着を行なうことができないと
いう問題がある。
本考案は、上述のような実状に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、タイヤ構成材
料を、タイヤ成形ドラムに均一な圧着力で圧着で
き、均質なタイヤを得ることができる圧着装置を
提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案では次の技
術的手段を講じた。
すなわち、本考案は、タイヤ成形ドラム1に対
してその軸線Lと直交する方向からタイヤ構成材
料2を移送供給するようにしたトレイ3の先端に
設けられ、前記ドラム1にタイヤ構成材料2を圧
着せしめるための圧着装置であつて、前記トレイ
3の先端両側に立設した支柱32に前記ドラム1
側に突出しかつ上下方向に揺動可能に突設された
ガイドアーム34と、該ガイドアーム34に案内
されて前記ドラム1外周に沿つて移動する回転自
在な圧着ロール35と、前記ガイドアーム34の
揺動手段36と、圧着ロール移動手段37とから
なり、圧着ロール35はばね等の付勢手段38に
よりタイヤ成形ドラム1の中心に向つて付勢せら
れ、前記ガイドアーム34には円弧状ガイド面4
0が形成されていることを特徴としている。
(作用) 本考案によれば、タイヤ成形ドラム1にタイヤ
構成材料2を押圧するさい、ガイドアーム34が
下方に揺動し、圧着ロール35が前記材料2を押
圧したとき、円弧状ガイド面40の曲率中心が前
記ドラム1の中心と一致し、圧着ロール移動手段
37により圧着ロール35が前記ドラム1外周面
に沿つて転動すると、圧着ロール35はその付勢
手段38により常に前記ドラム1中心に向つて付
勢されているので、均一な圧着力を前記材料2に
作用させる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
図面において、1はタイヤ成形ドラム、2はタ
イヤ構成材料(以下プライと称する)、3はプラ
イ移送供給用のトレイで、該トレイ3は前記ドラ
ム1の後側に隣設して立設された架構4の横材4
A上に、摺動部材5及びガイドレール6を介して
前記ドラム1に対しその軸線Lと直交する方向
(以下前後方向という)に摺動可能に載設されて
いる。
7はトレイ移動用シリンダで、基端が架構4の
後端横材4B上にブラケツト8を介して軸着さ
れ、ピストンロツド9の外端が、前記トレイ3の
前後方向に伸びる縦フレーム10の外側面に、前
後方向の略中間に位置して取付部材11を介して
連結されている。
前記トレイ3は、左右の前後縦フレーム10、
前後フレーム12,13、前部のプライ切断用マ
ナイタ14、左右の縦フレーム10間に軸支され
かつ前後方向に互に平行に列設された多数のプラ
イ支持ローラ15と、左右フレーム10に立設さ
れたサイドガイドローラ16と、センタリングロ
ーラ17及びセンタリングローラ移動手段18と
からなつている。
前記センタリングローラ17は、一端を中心と
して他端を前後方向に前記移動手段18により移
動しプライ2を中心に向けて所定の位置に正しく
導びき、タイヤ成形ドラム1の中心にプライ2の
中心を合致せしめるようになつている。なお、プ
ライ2の片寄りや蛇行は光電検出手段(図示省
略)により検出され、前記センタリングローラ移
動手段が制御される。
トレイ3の前後部には、プライ吸着移送手段1
9、プライ定寸切断手段20が設けられ、先端に
はプライ圧着装置21が備えられている。
プライ吸着移送手段19は、トレイ3の縦フレ
ーム10の外側面に固着されたガイドレール22
に案内されて前後動する可動台23と、可動台駆
動シリンダ24と、可動台23にリンク25を介
してシリンダ等(図示省略)により上下動せられ
る吸着パツドを備えた吸着ボツクス26とからな
り、プライ2をトレイ3の移動と共に前進動さ
せ、かつトレイ3のマナイタ14上からタイヤ成
形ドラム1上に移送させるようになつている。
前記吸着ボツクス26は、定寸切断手段20と
共に前後方向に対し斜めに取付けられて、プライ
2が斜めに切断される。
前記プライ定寸切断手段20は、トレイ縦フレ
ーム10上にブラケツト27及び28を介して取
付けられ上下動シリンダ29によつて上下動せら
れるカツター取付部材30及びこの部材30に斜
めに取付けられたカツター保持体31とからなつ
ている。
前記プライ圧着装置21は、前記トレイ3の先
端側に立設された前からみて門形の支柱32と、
該支柱32の上下方向中央部に一端が支軸33に
より上下方向に揺動可能でドラム1側に突設され
たガイドアーム34と、該ガイドアーム34に案
内されて前記ドラム1外周に沿つて移動する回転
自在な圧着ロール35と、ガイドアーム揺動手段
36と、圧着ロール移動手段37と、ばね等から
なる圧着ロール付勢手段38とからなつている。
前記支柱32の下端は、前記トレイ縦フレーム
10の下面に両外側に突出状に固着された支柱板
39の外端に固着されている。
前記ガイドアーム34は、平面からみてL字形
のアーム本体34Aと、該本体34Aの一端に前
方に突出状に固着された下側に凹部が形成される
円弧状のロールガイド34Bとからなり、該ロー
ルガイド34Bには、円弧状長孔からなる円弧状
ガイド面40が上下に形成されている。そして、
左右の両ロールガイド34Bの下面には、対向内
側に突出する円弧状のチエン支持板41が、前記
ガイド面40と同心的に固着されている。
前記圧着ロール35は、ロール軸42と、該ロ
ール軸42にボールベアリング43を介して回転
自在に外嵌された中空ロール44と、該ロール4
4の外周に外嵌されたスポンジ又はゴム等の弾性
材料からなる弾性ロール45とにより構成されて
いる。
前記ガイドアーム揺動手段36は、エアシリン
ダでその基端が支軸46を介して前記支柱32の
両側上端に下向きに取付けられ、ロツド47下端
がガイドアーム本体34Aに連結金具48及び連
結ピン49を介して連結されている。
前記圧着ロール移動手段37は、下端に圧着ロ
ール35のロール軸42端が嵌着されるロール保
持板50と、前記ガイド面40に摺動自在に嵌入
され連動軸孔51を備えた摺動体52と、前記保
持板50に遊嵌されると共に連動軸孔51を貫通
した連動軸53と、前記保持板50に取付けられ
た電磁ブレーキ付モータ54と、該モータ54の
出力軸55に固着された原動歯車56と、連動軸
53端に固着された原動歯車56に噛合する従動
歯車57と、チエン支持板41上面に固着された
伝動チエン58と、該チエン58に噛合され前記
連動軸53に固着されたピニオン59とからなつ
ている。したがつて、前記モータ54の始動によ
り、ピニオン59が回転すると共に伝動チエン5
8上を転動するため、円弧状ガイド面40を案内
として揺動体52が移動し、ロール保持板50と
共に圧着ロール35が移動せしめられる。
前記圧着ロール付勢手段38は、コイルバネか
らなり、前記ロール保持体50の下端部の軸孔6
0に上方に向つて切欠かれたロール軸42と直交
方向の貫通長孔61の中間部に、ロール軸42端
を下方の円弧状ガイド面40の曲率中心に向けて
付勢するように嵌着されている。
62はプライガイドブロツクで、後部横材4B
の後端両側に固着したブラケツト63間に軸支さ
れた4本の支持ローラ64と、ブラケツト対向内
側に設けられたサイドガイドローラ65と、支持
ローラ64のうちの1本を逆転駆動するエアモー
タ66及びベルト伝動機構67とからなつてい
る。
上記実施例によれば、最初、トレイ3及びプラ
イ吸着移送手段19は後退位置であり、タイヤ成
形ドラム1は停止しており、プライ2は切断始端
が吸着ボツクス26の直下に位置するようにトレ
イ3上に静置されている。そこで、吸着ボツクス
26がプライ2の切断始端を吸着保持した後、ト
レイ3がシリンダ7により前記ドラム1に接触し
ない程度に接近するまで前進動され、かつ吸着ボ
ツクス26も共に前進してプライ2を前方へ引き
出される。続いて、吸着ボツクス26が駆動シリ
ンダ24により前進して戦記ドラム1上方へ位置
さられ、プライ2の切断始端が前記ドラム1上に
押し付けられる。
次いで、ガイドアーム揺動手段37によりガイ
ドアーム34が下降して、圧着ロール35がプラ
イ2の切断始端を前記ドラム1に押圧する。この
とき、円弧状ガイド面40の曲率中心が前記ドラ
ム軸線Lと一致せしめられる。そこで、圧着ロー
ル35で押圧したままバキユームを切つて切断始
端を吸着解除した後、吸着ボツクス26を上昇さ
せ、圧着ロール移動手段37を前進動させて、圧
着ロール35をタイヤ成形ドラム1に沿わせて、
転動し、プライ2の三角状切断始端がドラム1に
押圧せられる。
次に、タイヤ成形ドラム1の所定角度だけ回転
してプライ2を巻付けながら圧着ロール35でド
ラム1に押圧し、該ドラム1が一旦停止すると、
プライ定寸切断手段20によりマナイタ14上の
プライ角が沿つて斜めに切断される。
タイヤ成形ドラム1が再び回転すると、プライ
2の切断終端が圧着ロール35により圧着され、
このとき圧着ロール移動手段37により圧着ロー
ル35が後退動し、先の切断始端上に切断終端が
オーバーラツプして圧着される。その後、タイヤ
成形ドラム1が回転停止し、トレイ3及び吸着ボ
ツクス26が後退動し、プライ貼付圧着の一サイ
クルが完了する。
上記実施例におけるトレイ3、プライ吸着移送
手段19、プライ定寸切断手段20、プライ圧着
装置21の具体的構成は、これに限定されるもの
ではない。
(考案の効果) 本考案は、上述のタイヤ成形ドラム1に対して
その軸線Lと直交する方向からタイヤ構成材料2
を移送供給するようにしたトレイ3の先端に設け
られ、前記ドラム1にタイヤ構成材料2を圧着せ
しめるための圧着装置であつて、前記トレイ3の
先端両側に立設した支柱32に前記ドラム1側に
突出しかつ上下方向に揺動可能に突設されたガイ
ドアーム34と、該ガイドアーム34に案内され
て前記ドラム1外周に沿つて移動する回転自在な
圧着ロール35と、前記ガイドアーム34の揺動
手段36と、圧着ロール移動手段37とからな
り、圧着ロール35はばね等の付勢手段38によ
りタイヤ成形ドラム1の中心に向つて付勢せら
れ、前記ガイドアーム34には円弧状ガイド面4
0が形成されていることを特徴とするものである
から、圧着ロール35は、その移動手段37にと
つてタイヤ成形ドラム1にその中心軸線Lと同心
の円弧状ガイド面40に案内されて転動し、かつ
圧着ロール付勢手段38によつて常時タイヤ成形
ドラム1の中心軸線Lに向つて押圧されるため均
一な圧着力でタイヤ構成材料2を圧着することが
でき、したがつて、均質なタイヤを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はタイヤ
構成材料供給圧着装置全体の側面図、第2図は同
平面図、第3図は本考案の要部拡大側面図、第4
図は第3図の部分平面図、第5図は第3図のA−
A線断面図、第6図は第3図のB−B線矢視部分
断面図である。 1……タイヤ成形ドラム、2……タイヤ構成材
料(プライ)、3……トレイ、32……支柱、3
4……ガイドアーム、35……圧着ロール、36
……揺動手段、37……圧着ロール移動手段、3
8……圧着ロール付勢手段、40……円弧状ガイ
ド面、L……軸線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイヤ成形ドラム1に対してその軸線Lと直交
    する方向からタイヤ構成材料2を移送供給するよ
    うにしたトレイ3の先端に設けられ、前記ドラム
    1にタイヤ構成材料2を圧着せしめるための圧着
    装置であつて、前記トレイ3の先端両側に立設し
    た支柱32に前記ドラム1側に突出しかつ上下方
    向に揺動可能に突設されたガイドアーム34と、
    該ガイドアーム34に案内されて前記ドラム1外
    周に沿つて移動する回転自在な圧着ロール35
    と、前記ガイドアーム34の揺動手段36と、圧
    着ロール移動手段37とからなり圧着ロール35
    はばね等の付勢手段38によりタイヤ成形ドラム
    1の中心に向つて付勢せられ、前記ガイドアーム
    34には円弧状ガイド面40が形成されているこ
    とを特徴とするタイヤ構成材料の圧着装置。
JP3227488U 1988-03-10 1988-03-10 Expired - Lifetime JPH0520520Y2 (ja)

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JP3227488U JPH0520520Y2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10

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JP3227488U JPH0520520Y2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10

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Publication Number Publication Date
JPH01139528U JPH01139528U (ja) 1989-09-25
JPH0520520Y2 true JPH0520520Y2 (ja) 1993-05-27

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