JPH01229618A - タイヤ成形機における材料供給貼付装置 - Google Patents

タイヤ成形機における材料供給貼付装置

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JPH01229618A
JPH01229618A JP63057913A JP5791388A JPH01229618A JP H01229618 A JPH01229618 A JP H01229618A JP 63057913 A JP63057913 A JP 63057913A JP 5791388 A JP5791388 A JP 5791388A JP H01229618 A JPH01229618 A JP H01229618A
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JP
Japan
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tire
drum
tray
trays
materials
Prior art date
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Pending
Application number
JP63057913A
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English (en)
Inventor
Hideo Tatsuno
辰野 秀夫
Masami Otsuki
大槻 正美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、生タイヤの成形機に、タイヤ構成材料を供給
し貼着する装置に関する。
(従来の技術) 従来、帯状のタイヤ構成材料を、タイヤ成形ドラム側に
引出し、タイヤ成形ドラムを回転してこれに巻付け、巻
付は途中で定寸切断し、再び前記ドラムを回転してタイ
ヤ構成材料の貼付方法及び装置が知られている(例えば
特公昭62−30096号公報参照)。
また、複数枚のプライコードを上下方向に3段に構成し
た材料供給手段により、タイヤ成形ドラムに順次供給し
貼着するようにした装置が知られている(特公昭53−
24463号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) ところで、従来のタイヤ構成材料の供給装置は、前者に
あっては、複数枚のプライコードをどのようにしてタイ
ヤ成形ドラムに供給するかについては開示されていない
し、後者にあっては、3枚のプライコードを供給しうる
ようになっているが、構造が複雑であり、サイズ変更に
際しては調整を含めて長時間を要するという問題がある
本発明は、上記のような実状に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、構造が簡単でサイズ変更なら
びに調整が容易なタイヤ構成材料の供給貼付装置を提供
するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明では次の技術的手段
を講じた。
すなわち、本発明は、タイヤ成形ドラム2に対してその
軸線りと直交する方向から複数枚のタイヤ構成材料8,
9,10.11を順次供給しかつ貼付する装置であって
、単段と複数段の2列に枠組された前記ドラム軸11 
Lと平行移動する横行フレーム1と、該横行フレーム1
の各列上端に前記ドラム2に対して進退自在に配設され
たトレイ21.24と、前記横行フレーム1の複数段フ
レームlB内に上下動自在に設けられた昇降フレーム2
9と、該昇降フレーム29内に上下に配されかつ前記ド
ラム2に対して進退自在に配設されたトレイ22.23
と、前記横行フレーム1の後部に配設されたタイヤ構成
材料支持及び繰出手段16.17.18.19とからな
り、各トレイ21〜24の前端部には、材料吸着手段5
0、材料切断手段51.52及び材料圧着手段53.5
4が備えられていることを特徴としている。
そして、前記材料繰出手段16〜19は、逆転させて材
料を巻取る手段116.119を備え、トレイ21〜2
4の後退時に材料8〜11を巻取るようにすることが好
ましい。
また、トレンド11用トレイ24の先端部に、トレンド
端縁を一時的にトレイ24に押圧固定するトレンド押圧
固定手段74を配設することもできる。
さらに、各トレイ21,22,23.24には、幅方向
両端部に、材料中寄せローラ37を配設し、タイヤサイ
ズに対応した材料幅に間隔調整可能とすることが好まし
い。
(作 用) 本発明によれば、複数枚のタイヤ構成材料8〜11が、
その支持及び繰出手段16〜19から順次繰出され、各
トレイ21〜24の左右方向の中心がタイヤ成形ドラム
2の中心と一致するように横行フレーム1が適宜移動せ
られかつ、昇降フレーム29の上下動によって昇降フレ
ーム29内のトレイ22,23 カ材料供給高さに適宜
移動せられる。そして、各トレイ21〜24の吸着手段
50により材料8〜11を吸着したまま各トレイ21〜
24を前進動させることによって、各材料8〜11が引
き出され、各吸着手段5゜の前進動によりタイヤ成形ド
ラム2上に材料の切断始端が貼付され、タイヤ成形ドラ
ム2にその回転動作との共働によって材料8〜11が巻
付は貼付される。
さらに、貼付途中において材料切断手段51.52によ
って、定寸に切断されると共に圧着手段53゜54によ
って圧着が行なわれる。
このようにして、1枚目の材料の貼付圧着が完了すると
、順次トレイ21〜24が前記ドラム2の前方中心に位
置せられ、2枚目、3枚目の材料が順次供給される。
そして、トレイ21〜24が後退時に、前記繰出手段1
6〜19の巻取手段116.119が作動して、材料8
〜11が相互に接触することなく適正な状態に保たれる
また、各トレイ21〜24に設けた中寄せローラ37に
よって、材料8〜11が案内され、タイヤ成形ドラム2
の所定位置に正確に供給されると共に、各タイヤサイズ
幅に対応して間隔調整ができる。
さらに、トレンド11用トレイ24の先端部に設けた押
圧固定手段74により、材料の切断後その終端両外端縁
をトレイ24に押圧固定した状態で、わずかにタイヤ成
形ドラム2を回転させることによって、トレッド端縁の
縮み修正ができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図面において、1は横行フレームで、タイヤ成形ドラム
2の一側に並列しかつドラム軸線りと平行に敷設された
レール3上に移動可能に載設され、前記ドラム2側から
みて左右2列で左側が1段フレームIA、右側が3段フ
レーム1Bとなるように基台フレームlC上に枠組され
、横行シリンダ4により駆動され、各列中心が前記ドラ
ム2の成形中心位置に移動しうるようになっている。な
お、5は横行シリンダ取付台、6は基台フレームICの
後部支持車輪、7はショックアブソーバである。
タイヤ構成材料は、インナーライナー8.1プライコー
ド9.2プライコード10、トレッド11からなってお
り、それぞれライナー布12.13.14.15と共に
ロール状に巻かれ、横行フレームlの後端部に、支持及
び繰出手段16.17.18.19を構成する材料支持
軸20を介して回転自在に支承されている。
21はインナーライナー用トレイ、22はlプライコー
ド用トレイ、23は2ブライコード用トレイ、24はト
レッド用トレイである。
インナーライナー用トレイ21は、前記3段フレーム1
Bの上段の前端に水平支軸25を介して傾動可能に支承
されかつ傾斜角度調整自在な支持部材26(ターンバッ
クル又はシリンダ装置)により傾斜状に支持された傾斜
テーブル27上に、タイヤ成形ドラム2に対してその軸
線りと直交方向から進退自在に支承されている。
前記プライコード用トレイ22.23は、前記3段フレ
ーム1B内において、該フレーム1Bの部寄りに設けら
れた竪ガイドレール28を案内として上下動する昇降フ
レーム29に、1段分高さだけの間隔をもって上下に配
され、かつタイヤ成形ドラム2に対してその軸線りと直
交方向から進退自在に支承されている。
昇降フレーム29は、3段フレーム1Bの前側(タイヤ
成形ドラム2側で、以下前側と称す)上端の左右両側に
、下向きに立設された昇降シリンダ30のロッド31下
端に吊下状に連結されている。そして、昇降フレーム2
9が下降位置のときは、lプライ用トレイ22が材料供
給位置であり、昇降フレーム29が上昇位置のときは、
2プライ用トレイ23が材料供給位置となるようにせら
れている。
前記トレッド用トレイ24は、1段フレームIA上に、
タイヤ成形ドラム2に対してその軸線りと直交方向(以
下前後方向という)に進退自在に支承され、かつ材料供
給高さに位置されている。
前記各トレイ21〜24は、それぞれテーブル27又は
フレーム29,1^に取付けられたシリンダ装置32゜
33.34.35により、前後方向に往復移動せられ、
各先端が前動時にタイヤ成形ドラム2に接触しない程度
でかつ上面がタイヤ成形ドラム2上に位置せしめられる
。また、各トレイ21〜24上には、前記ドラム軸線り
と平行な材料支持ローラ36が所定間隔で回転自在に軸
支され、幅方向(左右方向)両端には適宜の間隔で材料
中寄せローラ37が立設され、さらに、前記支持ローラ
36のうち後端部及び中間部の支持ローラ36Aは、そ
の軸38が一端を支点として他端が水平方向前後に、モ
ーター39によりねじ駆動機構40を介して駆動され、
材料のセンタリングが行ないうるようになっている。な
お、支持ローラ36,36Aは外周に太鼓状の小ローラ
がローラ軸線と直交方向に設けられた短寸リングを多数
小差し状にローラ軸に外嵌したものである。前記中寄せ
ローラ37は、第8図及び第9図に示すように、トレイ
21〜24の両端フレーム41上にボルト42により固
定された軸受台43にブシュ44を介して回転自在に軸
支されたねじ軸45に、これに螺合されたナツト金物4
6の取付片47を介して回転自在に立設されている。
そして、ねじ軸45は両端部にねじ部を有しかつ左右両
ねじ部は互いに反対方向の左ねじ及び右ねじとせられ、
ねじ軸45を回転させることによって、左右両端の中寄
せローラ37が互いに反対方向に接近、離間せられ、ロ
ーラ37の間隔がタイヤサイズに応じて材料幅に適合し
うるようになっている。
なお、48はナツト金物46の支持兼廻り止め部材で、
各トレイ21〜24にボルト49により固着され、上面
にナツト金物46の下面が摺動可能に載置せられている
また、各トレイ21〜24の前端部には、材料吸着手段
50及び材料切断手段51.52が備えられ、先端には
材料圧着手段53.54が備えられている。
前記材料圧着手段50は、各トレイ21〜24上に、前
後方向移動可能に載設されシリンダ55により駆動され
る可動台56と、該可動台56に平行リンク機構57を
介して取付けられかつシリンダ58により上下動せられ
る吸着パッド取付ボックス59と、吸着パッド60とか
ら成り、各材料8〜11の切断始端を吸着して、トレイ
21〜24の先端からタイヤ成形ドラム2上に移送し、
吸着解除と同時に空気の噴出により材料8〜11を前記
ドラム2上に貼付するようになっている。
なお、トレッド11用を除く吸着手段50の可動台56
は、前後動可能な円弧状ガイドレール56Aと、該レー
ル56A上に回動可能に取付けられ、前記ボックス59
の前後方向に対する傾斜角度が自由に変えろる回動台5
6Bとから成っている。61は可動台56のガイドレー
ルである。
材料切断手段51は、トレッド11を除く他の材料の切
断に用いられ、各トレイ21〜23の前端部左右両側に
立設したブラケット62にリンク63を介して上下揺動
可能に取付けたカッター取付台64と、該取付台64に
一端が固着されかつ上下駆動シリンダ65に他端が連結
されると共に前記ブラケット62に揺動可能に軸支され
たクランク66と、カッター及びその駆動手段(図示せ
ず)と、前記取付台64に角度調整可能に斜めに取付け
られたカッター取付板67とから成っている。
前記カッターとしては、幅方向に斜めに配置された前記
カッター取付板67に取付けられたガイドレールと、こ
れに案内されてシリンダ装置により進退動する2本一対
のナイフ等によって構成され、ナイフが材料の幅方向中
央から互いに幅方向外側に移動して材料8〜10を切り
裂くようになっている公知(特公昭29−594号公報
)の機構が採用される。
また、トレッド用の材料切断手段52は、第10図〜第
12図に示すように、トレイ24の前端部に左右両端間
に架設された略門形のカッター取付架台68と、該架台
68の傾斜天板69の下側に配され、傾斜ガイド70に
沿って前後動するカッター71と、カッター駆動シリン
ダ72とからなり、トレッド11をその幅方向に平行に
横断するようになっている。
なお、トレイ21〜24の前端部はマナイタとされ、ナ
イフ又はカッター71を受けるカッター溝73が設けら
れている。
74はトレッド押圧手段で、切断手段52のカッター取
付架台68の両端部上面に取付部材75により下向きに
取付けられた押圧シリンダ76と、押圧シリンダ76の
ロフト77下端に固着された押圧体78とからなり、ト
レッド11の切断と同時にトレッド切断終端の左右両端
縁部(肉厚の薄い部分)を、トレイ24の前端部フナイ
タ上に押圧するようになっている。そして、トレッド1
1の切断終端を押圧固定したままで、タイヤ成形ドラム
2を前方にわずかに回転させ、トレッド11の両端縁部
を引き延してその縮みの補正を行ない、トレッド11の
切断終端縁が略直線状になるようにして、タイヤの品質
向上が図りうるようになっている。
前記材料圧着手段53は、インナーライナー8及びトレ
ッド11用で、一端がトレイ2L24の先端両外側面に
揺動可能に軸着された略Y字形の押圧アーム79と、該
アーム79の先端に前記ドラム2の軸線りと平行に軸支
され外周面に弾性体が外嵌された圧着ロール80と、前
記アーム79の後方に突出した端部にロフト81端が軸
着されかつ基端がトレイ21.24に部材82を介して
揺動可能に取付けられた押圧シリンダ83とからなって
いる。
なお、前記圧着ロール80は、トレイ21,24の前動
位置において、押圧シリンダ83の下降動作によって、
タイヤ成形ドラム2の軸心直上に位置するように構成さ
れている。
また、前記材料圧着手段54は、第1図、第6図及び第
7図に示されているように、1ブライコード9及び2プ
ライコード10用で、両トレイ22.23の前端に突出
状に設けられている。この圧着手段54は、トレイ22
,23の前端両弁側に張出し状に立設された門形の支柱
84と、該支柱84に支軸85を介して上下揺動可能に
軸着された円弧状ガイド面86を有するガイドアーム8
7と、該ガイドアーム87にロンド端が連結されかつ前
記支柱84に吊下装着されたアームガイド昇降兼圧着用
のエアシリンダ88と、圧着ロール89と、該圧着ロー
ル84を支持しかつ移動せしめるロール保持体90と、
保持体駆動手段91とからなっている。
前記田川状ガイド面86は、タイヤ成形ドラム2の軸心
を円弧曲率中心として形成されており、静止しているタ
イヤ成形ドラム2の表面に巻付けられた材料を、圧着ロ
ール89が前記保持体駆動手段91によって転動して均
一な圧力で圧着するようになっている。なお、圧着ロー
ル89は、ロール保持体90に、スプリング(図示省略
)を介して常時タイヤ成形ドラム2の中心に向って付勢
されており、圧着力が均一に作用するように配慮せられ
ている。
前記昇降フレーム29には、後方に延びる前後方上に前
記シリンダ装置33.34が取付ブラケット92゜93
を介して軸着されており、さらに、機材29Aの後部に
材料ガイドブロック94.95が固着されている。
該ガイドプロッタ94.95は、同一構造で、第6図及
び第7図に示すように、左右のローラ取付ブラケット9
6と、該ブラケット96間に軸支された4本の支持ロー
ラ97,97Aと、両ブラケット96の内側対向面に回
転自在に取付けられたサイドローラ98と、前記ローラ
97^を逆転方向(材料巻取方向)に回転駆動するエア
モータ99と、ベルト伝動手段100とからなっている
したがって、前記エアモータ99は、材料給送時に正転
方向にフリーに回転し、トレイ21〜24が後退すると
きに、逆転駆動され、支持ローラ97Aが逆転して材料
8〜11を後退させて、材料が相互に接触して粘着した
りシワが生じないようにせられている。
また、昇降フレーム29が上昇時位置において、自然落
下を防止するためのストッパー101が、前記フレーム
1Bに設けられ、該ストッパー101 は常時スプリン
グにより突出せしめられ、昇降フレーム29の下降時に
エアシリンダ装置102によって引込められるようにな
っている(第5図参照)。
103はインナーライナー8用のガイドプロッタで、前
記フレーム1Bの上端に設けられ、インナーライナー支
持ローラ104 と、サイドローラ105とからなって
いる。
106はトレッドガイドブロックで、1段フレームIA
の後方に基台フレームIC上に設けられており、構造は
前記ガイドブロック94.95と同一であるから同一符
号を付し説明は省略する。
107はインナーライナー用支持ローラブロックで3段
フレーム1Bの後部上端に載設されている。
10Bは1プライコード用掛架ローラブロツク、109
は2プライコード用掛架ローラブロツクで、それぞれ前
記繰出手段17.18の上方前部寄りの3段フレーム1
Bの縦部材に取付けられている。
110はトレッド用支持ローラブロックで、前記繰出手
段19と前記トレッドガイドブロック106との間に位
置して設けられており、該ブロック110の支持ブラケ
ット111には、前記両ブロック106゜110上にま
たがる中間支持ローラブロック112が支持部材113
を介して取付けられている。なお、114はトレッド中
間支持ローラで、前記トレッドガイドブロック106の
前方に位置する1段フレームIAの上端に、トレイ24
の後端が前進時に前方に位置するところに取付けられ、
トレイ24の前進限に近づいたときにトレッド11を支
持するようになっている。
前記材料支持及び繰出手段16〜19は、同一構成で、
前記横行フレーム1の各最後端部に配設され、前記材料
支持軸20と、該軸20の一端に伝動機構115を介し
て逆転方向すなわち巻取方向にのみ動力を伝達し繰出し
がフリーなエアモータ116と、前記支持軸20の前側
に軸支されたライナー布巻取軸117と、巻取軸117
の一端に伝動機構118を介して正・逆方向の動力を伝
達する減速機付モータ119とからなっている。
したがって、各タイヤ構成材料は、前記モータ119の
正転により繰出され、各トレイ21〜24の後退時に、
材料ガイドブロック94,95.105.106と支持
ローラプロフタ107〜110間の垂れ下がり端が所定
位置になったとき、光電検出手段等により検出し、その
検出信号によって前記エアモータ116及び減速機付モ
ータ119を逆転させて所定量だけ巻取られるようにな
っている。
上記実施例によれば、まず、最初は、各トレイ21〜2
4並びに材料吸着手段50は後退位置にあり、タイヤ成
形ドラム2は停止しており、インナーライナー8.1プ
ライコード9.2プライコード10及びトレンド11は
それぞれ繰出されて各トレイ21〜24の前端の材料吸
着手段50の吸着パッド60下側に、各先端が位置せら
れている。
吸着パッド60の下降動作によって、インナーライナー
8の切断始端が吸着保持され、再び上昇される。
続いて、シリンダ装置32によりトレイ21がインナー
ライナー8と共に前進せられ、前記ドラム2に接触しな
いように可及的に接近して停止せられると同時にシリン
ダ55により吸着パッド60が前進し、インナーライナ
ー8を前記ドラム2の直上に位置され、吸着パッド60
が下降すると同時に吸着解除され、逆に空気が噴出され
て、インナーライナー8の切断始端が前記ドラム2上に
押し付けられる。
ついで、材料圧着手段53がシリンダ83の下降動によ
り下降し、圧着ロール80がインナーライナー8の切断
始端を前記ドラム2に圧着し、ドラム20回転によって
インナーライナー8が繰出されると共に圧着ロール80
により貼付圧着され、ドラム2の1周後任意のオーバラ
ップジヨイント量を加味した長さだけ繰出されたときド
ラム2が停止され、材料切断手段51により、トレイ2
1上のインナーライナー8がプライ角に沿って斜めに切
断される。
再び、タイヤ成形ドラム2が回転すると、インナーライ
ナー8の切断終端部が圧着ロール80により圧着され、
すでに圧着されている切断始端とオーバラップジヨイン
トされる。
続いてタイヤ成形ドラム2が、回転して次の1プライコ
一ド貼着始端位置が上側に位置したとき回転停止し、他
方、トレイ21、吸着パフドロ0が後退勤し、前記繰出
手段16のモータ116,119が始動して、インナー
ライナー8をその余分なたるみ部が生じないように所定
量巻き取ることによって、インナーライナー8の一貼付
圧着サイクルが完了する。
そこで、インナーライナー8の送給途中で蛇行が生じる
と、光電検出手段(図示省略)によって、これを検出し
、前記モータ39を始動してねじ駆動機構40により材
料支持ローラ36Aの一端部を前後方向に移動させ、イ
ンナーライナー8のセンタリングが行なわれ、材料供給
が正確に行ないうるようになっている。
インナーライナー8の供給完了と同時に、1プライコー
ド9の供給が行なわれ、その貼付圧着サイクルはインナ
ーライナー8と全く同じであるが、昇降フレーム29が
下降位置において行なわれる。
そして、1プライコード9の貼付圧着サイクルが完了す
ると、昇降フレーム29が上昇して第1図に実線で示す
位置に停止せられる。
続いて、2プライコード10の供給が行なわれるが、そ
の貼付圧着サイクルは1プライコード9と同じである。
2プライコード10の貼付圧着の一サイクルが完了する
と、横行シリンダ4によって横行フレーム1が、第2図
に矢印イで示す方向に移動せしめられ、トレッド用トレ
イ24の左右方向の中心が、タイヤ成形ドラム2の中心
に位置せられる。
そこで、ビードの嵌着が行なわれた後、トレンド11の
供給が開始され、インナーライナー8の貼付圧着と略同
じサイクルで貼付圧着が行なわれるが、インナーライナ
ー8と異なるところは、トレッド11を切断した直後に
、トレッド11の切断終端の左右両端縁部を、トレッド
押圧手段74によって押圧し、タイヤ成形ドラム2をわ
ずかに前進回転させて、トレッド11の端縁の薄肉部を
引き延して縮み補正を行なった後、オーバラップ部を圧
着口−ル80によって圧着する点である。
このようにトレッド11の縮み補正を行なうことにより
、トレッド切断終端を直線状とし、タイヤ品質の向上を
図ることができる。
トレッド11の貼付圧着の一サイクルが完了すると、横
行シリンダ4が作動して、横行フレーム1が第2図に矢
印口で示す方向に移動し、トレイ21〜23の中心がタ
イヤ成形ドラム2の中心に位置するよう復帰せしめられ
る。
そして、再び、インナーライナー8から順次供給、貼付
圧着サイクルが繰返し行なわれる。
なお、本発明における材料吸着手段50、材料切断手段
51.52、材料圧着手段53.54は、上記実施例に
限定されることなく、従来の他の手段を採用することが
できる。
また、材料支持ロール36.36Aは、前記実施例によ
ることなく、表面にローレット加工を施したロールでも
よく、さらに、材料支持ロール36.36Aに代えて公
知のエアフローティングテーブルをトレイ21〜24に
組込むことができる。
(発明の効果) 本発明は、上述のように、タイヤ成形ドラム2に対して
その軸線りと直交する方向から複数枚のタイヤ構成材料
8.9.10.11を順次供給しかつ貼付する装置であ
って、単段と複数段の2列に枠組された前記ドラム軸線
りと平行移動する横行フレーム1と、該横行フレーム1
の各列上端に前記ドラム2に対して進退自在に配設され
たトレイ21.24と、前記横行フレーム1の複数段フ
レーム1B内に上下動自在に設けられた昇降フレーム2
9と、該昇降フレーム29内に上下に配されかつ前記ド
ラム2に対して進退自在に配設されたトレイ22.23
と、前記横行フレーム1の後部に配設されたタイヤ構成
材料支持及び繰出手段16.17.18.19とからな
り、各トレイ21〜24の前端部には、材料吸着手段5
0、材料切断手段51.52及び材料圧着手段53.5
4が備えられていることを特徴とするものであるから、
構造が簡単で組立調整が容易で、運転が円滑かつ精度よ
く行なわれ、サイズ変更ならびにその調整が容易でしか
も短時間で行なうことができ、タイヤ構成材料の供給を
タイヤ成形サイクルに適合させて正確かつ確実に自動的
に行ない、タイヤ成形の無人化を可能とし、生産性なら
びに品質の向上を図ることができる。
また、材料支持並びに繰出手段16〜19には巻取手段
116.119を備えているので、トレイ21〜24の
後退時における材料づまり、相互接触による粘着、シワ
発生等のトラブル防止を図ることができる。
さらに、トレッド用トレイ24の先端部に、トレッド押
圧手段74が備えられているので、トレッド11の縮み
補正ができ、トレンド切断終端を直線状にしてタイヤの
品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は全体概略
側面図、第2図は同平面図、第3図は一部省略背面図、
第4図は一部省略正面図、第5図はインナーライナー用
トレイ部の拡大側面図、第6図は1及び2プライコ一ド
用トレイ部の側面図、第7図は第6図の一部省略平面図
、第8図はサイドローラ部の一部破断側面図、第9図は
第8図のA−A線断面図、第10図はトレッド用トレイ
部の側面図、第11図は第10図の平面図、第12図は
トレッド用トレイの先端部一部破断拡大側面図、第13
図は第12図の一部省略平面図である。 1・・・横行フレーム、1^・・・単段フレーム、lB
・・・複数段フレーム、2・・・タイヤ成形ドラム、8
〜11・・・タイヤ構成材料、16〜19・・・タイヤ
構成材料支持及び繰出手段、21〜23・・・トレイ、
24・・・トレッド用トレイ、29・・・昇降フレーム
、50・・・材料吸着手段、51゜52・・・材料切断
手段、53.54・・・材料圧着手段、74・・・トレ
ッド押圧手段、116・・・巻取手段(エアモータ)、
119・・・巻取手段(減速機付モータ)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイヤ成形ドラム2に対してその軸線Lと直交す
    る方向から複数枚のタイヤ構成材料8、9、10、11
    を順次供給しかつ貼付する装置であって、単段と複数段
    の2列に枠組された前記ドラム軸線Lと平行移動する横
    行フレーム1と、該横行フレーム1の各列上端に前記ド
    ラム2に対して進退自在に配設されたトレイ21、24
    と、前記横行フレーム1の複数段フレーム1B内に上下
    動自在に設けられた昇降フレーム29と、該昇降フレー
    ム29内に上下に配されかつ前記ドラム2に対して進退
    自在に配設されたトレイ22、23と、前記横行フレー
    ム1の後部に配設されたタイヤ構成材料支持及び繰出手
    段16、17、18、19とからなり、各トレイ21〜
    24の前端部には、材料吸着手段50、材料切断手段5
    1、52及び材料圧着手段53、54が備えられている
    ことを特徴とするタイヤ成形機における材料供給貼付装
    置。
  2. (2)前記材料繰出手段は、巻取手段116、119が
    備えられている請求項1記載のタイヤ成形機における材
    料供給貼付装置。
  3. (3)トレッド8用トレイ24の先端部に、トレッド端
    縁を一時的にトレイ24に押圧固定するトレッド押圧手
    段74が備えられている請求項1記載のタイヤ成形機に
    おける材料供給貼付装置。
  4. (4)前記各トレイ21〜24には、材料中寄せローラ
    37が幅方向間隔調整可能に備えられている請求項1記
    載のタイヤ成形機における材料供給貼付装置。
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