JP2742592B2 - 連続ストロー包装体の連続供給方法とその装置 - Google Patents

連続ストロー包装体の連続供給方法とその装置

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JP2742592B2 JP30251188A JP30251188A JP2742592B2 JP 2742592 B2 JP2742592 B2 JP 2742592B2 JP 30251188 A JP30251188 A JP 30251188A JP 30251188 A JP30251188 A JP 30251188A JP 2742592 B2 JP2742592 B2 JP 2742592B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は多数のストローが帯状のフィルムで連続して
包装された連続ストロー包装体の供給作業を中断させる
ことなく連続して行わせるための方法とそれに使用され
る装置に関する。
(従来の技術) 従来、飲料用容器の側面にストローを貼着させる場合
には、例えば特公昭58−22428号公報所載の如き手段が
多々採用されている。
当該手段は第5図の如く、連続ストロー包装体7を回
転ドラム1によって移送させて、個々のストロー包装体
28として切断した後にコンベア3上の容器2の側面に接
着させる手段である。係る作業に於いてその作業効率を
高めるには、巻取ロール6から繰り出される連続ストロ
ー包装体7の全量が消費することに原因する作業の中断
を回避せねばならない。巻取ロール6の交換や連続スト
ロー包装体7の再度のセッティング作業にはかなりの時
間を要するからである。
そこで、従来では上記の如き事態を回避する策とし
て、第6図の如く巻取ロール6の残量が少なくなった際
にその繰出移送を一時停止させ、その後予め準備したス
タンバイ用の巻取ロール6a側のストロー包装体7aの先端
側を一方のストロー包装体7の後部にシーラーや接着テ
ープを用いて手作業で接合させていたのが実情であっ
た。この手段によれば、スタンバイ用のストロー包装体
7aをスムースに所定の移送経路に繰出供給できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来の如く、ストロー包装体を繰
出移送を一時中断した上で、手作業により二本の連続ス
トロー包装体7,7aを接合させる作業では、その作業が非
常に煩雑で、しかも中断時間が無駄となり、その作業効
率には未だ改善の余地がある。
また、重要な問題点として、連続ストロー包装体7,7a
は只単に接合されればよいものでなく、第7図の如く二
本の連続ストロー包装体7,7aの接合部位に於けるストロ
ーA,B間のピッチP1は他の部分のピッチP2と同一寸法で
なければならない。連続ストロー包装体の移送には、通
常、外周面に連続ストロー包装体のストロー部位の突出
部50を嵌入させるための凹溝4を形成した回転ドラム1
が使用されるから、前記接合部位のストローピッチP1
P2と誤差を生じると、後段側のストロー包装体7aの各ス
トローの部位にずれが生じるために回転ドラム1での適
切な移送が行えなくなる。また、仮にその様な回転ドラ
ム1を使用しないとしても、移送供給される連続ストロ
ー包装体をカッターにより一定間隔で切断して個々のス
トロー包装体28に分断する作業が適切に行えなくなる。
従って、両ストロー包装体7,7aの接合作業は一般の包材
フィルムの接合作業よりも困難なものとなっていた。
それ故、本発明は簡易な手段によって連続ストロー包
装体の供給作業を適切に継続可能ならしめ、又該連続し
て供給させる連続ストロー包装体のストローピッチを先
に供給されていたストロー包装体と一致させて、その後
の移送や切断作業に支障を生じさせない様にすること
を、その目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は従来の如く二つの連続ストロー包装体を接合
して物理的な一体化を図るのではなく、スタンバイ用の
連続ストロー包装体を移送中のストロー包装体に接合さ
せることなく引き続いて回転ドラム側に受け渡すもので
ある。また、本発明はその受け渡しの際には回転ドラム
に形成された定ピッチの凹溝を利用してストローピッチ
にずれを生じない様に考慮するものである。
すなわち、本発明の第一の方法は、一方の連続ストロ
ー包装体7を回転ドラム1側に繰り出して該回転ドラム
1の外周面に保持させて回転移送させる間に、他方のス
タンバイ用の連続ストロー包装体7aの先端部を回転ドラ
ム1の側方に配置された保持手段にて保持させて待機さ
せておき、その後前記一方の連続ストロー包装体7の回
転ドラム1への繰り出し供給が終了する際に、前記保持
手段を回転ドラム1側に接近させてスタンバイ用の連続
ストロー包装体7aの先端部を回転ドラム1の外周面に受
け渡し保持させて、該連続ストロー包装体7aの前記一方
の連続ストロー包装体7に引き続いて回転ドラム1側に
繰り出し供給させる、連続ストロー包装体の連続供給方
法である。
また、本発明の第二の方法は、上記第一の方法に於い
て、一方の連続ストロー包装体7を回転ドラム1にて回
転移送させる際に該連続ストロー包装体7の各ストロー
の部位を回転ドラム1の外周面に定ピッチで形成された
複数の凹溝4…に嵌入させて移送せしめ、その後該連続
ストロー包装体7の回転ドラム1側への繰り出し供給が
終了する際に、スタンバイ用の他方の連続ストロー包装
体7aの先頭のストローB1の部位を一方の連続ストロー包
装体7の終端位置のストローA2が嵌入される凹溝4aの次
の凹溝4bに嵌入させて受け渡す、連続ストロー包装体の
連続供給方法である。
次に、上記第一の方法を実施するための第一の装置構
成として、本発明は、巻取ロール6,6aから繰り出される
連続ストロー包装体7,7aを外周面に保持して回転移送す
るための回転ドラム1の側方に、巻取ロール6,6aから繰
り出される連続ストロー包装体7,7aの各先端部を保持可
能で且つ該保持した連続ストロー包装体7,7aの各先端部
を回転ドラム1の外周面側に受け渡し自在な保持手段が
少なくとも二以上設けられ、しかも該各保持手段は前記
回転ドラム1側への連続ストロー包装体7,7aの受け渡し
が夫々相互に独立して行えるべく設定されてなる、連続
ストロー包装体の連続供給装置である。
また、上記第二の方法を実施するための第二の装置構
成として、本発明は、上記の連続供給装置に於いて、回
転ドラム1の外周面には、連続ストロー包装体7,7aのス
トロー部位を嵌入させるための複数の凹溝4…が定ピッ
チで設けられてなり、且つ各保持手段は、保持した連続
ストロー包装体7,7aの各先頭のストローA1,B1の部位を
夫々回転ドラム1の凹溝4に嵌入させて各連続ストロー
包装体7,7aを回転ドラム1側へ受け渡し自在に構成され
てなる、連続ストロー包装体の連続供給装置である。
(作用) 上記構成の第一の連続供給方法に於いては、一方の連
続ストロー包装体7の供給が終了する際に他方のスタン
バイ用の連続ストロー包装体7aを回転ドラム1側に受け
渡して保持させるために、該スタンバイ用の連続ストロ
ー包装体7aを一方の連続ストロー包装体7に引き続き連
続して回転ドラム1にて回転移送できることとなる。従
って、両連続ストロー包装体7,7aを一体的に接合させる
手間が要らなくなる。
また、上記第二の連続供給方法に於いては、スタンバ
イ用の連続ストロー包装体7aの先頭のストローA1を、一
方の連続ストロー包装体7の終端のストローB2が嵌入さ
れる回転ドラム1の凹溝4aの次の凹溝4bに嵌入させるた
めに、これらストローA1,B1間のピッチは凹溝4…のピ
ッチと等しくなる。而して、該凹溝4…のピッチは他の
ストロー部位のピッチと同寸であるから、当該ストロー
A1,B1間のピッチは他の部位のストローピッチと確実に
同寸法となるのである。
また、上記第一の構成の供給装置に於いては、一方の
連続ストロー包装体7が回転ドラム1に繰り出されてい
る間に、他方のスタンバイ用の連続ストロー包装体7aを
二以上設けられた保持手段のうち一方の保持手段に保持
させて待機させておくことができる。そして、その後連
続ストロー包装体7の供給が終了する際にはスタンバイ
用の連続ストロー包装体7aを保持する保持手段側を他方
の保持手段とは独立して操作できるから、その先端部を
回転ドラム1側に受け渡して保持させることができて、
上記第一の方法を適切に実施できることとなる。
更に、上記第二の構成の供給装置に於いては、回転ド
ラム1の外周面に定ピッチで設けられた凹溝4…内に連
続ストロー包装体7のストロー部位を順次嵌入させた状
態で回転移送させることができる。又スタンバイ用の連
続ストロー包装体7aを回転ドラム1側に引き続いて供給
させる際には、保持手段で保持したスタンバイ用の連続
ストロー包装体7aの先頭のストロー部位を回転ドラム1
の所定の凹溝内に嵌入させて受け渡すことができるか
ら、前記第一の方法をも適切に実施例できることとな
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図中、1は容器2を搬送するコンベア3の一側方
に配置された回転ドラムで、その外周面には後述する連
続ストロー包装体のストロー部位を嵌入させるための多
数の凹溝4…が該ストローの包装ピッチと同一ピッチP
で多数形成されている。31…は該回転ドラム1の各凹溝
4の相互間に形成された後述するカッターの挿入用の溝
を示す。30,30aは連続ストロー包装体7,7aを巻き取った
巻取ロール6,6aを夫々装着支持するためのホルダー軸を
示す。
5,5aは該回転ドラム1の側方に並設された一対の保持
装置を示す。当該装置5,5aはホルダー30,30aに支持され
た巻取ロール6,6aから繰出される連続ストロー包装体7,
7aの先端部の保持と回転ドラム1側への受け渡しとを行
うもので、本発明に係る保持手段の一例に相当するロー
ラ9,9aと押さえ片21,21aとを備えたものである。先ず一
方の保持装置5側の構成を第2図を参照して説明する。
9は可動フレーム8に軸着されて回転ドラム1の外周
面に対面して配置されたローラを示す。12は固定フレー
ム11に取着された往復動シリンダで、そのロッド13は可
動フレーム8の後部に接続されてその往復作動によりロ
ーラ9や可動フレーム8が回転ドラム1と対面する方向
(矢印a方向)に往復動自在である。
21,21は回転ドラム1の外周面に沿って形成された二
条の凹部22,22に夫々対面する高さに設定されてローラ
9の外周面に対面して設けられた押さえ片で、可動フレ
ーム8に取付けられた上下のブラケット14,20にて軸支
された支持軸19に固着されている。23は上側のブラケッ
ト14上に載設された往復動シリンダで、そのロッド24は
支持軸19の上部にレバー25を介して連結され、該シリン
ダ23の作動により支持軸19が回転自在である。また、押
さえ片21,21は該支持軸19に追随してローラ9の外周面
に対面して矢印b方向に揺動自在である。
16はブラケット14の他端部にロッド17が連結された往
復動シリンダで、その往復作動によりブラケット14が軸
18を中心に回転して支持軸19や押さえ片21,21aが矢印c
方向に沿って位置調整自在である。
14はローラ9と連動して同方向に移動可能となるべく
前記ホルダー8の上面部に配置されたブラケットで、そ
の一端部15に接続されたシリンダ16の作動により軸18を
中心に矢印b方向に回転自在である。19は該ブラケット
14及びこれと対をなす下側のブラケット20に上下部が回
転可能に支持された支持軸。21,21は該支持軸19に固定
状態で取付けられた押さえ片で、これらは回転ドラム1
の外周に沿って形成された二条の凹部22,22に夫々対面
する高さに設定されている。23は前記上側のブラケット
14の上部に取付けられた往復動シリンダで、そのロッド
24はレバー25を介して前記支持軸19の上端に連結され
て、該ロッド24の往復動によって支持軸19並びに押さえ
片21,21が矢印c方向に回転し得る様に設定されてい
る。
一方の保持装置5は以上の構成からなるが、本実施例
では他方の保持装置5aもこれと同一構成に形成されてい
る。よって、便宜上、その説明は省略する。但し、図面
中に於いて保持装置5側と同一数字の符号を用いて示さ
れた保持装置5a側の部位は保持装置5側と同一のもので
ある。尚、両保持装置5,5aはローラ9,9aの前後動作や押
さえ片21,21aの揺動動作等は夫々独立して操作し得るも
のである。
第1図中、26は回転ドラム1の一側方に別途設けられ
たカッターを示す。32,32aは回転ドラム1の外周に供給
された連続ストロー包装体7,7aが該回転ドラム1の外周
から離脱しない様に回転ドラム1の外周面をカバーする
ためのカバー体を示す。33は軸34を始点として揺動自在
に設けられた揺動レバーで、コンベア3と対面する位置
に移送されてきたストロー包装体28を回転ドラム1から
離反させてコンベア3上の容器2の側面側に受け渡すた
めのものである。27はコンベア3で移送される容器2の
側面に接着剤29を塗布するための接着剤塗布機を示す。
本実施例に係る装置構成は以上からなり、次に当該装
置を用いての容器側面へのストロー包装体の貼着作業に
於けるストロー包装体7,7aの連続供給方法について説明
する。
先ず、二つの巻取ロール6,6aから繰り出された連続ス
トロー包装体7,7aを保持装置5,5aの各ローラ9,9a側に繰
出し、第3図(イ)の如く押さえ片21,21aをロール9,9a
側に接近させるべく揺動させて各ストロー包装体7,7aの
先頭のストローA1,B1の部位を押さえ片21,21aとローラ
9,9aとの両者間で挟持させる。
次に、一方の連続ストロー包装体7aをスタンバイ用と
して待機させておき、他方の連続ストロー包装体7を回
転ドラム1側に繰り出す。当該繰出し作業を行うには、
先ず一方の保持装置5側のシリンダ12のロッド13を前進
させて同図(ロ)の如くローラ9及び押さえ片21を矢印
d方向の回転ドラム1側に前進させる。これによってロ
ーラ9の外周に保持された先頭のストローA1を回転ドラ
ム1の何れかの凹溝4に嵌入させる。その際押さえ片21
は回転ドラム1の凹部22内に配置されるから不当な接触
は生じない。
その後同図(ハ)の如く押さえ片21を矢印e方向に変
移させて、ストローA1側への押圧を解除すれば、ストロ
ー包装体7は回転ドラム1の外周に沿って回転移送され
る。ローラ9は回転ドラム1の外周面との接触により従
動回転するから、該ローラ9と回転ドラム1との間に挟
まれたストロー包装体7は回転ドラム1から離脱するこ
となくカバー体32,32a側に送られて、その回転移送が的
確に行えるのである。また、回転ドラム1の凹溝4…の
ピッチPはストロー包装体7の各ストローA…のピッチ
と同一であるから、各ストローA…の部位は順次凹溝4
…に嵌入されて移送される。尚、該ストロー包装体7は
その後カッター26にて個々のストロー包装体28…として
切断された後、接着剤29が塗布された容器2の側面側に
揺動レバー33によって供給されて貼着される。
次に、巻取ロール6から連続ストロー包装体7の全量
が繰り出される際には、同図(ニ)の如くその終端部E
をセンサー35等で検知させる。この検知信号と同時に或
いはその後所定の時間を経過した後に同図の如く他方の
供給装置5a側のローラ9a及び押さえ片21aを矢印f方向
に前進させて、先頭のストローB1の部位を回転ドラム1
の凹溝4に嵌入させる。
但し、その際該ストローB1の部位を、一方のストロー
包装体7の終端のストローA2の部位が嵌入される凹溝4a
の隣に存する次の凹溝4bに嵌入させる。また該嵌入作業
後には同図(ホ)の如く押さえ片21aをローラ9a側から
離反させてストロー包装体7aの押圧解除を行い、該スト
ロー包装体7aを回転ドラム1側に受け渡す。その結果、
該ストロー包装体7aは一方のストロー包装体7の終端と
は何ら一体的に接続されてないものの、該ストロー包装
体7に引き続き連続して回転ドラム1によって回転移送
される。
而して、ストロー包装体7,7aの終端のストローA2と先
頭のストローB1とは夫々回転ドラム1の凹溝4a,4bに嵌
入されているから、その間のピッチ寸法は必然的に他の
ストロー部位のピッチPと同一寸法となる。従って、ス
トロー包装体7aの各ストロー部位は先のストロー包装体
7のストロー部位と何らずれを生じず、回転ドラム1の
各凹溝4…内に順次嵌入されながら回転移送される。そ
の結果、該ストロー包装体7aがカッター26の位置に供給
されても、やはりストローどうしの相互間の中央位置で
切断されることとなり、適正な個々の包装体28…として
形成されて、容器2への貼着作業に何ら支障を生じるこ
とがないのである。
また、ストロー包装体7a側が供給されている間には、
一方の保持装置5側に別の新たなストロー包装体7をス
タンバイさせることにより、前記と同様な手順により連
続してその供給作業を継続して行えることとなる。
尚、上記実施例では、ローラ9a及び押さえ片21aの両
者間でストロー包装体7aを保持させて、ストローB1の部
位を回転ドラム1の凹溝4に嵌入させた後にストロー包
装体7aを回転ドラム1とこれに従動回転するローラ9aと
の両者間位置で繰り出す様に構成したために、該ストロ
ー包装体7aの繰り出し作業が確実且つスムースに行える
ものとなったが、本発明の供給装置に適用される保持手
段は決してこれに限定されない。
例えば、第4図の如く、ストロー包装体7,7aの先端部
を真空吸着作用によって保持可能な保持具36,36aとして
構成して、スタンバイ用のストロー包装体7a側を回転ド
ラム1側に受け渡しする際には、保持具36aを回転ドラ
ム1側に前進させてその真空吸着状態を解除させる様に
したものでも何ら構わない。回転ドラム1側にも真空吸
着作用を有する孔部37等を設けておけば、保持具36aを
回転ドラム1から離反させた後に於いてストロー包装体
7aが回転ドラム1から不用意に離脱しない様に設定でき
るのである。その他、本発明に係る保持手段をクランプ
等によって挟持して保持させる様にしてもよい。この様
に、本発明に係る保持手段の具体的な構成は任意に設計
変更自在である。
また、本発明に係る回転ドラム1の具体的な構成も決
して上記実施例の如く限定されない。本発明に於いて移
送が終了される連続ストロー包装体の終端のストロー部
位とスタンバイ用の連続ストロー包装体7aの先頭のスト
ロー部位とのピッチを正確に設定する必要がない場合に
は、必ずしも回転ドラム1の外周に凹溝4を設ける必要
はない。尚、凹溝4を設ける場合に於いては該凹溝4の
具体的な形状やピッチは連続ストロー包装体の形状等に
応じて適宜設計変更すればよいものである。又、回転ド
ラム1は連続回転と間歇回転の何れであってもよい。
本発明に係る供給装置の各部の具体的な構成は全て本
発明の意図する範囲内で任意に設計変更自在である。
一方、本発明に係る方法の適用は上記実施例の如く回
転ドラム1で移送させた連続ストロー包装体を直ちに個
々の包装体に切断分離して容器側面に貼着させる作業に
限定されるものではない。回転ドラム1をコンベアの側
方に設けたり、或いは回転ドラム1の側方にカッターを
設ける様なことは要件ではない。回転ドラム1の後段に
別の回転ドラムを設けて、当該回転ドラム1から後段の
回転ドラムに連続ストロー包装体を受け渡す様にしても
何ら構わない。
また、本発明は一方の連続ストロー包装体7の繰り出
し供給が終了する際にスタンバイ用の連続ストロー包装
体7aを回転ドラム1側に受け渡すものであるが、この受
け渡しの時期は一方の連続ストロー包装体7の終端が回
転ドラム1側に送られたタイミングと厳密に一致させる
必要がないことは勿論である。前記タイミングの時期よ
りも早めであってもよく、又回転ドラム1の回転速度が
遅い場合や間歇回転を行っている場合には前記の時期よ
り遅くてもよい。
その他、本発明に係る方法の各作業工程の具体的な構
成も全て本発明の意図する範囲内で変更自在である。
(発明の効果) 叙上の様に、本発明は回転ドラムの外周に保持させな
がら移送させていた一方の連続ストロー包装体の繰り出
し供給が終了する際に、該回転ドラムの側方で待機させ
ていた他方のスタンバイ用の連続ストロー包装体の先端
部を前記回転ドラムの外周面に直接受け渡して保持させ
ることにより引き続いてその回転移送が行える様に構成
したために、スタンバイ用の連続ストロー包装体の供給
開始に当たっては、従来の如く態々連続ストロー包装体
の供給を停止させて二つの連続ストロー包装体を接着テ
ープ等を用いて一体的に接合する様な煩雑な手間が要ら
なくなった。その結果、本発明によれば、連続ストロー
包装体の供給作業の連続化が図れて時間的効率面で優れ
る他、煩雑な接続作業も省略できて作業負担の軽減が図
れ、作業性の大幅な向上が図れるという格別な効果を有
するに至った。
特に、本発明に於いて連続ストロー包装体を回転ドラ
ムにて回転移送させる際にその各ストローの部位を回転
ドラムの外周面に定ピッチで形成された複数の凹溝に嵌
入させる様にした上で、その後スタンバイ用の他方の連
続ストロー包装体を回転ドラム側に受け渡す際にその先
頭のストローの部位を一方の連続ストロー包装体の終端
位置のストローが嵌入される凹溝の次の凹溝に嵌入させ
れば、両ストロー包装体の繋ぎ部位に於けるストローピ
ッチが他の部分のストローピッチと正確に一致して、連
続して供給させる連続ストロー包装体の何れの箇所にも
ストローピッチのずれを生じさせない様にできることと
なった。その結果、回転ドラムで移送される連続ストロ
ー包装体をその後個々の包装体に切断する様な作業を行
う場合であっても、当該作業に何ら支障を来す様なこと
もなく、ストローピッチのずれに原因する従来の不都合
を適切に解消できるという優れた効果が得られる。
また、本発明に係る装置によれば、二以上設けられた
保持手段を夫々別個独立に操作させて所定のタイミング
でスタンバイ用の連続ストロー包装体を回転ドラム側に
受け渡すことができて、本発明に係る方法を適切に実施
できる実益がある。
特に、本発明に係る供給装置に於いて各保持手段をロ
ーラ及び押さえ片で構成して、該両者間で保持したスト
ロー包装体のストロー部位を回転ドラムの凹溝内に嵌入
させた後にストロー包装体を回転ドラムとこれに従動回
転するローラとの両者間位置で繰り出させる様に構成し
た場合には、回転ドラム側に受け渡された連続ストロー
包装体がローラのガイドによって不用意に回転ドラムか
ら離脱する様な虞れもなく、又ローラの回転作用によっ
てスムースな繰り出しも可能となって、ストロー包装体
の繰り出し作業の確実性の面で優れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係るストロー包装体の供給
装置を示し、第1図は装置全体の平面図、第2図(イ)
は保持手段を示す要部平面図、第2図(ロ)は同要部断
面側面図。 第3図(イ),(ロ),(ハ),(ニ),(ホ)はスト
ロー包装体の供給作業工程を示す要部説明図。 第4図は本発明の保持手段の他の実施例を示す説明図。 第5図乃至第7図は従来例を示し、第5図及び第6図は
平面図、第7図は接合したストロー包装体の要部斜視
図。 1……回転ドラム、4……凹溝 6,6a……巻取ロール 7,7a……連続ストロー包装体、9,9a……ローラ 21,21a……押さえ片

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の連続ストロー包装体7を回転ドラム
    1側に繰り出して該回転ドラム1の外周面に保持させて
    回転移送させる間に、他方のスタンバイ用の連続ストロ
    ー包装体7aの先端部を回転ドラム1の側方に配置された
    保持手段にて保持させて待機させておき、その後前記一
    方の連続ストロー包装体7の回転ドラム1への繰り出し
    供給が終了する際に、前記保持手段を回転ドラム1側に
    接近させてスタンバイ用の連続ストロー包装体7aの先端
    部を回転ドラム1の外周面に受け渡し保持させて、該連
    続ストロー包装体7aを前記一方の連続ストロー包装体7
    に引き続いて回転ドラム1側に繰り出し供給させること
    を特徴とする連続ストロー包装体の連続供給方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の連続ストロー
    包装体の連続供給方法に於いて、一方の連続ストロー包
    装体7を回転ドラム1にて回転移送させる際に該連続ス
    トロー包装体7の各ストローの部位を回転ドラム1の外
    周面に定ピッチで形成された複数の凹溝4…に嵌入させ
    て移送せしめ、その後該連続ストロー包装体7の回転ド
    ラム1側への繰り出し供給が終了する際に、スタンバイ
    用の他方の連続ストロー包装体7aの先頭のストローB1の
    部位を一方の連続ストロー包装体7の終端位置のストロ
    ーA2が嵌入される凹溝4aの次の凹溝4bに嵌入させて受け
    渡すことを特徴とする連続ストロー包装体の連続供給方
    法。
  3. 【請求項3】巻取ロール6,6aから繰り出される連続スト
    ロー包装体7,7aを外周面に保持して回転移送するための
    回転ドラム1の側方に、巻取ロール6,6aから繰り出され
    る連続ストロー包装体7,7aの各先端部を保持可能で且つ
    該保持した連続ストロー包装体7,7aの各先端部を、往復
    動シリンダのロッドの前進を介して前記回転ドラム1の
    外周面側に受け渡し自在な保持手段が少なくとも二以上
    設けられ、しかも該各保持手段は前記回転ドラム1側へ
    の連続ストロー包装体7,7aの受け渡しが夫々相互に独立
    して行えるべく設定されてなることを特徴とする連続ス
    トロー包装体の連続供給装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の連続ストロー
    包装体の連続供給装置に於いて、回転ドラム1の外周面
    には、連続ストロー包装体7,7aのストロー部位を嵌入さ
    せるための複数の凹溝4が…定ピッチで設けられてな
    り、且つ各保持手段は、保持した連続ストロー包装体7,
    7aの各先頭のストローA1,B1の部位を夫々回転ドラム1
    の凹溝4に嵌入させるべく各連続ストロー包装体7,7aを
    往復動シリンダのロッドの前進を介して回転ドラム1側
    へ受け渡し自在に構成されてなることを特徴とする連続
    ストロー包装体の連続供給装置。
  5. 【請求項5】各保持手段が、往復動シリンダのロッドの
    往復動を介して回転ドラム1の外周面に接離自在となる
    べく該回転ドラム1と対面する方向に往復動自在で且つ
    該回転ドラム1との接触時に該回転ドラム1に従動して
    回転自在となるべく設けられたローラ9と、該ローラ9
    の往復移動に連動して該ローラ9と同方向に往復動すべ
    く設けられてローラ9の外周面との対面状態を維持する
    押さえ片21とからなり、且つ該押さえ片21は前記ローラ
    9の外周面位置に繰り出された連続ストロー包装体7を
    ローラ9との相互間で挟持可能とすべくローラ9の外周
    面と対面する方向に揺動自在に設定されたものである特
    許請求の範囲第4項記載の連続ストロー包装体の連続供
    給装置。
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