JPH0547021U - 車止め - Google Patents

車止め

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JPH0547021U
JPH0547021U JP10668391U JP10668391U JPH0547021U JP H0547021 U JPH0547021 U JP H0547021U JP 10668391 U JP10668391 U JP 10668391U JP 10668391 U JP10668391 U JP 10668391U JP H0547021 U JPH0547021 U JP H0547021U
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Japan
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surface portion
upper member
base plate
car stop
mounting seat
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JP10668391U
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Inventor
正 飯沼
Original Assignee
ミサワセラミックス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で取扱いやすく、取付け、取外し等が容
易で、外観も良い車止めを得る。 【構成】 該車止め1は、車輪に当たる上部材3と、上
部材3を着脱可能に結合するベースプレート4とで構成
し、上部材3は、台形状の左右の側板31a,31bと
上面部分32と手前斜面部分33と奥側斜面部分34、
及び両斜面部分33,34の各下辺を内側に曲げた上側
係止面部分35とからなり、ベースプレート4は床面5
への取付け座面部分41とその対向二辺42,43から
段差付きで上に持ち上げて前記上側係止面部分35に係
合する下側係止面部分44とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は駐車場等の床面に配置する車止めに関する。
【0002】
【従来の技術】
駐車場等の床面には、駐車車両の位置規制や移動防止の目的で、殆どの場合車 止めを配置する。この車止めは、コンクリート床面に対しては角柱状あるいは台 形状断面のコンクリートブロック製のものを用い、立体駐車場に多く見られる様 なエキスパンドメタルや床用鋼板等の鋼製床には鋼製ブロックのものを用いるこ とが通例である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の車止めはそれぞれに難点がある。すなわちコンクリ ート製のものは重くて、設置時の取扱いに危険を伴い、設置後の位置修正が非常 に煩雑である。すなわち、前記形状のコンクリートブロックをコンクリート床面 にアンカーボルト無しで埋め込み配置してモルタルで固着する施工が多く、設置 後の位置替えは旧位置の床面の復旧も含まれて煩雑な訳である。
【0004】 他方、鋼製のものは床面に対し溶接固定することが多いが、外観的に良くない ものが多い。又前記溶接固定したものを位置修正することは不可能ではないが、 煩雑であり、外観を粗雑化させることが多い。 本考案は、軽量で取扱いやすく、取付け、取外し、及び位置修正が容易で、外 観も良い車止めを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る車止めは、駐車車両の車輪に当接する上部材と、該上部材を着脱 可能に結合するベースプレートとからなる車止めであって、前記上部材は、台形 状の左右の側板と該側板間を連結する上面部分と手前斜面部分と奥側斜面部分、 及び前記手前斜面部分と前記奥側斜面部分の各下辺を内方側に折り曲げた上側係 止面部分とからなり、前記ベースプレートは対象床面に接する取付け座面部分と 、該取付け座面部分の手前側辺と奥側辺とから段差付きとして上方に持ち上げて 設け前記上部材の上側係止面部分に係合する下側係止面部分とからなる。
【0006】
【作用】
駐車車両の車輪が当たる上部材の手前側の面、及びその背面の奥側面が台形状 断面の斜面であることにより、車輪の押圧力の一部は下向き荷重となり、その分 この上部材に対する水平方向圧力、すなわち転倒作用が減少する。この台形状断 面を有する上部材がベースプレート上部を覆う形態で結合することで、ベースプ レートの取付け座面を床面に連結するボルト部材の端部は隠蔽されて見えなくな る。又、ベースプレートへの上部材の結合は、前者の下側係止面部分に対する後 者の上側係止面部分の係合によって行われるが、この係合は上部材の奥側斜面部 分の撓みで上側係止面部分を変位させることで実現する。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の車止めの一実施例を示す一部破断面を含む分解斜視図、図2は 図1の車止めの組立状態の一部破断面を含む側面図、図3は別の実施例による車 止めの組立状態の一部破断面を含む側面図である。 図中、1は車止め、2は車輪、3は上部材、31a,31bは上部材3の側板 、32は同じく上面部分、33は同じく手前斜面部分、34は同じく奥側斜面部 分、35は同じく上側係止面部分、4はベースプレート、41はベースプレート 4の取付け座面部分、42は同じく手前側辺、43は同じく奥側辺、44は同じ く下側係止面部分、5は床面、6はU字ボルトである。 図1及び図2に示すように、本実施例の車止め1は鋼板製で、駐車する車両の 車輪2が当接する上部材3とその下のベースプレート4からなり、上部材3はベ ースプレート4に着脱可能に構成する。
【0008】 上部材3は台形状の左右の側板31a,31bと、これら側板31a,31b を連結する形の上面部分32と、手前斜面部分33及び奥側斜面部分34とで包 囲される台形体の底面に上側係止面部分35を設ける。上側係止面部分35は手 前斜面部分33と奥側斜面部分34の各下辺をやや延長して、これらの部分を内 方側に水平に向けて折り曲げた形態とする。そして奥側斜面部分34の左右側辺 と側板31a,31bの奥側斜辺とが接する斜め向きの稜線部分だけは溶接せず 、その他の稜線部分は溶接固定して組み立てる。従って、前記溶接しない稜線部 分の存在で奥側斜面部分34はある程度撓むことができ、その撓みつまり弾性変 形に従って、その下辺、すなわち上側係止面部分35の奥側の一方が外側に向け て変位する。この撓みは必要の都度、前記溶接しない稜線部分の隙間にバール等 を挿入して生じさせる。
【0009】 ベースプレート4は四辺形状の鋼板の対向二辺部分を段差付きで若干上方に持 ち上げ成形したものである。すなわち、持ち上げた対向二辺部分以外の残った範 囲を、対象とする床面5に接する取付け座面部分41として、この場合の床面5 として使用したエキスパンドメタルに対して、U字ボルト6を用いて固定する。 前記持ち上げた対向二辺部分、すなわち取付け座面部分41の手前側辺42と奥 側辺43から各外側に若干延長した二辺部分を上方に持ち上げた各部分を下側係 止面部分44とする。上部材3の上側係止面部分35とベースプレート4の下側 係止面部分44は、図2のように上下に重なって相互に係合し、又、上側係止面 部分35の前記奥側の一方が図中に二点鎖線で示すように変位させた場合は係合 が外れるように、両係止面部分35,44の寸法、形状と関係配置を予め決めて 構成する。
【0010】 上記上面部分32、手前斜面部分33、奥側斜面部分34のうち少なくとも手 前斜面部分を凹凸状面に形成すればこれら凹凸が所謂補剛リブとして働き剛性を 高めるとともに外観上の意匠も向上させる。 更に上面部分32に駐車位置番号を付すことで駐車場内の管理を容易にする。 この場合上面部分32を手前側低位に傾斜させることで車内からの番号目視が容 易となる。
【0011】 本実施例の車止め1は以上のように構成することにより、軽量で非常に取扱い やすく、床面5への取付け、取外し、あるいは位置修正はベースプレート4単独 で行えて作業が容易である。その場合のベースプレート4に対する上部材3の着 脱は、上部材3の奥側斜面部分34を撓ませる操作で簡単、確実に実施できて、 しかもこの着脱操作以外で不用意に係合が外れることはなく、安全である。この ような特性から、この車止めは各種イベント等における仮設駐車場向けの車止め にも好適なものと言える。更に、ベースプレート4の取付け座面部分41を床面 5に固定したU字ボルト6の端部は、上部材3の装着により隠蔽されて外観を損 じることがない。又、上部材3の断面形状が台形であり、車輪2の押圧に対して 転倒する傾向が少なく、車輪に対してエッジによる損傷を与えず、かつ、駐車車 両の車体下面部材に接触する傾向も少ない。
【0012】 次に図3に示す別の実施例について述べる。これは床面5がコンクリート床の 場合であり、ベースプレート4の取付け座面部分41を床面5に対してアンカー ボルト7で固定する。アンカーボルト7は、床面5の下穴に打ち込んで下端部を 拡張させる形式の市販のアンカーボルトを用いている。又アンカーボルト7は下 端をL字状に曲げて床面5に埋め込んだものであってもよい。その他の構成、作 用等については前記実施例と同様につき説明は省略する。
【0013】 本考案の車止めは前記実施例以外にも種々の変形が可能である。例えば図4に 示す如く上側係止面部分35,35と側板31aとの間にスライド溝H,Hを設 け、このスライド溝H,Hにベースプレート4の下側係止面部分44,44を係 合することもできる。この場合、上記した実施例のものとは異なり、奥側斜面部 分34と側板31aとがなす稜線部分を溶接して組立てることが可能であり、全 体の剛性を一段と向上させ得る。上部材の奥側斜面部分の撓みを軽い力で生じさ せるように、奥側斜面部分の上辺付近を局部的にやや薄肉に構成するか、又はこ の奥側斜面部分の左右側辺と下辺に沿ってコ字状条帯を形成するように切断線を 加工すると、一層着脱しやすくなる。
【0014】
【考案の効果】
本考案に係る車止めによれば、軽量で取扱いやすく、取付け、取外し、及び位 置修正等が容易にでき、しかも外観の良いものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す車止めの配置状況の一
部破断面を含む分解斜視図である。
【図2】図1の一部破断面を含む側面図である。
【図3】他の実施例を示す一部破断面を含む側面図であ
る。
【図4】更に他の実施例を示す一部省略斜視図である。
【符号の説明】
1 車止め 2 車輪 3 上部材 4 ベースプレート 5 床面 31a,31b 側板 32 上面部分 33 手前斜面部分 34 奥側斜面部分 35 上側係止面部分 41 取付け座面部分 42 手前側辺 43 奥側辺 44 下側係止面部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車車両の車輪に当接する上部材と、該
    上部材を着脱可能に結合するベースプレートとからなる
    車止めであって、 前記上部材は、台形状の左右の側板と該側板間を連結す
    る上面部分と手前斜面部分と奥側斜面部分、及び前記手
    前斜面部分と前記奥側斜面部分の各下辺を内方側に折り
    曲げた上側係止面部分とからなり、 前記ベースプレートは対象床面に接する取付け座面部分
    と、該取付け座面部分の手前側辺と奥側辺とから段差付
    きとして上方に持ち上げて設け前記上部材の上側係止面
    部分に係合する下側係止面部分とからなることを特徴と
    する車止め。
JP1991106683U 1991-11-29 1991-11-29 車止め Expired - Lifetime JP2520837Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0728766U (ja) * 1993-11-05 1995-05-30 株式会社マルデン 車輪停止具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57166354A (en) * 1981-04-01 1982-10-13 Kureha Chemical Ind Co Ltd Porous carbon formed body and manufacture

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