JPH0546922Y2 - - Google Patents

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JPH0546922Y2
JPH0546922Y2 JP15875987U JP15875987U JPH0546922Y2 JP H0546922 Y2 JPH0546922 Y2 JP H0546922Y2 JP 15875987 U JP15875987 U JP 15875987U JP 15875987 U JP15875987 U JP 15875987U JP H0546922 Y2 JPH0546922 Y2 JP H0546922Y2
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JP
Japan
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platen
type
mask
type belt
belt
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、電卓等に使用される活字ベ
ルト式のプリンタ(印字装置)に係り、特に、活
字ベルトによる汚れを防止するようにしたプリン
タに関する。
〔従来の技術〕
既に提案されているこの種の活字ベルト式のプ
リンタは、第4図から第7図に示されるように構
成されている。
即ち、第4図から第7図において、図示されな
い基板上には、無端ベルト状の活字ベルト1が配
設されており、この活字ベルト1は1対の駆動プ
ーリ2および従動プーリ3に巻装されており、こ
の活字ベルト1は、第4図および第5図に示され
るように、ベルト本体4の外周に多数の活字体5
が一定のピツチに突設されている。また、前記活
字ベルト1の前方には、平板状のプラテン6が配
設されており、この活字ベルト1の内側には、前
記プラテン6側の活字ベルト1の所望の活字体5
をプラテン6に押圧するハンマ部材8を搭載した
キヤリツジ7が桁上げおよび桁下げ方向(第4図
において左右方向)に移動可能に配設されてい
る。さらに、このキヤリツジ7は前記駆動プーリ
2および従動プーリ3の各内側に設けられた1対
の側板9,9との間に横架された支持軸10に往
復摺動自在に軸装されており、図示されない駆動
機構により往復移動するようになつている。さら
にまた、このキヤリツジ7には、前記ハンマ部材
8により活字ベルト1の所望の活字体5を前記プ
ラテン6に押圧した際に、所望の活字体5の両側
の活字体5,5がそれぞれ印字されるのを防止す
るための1対のマスク部11aを有するマスク部
材11が活字ベルト1とプラテン6の前面側に設
けられた紙押えフレーム12との間に位置するよ
うに立設されている。マスク部材11の1対のマ
スク部11a,11aは、活字体5の略1個分の
間隔を隔てられている。紙押えフレーム12はプ
ラテン6の長手方向に延在するようにしてプリン
タ本体側に固定されており、用紙Sのばたつきを
押える。
なお、前記キヤリツジ7はばね部材13により
自由状態においてホームポジシヨン(第4図にお
いて右端の原位置)に復帰されるようになつてい
る。また、前記プラテン6および紙押えフレーム
12の間には、図示されないピンチローラや紙送
りローラにより用紙Sが供給されるようになつて
いる。さらに、前記駆動プーリ2または従動プー
リ3のいずれか一方の近傍には、前記活字ベルト
1の活字体5にインクを塗布するインクローラ
(図示されず)が配設されている。
このように、前述した活字ベルト式のプリンタ
は、モータ等の駆動機構によつて駆動プーリ2が
回転され、これに伴つて前記活字ベルト1が従動
プーリ3と共に回転し、所望の活字体5が前記キ
ヤリツジ7に搭載されたハンマ部材8に対向する
位置に来ると、駆動プーリ2の回転が停止し、次
に、前記ハンマ部材8が駆動されて活字体5をプ
ラテン6の前方に臨む用紙Sに押し付けて、この
活字体5に塗布されたインクが用紙Sに転写さ
れ、一桁目の印字が終了する。このインクの転写
の際に、前記マスク部材11の各マスク部11a
が転写されている活字体5の桁上げ桁下げ側のそ
れぞれの活字体5が用紙Sに接触するのを防止し
て、この用紙Sの余白部の汚れを防止するように
なつている。
しかる後、前記キヤリツジ7が一桁だけ桁上げ
され、引き続いて、前述した動作を反復継続して
所望の活字体5を前記ハンマ部材8に対向させて
から、その活字体5によるインクの転写が行なわ
れる。
このようにして、前述した活字ベルト式のプリ
ンタは、所望の全桁に対して印字動作が行なわれ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前述した活字ベルト式のプリン
タは、前記キヤリツジ7に取付けたマスク部材1
1の各マスク部11aによつて、活字ベルト1の
印字に供しない活字体5が不要に用紙Sの余白部
に接触するのを阻止して汚れを防止しているが、
印字動作を反復継続して行くうちに、マスク部材
11の両マスク部11a,11aの内側端縁部が
第7図鎖線に示すように紙押えフレーム12およ
びプラテン6方向にたわんで行く。そして、つい
には両マスク部11a,11aが紙押えフレーム
12に当接するまでたわんでしまつて、キヤリツ
ジ7の桁上げ下げ方向移動の抵抗となり、同キヤ
リツジ7の移動が適正に行なわれなくなつて、印
字不良が生じるおそれがあつた。
本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであ
り、マスク部材が変形しても紙押えフレームと接
触しないように形成して、キヤリツジを常に適正
に移動させて、良好な印字を行なうことのできる
プリンタを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のプリンタは、プラテンと、このプラテ
ンに対向するように配設され複数の活字体がベル
ト本体に間隔を置いて突設された活字ベルトと、
この活字ベルトと前記プラテンとの間に配設され
て前記プラテンとの間を通る用紙のばたつき等を
押える紙押えフレームと、前記活字ベルトの背部
に桁上げ下げ方向に移動可能に配設され活字ベル
トの所望の活字体を前記プラテンに押圧するハン
マ部材を搭載したキヤリツジと、このキヤリツジ
に支持され前記紙押えフレームおよび活字ベルト
間に位置する1対のマスク部を備えたマスク部材
とを有するプリンタにおいて、前記マスク部材の
各マスク部に、そのマスク部が前記プラテン方向
に変形した時に前記紙押えフレームとの接触を避
ける切欠部を形成したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案のプリンタによれば、ハンマ部材によつ
て活字体を用紙およびプラテンの方向に押圧する
印字動作を反復継続することにより、マスク部材
のマスク部がプラテン方向にたわむように変形し
ても、マスク部に形成した切欠部により、マスク
部と紙押えフレームとの接触が確実に防止され、
キヤリツジは常に適正に移動させられ、良好な印
字が施される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図から第3図につ
いて説明する。
第1図から第3図は本考案の一実施例を示し、
従来例と同一部分には同一符号を付してある。
本実施例においては、従来のマスク部材11に
代えて、第2図に詳細に示すマスク部材14をキ
ヤリツジ7上に立設している。このマスク部材1
4には、1対のマスク部14a,14aがベルト
本体4の活字体5の略1個分の間隔を左右に隔て
て紙押えフレーム12とプラテン6との間に位置
するように立設されており、これらのマスク部1
4a,14aの各基部14b,14bの内側に
は、印字の際にマスク部14aがプラテン6の方
向に変形しても紙押えフレーム12と接触するの
を回避できる形状の切欠部15,15がそれぞれ
形成されている。その他は従来例と同様に形成さ
れている。
次に、本実施例の作用を説明する。
ハンマ部材8によりベルト本体4をたわませつ
つ活字体5を用紙Sおよびプラテン6に向けて押
圧する印字動作を行なうと、マスク部材14の1
対のマスク部14a,14aがそれぞれハンマ部
材8で押圧されている活字体5の両隣りの活字体
5,5によつてプラテン方向に押圧される。この
とき、マスク部材14の各マスク部14aの剛性
が大きい場合には、各マスク部14aは次第に第
3図に示すようにその内側端縁部がプラテン6の
方向に変形して行き、マスク部14aの剛性が小
さい場合には、各マスク部14aは印字動作の度
に同様の変形を繰返えす。一方、本実施例におい
ては、各マスク部14a,14aがそれぞれの内
側端縁部分をプラテン6に近接させるようにたわ
んでも、紙押えフレーム12は各基部14bの切
欠部15の位置にあるため、各マスク部14aと
接触することがない。従つて、キヤリツジ7の移
動に対する抵抗もなくなり、キヤリツジ7は常に
適正に移動させられ、印字桁違い等を起こすこと
なく良好な印字が施される。
なお、本考案は前記各実施例に限定されるもの
ではなく、必要に応じて変更することができる。
〔考案の効果〕
このように本考案のプリンタは、プラテンと、
このプラテンに対向するように配設され複数の活
字体がベルト本体に間隔を置いて突設された活字
ベルトと、この活字ベルトと前記プラテンとの間
に配設されて前記プラテンとの間を通る用紙のば
たつき等を押える紙押えフレームと、前記活字ベ
ルトの背部に桁上げ下げ方向に移動可能に配設さ
れ活字ベルトの所望の活字体を前記プラテンに押
圧するハンマ部材を搭載したキヤリツジと、この
キヤリツジに支持され前記紙押えフレームおよび
活字ベルト間に位置する1対のマスク部を備えた
マスク部材とを有するプリンタにおいて、前記マ
スク部材の各マスク部に、そのマスク部が前記プ
ラテン方向に変形した時に前記紙押えフレームと
の接触を避ける切欠部を形成したので、マスク部
材が変形しても紙押えフレームと接触することは
なくなり、キヤリツジを常に適正に移動させて良
好な印字を行なうことができ、簡素であるから、
加工も容易であり、安価に提供できる等の優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のプリンタの一実施例の要部を
示す断面図、第2図は本考案のプリンタに組込ま
れるマスク部材の正面図、第3図はマスク部材の
変形状態における第2図の−線に沿つた断面
他の実施例を示す図、第4図は既に提案されてい
るプリンタの平面図、第5図は第4図の要部の斜
視図、第6図は第4図の−線に沿つた拡大断
面図、第7図は第6図の平面図である。 1……活字ベルト、5……活字体、6……プラ
テン、7……キヤリツジ、8……ハンマ部材、1
0……支持軸、12……紙押えフレーム、14…
…マスク部材、14a……マスク部、14b……
基部、15……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラテンと、このプラテンに対向するように配
    設され複数の活字体がベルト本体に間隔を置いて
    突設された活字ベルトと、この活字ベルトと前記
    プラテンとの間に配設されて前記プラテンとの間
    を通る用紙のばたつき等を押える紙押えフレーム
    と、前記活字ベルトの背部に桁上げ下げ方向に移
    動可能に配設され活字ベルトの所望の活字体を前
    記プラテンに押圧するハンマ部材を搭載したキヤ
    リツジと、このキヤリツジに支持され前記紙押え
    フレームおよび活字ベルト間に位置する1対のマ
    スク部を備えたマスク部材とを有するプリンタに
    おいて、前記マスク部材の各マスク部に、そのマ
    スク部が前記プラテン方向に変形した時に前記紙
    押えフレームとの接触を避ける切欠部を形成した
    ことを特徴とするプリンタ。
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