JP2923698B2 - ドットプリンタ - Google Patents

ドットプリンタ

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JP2923698B2
JP2923698B2 JP7712691A JP7712691A JP2923698B2 JP 2923698 B2 JP2923698 B2 JP 2923698B2 JP 7712691 A JP7712691 A JP 7712691A JP 7712691 A JP7712691 A JP 7712691A JP 2923698 B2 JP2923698 B2 JP 2923698B2
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roller
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晴彦 徳永
等 森山
文夫 金子
篤寿 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外周に弾性層を有する
ローラプラテンを備えたドットプリンタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2はローラプラテンを用いた従来のド
ットラインプリンタの構造を示す斜視図で、図中、1は
ローラプラテン、2は1対のトラクタである。
【0003】ローラプラテン1は、回動アーム3A,3
Bに回転自在に支持され、駆動モータ(紙送り用モー
タ)4によりベルト5,6を介し駆動されて回転するよ
うになっている。回動アーム3A,3Bの基部は、トラ
クタ軸7に回動可能に支持されている。ローラプラテン
1は、位置決め手段8により、印字ヘッド(図示せず)
に近接するセット位置と、該印字ヘッドから退避する退
避位置とに位置決めされる。位置決め手段8は、フレー
ム9Bに支持されるレバー10と、リンク11,12
と、リンク12の一端が固定された軸13とで構成され
ている。軸13は、回動アーム3A,3Bと係合する偏
心カム14A,14Bを備え、フレーム9A,9Bに回
転自在に支持されている。15は回動アーム3Aを矢印
A方向に付勢するスプリングである。
【0004】トラクタ2は、連続帳票搬送用のもので、
フレーム9A,9Bに回転自在に支持されるトラクタ軸
7と、フレーム9A,9Bに各端部が固定されたガイド
軸16とに案内されて矢印方向に摺動可能である。トラ
クタ軸7は、駆動モータ4によりベルト5を介し駆動さ
れる。
【0005】印字に際しては、レバー10を一方向に回
動させ、偏心カム14A,14Bと係合する回動アーム
3A,3Bを矢印B方向に回動させて、ローラプラテン
1を印字ヘッドから退避する退避位置に位置決めし、こ
の状態で、トラクタ2を、用紙(連続帳票)端部の送り
穴に突起17が係合するように摺動させて用紙をセット
する。その後、レバー10を逆方向に回動させ、ローラ
プラテン1を印字ヘッドに近接するセット位置に位置決
めして印字を開始する。
【0006】印字は、印字ヘッドのドットワイヤをイン
クリボンと用紙を介しローラプラテン1に衝突させて用
紙上にドットを形成し、このドットの集合により文字等
を形成させて行い、用紙の改行は、駆動モータ4を作動
させることによって、トラクタ軸7及びローラプラテン
1を回転させて行う。この場合、ローラプラテン1は、
トラクタ2による紙送り速度と同一周速度で回転する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今、印字
速度は、処理量の増加に伴いますます高速化が要求され
ており、紙送りも合わせて高速化する必要がでてきた。
また、ローラプラテン寿命を延ばすため、プラテン外径
を大きくする必要もでてきた。そのため、従来のように
ローラプラテンの動力を紙送りの駆動源からもってきた
のでは、紙送り用モータ(図2の駆動モータ4)の負荷
が大きくなり、高速化を阻害することになる。ちなみ
に、モータの負荷が1300gcm3の場合、ローラプラテ
ンの負荷は約600gcm3になる。
【0008】本発明は、紙送り用モータの負荷を低減し
て、該モータの出力を大きくすることなく紙送り高速化
を実現することのできるドットプリンタを提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明では、紙送り系から切り離して設けられた外
周に弾性層を有するローラプラテン、該ローラプラテン
を印字ヘッドに近接するセット位置と該印字ヘッドから
退避する退避位置とに位置決めする位置決め手段、及
び、前記ローラプラテンをセット位置から退避位置への
移動時または退避位置からセット位置への移動時のうち
のいずれか一方の移動時のみ一定角度回転させるための
ローラプラテン回転手段を備えたドットプリンタにおい
て、前記位置決め手段を、前記ローラプラテンを支持す
る回動アームと、前記ローラプラテンの軸に回転自在に
支持されるローラと、該ローラと係合するローラプラテ
ン位置決め用カムで構成するとともに、前記ローラプラ
テン回転手段を、前記ローラプラテンの軸にワンウェイ
クラッチを介し装着されたギアと、固設されて前記ギア
と噛合するラックとで構成したことを特徴とする構成と
する。
【0010】ローラプラテンは紙送り駆動系から切り離
されているため、紙送り用駆動源の負荷は従来構造の場
合よりはるかに小さくなる。従って、モータ出力を大き
くすることなく紙送りを高速化することが可能になる。
【0011】しかし、ローラプラテンが回転しないと、
印字時に該ローラプラテン外周の弾性層の同一箇所がド
ットワイヤによる衝突を繰り返し受けて損傷する。これ
を防止するため、本発明では、ローラプラテンの位置決
め手段に連動するローラプラテン回転手段を設け、用紙
セットの都度、ローラプラテンの印字に用いられる位置
変えているので、同一箇所の長時間使用が防止され
る。
【0012】即ち、用紙セット時にカムを一方向に所定
量移動させることになるが、カムはローラと係合してい
るため、上記移動により回動アームが一方向に一定量回
動し、ローラプラテンは退避位置に位置決めされ、ま
た、これとは逆の動作により、ローラプラテンはセット
位置に位置決めされる。
【0013】そして、回動アームの回動時に、ラックと
噛合するローラプラテン側のギアが回転し、ワンウェイ
クラッチの介在により該ギアの一方向の回転だけがロー
ラプラテンに伝えられて該ローラプラテンが一定角度
回転する。
【0014】
【実施例】以下、図1に関連して本発明の実施例を説明
する。
【0015】図1(A)は本例のドットプリンタの要部
構造を示す正面図、図1(B)は同側面図で、図中、2
1はローラプラテン、22は位置決め手段、23はロー
ラプラテン回転手段である。なお、本図では省略した
が、紙送り系としては、従来と同様に、駆動モータによ
り駆動されるトラクタを備えている。
【0016】ローラプラテン21は、外周にゴム等の弾
性層24を備えており、紙送り駆動系とは切れ離されて
いる。
【0017】位置決め手段22は、ローラプラテン21
を回転自在に支持する回動アーム25と、ローラプラテ
ン21の軸21aに回転自在に支持されるローラ26
と、該ローラ26と係合するカム27とで構成されてい
る。回動アーム25は、フレーム9Bに軸28を介し支
持されて回動可能で、スプリング29により図1(B)
の反時計方向に付勢されている。カム27は、フレーム
9Bに回転可能に支持されるカム軸30に固定されてロ
ーラ26と係合しており、カム軸30にはレバー31が
固定されている。なお、ローラ26は、スプリング29
の付勢力によってカム27に当接して係合している。
【0018】ローラプラテン回転手段23は、ギア32
とラック33とを備えている。ギア32は、ローラプラ
テン21の軸21aにワンウェイクラッチ34を介し嵌
装され、ラック33は、フレーム9Bに固定されてギア
32と噛合している。
【0019】このように、ローラプラテン21は紙送り
駆動系から切り離されているため、紙送り用駆動源の負
荷は従来構造の場合よりはるかに小さくなる。従って、
モータ出力を大きくすることなく紙送りを高速化するこ
とが可能になる。具体的には、従来1300gcm3だった
紙送り駆動源の負荷は、約半分の600gcm3程度にな
る。しかし、プラテンが回転しないと、印字時にローラ
プラテン外周の弾性層の同一箇所がドットワイヤによる
衝突を繰り返し受けて損傷する。ローラプラテン回転手
段23は、この問題を解決するために設けられたもの
で、次にその作用を用紙セット動作と関連して説明す
る。
【0020】用紙セット時には、それまでセット位置C
に位置していたレバー31を、図1(B)の時計方向に
退避位置Dまで回動させる。この場合、カム27も同角
度だけ回動する。カム27はローラ26と係合している
ため、上記回動により回動アーム25は図1(B)の反
時計方向に一定量回動し、ローラプラテン21は、印字
ヘッドから十分離れた退避位置に位置決めされる。従っ
て、この状態で用紙セットを容易に行うことができる。
【0021】用紙セット完了後に、レバー31をもとの
セット位置Cに戻すと、回動アーム25もスプリング2
9の付勢力に抗しもとのセット位置(印字ヘッドに近接
する印字可能位置)にもどる。
【0022】上記操作時に、ギア32はラック33と噛
合しながら回転する。具体的には、ギア32は、レバー
31をセット位置Cから退避位置Dに回動させるときは
図1(B)の時計方向に回転し、レバー31を退避位置
からセット位置に回動させるときは反時計方向に回転す
る。ギア32とローラプラテンの軸21aの間にはワン
ウェイクラッチが設けられているため、上記ギア32の
回転のうち、いずれかの方向の回転によってローラプラ
テン21は一定量回転する。このローラプラテン21の
回転は、ワンウェイクラッチの用い方によって、ローラ
プラテン21のセット位置から退避位置への移動時(ギ
ア32が時計方向に回転)、またはローラプラテン21
の退避位置からセット位置への移動時(ギア32が反時
計方向に回転)のいずれかで行われるようにすることが
できる。
【0023】このように、用紙セットの都度、ローラプ
ラテン21の印字に用いられる位置が変わり、同一箇所
の長期間使用が防止される。なお、用紙セット時以外に
も、レバー31を上述と同要領で往復動させれば、ロー
ラプラテン21を一定量回転させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ロ
ーラプラテンが紙送り駆動系から切り離されているた
め、紙送り用駆動モータの負荷を従来の約1/2にする
ことができ、駆動モータの出力を大きくすることなく紙
送りの高速化を実現することができる。また、ローラプ
ラテンを、用紙セット時等においてセット位置と退避位
置の間で往復動させることによって、該ローラプラテン
を一定量回転させることができるため、ローラプラテン
の同一箇所の長期間使用を防止することができ、ローラ
プラテンの長寿命を保つことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のドットプリンタの要部構造説
明図で、図1(A)は正面図を、図1(B)は側面図を
それぞれ示している。
【図2】従来のドットラインプリンタの構造を示す斜視
図である。
【符号の説明】
21 ローラプラテン 22 位置決め手段 23 ローラプラテン回転手段 24 弾性層 25 回動アーム 26 ローラ 27 カム 32 ギア 33 ラック 34 ワンウェイクラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 篤寿 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−236668(JP,A) 特開 平4−62176(JP,A) 実開 昭59−35055(JP,U) 実開 昭60−9646(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 11/14 B41J 11/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙送り系から切り離して設けられた外周
    に弾性層(28)を有するローラプラテン(21)、該
    ローラプラテン(21)を印字ヘッドに近接するセット
    位置と該印字ヘッドから退避する退避位置とに位置決め
    する位置決め手段(22)、及び、前記ローラプラテン
    (21)をセット位置から退避位置への移動時または退
    避位置からセット位置への移動時のうちのいずれか一方
    の移動時のみ一定角度回転させるためのローラプラテン
    回転手段(23)を備えたドットプリンタにおいて、 前記位置決め手段(22)を、前記ローラプラテン(2
    1)を支持する回動アーム(25)と、前記ローラプラ
    テン(21)の軸に回転自在に支持されるローラ(2
    6)と、該ローラ(26)と係合するローラプラテン位
    置決め用カム(27)で構成するとともに、 前記ローラプラテン回転手段(23)を、前記ローラプ
    ラテン(21)の軸にワンウェイクラッチ(34)を介
    し装着されたギア(32)と、固設されて前記ギア(3
    2)と噛合するラック(33)とで構成したことを特徴
    とするドットプリンタ。
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