JPH0546510U - 車輌用排気装置 - Google Patents

車輌用排気装置

Info

Publication number
JPH0546510U
JPH0546510U JP9880591U JP9880591U JPH0546510U JP H0546510 U JPH0546510 U JP H0546510U JP 9880591 U JP9880591 U JP 9880591U JP 9880591 U JP9880591 U JP 9880591U JP H0546510 U JPH0546510 U JP H0546510U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
pressure
exhaust fan
exhaust
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9880591U
Other languages
English (en)
Inventor
昭浩 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP9880591U priority Critical patent/JPH0546510U/ja
Publication of JPH0546510U publication Critical patent/JPH0546510U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体姿勢に左右されず、車室内の圧力上昇を
確実に抑え、ドア閉まり性を向上させることのできる車
輌用排気装置を提供することにある。 【構成】 車室内の空気を吸引して車室外へ排気する排
気ファンと、車室内の圧力を検出する圧力計と、前記圧
力計により一定圧力以上の圧力が検出されると前記排気
ファンを作動させる制御部を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車輌用排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車輌においては、車室内の環境を快適に保つため、車室内の空気を換気 するベンチレーションシステムが設けられている。 しかし、従来のベンチレーションシステムでは、車室内に空気を送り込むだけ で、強制的な排気を行うものではかった。このため、駐車中の換気は殆ど期待で きず、夏場は熱気がこもるという問題がある。 また、機密性の向上した車輌においては、ドアを閉じる際に圧力が上昇し、ド ア閉まり性が阻害される問題がある。
【0003】 そこで、斯かる不具合を解決するものとして、図3に示す車輌両排気装置が提 案されている。 この車輌用排気装置は、同図に示すように温度センサ06、Gセンサ09及び 排気ファン011等より構成されるものである。即ち、車輌の天井部に温度セン サ06が取付られると共にドア08にGセンサ09が取付られており、これら温 度センサ06、Gセンサ09は制御部07に接続している。また、インストルメ ントパネルには手動スイッチ010が取付られ、手動スイッチ010も温度セン サ06、Gセンサ09と同様に制御部07に接続している。
【0004】 一方、リヤシート012の後方には、排気ファン011が配置され、リアシェ ルフ03に設けた排気口013とダクト014を介して接続されている。排気フ ァン011は、車室内の空気を吸引して車室外のトランクルーム04へ排気する ものであり、トランクルーム04に排出された排気は更にベンチレーションダク ト05から車外へ排出される。 上記制御部07は、前記温度センサ06により一定温度以上が検出される場合 、前記Gセンサ09により一定加速度以上が検出される場合、または、手動スイ ッチ010が操作された場合に、上記排気ファン011を作動させて、車室内の 空気を社外に排出するようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記車輌用排気装置は、温度センサ06により温度を検出するため、夏場にお いて車室内に熱気がこもることもなく、また、手動スイッチ010を操作するこ とにより、車内の悪臭を強制的に排出することができ、更には、Gセンサ06に よりドア08の加速度を検出するため、ドア08を閉じる際の車室内の圧力上昇 を抑え、ドアの閉まり性を向上させることが可能である。 しかし、Gセンサ09としては、図4に示すように、二つの接点を有する容器 中に水銀を封入し、加速度を受けて水銀が傾斜すると二つの接点が接続されるも のが使用されている。このため、車体が傾いている場合には、ドアを開閉してい ない場合にGセンサが作動したり、ドアを開閉してもGセンサが作動しない場合 があった。尚、図4は、制御部を示す回路図であり、図中、015は第一リレー 、016は第二リレー、017はドア警告灯スイッチ、018はタイマである。
【0006】 このように上記車輌用排気装置は、Gセンサ09を使用して加速度を検出する 為、車輌姿勢により、誤動作する虞があったのである。 本考案は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、車体姿勢に左右されず 、車室内の圧力上昇を確実に抑え、ドア閉まり性を向上させることのできる車輌 用排気装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成する本考案の構成は車室内の空気を吸引して車室外へ排気す る排気ファンと、車室内の圧力を検出する圧力計と、前記圧力計により一定圧力 以上の圧力が検出されると前記排気ファンを作動させる制御部を設けたことを特 徴とする。
【0008】
【実施例】
以下、本考案について、図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。 図1に本考案の一実施例を示す。同図に示すように、車室内の適所、例えば天 井には圧力計6が設けられると共にインストルメントパネルなど運転席から操作 しやすい位置に手動スイッチ10が取付られている。これら、圧力計6、手動ス イッチ10は制御部7に接続している。
【0009】 一方、リアシート12の後方には排気ファン1が設置されている。排気ファン 11は、リアシェルフ3に設けた排気口13とダクト14を介して接続しており 、車室内の空気を吸引してトランクルーム4内へ排気することができる。トラン クルーム4に排気された空気は、更に、ベンチレーションダクト5から車外へ排 気される。 ここで、制御部7の回路構成例について、図2を参照して説明する。同図に示 すように、圧力計6が、一定圧力、例えば18mmAq以上を検出すると第一リレー1 5が作動し、排気ファン11に通電されるように配線されると共に第一リレー1 5の作動はタイマ18により一定時間、例えば、3秒程度維持されるように配線 されている。また、手動スイッチ10により、排気ファン11に通電されるよう に配線されている。
【0010】 従って、図3に示すように、ドア8を閉めて、車室内の圧力が、例えば18mmAq 以上上昇したことを圧力計6が検出し、第一リレー15が作動すると、排気ファ ン11に通電され、排気ファン11により車室内の空気が車外へ排出される。同 時にタイマー18がONとなり、タイマー18により第一リレー15の作動が、 例えば3秒間保持され、その間、排気ファン11による排気が継続して行われる 。これにより、車室内の圧力上昇が抑えられると共にドア閉まり性が確保される ことになる。 そして、タイマー18により継続されていた時間が経過すると、排気ファン1 1は自動的に停止する。 また、手動スイッチ10を操作すると、その間、排気ファン11は作動を続け ることになる。
【0011】 このように、本考案は、加速度の検出用のGセンサを使用しないため、車輌姿 勢がどのような場合でも、確実に車室内の圧力上昇を抑えることができる。従来 では、窓を開けた状態でドアを閉めた場合にも、Gセンサにより加速度が検出さ れて無駄に排気ファンを回すことがあったが、本考案ではそのような不都合を解 消することができる。
【0012】
【考案の効果】
以上、実施例に基づいて具体的に説明したように、本考案は、圧力計により車 室内の圧力上昇を検出して排気ファンを回し、車室内から空気を車外へ排出する ことにより、車室内の圧力上昇を抑え、ドアの閉まり性を向上させると共に乗員 に対する不快感を低減することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る車輌排気装置を示す構
成図である。
【図2】制御部の回路構成を示す回路図である。
【図3】制御部におけるタイムチャートを示す説明図で
ある。
【図4】以前提案されている車輌排気装置を示す構成図
である。
【図5】Gセンサを示す構成図である。
【符号の説明】
3 リヤシェルフ 5 ベンチレーションダクト 6 圧力計 7 制御部 8 ドア 10 手動スイッチ 11 排気ファン 13 排気口 14 ダクト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内の空気を吸引して車室外へ排気す
    る排気ファンと、車室内の圧力を検出する圧力計と、前
    記圧力計により一定圧力以上の圧力が検出されると前記
    排気ファンを作動させる制御部を設けたことを特徴とす
    る車輌用排気装置。
JP9880591U 1991-11-29 1991-11-29 車輌用排気装置 Withdrawn JPH0546510U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9880591U JPH0546510U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 車輌用排気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9880591U JPH0546510U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 車輌用排気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0546510U true JPH0546510U (ja) 1993-06-22

Family

ID=14229560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9880591U Withdrawn JPH0546510U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 車輌用排気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0546510U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5040455A (en) Ventilation device for automobiles
JP2009035173A (ja) 車両用空調システム
JPH0546510U (ja) 車輌用排気装置
JP2003335121A (ja) 車両用空調装置のオート内外気制御装置
JPH03200419A (ja) 自動車の空気調和装置
JPH04125911U (ja) 車両用排気装置
JP2572677Y2 (ja) 車両の車内空気圧逃がし装置
JP2019188892A (ja) 車両用空調制御装置
JP2002160517A (ja) 車両用換気装置
JPS6390418A (ja) 自動車用換気装置
JPS6229294Y2 (ja)
JPH0715406U (ja) 自動車用換気装置
JPH0612126U (ja) 換気機能を有するドアミラー装置
JPH0516653A (ja) 車両用排気装置
JPH0740224U (ja) 自動車用空調装置
JPH0520904U (ja) 自動車用空気調和装置
JPH0628330Y2 (ja) 自動車用空調システム
KR960008232Y1 (ko) 차량의 강제환기제어장치
KR970034498A (ko) 자동차의 공조장치
KR20000000897U (ko) 자동차의 실내온도 저감장치
JP2019188891A (ja) 車両用空調制御装置
JPS62175211A (ja) 空調装置用指示装置
JPH0326221Y2 (ja)
JPS5928893Y2 (ja) 自動車用空気調和装置の室温検知装置
JPS62100214U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208