JPH0612126U - 換気機能を有するドアミラー装置 - Google Patents

換気機能を有するドアミラー装置

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JPH0612126U
JPH0612126U JP9024591U JP9024591U JPH0612126U JP H0612126 U JPH0612126 U JP H0612126U JP 9024591 U JP9024591 U JP 9024591U JP 9024591 U JP9024591 U JP 9024591U JP H0612126 U JPH0612126 U JP H0612126U
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JP
Japan
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door
ventilation
mirror
mirror device
fan
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Pending
Application number
JP9024591U
Other languages
English (en)
Inventor
彰 平本
Original Assignee
ダイキョー・ベバスト株式会社
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Publication date
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ドア2の窓枠部3内に取り付けたドアミラー
装置1のミラーベース4に、ドア2の内外を連通する換
気路5を形成し、この換気路5内に排気用ファン6を設
ける。 【効果】 排気用ファン6を駆動すると、車室12内の
空気は外部に排出され、特に車室12内前部の換気を有
効的に行うことができ、この換気は天候にかかわりなく
でき、また、従来から存在するミラーベース4を利用し
て、場所をとることなく簡単に且つコンパクトに、しか
も安価に装備することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乗用自動車の車内換気ができるようにしたドアミラー装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
乗用自動車においては、ドアの窓枠の前下部の三角隅部にドアミラー装置のミ ラーベースを取り付けたものがある。このドアミラー装置はミラーによる後方視 認機能しかなく、換気機能を有するものはない。 室内用の換気装置としては、サンルーフ装置によるもの、また、リヤフェンダ 近くに換気ファンを設けたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記サンルーフ装置による換気は、雨天時には使用し難く、ま た、サンルーフ装置そのものを設けていなければできない。リヤフェンダ近くに 換気ファンを設けるものは、換気ファンの設置場所を取る必要があると共に、常 に人がいる車内前部の換気がやり難く、換気効率が悪くなっている。
【0004】 本考案は、車両のドアに従来から備えられているドアミラー装置のミラーベー スを利用して、このミラーベースに換気路及び排気用ファンを設けることにより 、天候にかかわらず、場所を取らず、且つ車内前部の換気ができるようにした換 気機能を有するドアミラー装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案における課題解決のための具体的手段は、ドア2の窓枠部3内にミラー ベース4を取り付けたドアミラー装置において、前記ミラーベース4にドア2の 内外を連通する換気路5を形成し、この換気路5内に排気用ファン6を設けてい ることである。
【0006】
【作用】
ミラーベース4に形成した換気路5は、車両のドア2の内外を連通しており、 この換気路5の排気用ファン6を駆動すると、車室12内の空気は外部に排出さ れ、換気が行われる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1、2において、11は乗用自動車であり、車室12の前部左右にはドア2 が開閉自在に設けられ、ドア2の窓枠部3は窓ガラス13によって開閉自在とな っており、窓枠部3の前部の三角隅部には、ドアミラー装置1Aのミラーベース 4が嵌め込み状態で取り付けられている。
【0008】 ドアミラー装置1Aはミラーベース4から支持部14が一体突出しており、こ の支持部14に縦軸15を介してミラーカバー16が回動自在に支持され、この ミラーカバー16内にミラー本体17が配置されている。前記ミラーカバー16 は回動することによりドア2から突出した使用姿勢とドア2に略沿う格納姿勢に 変更自在であり、ミラー本体17は像反射方向調整自在であり、これらは手動又 は電動で行われる。
【0009】 前記ミラーベース4には車室12内外を連通する換気路5が形成されており、 この換気路5はミラーベース4の中央で拡大された空間18となっていて、この 空間18内に排気用ファン6が配置されている。 このファン6は車室12側、特に高温となるインパネ24の近くの空気、常に 乗車している運転者の煙草の煙等を吸引して、換気路5を介してミラーカバー1 6内に送り、このミラーカバー16とミラー本体17との間の間隙19から排出 するものである。
【0010】 尚、ミラーカバー16とミラー本体17との間に間隙がない場合は、ミラーカ バー16の底部に排出口を形成するか、間隙19を新設しておく。 換気用ファン6は支持枠21によって回転自在に支持され、同じく支持枠21 に支持された電動モータ22によって駆動される。この電動モータ22の電源と しては、自動車用のバッテリを使用しても良いが、ここではソーラ電池23をイ ンパネ24上に取り付けて、このソーラ電池23から給電するようにしている。 従って、エンジン停止中にファン6を駆動していても、バッテリあがりによるエ ンジンスタート不良は防止できる。
【0011】 25はファン6作動用のスイッチであり、マニュアル、オート及びオフの態様 が選択できるようにしており、オート態様の場合は、温度、煙等をセンサで検知 してファン6を自動作動するようになっている。 前記スイッチ25はイグニッションキースイッチに接続しておいても良く、そ の場合、キースイッチがオンのとき、マニュアル又はオート態様で適宜換気を行 なわせ、キースイッチがオフのとき、スイッチ25をオート態様にしておいて、 温度センサが作動したとき、運転者がいなくとも、車内熱気を自動的に放出させ るようにすることができる。
【0012】 図3、4は本考案の第2実施例を示しており、このドアミラー装置1Bは換気 路5を支持部14内に延長しており、縦軸15及びミラーカバー16に通路26 を形成して換気路5と連通させ、通路26のミラーカバー16側開口端27をミ ラー本体17に指向するように形成している。 この第2実施例のドアミラー装置1Bでは、排気用ファン6によって排出され る空気を、ミラー本体17のミラー面の曇り止め及び水滴除去に有効利用するこ とができ、また、格納姿勢のときも換気可能になっている。
【0013】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、種々変形することができ る。例えば、ドアミラー装置1は支持部14が縦軸のない屈曲式のもの、又はそ の他の形式のものでも良く、換気路5はミラーカバー16内又は支持部14内に 連通させずに、ミラーベース4の表裏を貫通するだけの形状でも良く、排気用フ ァン6は電動モータ22をミラーベース4に直接取り付けて、支持枠21を省略 しても良く、ソーラ電池23はサンルーフ装置のパネルに設けられるもの又はそ の他に設けられるものを利用しても良く、また、スイッチ25はオン・オフだけ のものでも良い。
【0014】
【考案の効果】
以上詳述した本考案によれば、ドア2の窓枠部3内にを取り付けたミラーベー ス4に、ドア2の内外を連通する換気路5を形成し、この換気路5内に排気用フ ァン6を設けているので、排気用ファン6を駆動すると、車室12内の空気は外 部に排出され、特に車室12内前部の換気を有効的に行うことができ、この換気 は天候にかかわりなくでき、また、従来から存在するミラーベース4を利用して 、場所をとることなく簡単に且つコンパクトに、しかも安価に装備することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面平面図である。
【図2】同車内から見た正面図である。
【図3】第2実施例を示す断面正面図である。
【図4】同断面側面図である。
【符号の説明】
1 ドアミラー装置 2 ドア 3 窓枠部 4 ミラーベース 5 換気路 6 排気用ファン 22 電動モータ 23 ソーラ電池 25 スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア(2)の窓枠部(3)内にミラーベ
    ース(4)を取り付けたドアミラー装置において、前記
    ミラーベース(4)にドア(2)の内外を連通する換気
    路(5)を形成し、この換気路(5)内に排気用ファン
    (6)を設けていることを特徴とする換気機能を有する
    ドアミラー装置。
JP9024591U 1991-11-01 1991-11-01 換気機能を有するドアミラー装置 Pending JPH0612126U (ja)

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JP9024591U JPH0612126U (ja) 1991-11-01 1991-11-01 換気機能を有するドアミラー装置

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JP9024591U JPH0612126U (ja) 1991-11-01 1991-11-01 換気機能を有するドアミラー装置

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JPH0612126U true JPH0612126U (ja) 1994-02-15

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ID=13993120

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