JP3299533B2 - 自動車室内換気装置 - Google Patents
自動車室内換気装置Info
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- JP3299533B2 JP3299533B2 JP2000096773A JP2000096773A JP3299533B2 JP 3299533 B2 JP3299533 B2 JP 3299533B2 JP 2000096773 A JP2000096773 A JP 2000096773A JP 2000096773 A JP2000096773 A JP 2000096773A JP 3299533 B2 JP3299533 B2 JP 3299533B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、青空駐車された自
動車の車室内が高温になることを防止するための自動車
室内換気装置に関するものである。
動車の車室内が高温になることを防止するための自動車
室内換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車を青空駐車する際には、盗難防止
のため、窓が閉められ、ドアロックがなされる。ところ
が、閉め切られた車室内に太陽光が差し込むと、車室内
の温度は著しく上昇する。特に、夏場は、短時間の青空
駐車の間においても、シートやハンドルに触れると火傷
をするほど車室内が高温になり、直ぐに自動車を発進さ
せることができないという状況が生じていた。
のため、窓が閉められ、ドアロックがなされる。ところ
が、閉め切られた車室内に太陽光が差し込むと、車室内
の温度は著しく上昇する。特に、夏場は、短時間の青空
駐車の間においても、シートやハンドルに触れると火傷
をするほど車室内が高温になり、直ぐに自動車を発進さ
せることができないという状況が生じていた。
【0003】この場合、車室内の温度上昇を防ぐため
に、エンジンおよびクラーを稼働させたままで青空駐車
している自動車もあり、排気ガスによる環境汚染や、ガ
ソリンの浪費等の問題がまた生じていた。
に、エンジンおよびクラーを稼働させたままで青空駐車
している自動車もあり、排気ガスによる環境汚染や、ガ
ソリンの浪費等の問題がまた生じていた。
【0004】この不都合を解消するため、自動車室内と
車室外とを連通する通気口に電動式の排気ファンを設
け、これを太陽電池によって駆動させるようにした自動
車室内換気装置がこれまでに種々提案されている。
車室外とを連通する通気口に電動式の排気ファンを設
け、これを太陽電池によって駆動させるようにした自動
車室内換気装置がこれまでに種々提案されている。
【0005】例えば、特開平7−40736号公報に
は、車室部内空間とトランク室部内空間とを仕切る水平
台部に装着され、車室部内の空気をトランク室部内に排
出する換気装置と、換気装置と同一基板体に組み込ま
れ、換気装置の駆動電源となる太陽電池と、太陽電池の
受光面を開閉することにより、太陽電池から換気装置へ
の電力供給を制御するシャッタ装置とを備え、シャッタ
装置の駆動をハンドブレーキに連動させた太陽電池駆動
型換気装置搭載車両が記載されている。
は、車室部内空間とトランク室部内空間とを仕切る水平
台部に装着され、車室部内の空気をトランク室部内に排
出する換気装置と、換気装置と同一基板体に組み込ま
れ、換気装置の駆動電源となる太陽電池と、太陽電池の
受光面を開閉することにより、太陽電池から換気装置へ
の電力供給を制御するシャッタ装置とを備え、シャッタ
装置の駆動をハンドブレーキに連動させた太陽電池駆動
型換気装置搭載車両が記載されている。
【0006】しかしながら、この構成は、ユーザーが自
動車に換気装置を後付けするのに適したものではない。
なぜなら、シャッタ装置の駆動を制御するスイッチをハ
ンドブレーキレバー内部に組み込んだり、換気装置取付
けのために、水平台部に車室部とトランク室部とを連通
する連通孔を形成する必要があるからである。
動車に換気装置を後付けするのに適したものではない。
なぜなら、シャッタ装置の駆動を制御するスイッチをハ
ンドブレーキレバー内部に組み込んだり、換気装置取付
けのために、水平台部に車室部とトランク室部とを連通
する連通孔を形成する必要があるからである。
【0007】さらに、この構成では、トランク室部内に
排出された空気は、予め自動車に設けられた排気口から
車外に排出されるようになっているが、この排気口は、
窓ガラスを閉めた状態でもドアが容易に閉まるようにす
るための空気抜きとして機能するもの故、ある程度の排
気圧がないと、この排気口から空気を車外に排出するこ
とはできない。したがって、この換気装置では、車室内
の換気を効率よく行うことはできない。
排出された空気は、予め自動車に設けられた排気口から
車外に排出されるようになっているが、この排気口は、
窓ガラスを閉めた状態でもドアが容易に閉まるようにす
るための空気抜きとして機能するもの故、ある程度の排
気圧がないと、この排気口から空気を車外に排出するこ
とはできない。したがって、この換気装置では、車室内
の換気を効率よく行うことはできない。
【0008】また、特開平9−95124号公報に記載
された換気装置では、自動車室内と車外とを連通する通
気口に排気ファンが備えられている。この通気口は、車
室内の後部座席後方のシェルフボードに開口し、ダクト
を通じて自動車シャーシ底部の通気口に接続されてい
る。また、太陽電池が自動車の天井部の外側面、リヤウ
ィンドウ内側の自動車内部等に設けられている。そし
て、太陽電池で発電された電力は蓄電器に蓄積され、車
室内に配置された温度センサーの作動によって、蓄電器
から排気ファンに電力が供給され、車室内の換気がなさ
れるようになっている。
された換気装置では、自動車室内と車外とを連通する通
気口に排気ファンが備えられている。この通気口は、車
室内の後部座席後方のシェルフボードに開口し、ダクト
を通じて自動車シャーシ底部の通気口に接続されてい
る。また、太陽電池が自動車の天井部の外側面、リヤウ
ィンドウ内側の自動車内部等に設けられている。そし
て、太陽電池で発電された電力は蓄電器に蓄積され、車
室内に配置された温度センサーの作動によって、蓄電器
から排気ファンに電力が供給され、車室内の換気がなさ
れるようになっている。
【0009】しかしながら、この構成では、シェルフボ
ードに通気口を形成し、この通気口に排気ファンを取り
付ける作業が面倒であり、前述の従来例と同様、ユーザ
ーが換気装置を自動車に後付けするのに適していない。
しかも、通気口が後部座席後方のシェルフボードに開口
しているため、車室の天井近傍に漂う熱気を効率よく排
出することができないという欠点を有している。
ードに通気口を形成し、この通気口に排気ファンを取り
付ける作業が面倒であり、前述の従来例と同様、ユーザ
ーが換気装置を自動車に後付けするのに適していない。
しかも、通気口が後部座席後方のシェルフボードに開口
しているため、車室の天井近傍に漂う熱気を効率よく排
出することができないという欠点を有している。
【0010】さらに、上述の換気装置のいずれにおいて
も、車室内に入る太陽光をそのまま太陽電池に受けるよ
うにしているので、一時的に曇天になる等して日差しが
弱くなった場合に、期待通りの換気効果が得られるかど
うか疑問である。
も、車室内に入る太陽光をそのまま太陽電池に受けるよ
うにしているので、一時的に曇天になる等して日差しが
弱くなった場合に、期待通りの換気効果が得られるかど
うか疑問である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、自動車への取り付けが容易で、車室内の熱気を
確実にかつ効率良く車外に排出できる太陽電池駆動型の
自動車室内換気装置を提供することにある。本発明の別
の課題は、車室内の熱気を車外に排出できると同時に、
車室内、特に、ダッシュボードおよびハンドル周辺部が
太陽光の照射によって高温になることを防止することが
できる太陽電池駆動型の自動車室内換気装置を提供する
ことにある。
課題は、自動車への取り付けが容易で、車室内の熱気を
確実にかつ効率良く車外に排出できる太陽電池駆動型の
自動車室内換気装置を提供することにある。本発明の別
の課題は、車室内の熱気を車外に排出できると同時に、
車室内、特に、ダッシュボードおよびハンドル周辺部が
太陽光の照射によって高温になることを防止することが
できる太陽電池駆動型の自動車室内換気装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明は、車室内空間と車外空間とを連通する
フレキシブルな通気管と、前記通気管に設けられ、空気
を前記車室内空間から前記車外空間に排出する送風機
と、前記車室内空間内の太陽光線の照射を受ける位置に
配置され、前記送風機に電力を供給する太陽電池パネル
部と、窓ガラスの内側面および内側窓枠部分およびダッ
シュボード上のうちの少なくとも1つに設けられ、自動
車の駐車中において、前記窓ガラスを前記太陽電池パネ
ル部とともに車室内側から被覆可能な日除けとを備え、
前記太陽電池パネル部は、傾斜した上面を備えた基台
と、前記傾斜した上面の高い方の縁に蝶番によって方開
き状に取り付けられた平板状の蓋と、前記上面に取り付
けられた太陽電池パネル本体とを有していて、ダッシュ
ボード上またはリヤトレイ上に置かれるようになってお
り、前記蓋は、前記太陽電池パネル本体を被覆する閉じ
た位置と、前記閉じた位置から所望の角度回動し前記太
陽電池パネル本体を太陽光線に晒す開いた位置とをと
り、前記開いた位置に保持され得るようになっており、
前記蓋の内側面は太陽光線を反射するように形成されて
いることを特徴とする自動車室内換気装置を構成したも
のである。
め、第1の発明は、車室内空間と車外空間とを連通する
フレキシブルな通気管と、前記通気管に設けられ、空気
を前記車室内空間から前記車外空間に排出する送風機
と、前記車室内空間内の太陽光線の照射を受ける位置に
配置され、前記送風機に電力を供給する太陽電池パネル
部と、窓ガラスの内側面および内側窓枠部分およびダッ
シュボード上のうちの少なくとも1つに設けられ、自動
車の駐車中において、前記窓ガラスを前記太陽電池パネ
ル部とともに車室内側から被覆可能な日除けとを備え、
前記太陽電池パネル部は、傾斜した上面を備えた基台
と、前記傾斜した上面の高い方の縁に蝶番によって方開
き状に取り付けられた平板状の蓋と、前記上面に取り付
けられた太陽電池パネル本体とを有していて、ダッシュ
ボード上またはリヤトレイ上に置かれるようになってお
り、前記蓋は、前記太陽電池パネル本体を被覆する閉じ
た位置と、前記閉じた位置から所望の角度回動し前記太
陽電池パネル本体を太陽光線に晒す開いた位置とをと
り、前記開いた位置に保持され得るようになっており、
前記蓋の内側面は太陽光線を反射するように形成されて
いることを特徴とする自動車室内換気装置を構成したも
のである。
【0013】上記第1の発明において、好ましくは、前
記日除けは、一対の側縁、上端縁、下端縁および中間部
分を備え、プリーツを付された日除けアッセンブリーか
らなり、前記アッセンブリーは、前記側縁のそれぞれの
上部および下部を前記窓ガラスの両側縁領域にそれぞれ
取り付けるための上側および下側L字形固定部材の2つ
の対と、前記窓ガラスの上端縁に沿ってのびるレールワ
イヤと、を有し、前記レールワイヤは、両端が対応する
前記上側L字形固定部材に固定され、さらに、プリーツ
を付された一対の日除け部材を有し、前記日除け部材は
それぞれ、前記上側および下側L字形固定部材の各対に
固定された静止した側縁と、可動な側縁とを含み、かつ
前記レールワイヤに、これに沿ってスライド可能に支持
されて、前記窓ガラスの中央部まで広げられた使用位置
と、前記窓ガラスの側縁に向かって折り畳まれた収納位
置とをとるようになっており、さらに、前記日除け部材
のそれぞれの可動な側縁に支持された引張り耳と、前記
窓ガラスの上端縁中央部に取り付けられ、前記レールワ
イヤに接続され、前記レールワイヤを支持する中間固定
部材と、前記日除け部材のそれぞれの引張り耳に支持さ
れ、互いに対して分離可能に係合し得ることによって、
前記日除け部材を前記使用位置に固定する第1ベルベッ
ト式ファスナー部材と、前記窓ガラスの両側縁領域にそ
れぞれ取り付けられ、前記第1ベルベット式ファスナー
部材に分離可能に係合し得ることによって、前記日除け
部材を前記収納位置に固定する一対の第2ベルベット式
ファスナー部材と、を有している。
記日除けは、一対の側縁、上端縁、下端縁および中間部
分を備え、プリーツを付された日除けアッセンブリーか
らなり、前記アッセンブリーは、前記側縁のそれぞれの
上部および下部を前記窓ガラスの両側縁領域にそれぞれ
取り付けるための上側および下側L字形固定部材の2つ
の対と、前記窓ガラスの上端縁に沿ってのびるレールワ
イヤと、を有し、前記レールワイヤは、両端が対応する
前記上側L字形固定部材に固定され、さらに、プリーツ
を付された一対の日除け部材を有し、前記日除け部材は
それぞれ、前記上側および下側L字形固定部材の各対に
固定された静止した側縁と、可動な側縁とを含み、かつ
前記レールワイヤに、これに沿ってスライド可能に支持
されて、前記窓ガラスの中央部まで広げられた使用位置
と、前記窓ガラスの側縁に向かって折り畳まれた収納位
置とをとるようになっており、さらに、前記日除け部材
のそれぞれの可動な側縁に支持された引張り耳と、前記
窓ガラスの上端縁中央部に取り付けられ、前記レールワ
イヤに接続され、前記レールワイヤを支持する中間固定
部材と、前記日除け部材のそれぞれの引張り耳に支持さ
れ、互いに対して分離可能に係合し得ることによって、
前記日除け部材を前記使用位置に固定する第1ベルベッ
ト式ファスナー部材と、前記窓ガラスの両側縁領域にそ
れぞれ取り付けられ、前記第1ベルベット式ファスナー
部材に分離可能に係合し得ることによって、前記日除け
部材を前記収納位置に固定する一対の第2ベルベット式
ファスナー部材と、を有している。
【0014】また、上記課題を解決するため、第2の発
明は、車室内空間と車外空間とを連通するフレキシブル
な通気管と、前記通気管に設けられ、空気を前記車室内
空間から前記車外空間に排出する送風機と、前記車室内
空間の太陽光線の照射を受ける位置に配置され、前記送
風機に電力を供給する太陽電池パネル部と、窓ガラスの
内側面および内側窓枠部分およびダッシュボード上のう
ちの少なくとも1つに設けられ、自動車の駐車中におい
て、前記窓ガラスを前記太陽電池パネル部とともに車室
内側から被覆可能な日除けとを備え、前記太陽電池パネ
ル部は、太陽電池パネル本体と、前記太陽電池パネル本
体に設けられ、前記太陽電池パネル本体を、その受光面
が前記車外空間側に向けられた状態で、窓ガラスの内側
面および内側窓枠部分およびダッシュボード上のうちの
少なくとも1つに支持するための手段を有しており、前
記日除けは、一対の側縁、上端縁、下端縁および中間部
分を備え、プリーツを付された日除けアッセンブリーか
らなり、前記アッセンブリーは、前記側縁のそれぞれの
上部および下部を前記窓ガラスの両側縁領域にそれぞれ
取り付けるための上側および下側L字形固定部材の2つ
の対と、前記窓ガラスの上端縁に沿ってのびるレールワ
イヤと、を有し、前記レールワイヤは、両端が対応する
前記上側L字形固定部材に固定され、さらに、プリーツ
を付された一対の日除け部材を有し、前記日除け部材は
それぞれ、前記上側および下側L字形固定部材の各対に
固定された静止した側縁と、可動な側縁とを含み、かつ
前記レールワイヤに、これに沿ってスライド可能に支持
されて、前記窓ガラスの中央部まで広げられた使用位置
と、前記窓ガラスの側縁に向かって折り畳まれた収納位
置とをとるようになっており、さらに、前記日除け部材
のそれぞれの可動な側縁に支持された引張り耳と、前記
窓ガラスの上端縁中央部に取り付けられ、前記レールワ
イヤに接続され、前記レールワイヤを支持する中間固定
部材と、前記日除け部材のそれぞれの引張り耳に支持さ
れ、互いに対して分離可能に係合し得ることによって、
前記日除け部材を前記使用位置に固定する第1ベルベッ
ト式ファスナー部材と、前記窓ガラスの両側縁領域にそ
れぞれ取り付けられ、前記第1ベルベット式ファスナー
部材に分離可能に係合し得ることによって、前記日除け
部材を前記収納位置に固定する一対の第2ベルベット式
ファスナー部材と、を有していることを特徴とする自動
車室内換気装置を構成したものである。
明は、車室内空間と車外空間とを連通するフレキシブル
な通気管と、前記通気管に設けられ、空気を前記車室内
空間から前記車外空間に排出する送風機と、前記車室内
空間の太陽光線の照射を受ける位置に配置され、前記送
風機に電力を供給する太陽電池パネル部と、窓ガラスの
内側面および内側窓枠部分およびダッシュボード上のう
ちの少なくとも1つに設けられ、自動車の駐車中におい
て、前記窓ガラスを前記太陽電池パネル部とともに車室
内側から被覆可能な日除けとを備え、前記太陽電池パネ
ル部は、太陽電池パネル本体と、前記太陽電池パネル本
体に設けられ、前記太陽電池パネル本体を、その受光面
が前記車外空間側に向けられた状態で、窓ガラスの内側
面および内側窓枠部分およびダッシュボード上のうちの
少なくとも1つに支持するための手段を有しており、前
記日除けは、一対の側縁、上端縁、下端縁および中間部
分を備え、プリーツを付された日除けアッセンブリーか
らなり、前記アッセンブリーは、前記側縁のそれぞれの
上部および下部を前記窓ガラスの両側縁領域にそれぞれ
取り付けるための上側および下側L字形固定部材の2つ
の対と、前記窓ガラスの上端縁に沿ってのびるレールワ
イヤと、を有し、前記レールワイヤは、両端が対応する
前記上側L字形固定部材に固定され、さらに、プリーツ
を付された一対の日除け部材を有し、前記日除け部材は
それぞれ、前記上側および下側L字形固定部材の各対に
固定された静止した側縁と、可動な側縁とを含み、かつ
前記レールワイヤに、これに沿ってスライド可能に支持
されて、前記窓ガラスの中央部まで広げられた使用位置
と、前記窓ガラスの側縁に向かって折り畳まれた収納位
置とをとるようになっており、さらに、前記日除け部材
のそれぞれの可動な側縁に支持された引張り耳と、前記
窓ガラスの上端縁中央部に取り付けられ、前記レールワ
イヤに接続され、前記レールワイヤを支持する中間固定
部材と、前記日除け部材のそれぞれの引張り耳に支持さ
れ、互いに対して分離可能に係合し得ることによって、
前記日除け部材を前記使用位置に固定する第1ベルベッ
ト式ファスナー部材と、前記窓ガラスの両側縁領域にそ
れぞれ取り付けられ、前記第1ベルベット式ファスナー
部材に分離可能に係合し得ることによって、前記日除け
部材を前記収納位置に固定する一対の第2ベルベット式
ファスナー部材と、を有していることを特徴とする自動
車室内換気装置を構成したものである。
【0015】上記第1および第2の発明の好ましい実施
例によれば、前記通気管は、前記車室内空間から後部座
席の背もたれと前記リヤトレイとの間の隙間を通ってト
ランク室内にのび、前記トランク室の水抜き穴から前記
車外空間に突出し、前記通気管における前記車室内空間
側の端部は、前記車室内空間の上部に配置されている。
第1および第2の発明の別の好ましい実施例によれば、
前記通気管は、前記車室内空間から車室底板の水抜き穴
を通って車外空間に突出し、前記通気管における前記車
室内空間側の端部は、前記車室内空間の上部に配置され
ている。
例によれば、前記通気管は、前記車室内空間から後部座
席の背もたれと前記リヤトレイとの間の隙間を通ってト
ランク室内にのび、前記トランク室の水抜き穴から前記
車外空間に突出し、前記通気管における前記車室内空間
側の端部は、前記車室内空間の上部に配置されている。
第1および第2の発明の別の好ましい実施例によれば、
前記通気管は、前記車室内空間から車室底板の水抜き穴
を通って車外空間に突出し、前記通気管における前記車
室内空間側の端部は、前記車室内空間の上部に配置され
ている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好ましい実施例を説明する。図1は、本発明の1実施
例による自動車室内換気装置が備えられた自動車の後部
座席を示した概略的な斜視図であり、図2は、図1の自
動車の概略的な側断面図である。
の好ましい実施例を説明する。図1は、本発明の1実施
例による自動車室内換気装置が備えられた自動車の後部
座席を示した概略的な斜視図であり、図2は、図1の自
動車の概略的な側断面図である。
【0017】図1および図2に示したように、本発明に
よる自動車室内換気装置は、車室内空間4と車外空間5
とを連通するフレキシブルな通気管1と、通気管1に設
けられ、空気を車室内空間4から車外空間5に排出する
送風機2と、車室内のダッシュボード6上(図2参照)
またはリヤトレイ7上(図1参照)に置かれ、送風機2
に電力を供給する太陽電池パネル部3とを備えている。
よる自動車室内換気装置は、車室内空間4と車外空間5
とを連通するフレキシブルな通気管1と、通気管1に設
けられ、空気を車室内空間4から車外空間5に排出する
送風機2と、車室内のダッシュボード6上(図2参照)
またはリヤトレイ7上(図1参照)に置かれ、送風機2
に電力を供給する太陽電池パネル部3とを備えている。
【0018】通気管1は、車室内空間4から、車室内の
後部座席の背もたれ8とリヤトレイ7との間の隙間を通
ってトランク室9内にのび、トランク室9の底に設けら
れた水抜き穴11から車外に突出している。そして、通
気管1における車室内空間4側の端部1aは、公知の適
当な取付具によって車室内の天井10(またはリアピラ
ーの上部)に取り付けられている。
後部座席の背もたれ8とリヤトレイ7との間の隙間を通
ってトランク室9内にのび、トランク室9の底に設けら
れた水抜き穴11から車外に突出している。そして、通
気管1における車室内空間4側の端部1aは、公知の適
当な取付具によって車室内の天井10(またはリアピラ
ーの上部)に取り付けられている。
【0019】この場合、通気管1は2〜3cmの径しか有
していないので、後部座席の背もたれ8やリヤトレイ7
に付加的な細工をすることなく、通気管1を、後部座席
の背もたれ8とリヤトレイ7との間の隙間に極めて簡単
に通すことができ、よって、通気管1の配管を容易に行
うことができる。
していないので、後部座席の背もたれ8やリヤトレイ7
に付加的な細工をすることなく、通気管1を、後部座席
の背もたれ8とリヤトレイ7との間の隙間に極めて簡単
に通すことができ、よって、通気管1の配管を容易に行
うことができる。
【0020】この実施例では、送風機2はリヤトレイ7
上に置かれるが、送風機2をトランク室9内に置くこと
もできる。また、この実施例では、送風機2は通気管1
の途中に設けられるが、送風機2を通気管1の車室内空
間4側の端部1aに設け、通気管1の端部1aと一緒に
車室内の天井10(またはリアピラーの上部)に取り付
けることもできる。
上に置かれるが、送風機2をトランク室9内に置くこと
もできる。また、この実施例では、送風機2は通気管1
の途中に設けられるが、送風機2を通気管1の車室内空
間4側の端部1aに設け、通気管1の端部1aと一緒に
車室内の天井10(またはリアピラーの上部)に取り付
けることもできる。
【0021】また、通気管を配置する場所はこの実施例
に限定されず、通気管を、車室内空間から車室底板の水
抜き穴を通って車外空間に突出させ、通気管における車
室内空間側の端部を、車室内空間の上部に配置すること
もできる。
に限定されず、通気管を、車室内空間から車室底板の水
抜き穴を通って車外空間に突出させ、通気管における車
室内空間側の端部を、車室内空間の上部に配置すること
もできる。
【0022】図3〜図4はいずれも、図1の太陽電池パ
ネル部の斜視図であり、図3では蓋が閉じた位置にあ
り、図4では蓋が開いた位置にある。図3〜図4に示し
たように、太陽電池パネル部3は、傾斜した上面12を
備えた基台13と、傾斜した上面12の高い方の縁12
aに蝶番14によって方開き状に取り付けられた平板状
の蓋15とを有している。さらに、傾斜した上面12に
は、太陽電池パネル本体18が取り付けられている。太
陽電池パネル本体18は、多数枚の太陽電池16が装着
された基板17からなっている。
ネル部の斜視図であり、図3では蓋が閉じた位置にあ
り、図4では蓋が開いた位置にある。図3〜図4に示し
たように、太陽電池パネル部3は、傾斜した上面12を
備えた基台13と、傾斜した上面12の高い方の縁12
aに蝶番14によって方開き状に取り付けられた平板状
の蓋15とを有している。さらに、傾斜した上面12に
は、太陽電池パネル本体18が取り付けられている。太
陽電池パネル本体18は、多数枚の太陽電池16が装着
された基板17からなっている。
【0023】図示しないが、太陽電池パネル本体18の
裏面には、各太陽電池16で生じた電力を取り出すリー
ド線の一端が接続され、他端は、太陽電池パネル部3の
外側に出ている。そして、リード線の他端と、送風機2
の(図示しない)電力供給コードとが、公知の適当なワ
ンタッチ式コネクタを介して接続されるようになってい
る。
裏面には、各太陽電池16で生じた電力を取り出すリー
ド線の一端が接続され、他端は、太陽電池パネル部3の
外側に出ている。そして、リード線の他端と、送風機2
の(図示しない)電力供給コードとが、公知の適当なワ
ンタッチ式コネクタを介して接続されるようになってい
る。
【0024】蓋15は、太陽電池パネル本体18を被覆
する閉じた位置(図3参照)と、閉じた位置から所望の
角度回動し、太陽電池パネル本体18を太陽光線に晒す
開いた位置(図4参照)とをとり、開いた位置に保持さ
れ得るようになっている。そして、蓋15の開閉によっ
て、送風機2のオン/オフがなされるようになってい
る。
する閉じた位置(図3参照)と、閉じた位置から所望の
角度回動し、太陽電池パネル本体18を太陽光線に晒す
開いた位置(図4参照)とをとり、開いた位置に保持さ
れ得るようになっている。そして、蓋15の開閉によっ
て、送風機2のオン/オフがなされるようになってい
る。
【0025】また、蓋15の内側面15aは、太陽光線
を反射するように形成されており、好ましくは、凹面を
なすように形成されている。すなわち、蓋15が開いた
位置にあるとき、蓋15の内側面15aは、太陽電池パ
ネル16に対する集光板として機能するようになってい
る。なお、この実施例では、太陽電池パネル部3の基台
13および蓋15は、ステンレス板から形成されてい
る。
を反射するように形成されており、好ましくは、凹面を
なすように形成されている。すなわち、蓋15が開いた
位置にあるとき、蓋15の内側面15aは、太陽電池パ
ネル16に対する集光板として機能するようになってい
る。なお、この実施例では、太陽電池パネル部3の基台
13および蓋15は、ステンレス板から形成されてい
る。
【0026】太陽電池パネル部3は、車室内のダッシュ
ボード6上(図2参照)またはリヤトレイ7上(図1参
照)に置かれ、太陽電池パネル部3の上面12の高い方
の縁12aが車室側を向くように配置される。
ボード6上(図2参照)またはリヤトレイ7上(図1参
照)に置かれ、太陽電池パネル部3の上面12の高い方
の縁12aが車室側を向くように配置される。
【0027】こうして、自動車が青空駐車されるとき、
太陽電池パネル部3の蓋15が開いた位置に保持され
る。このとき、車室内に入る日差しの角度や強弱に応じ
て、蓋15の開いた位置における保持角度が調節され、
太陽電池パネル本体18は、窓ガラスを通した太陽光線
の直射を受けると同時に、蓋15の内側面15aによっ
て集光された太陽光線も受ける。したがって、一時的に
曇天となった場合等、日差しが弱くなった場合において
も、太陽電池パネル本体18は、送風機2を駆動させる
のに十分な電力を生じさせる。
太陽電池パネル部3の蓋15が開いた位置に保持され
る。このとき、車室内に入る日差しの角度や強弱に応じ
て、蓋15の開いた位置における保持角度が調節され、
太陽電池パネル本体18は、窓ガラスを通した太陽光線
の直射を受けると同時に、蓋15の内側面15aによっ
て集光された太陽光線も受ける。したがって、一時的に
曇天となった場合等、日差しが弱くなった場合において
も、太陽電池パネル本体18は、送風機2を駆動させる
のに十分な電力を生じさせる。
【0028】そして、太陽電池パネル本体18によって
生じた電力によって送風機2が作動し、それによって、
車室内の空気は通気管1を通じて車外に排出される。こ
の場合、車室内の熱気は上昇し車室内空間4の上部に漂
うが、通気管1の車室内空間4側の端部1aは車室内空
間4の上部に位置しているので、車室内の熱気が効率的
に排出される。そして、車外に排出された空気量だけ、
外気が、自動車に予め装備されたベンチレータを通じて
室内に供給される。こうして、車室内の換気が確実にか
つ効率よくなされるので、車室内が高温になることが防
止される。
生じた電力によって送風機2が作動し、それによって、
車室内の空気は通気管1を通じて車外に排出される。こ
の場合、車室内の熱気は上昇し車室内空間4の上部に漂
うが、通気管1の車室内空間4側の端部1aは車室内空
間4の上部に位置しているので、車室内の熱気が効率的
に排出される。そして、車外に排出された空気量だけ、
外気が、自動車に予め装備されたベンチレータを通じて
室内に供給される。こうして、車室内の換気が確実にか
つ効率よくなされるので、車室内が高温になることが防
止される。
【0029】本発明による自動車室内換気装置は、自動
車に既存の装備に付加的な加工を施すことなく、極めて
簡単に取り付けることができるので、ユーザーにより自
動車に後付けするのに非常に適したものとなっている。
車に既存の装備に付加的な加工を施すことなく、極めて
簡単に取り付けることができるので、ユーザーにより自
動車に後付けするのに非常に適したものとなっている。
【0030】図5は、本発明の別の実施例による自動車
室内換気装置が備えられた自動車の車室内側から見たフ
ロントガラス近傍を示した概略的な正面図であり、日除
けが収納位置にある状態を示す図であり、図6は、図5
の自動車の車外側から見たフロントガラス近傍を示した
正面図であり、日除けが使用位置にある状態を示す図で
ある。図5〜図6の実施例は、通気管および送風機につ
いて、図1〜図4の実施例と同一の構成を有している。
したがって、以下では、通気管および送風機については
説明を省略する。
室内換気装置が備えられた自動車の車室内側から見たフ
ロントガラス近傍を示した概略的な正面図であり、日除
けが収納位置にある状態を示す図であり、図6は、図5
の自動車の車外側から見たフロントガラス近傍を示した
正面図であり、日除けが使用位置にある状態を示す図で
ある。図5〜図6の実施例は、通気管および送風機につ
いて、図1〜図4の実施例と同一の構成を有している。
したがって、以下では、通気管および送風機については
説明を省略する。
【0031】図5〜図6に示したように、本発明による
自動車室内換気装置は、車室内空間の太陽光線の照射を
受ける位置に配置され、(図示しない)送風機に電力を
供給する太陽電池パネル部19を備えている。
自動車室内換気装置は、車室内空間の太陽光線の照射を
受ける位置に配置され、(図示しない)送風機に電力を
供給する太陽電池パネル部19を備えている。
【0032】図7は、太陽電池パネル部19の側面図で
ある。図7に示したように、太陽電池パネル部19は、
太陽電池パネル本体20と、太陽電池パネル本体20の
裏面に取り付けられ、太陽電池パネル本体20を、その
受光面が車外空間側に向けられた状態で、ダッシュボー
ド22上に支持するためのV字状断面の支持金具21と
を有している。そして、支持金具21の一方の側壁が太
陽電池パネル本体20に固定され、他方の側壁が、例え
ば、ネジによって、ダッシュボード22上に固定され
る。
ある。図7に示したように、太陽電池パネル部19は、
太陽電池パネル本体20と、太陽電池パネル本体20の
裏面に取り付けられ、太陽電池パネル本体20を、その
受光面が車外空間側に向けられた状態で、ダッシュボー
ド22上に支持するためのV字状断面の支持金具21と
を有している。そして、支持金具21の一方の側壁が太
陽電池パネル本体20に固定され、他方の側壁が、例え
ば、ネジによって、ダッシュボード22上に固定され
る。
【0033】この場合、太陽電池パネル本体20を支持
するための手段は、この実施例に限定されない。図13
は、太陽電池パネル本体の支持手段の変形例を示した図
であり、(A)は斜視図、(B)は平面図である。図1
3においては、支持手段は、一対のL字形金具21’を
有している。そして、各L字形金具21’の一方の片の
外側面が、太陽電池パネル本体20’の側部端面に接着
固定され、他方の片の外側面が、両面粘着テープ30に
よってフロントガラス23の内側面に固定されることに
よって、太陽電池パネル部19’は、太陽電池パネル本
体20’の受光面が車外空間側を向いた状態で、フロン
トガラス23の内側面に支持、固定されるようになって
いる。また、太陽電池パネル本体20の表面(受光面
側)の適当な領域に両面粘着テープを貼着し、または接
着剤を塗布し、太陽電池パネル本体20を、受光面が車
外空間側に向いた状態で、直接、フロントガラス23の
内側面に固定してもよいし、太陽電池パネル本体20に
公知の適当な支持手段を設け、太陽電池パネル本体20
を、受光面が車外空間側に向けられた状態で、内側窓枠
部分に取り付けるようにしてもよい。
するための手段は、この実施例に限定されない。図13
は、太陽電池パネル本体の支持手段の変形例を示した図
であり、(A)は斜視図、(B)は平面図である。図1
3においては、支持手段は、一対のL字形金具21’を
有している。そして、各L字形金具21’の一方の片の
外側面が、太陽電池パネル本体20’の側部端面に接着
固定され、他方の片の外側面が、両面粘着テープ30に
よってフロントガラス23の内側面に固定されることに
よって、太陽電池パネル部19’は、太陽電池パネル本
体20’の受光面が車外空間側を向いた状態で、フロン
トガラス23の内側面に支持、固定されるようになって
いる。また、太陽電池パネル本体20の表面(受光面
側)の適当な領域に両面粘着テープを貼着し、または接
着剤を塗布し、太陽電池パネル本体20を、受光面が車
外空間側に向いた状態で、直接、フロントガラス23の
内側面に固定してもよいし、太陽電池パネル本体20に
公知の適当な支持手段を設け、太陽電池パネル本体20
を、受光面が車外空間側に向けられた状態で、内側窓枠
部分に取り付けるようにしてもよい。
【0034】また、本発明によれば、太陽電池パネル本
体20の受光面の面積が小さくても、換気用送風機の駆
動電力を十分に供給することができるので、太陽電池パ
ネル部19の寸法は小さくて済む。例えば、この実施例
では、太陽電池パネル部19は、縦が約8cmで、横が約
30cmである。したがって、図5〜図6に示したよう
に、太陽電池パネル部19をフロントガラスの助手席側
下端部に配置することができ、運転中の視界を遮ること
を防止することができる。
体20の受光面の面積が小さくても、換気用送風機の駆
動電力を十分に供給することができるので、太陽電池パ
ネル部19の寸法は小さくて済む。例えば、この実施例
では、太陽電池パネル部19は、縦が約8cmで、横が約
30cmである。したがって、図5〜図6に示したよう
に、太陽電池パネル部19をフロントガラスの助手席側
下端部に配置することができ、運転中の視界を遮ること
を防止することができる。
【0035】本発明による自動車室内換気装置は、さら
に、フロントガラス23の両側縁領域に設けられ、自動
車の駐車中において、フロントガラス23を、太陽電池
パネル部19とともに被覆可能な日除けを備えている。
この実施例では、日除けは、米国特許第5,269,3
60号明細書に記載された日除けの構成を一部変更した
ものからなっている。
に、フロントガラス23の両側縁領域に設けられ、自動
車の駐車中において、フロントガラス23を、太陽電池
パネル部19とともに被覆可能な日除けを備えている。
この実施例では、日除けは、米国特許第5,269,3
60号明細書に記載された日除けの構成を一部変更した
ものからなっている。
【0036】図5〜図6からわかるように、日除けは、
一対の側縁、上端縁、下端縁および中間部分を備え、プ
リーツを付された日除けアッセンブリー24からなって
いる。日除けアッセンブリー24は、プリーツを付さ
れ、フロントガラス23の中央まで広げられた使用位置
(図6参照)と、フロントガラス23の側縁に向かって
折り畳まれた収納位置(図5参照)とをとる一対の日除
け部材25と、各一対の上側および下側L字形固定部材
の2つの対26a、26b;27a、27bと、引張り
耳28と、レールワイヤ29と、中間固定部材31とを
有している。
一対の側縁、上端縁、下端縁および中間部分を備え、プ
リーツを付された日除けアッセンブリー24からなって
いる。日除けアッセンブリー24は、プリーツを付さ
れ、フロントガラス23の中央まで広げられた使用位置
(図6参照)と、フロントガラス23の側縁に向かって
折り畳まれた収納位置(図5参照)とをとる一対の日除
け部材25と、各一対の上側および下側L字形固定部材
の2つの対26a、26b;27a、27bと、引張り
耳28と、レールワイヤ29と、中間固定部材31とを
有している。
【0037】図8は、使用位置にある日除けのフロント
ガラスへの取付部の近傍を示した横断面図であり、図9
は、収納位置にある日除けの引張り耳の近傍を示した横
断面図である。図10は、収納位置にある日除け部材の
斜視図であり、図11は、使用位置にある日除け部材の
斜視図である。また、図12は、中間固定部材の斜視図
である。図5〜図6および図8に示したように、上側お
よび下側L字形固定部材26a、26b;27a、27
bの2つの対が、それぞれ、両面粘着テープ34によっ
て、フロントガラス23の両側縁領域のそれぞれに、自
動車の各サイドポスト32に近接して固定されている。
そして、上側および下側L字形固定部材の各対26a、
26b;27a、27bには、日除け部材25の最内側
折り畳み片33が、中空リベット39によって固定され
ている。日除け部材25の各折り畳み片の上端部には貫
通穴38が形成されている。図12に示したように、中
間固定部材31は、L字形状を有し、一方の片が両面粘
着テープ40によってフロントガラス23の上端縁中央
部に固定され(図5および図6参照)、他方の片はフッ
ク形状を有し、関係するレールワイヤ29を巻き付け可
能になっている。
ガラスへの取付部の近傍を示した横断面図であり、図9
は、収納位置にある日除けの引張り耳の近傍を示した横
断面図である。図10は、収納位置にある日除け部材の
斜視図であり、図11は、使用位置にある日除け部材の
斜視図である。また、図12は、中間固定部材の斜視図
である。図5〜図6および図8に示したように、上側お
よび下側L字形固定部材26a、26b;27a、27
bの2つの対が、それぞれ、両面粘着テープ34によっ
て、フロントガラス23の両側縁領域のそれぞれに、自
動車の各サイドポスト32に近接して固定されている。
そして、上側および下側L字形固定部材の各対26a、
26b;27a、27bには、日除け部材25の最内側
折り畳み片33が、中空リベット39によって固定され
ている。日除け部材25の各折り畳み片の上端部には貫
通穴38が形成されている。図12に示したように、中
間固定部材31は、L字形状を有し、一方の片が両面粘
着テープ40によってフロントガラス23の上端縁中央
部に固定され(図5および図6参照)、他方の片はフッ
ク形状を有し、関係するレールワイヤ29を巻き付け可
能になっている。
【0038】図5、図8および図11からわかるよう
に、レールワイヤ29は、日除け部材25のリベット3
9および貫通穴38に挿通されており、一端が、一方の
上側L字形固定部材27aに固定され、他端が、一方の
側の日除け部材25を貫通してのび、そして、中間固定
部材31に巻きついた後、他方の側の日除け部材25を
貫通してのび、他方の上側L字形固定部材26aに固定
されている。
に、レールワイヤ29は、日除け部材25のリベット3
9および貫通穴38に挿通されており、一端が、一方の
上側L字形固定部材27aに固定され、他端が、一方の
側の日除け部材25を貫通してのび、そして、中間固定
部材31に巻きついた後、他方の側の日除け部材25を
貫通してのび、他方の上側L字形固定部材26aに固定
されている。
【0039】図9に示したように、日除け部材25の外
側面部分35は、その中央に、日除け部材25を引っ張
りながら広げるための引張り耳28を備えている。日引
張り耳28は、L字形状を有し、その外側面に、第1ベ
ルベット式ファスナー部材36を備えている。また、フ
ロントガラス23の内側面の両側縁領域には、それぞ
れ、第1ベルベット式ファスナー部材36に分離可能に
係合し得る第2ベルベット式ファスナー部材37が取り
付けられている。
側面部分35は、その中央に、日除け部材25を引っ張
りながら広げるための引張り耳28を備えている。日引
張り耳28は、L字形状を有し、その外側面に、第1ベ
ルベット式ファスナー部材36を備えている。また、フ
ロントガラス23の内側面の両側縁領域には、それぞ
れ、第1ベルベット式ファスナー部材36に分離可能に
係合し得る第2ベルベット式ファスナー部材37が取り
付けられている。
【0040】そして、第1ベルベット式ファスナー部材
36が第2ベルベット式ファスナー部材37に係合する
ことによって、日除け部材25は、その収納位置におい
て完全に折り畳まれた状態に保持され(図10参照)、
左側および右側の日除け部材25が、使用のためにフロ
ントガラス23の中央まで広げられたとき、互いの引張
り耳28の第1ベルベット式ファスナー部材36同士が
係合することによって、両側の日除け部材25が、その
使用位置において、広げられた状態に保持されるように
なっている(図6参照)。
36が第2ベルベット式ファスナー部材37に係合する
ことによって、日除け部材25は、その収納位置におい
て完全に折り畳まれた状態に保持され(図10参照)、
左側および右側の日除け部材25が、使用のためにフロ
ントガラス23の中央まで広げられたとき、互いの引張
り耳28の第1ベルベット式ファスナー部材36同士が
係合することによって、両側の日除け部材25が、その
使用位置において、広げられた状態に保持されるように
なっている(図6参照)。
【0041】この自動車室内換気装置においては、自動
車の運転中は、日除け部材25は、収納位置にあって、
フロントガラス23の両側に折り畳まれた状態に保持さ
れ、運転中の視界を遮ることがない。なお、自動車の運
転中においても、太陽電池パネル部19は車室内に差し
込む日差しを受けて電力を供給し得るので、タバコの煙
等を含む汚れた空気を車外に排出することができる。自
動車が青空駐車されるときは、日除け部材25は、使用
位置にあって、フロントガラス23の左側および右側か
ら中央まで広げられた状態に保持され、フロントガラス
23を太陽電池パネル部19とともに車内空間側から被
覆する。このとき、日除け部材25は、その全体がレー
ルワイヤ29のまわりに回動し得るので、太陽電池パネ
ル部19がある程度嵩張るものであっても、これをうま
く被覆することができ、また、ダッシュボードの形状に
もうまく適合する。こうして、太陽電池パネル部19が
フロントガラス23から差し込む太陽光線を受けて送風
機に電力を供給し、車室内の空気が通気管を通じて車外
に排出されるとともに、日除けによって、太陽光線の車
室内、特にダッシュボード、シートおよびハンドルへの
差し込みが妨げられ、これらが高温になることが防止さ
れる。
車の運転中は、日除け部材25は、収納位置にあって、
フロントガラス23の両側に折り畳まれた状態に保持さ
れ、運転中の視界を遮ることがない。なお、自動車の運
転中においても、太陽電池パネル部19は車室内に差し
込む日差しを受けて電力を供給し得るので、タバコの煙
等を含む汚れた空気を車外に排出することができる。自
動車が青空駐車されるときは、日除け部材25は、使用
位置にあって、フロントガラス23の左側および右側か
ら中央まで広げられた状態に保持され、フロントガラス
23を太陽電池パネル部19とともに車内空間側から被
覆する。このとき、日除け部材25は、その全体がレー
ルワイヤ29のまわりに回動し得るので、太陽電池パネ
ル部19がある程度嵩張るものであっても、これをうま
く被覆することができ、また、ダッシュボードの形状に
もうまく適合する。こうして、太陽電池パネル部19が
フロントガラス23から差し込む太陽光線を受けて送風
機に電力を供給し、車室内の空気が通気管を通じて車外
に排出されるとともに、日除けによって、太陽光線の車
室内、特にダッシュボード、シートおよびハンドルへの
差し込みが妨げられ、これらが高温になることが防止さ
れる。
【0042】この実施例では、太陽電池パネル部19お
よび日除け24は、自動車のフロントガラスの内側に配
置されているが、これらを、自動車のリヤガラスや、サ
イドガラスの内側に配置することもできる。また、日除
けの構成もこの実施例に限定されず、例えば、プリーツ
を付された単体の厚紙等からなり、自動車の駐車時にサ
ンバイザーとフロントガラスのと間に挟んでフロントガ
ラス内側に設けるような形式の日除けでもよい。
よび日除け24は、自動車のフロントガラスの内側に配
置されているが、これらを、自動車のリヤガラスや、サ
イドガラスの内側に配置することもできる。また、日除
けの構成もこの実施例に限定されず、例えば、プリーツ
を付された単体の厚紙等からなり、自動車の駐車時にサ
ンバイザーとフロントガラスのと間に挟んでフロントガ
ラス内側に設けるような形式の日除けでもよい。
【0043】この実施例の日除けを、図1の実施例の太
陽電池パネル部とともに使用することによって、図5〜
図6の実施例と同様の効果を得ることができる。この場
合、太陽電池パネル部3’は、図14に示したように、
図1の実施例の場合に比べて、横幅Wがより大きく、奥
行きDがより小さくなるように形成され、日除けの使用
の妨げにならないようになされる。なお、図14中、図
1と同様の構成要素には、図1と同一の番号にダッシュ
を付して説明を省略する。
陽電池パネル部とともに使用することによって、図5〜
図6の実施例と同様の効果を得ることができる。この場
合、太陽電池パネル部3’は、図14に示したように、
図1の実施例の場合に比べて、横幅Wがより大きく、奥
行きDがより小さくなるように形成され、日除けの使用
の妨げにならないようになされる。なお、図14中、図
1と同様の構成要素には、図1と同一の番号にダッシュ
を付して説明を省略する。
【0044】図5〜図6に示した実施例による自動車室
内換気装置もまた、自動車の既存の装備に付加的な加工
を施すことなく、極めて簡単に取り付けることができ
る。
内換気装置もまた、自動車の既存の装備に付加的な加工
を施すことなく、極めて簡単に取り付けることができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、自動車
の既存の装備に付加的な加工を施すことなく、ユーザー
によっても自動車に極めて簡単に後付けすることがで
き、青空駐車中は車室内の熱気を確実にかつ効率よく車
外に排出できる一方、自動車運転中は、タバコの煙等の
車室内の汚れた空気を運転中の視界を遮ることなく車外
に排出することができる太陽電池駆動型の自動車室内換
気装置を提供することができる。
の既存の装備に付加的な加工を施すことなく、ユーザー
によっても自動車に極めて簡単に後付けすることがで
き、青空駐車中は車室内の熱気を確実にかつ効率よく車
外に排出できる一方、自動車運転中は、タバコの煙等の
車室内の汚れた空気を運転中の視界を遮ることなく車外
に排出することができる太陽電池駆動型の自動車室内換
気装置を提供することができる。
【図1】本発明の1実施例による自動車室内換気装置が
備えられた自動車の後部座席を示した概略的な斜視図で
ある。
備えられた自動車の後部座席を示した概略的な斜視図で
ある。
【図2】図1の自動車の概略的な側断面図である。
【図3】図1の太陽電池パネル部の、蓋が閉じた位置に
あるときの斜視図である。
あるときの斜視図である。
【図4】図1の太陽電池パネル部の、蓋が開いた位置に
あるときの斜視図である。
あるときの斜視図である。
【図5】本発明の別の実施例による自動車室内換気装置
が備えられた自動車の車室内側から見たフロントガラス
近傍を示した概略的な正面図であって、日除けが収納位
置にある状態を示す図である。
が備えられた自動車の車室内側から見たフロントガラス
近傍を示した概略的な正面図であって、日除けが収納位
置にある状態を示す図である。
【図6】図5の自動車の車外側から見たフロントガラス
近傍を示した正面図であって、日除けが使用位置にある
状態を示す図である。
近傍を示した正面図であって、日除けが使用位置にある
状態を示す図である。
【図7】図5の太陽電池パネル部の側面図である。
【図8】使用位置にある日除けのフロントガラスへの取
付部の近傍を示した横断面図である。
付部の近傍を示した横断面図である。
【図9】収納位置にある日除けの引張り耳の近傍を示し
た横断面図である。
た横断面図である。
【図10】収納位置にある日除け部材の斜視図である。
【図11】使用位置にある日除け部材の斜視図である。
【図12】中間固定部材の斜視図である。
【図13】太陽電池パネル本体の支持手段の変形例を示
した図であり、(A)は斜視図、(B)は平面図であ
る。
した図であり、(A)は斜視図、(B)は平面図であ
る。
【図14】図1の太陽電池パネル部の変形例を示した斜
視図であり、(A)は蓋が閉じた位置にある場合、
(B)は蓋が開いた位置にある場合をそれぞれ示してい
る。
視図であり、(A)は蓋が閉じた位置にある場合、
(B)は蓋が開いた位置にある場合をそれぞれ示してい
る。
1 通気管 2 送風機 3 太陽電池パネル部 4 車室内空間 5 車外空間 6 ダッシュボード 7 リヤトレイ 8 後部座席の背もたれ 9 トランク室 10 水抜き穴 11 天井 12 傾斜した上面 13 基台 14 蝶番 15 蓋 15a 内側面 16 太陽電池 17 基板 18 太陽電池パネル本体
Claims (5)
- 【請求項1】 車室内空間と車外空間とを連通するフレ
キシブルな通気管と、前記通気管に設けられ、空気を前
記車室内空間から前記車外空間に排出する送風機と、前
記車室内空間内の太陽光線の照射を受ける位置に配置さ
れ、前記送風機に電力を供給する太陽電池パネル部と、
窓ガラスの内側面および内側窓枠部分およびダッシュボ
ード上のうちの少なくとも1つに設けられ、自動車の駐
車中において、前記窓ガラスを前記太陽電池パネル部と
ともに車室内側から被覆可能な日除けとを備え、 前記太陽電池パネル部は、傾斜した上面を備えた基台
と、前記傾斜した上面の高い方の縁に蝶番によって方開
き状に取り付けられた平板状の蓋と、前記上面に取り付
けられた太陽電池パネル本体とを有していて、ダッシュ
ボード上またはリヤトレイ上に置かれるようになってお
り、 前記蓋は、前記太陽電池パネル本体を被覆する閉じた位
置と、前記閉じた位置から所望の角度回動し前記太陽電
池パネル本体を太陽光線に晒す開いた位置とをとり、前
記開いた位置に保持され得るようになっており、前記蓋
の内側面は太陽光線を反射するように形成されているこ
とを特徴とする自動車室内換気装置。 - 【請求項2】 車室内空間と車外空間とを連通するフレ
キシブルな通気管と、前記通気管に設けられ、空気を前
記車室内空間から前記車外空間に排出する送風機と、前
記車室内空間の太陽光線の照射を受ける位置に配置さ
れ、前記送風機に電力を供給する太陽電池パネル部と、
窓ガラスの内側面および内側窓枠部分およびダッシュボ
ード上のうちの少なくとも1つに設けられ、自動車の駐
車中において、前記窓ガラスを前記太陽電池パネル部と
ともに車室内側から被覆可能な日除けとを備え、 前記太陽電池パネル部は、太陽電池パネル本体と、前記
太陽電池パネル本体に設けられ、前記太陽電池パネル本
体を、その受光面が前記車外空間側に向けられた状態
で、窓ガラスの内側面および内側窓枠部分およびダッシ
ュボード上のうちの少なくとも1つに支持するための手
段を有しており、 前記日除けは、一対の側縁、上端縁、下端縁および中間
部分を備え、プリーツを付された日除けアッセンブリー
からなり、 前記アッセンブリーは、前記側縁のそれぞれの上部およ
び下部を前記窓ガラスの両側縁領域にそれぞれ取り付け
るための上側および下側L字形固定部材の2つの対と、 前記窓ガラスの上端縁に沿ってのびるレールワイヤと、
を有し、前記レールワイヤは、両端が対応する前記上側
L字形固定部材に固定され、さらに、 プリーツを付された一対の日除け部材を有し、前記日除
け部材はそれぞれ、前記上側および下側L字形固定部材
の各対に固定された静止した側縁と、可動な側縁とを含
み、かつ前記レールワイヤに、これに沿ってスライド可
能に支持されて、前記窓ガラスの中央部まで広げられた
使用位置と、前記窓ガラスの側縁に向かって折り畳まれ
た収納位置とをとるようになっており、さらに、 前記日除け部材のそれぞれの可動な側縁に支持された引
張り耳と、 前記窓ガラスの上端縁中央部に取り付けられ、前記レー
ルワイヤに接続され、前記レールワイヤを支持する中間
固定部材と、 前記日除け部材のそれぞれの引張り耳に支持され、互い
に対して分離可能に係合し得ることによって、前記日除
け部材を前記使用位置に固定する第1ベルベット式ファ
スナー部材と、 前記窓ガラスの両側縁領域にそれぞれ取り付けられ、前
記第1ベルベット式ファスナー部材に分離可能に係合し
得ることによって、前記日除け部材を前記収納位置に固
定する一対の第2ベルベット式ファスナー部材と、を有
していることを特徴とする自動車室内換気装置。 - 【請求項3】 前記日除けは、一対の側縁、上端縁、下
端縁および中間部分を備え、プリーツを付された日除け
アッセンブリーからなり、 前記アッセンブリーは、前記側縁のそれぞれの上部およ
び下部を前記窓ガラスの両側縁領域にそれぞれ取り付け
るための上側および下側L字形固定部材の2つの対と、 前記窓ガラスの上端縁に沿ってのびるレールワイヤと、
を有し、前記レールワイヤは、両端が対応する前記上側
L字形固定部材に固定され、さらに、 プリーツを付された一対の日除け部材を有し、前記日除
け部材はそれぞれ、前記上側および下側L字形固定部材
の各対に固定された静止した側縁と、可動な側縁とを含
み、かつ前記レールワイヤに、これに沿ってスライド可
能に支持されて、 前記窓ガラスの中央部まで広げられた使用位置と、前記
窓ガラスの側縁に向かって折り畳まれた収納位置とをと
るようになっており、さらに、 前記日除け部材のそれぞれの可動な側縁に支持された引
張り耳と、 前記窓ガラスの上端縁中央部に取り付けられ、前記レー
ルワイヤに接続され、前記レールワイヤを支持する中間
固定部材と、 前記日除け部材のそれぞれの引張り耳に支持され、互い
に対して分離可能に係合し得ることによって、前記日除
け部材を前記使用位置に固定する第1ベルベット式ファ
スナー部材と、 前記窓ガラスの両側縁領域にそれぞれ取り付けられ、前
記第1ベルベット式ファスナー部材に分離可能に係合し
得ることによって、前記日除け部材を前記収納位置に固
定する一対の第2ベルベット式ファスナー部材と、を有
していることを特徴とする請求項1に記載の自動車室内
換気装置。 - 【請求項4】 前記通気管は、前記車室内空間から後部
座席の背もたれと前記リヤトレイとの間の隙間を通って
トランク室内にのび、前記トランク室の水抜き穴から前
記車外空間に突出し、前記通気管における前記車室内空
間側の端部は、前記車室内空間の上部に配置されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載
の自動車室内換気装置。 - 【請求項5】 前記通気管は、前記車室内空間から車室
底板の水抜き穴を通って車外空間に突出し、前記通気管
における前記車室内空間側の端部は、前記車室内空間の
上部に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求
項3のいずれかに記載の自動車室内換気装置。
Priority Applications (7)
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---|---|---|---|
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JP9464299 | 1999-04-01 | ||
JP2000096773A JP3299533B2 (ja) | 1999-04-01 | 2000-03-31 | 自動車室内換気装置 |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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JP2007126128A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-05-24 | Ntt Facilities Inc | 携帯型日除けシート及びそのシステム |
KR100766708B1 (ko) | 2006-09-29 | 2007-10-12 | 박승렬 | 복사열 배출장치 |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000096773A patent/JP3299533B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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---|---|
JP2000343930A (ja) | 2000-12-12 |
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