JP2006082699A - 太陽電池を用いた自動車用換気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 太陽光が強い炎天下に自動車を長時間駐車した場合でも、車室内を冷たい外気で好適に換気することができる自動車用換気装置を提供する。
【解決手段】 自動車用換気装置は、自動車10の車体表面13Aに設置された太陽電池60と、吸気口21と排気口41とを備える。車室内18外を連通する貫通孔22、42と、吸気口21から吸引し貫通孔を介して車室内18に外気を供給する送風機(吸気用送風機24、排気用送風機44)とを備える。太陽電池60にて発電された電力により送風機(吸気用送風機24、排気用送風機44)を回転駆動する。
【選択図】 図1
【解決手段】 自動車用換気装置は、自動車10の車体表面13Aに設置された太陽電池60と、吸気口21と排気口41とを備える。車室内18外を連通する貫通孔22、42と、吸気口21から吸引し貫通孔を介して車室内18に外気を供給する送風機(吸気用送風機24、排気用送風機44)とを備える。太陽電池60にて発電された電力により送風機(吸気用送風機24、排気用送風機44)を回転駆動する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、屋外に駐車した自動車の車室内が高温になるのを防止するための自動車用換気装置に関するものである。
従来自動車を駐車する際、盗難防止及び雨や挨の侵入防止のため窓ガラスが閉められてドアがロックされるが、昼間は閉め切られた車室内に太陽光が差し込んで著しく温度が上昇する。特に、夏場の太陽光が強い炎天下などでは短時間駐車するだけで、シートやハンドルに触れると火傷をする位の高温になってしまう。近年では、パチンコ店やスーパーマーケットなどに行き、日差しが弱いときに駐車した車室内に幼児やペットを残したまま長時間運転者が離れることがある。日差しが弱いときに運転者が自動車から長時間離れた場合、次第に日差しが強くなって車室内の温度が異常上昇し、この温度上昇によって幼児やペットが熱中症や脱水症状などを起こして死亡するという痛ましい事故が社会問題になっている。
そこで、太陽光が強い炎天下に自動車を駐車して、運転者が自動車から離れた場合でも、車室内の温度が異常上昇しないように自動車を覆う車体カバーが提案されている。カバーには、先端にフックが取り付けられたバンドと、内部に空間を有するマットが取り付けられている。そして、マットの空間に水等の冷媒を注入し、バンドの先端に取り付けたフックを車体の前部及び後部に引っ掛けることによりカバーを車体に取り付け、マットの空間に注入した冷媒で車室内を冷却していた。これにより、太陽光が強い炎天下でも車室内の温度が異常に上昇しないようにしていた(特許文献1参照)。
しかしながら、車室内の温度が異常に上昇しないように車体に取り付けるためのカバーは、バンドの先端に取り付けたフックを車体の前部及び後部に引っ掛けなければならなかった。このため、カバーの着脱が煩わしいという問題があった。
また、太陽光が強い炎天下に駐車した車室内の温度が異常上昇しないように、空間に水等の冷媒を注入したマットを車体に取り付けていたが、水等の冷媒は太陽光が強い炎天下では短時間で温まってしまう。このため、太陽光が強い炎天下に長時間自動車を駐車しておくと、やはり車室内の温度が異常上昇してしまうという問題があった。
本発明は、係る従来技術の課題を解決するために成されたものであり、太陽光が強い炎天下に自動車を長時間駐車した場合でも、車室内を冷たい外気で好適に換気することができる自動車用換気装置を提供することを目的とする。
即ち、本発明の自動車用換気装置は、自動車の車体表面に設置された太陽電池と、吸気口と排気口を備え車室内外を連通する貫通孔と、吸気口から吸引し貫通孔を介して車室内に外気を供給する送風機とを備え、太陽電池にて発電された電力により送風機を回転駆動することを特徴とする。
また、請求項2の発明の自動車用換気装置は、上記に加えて、吸気口及び排気口を塞ぐ形で塵埃除去フィルタを設けたことを特徴とする。
また、請求項3の発明の自動車用換気装置は、請求項2に加えて、貫通孔の吸気口及び貫通孔の排気口を塞ぐ形で水侵入防止部材を設けると共に、吸気口及び排気口に開閉自在な開閉部材を設けたことを特徴とする。
本発明の自動車用換気装置によれば、自動車の車体表面に設置された太陽電池と、吸気口と排気口を備え車室内外を連通する貫通孔と、吸気口から吸引し貫通孔を介して車室内に外気を供給する送風機とを備え、太陽電池にて発電された電力により送風機を回転駆動するので、例えば自動車の車外の冷たい空気を車室内に吸引し取り入れることが可能となる。これにより、太陽光が強い炎天下でも冷たい外気で好適に車室内を換気することができる。また、太陽電池にて発電された電力により送風機を回転駆動するので、例えば、自動車のバッテリーが放電してしまい、自動車の走行に支障がでるような不都合も未然に阻止することができる。従って、太陽光が強い炎天下で運転者が自動車から長時間離れた場合でも、車室内の温度が異常上昇して、例えば従来のように車室内に残った幼児やペットが脱水症状を起こしてしまうなどという痛ましい事故を未然に防止することが可能となる。
また、請求項2の発明によれば、上記に加えて、吸気口及び排気口を塞ぐ形で塵埃除去フィルタを設けたので、吸気口及び排気口から小さな虫や埃などが車室内に入ってしまうのを防止することができる。これにより、車室内に虫や埃が入ることもないので、太陽光が強い炎天下で周囲に埃が舞っていたり、虫がいる悪い環境などでも好適な車室内空間を作ることができるようになるものである。
また、請求項3の発明によれば、請求項2に加えて、貫通孔の吸気口及び貫通孔の排気口を塞ぐ形で水侵入防止部材を設けると共に、吸気口及び排気口に開閉自在な開閉部材を設けたので、吸気口及び排気口から雨や洗車時の水が侵入してしまうなどの不都合を防止することができる。これにより、車室内に雨や洗車時の水が侵入し濡れてしまうなどの不都合を確実に防止することができるようになる。
特に、貫通孔の吸気口及び排気口に開閉自在な開閉部材を設けているので、例えば、外気が寒い冬季などには開閉部材を操作して貫通孔の吸気口及び排気口を閉塞しておけば、寒い外気が車室内に入ってしまうのを未然に防止することが可能となる。この場合、夏季の太陽光線が強い暑い時期には、開閉部材を操作して貫通孔の吸気口及び排気口を開放すれば、冷たい外気で車室内を好適に換気することができる。また、冬季の外気が冷たく寒い時期には、開閉部材を操作して貫通孔の吸気口及び排気口を閉塞すれば、冷たい外気が車室内に入ってしまうのを阻止して快適な車室内空間を作ることができるようになるものである。
本発明は、車室内の換気を行う際、換気する空気が温められてしまうのとバッテリーの消耗を防止するため、吸気口及び排気口と車室内を換気するための送風機とを設けたことを特徴とする。車室内を換気する空気が温められてしまうのとバッテリーの消耗を防止するという目的を、自動車の車体表面に太陽電池を設置し、自動車の後部や側面に外気の吸気口を設けることで実現した。
次に、図面に基づき本発明の実施の形態を詳述する。図1は本発明の一実施例を示す自動車用換気装置を備えた自動車10の斜視図、図2は同図1の自動車用換気装置を備えた自動車10の側面模式図、図3は本発明の一実施例を示す自動車用換気装置の要部拡大図、図4は同図1の自動車用換気装置を備えた自動車10の後面図をそれぞれ示している。
自動車用換気装置は、図1に示すように太陽光を電気エネルギーに変換して電力を発生する太陽電池60(太陽電池パネル)と、外気を吸引して車室内18(図2に図示)に供給すると共に、車室内18の空気を車外に排気する吸排気用の電動式送風機(本発明の送風機に相当)とから構成されている。この自動車用換気装置は左右両側面にサイドドア12、内部に車室内18、上に天井部13を有する自動車10に用いられる。尚、電動式送風機はプロペラファン、クロスフローファン、或いは、シロッコファンなどにて構成されている。
該自動車10(以下自動車10は一般的な乗用車としてのセダン車で説明する)は、受けた太陽光を電気エネルギーに変換して電力を発生する太陽電池60を備えている。この太陽電池60は、太陽光を好適に受光できる天井部13の上面(車体表面13A)に取り付けられている。この太陽電池60は、受けた太陽光を電気エネルギーに変換した場合に、約100W〜200Wの出力が得られるものが取り付けられている。尚、太陽電池60の発電量は100W〜200Wに限らずそれ以上の発電能力のあるものであっても差し支えない。
また、自動車10の両サイドドア12(他方のサイドドアは図示していない)には、車室内18に外気を取り入れるための吸気装置20が設けられている。サイドドア12は図3に示すように、車室内18側の内パネル12Bと、車外側の外パネル12Cとから所定の厚さに構成されている。このサイドドア12には、車室内18と車外とを連通する貫通孔22が設けられており、この貫通孔22内に吸気装置20が取り付けられている。即ち、吸気装置20は、内パネル12Bと外パネル12Cとの間(サイドドア12内)に設けられている。これによって、吸気装置20が車室内18内に突出して邪魔にならないように構成されると共に、車室内18内の美観を損ねてしまわないように構成されている。吸気装置20の車室内18側には、電動式送風機として外気を車室内18に吸引するための吸気用送風機24が設けられており、車外側にはガラリ板30(本発明の水侵入防止部材に相当)と開閉部材28が設けられ、そこに吸気口21が開口している。
ガラリ板30には、開閉部材28と塵埃除去フィルタ26が一体に設けられており、塵埃除去フィルタ26は吸気用送風機24側に、塵埃除去フィルタ26とガラリ板30との間に開閉部材28が設けられている。即ち、車室内18と車外は、吸気用送風機24、塵埃除去フィルタ26、開閉部材28及びガラリ板30を介して車外と連通している。尚、ガラリ板30と、開閉部材28と、塵埃除去フィルタ26を別々に設けても差し支えない。また、他方のサイドドアに設けられた図示しない吸気口も、吸気口21同様に構成されており説明を省略する。また、吸気装置20はサイドドア12に限らず、サイドドア12近傍の自動車10側面に設けても差し支えない。
塵埃除去フィルタ26は、吸気口21から車室内18に小さな虫や挨などが入ってしまうのを防止するためのもので、通気性が良く0.5mm〜1.0mm位の小さな虫や挨などが通過できない目の細かい網にて構成されている。開閉部材28は、吸気口21を閉塞、開閉可能な引き戸式或いは回転式にて構成されている。この開閉部材28が操作されて吸気口21が開口すると、車室内18と車外は貫通孔22を介して連通し、閉塞されると吸気口21は閉じられて車室内18と車外は遮断される。尚、図示しないが開閉部材28は、車室内18から開閉操作できるように構成されている。
また、ガラリ板30は、吸気口21に間をすかして幅の狭い薄板で所定の間隔で複数枚斜めに取り付けて、雨や水をさえぎり、空気を流通させる。即ち、ガラリ板30は、吸気口21から車室内18に雨や洗車時の水などが侵入してしまうのを防止する。また、吸気用送風機24は、車体表面13Aに取り付けられた太陽電池60に電線24Aにて直接配線接続されている。これにより、太陽電池60が太陽光を受けて発電した時点で、直ぐに吸気用送風機24が回転し、外気を吸気口21からガラリ板30と、開閉部材28と、塵埃除去フィルタ26を介して車室内18に吸引できるように構成されている。
一方、自動車10後部14には、図2に示すようにトランクルーム19と車外とを仕切るバックパネル14Bが設けられており、このバックパネル14Bには車室内18の温かい空気を排出するための排気装置40が設けられている。バックパネル14Bには、図3に示すように、トランクルーム19と車外とを連通する貫通孔42が貫通して設けられており、排気装置40この貫通孔42内に取り付けられている。尚、トランクルーム19と車外とを仕切るバックパネル14Bに、サイドドア12のように内パネル12Bが無い場合には、ガラリ板30がバックパネル14Bに直接固定されるか、或いは、内パネル12B部分に補強アングル(図示せず)が取り付けられて排気装置40が固定される。
排気装置40の車室内18側には、電動式送風機としての車室内18の温かい空気を排出するための排気用送風機44が設けられており、車外側には前述同様のガラリ板30(本発明の水侵入防止部材に相当)が設けられ、そこに排気口41が開口している。ここで、排気口41は、トランクルーム19後側の、ナンバープレートに隠れる部分のバックパネル14Bが切り抜かれることにより形成されている。
即ち、車室内18はトランクルーム19に設けた貫通孔42及び排気口41によって車外に連通している。このように、ナンバープレートに隠れて見えなくなる位置に排気口41を設けているので、排気口41によって自動車10の外観を損ねることがない。尚、ナンバープレート内側(バックパネル14Bの排気口41部分)にトランクルーム19開閉蓋のロック装置が設けられている場合があり、それが邪魔になる場合は、そのロック装置を避けて両側に排気口41及びロック装置の左右に排気装置40同様に構成した横長の排気装置40A(図4に図示)を設ければ良い。
排気装置40には、ガラリ板30と排気用送風機44の間に塵埃除去フィルタ26が設けられており、塵埃除去フィルタ26とガラリ板30との間に開閉部材28が設けられている。即ち、排気装置40は、吸気装置20に設けた吸気用送風機24の代わりに、車室内18の温まった空気を車外に排気するための排気用送風機44を設け、他は吸気装置20同様に構成されている。
ここで、一般的な自動車10では車室内18とトランクルーム19とが仕切られているため、排気用送風機44が駆動されても車室内18の温まった空気はトランクルーム19内に流入して、排気口41から車外に排気されない。そこで、本発明では図2に示すように、車室内18とトランクルーム19の間に中排気口50を設け、この中排気口50によって車室内18の温まった空気がトランクルーム19内に円滑に流入できるように構成している。
この場合、中排気口50は、トランクルーム19上部に設けられると共に、後部座席15の後方と、トランクルーム19とを仕切る仕切板16に設けられている。即ち、後部座席15とトランクルーム19とを仕切る仕切板16を所定の大きさに切り抜き、この切り抜いた個所に中排気口50を形成している。この中排気口50によって、車室内18とトランクルーム19とを連通させている。
該中排気口50の下側(トランクルーム19内)には排気用中送風機54が設けられており、この排気用中送風機54は前記吸気用送風機24同様のプロペラファン、クロスフローファン、或いは、シロッコファンなどにて構成されている。また、中排気口50上側には通気性の良い塵埃除去フィルタ26同様の防塵網56が設けられており、この防塵網56は中排気口50を塞ぐ形で設けられている。
そして、排気用中送風機54が駆動されると、車室内18内の温まった空気はトランクルーム19内に流入し、トランクルーム19内に流入した空気は排気用送風機44にて車外に排出される。これにより、車室内18内の温まった空気を円滑に車外に排出できるように構成している。尚、防塵網56の上面には、荷物が載ったとき陥没しないように通気性の良い補強板(図示せず)が設けられている。
ここで、車室内18の換気を行う際、ドア上部の窓ガラス12Aを少し開けておけば、好適に車室内18の換気を行うことができる。しかし、窓ガラス12Aを少し開けておくと車室内18の品物が盗難されてしまうなどの危険性があるため、本発明では窓ガラス12Aを密閉したまま使用できるように構成している。この場合、窓ガラス12Aを密閉しておくと、外気が車室内18に入って換気されないので車室内18の温度が異常に上昇してしまう。
そこで、本発明では、車室内18に冷たい外気を取り入れるための前記吸気装置20と、車室内18の温かい空気を車外に排気するための排気装置40と、各送風機24、44、54を駆動するための太陽電池60とを設けている。そして、開閉部材28が操作されて吸気口21及び排気口41が開放された状態で、太陽電池60が発電した電力で各送風機24、44、54が駆動される。各送風機24、44、54が駆動されると、吸気口21からは冷たい外気が車室内18に吸引され、車室内18の温まった空気は中排気口50を通り排気口41から車外に排気される。これによって、夏季の暑い時期に吸気口21から冷たい外気が取り入れられて車室内18を換気し冷却できるように構成している。
他方、自動車用換気装置には太陽電池60と各送風機24、44、54間に図示しないON/OFFスイッチが設けられている。詳しくは、スイッチのON時には太陽電池60が発電した電力を各送風機24、44、54に供給し、OFF時には太陽電池60が発電した電力を各送風機24、44、54に供給するのを遮断する。そして、夏季などの太陽光が強く暑い時期には、スイッチをONして各送風機24、44、54が駆動されることにより、車室内18の温まった空気を排気する。また、冬季などの寒い時期には、スイッチをOFFして各送風機24、44、54の駆動が停止されることにより、冷たい外気が車室内18に入ってしまうのを阻止しする。これにより、暑い夏季や寒い冬季でも、好適に車室内18の換気ができるように構成している。尚、寒い冬は開閉部材28を閉じ、暑い夏季は、自動車10から離れるとき開閉部材28を開じ、自動車10に戻ったときは閉じる。
また、ON/OFFスイッチをエンジンキーに連動させている。この場合、エンジンを運転してカーエアコンを使用しているとき、スイッチはOFFになって各送風機24、44、54と太陽電池4との通電が遮断される。この場合、カーエアコン使用時に車室内18は換気されないのでカーエアコンの機能低下を防止することができる。また、エンジンを停止してエンジンキーを抜いたとき、スイッチはONになって各送風機24、44、54と太陽電池4とが通電する。この場合、自動車10停車中、各送風機24、44、54が駆動するので車室内18の換気を行うことができる。このように、エンジンを停止して運転者が自動車10から離れたとき(エンジンキーを抜いたとき)には、自動的に車室内18を換気して、快適な車室内18空間を作ることができる。尚、各送風機24、44、54は、20W程度のものを使用している。また、自動車10から離れるとき開閉部材28を開じ、自動車10に戻ったときは閉じる。
次に、太陽電池60を用いた自動車用換気装置の動作を説明する。尚、各送風機24、44、54をON/OFFさせるためのスイッチはON状態になっているものとする。自動車10の停車中は、太陽光を受けて太陽電池60が発電した電力により各吸気用送風機24、排気用中送風機54、排気用送風機44が回転駆動する。そして、吸気用送風機24の回転駆動によって、吸気口21から冷たい外気が車室内18に吸入される。
また、車室内18の温まった空気は排気用中送風機54の回転駆動によって、中排気口50からトランクルーム19内に排出される。そして、車室内18からトランクルーム19内に排出された温まった空気は、排気用送風機44の回転駆動によって、排気口41より車外に排出される。即ち、排気装置40によって車室内18の温まった空気が車外に排出され、吸気装置20によって外気の冷たい空気が車室内18に供給されることにより、車室内18は換気される。これにより、車室内18は外気温度に近い状態に換気される。この場合、太陽電池60に太陽光が当たっている間だけ各送風機24、44、54が回転駆動するので、特に、太陽光が強い炎天下で車室内18を冷たい外気で換気して冷却することができる。
ここで、太陽電池を用いた本発明の自動車用換気装置を一般的な自動車10(普通乗用車)複数台で実験した結果を下記に示す。自動車用換気装置を備えていない自動車10では、車室内18の平均温度が約+42℃〜+55℃であった。このときの、自動車用換気装置を備えた車室内18の平均温度は約+33℃〜+35℃であった。即ち、本発明の自動車用換気装置を備えた自動車10では、自動車用換気装置を備えていない自動車に対して、車室内18を約+9℃〜20℃冷却することができるという好適な結果が得られた。尚、実験日は2004年5月中旬、晴れ、13時〜15時頃行う。
更に、自動車用換気装置を備えていない2台の自動車10では、車室内18の温度が約+72℃と75℃であった。このときの、自動車用換気装置を備えた1台の自動車10の、車室内18の温度は約+42℃〜であった。即ち、本発明の自動車用換気装置を備えた自動車10では、自動車用換気装置を備えていない自動車に対して、車室内18を約+30℃〜33℃冷却することができるという更に好適な結果が得られた。尚、実験日は2004年6月6日、晴れ、14時頃行う。
この場合、太陽電池60にて発電された電力により、吸気用送風機24、排気用中送風機54及び排気用送風機44を回転駆動して車室内18を数時間或いは十数時間換気した場合でも、自動車10に搭載しているバッテリーが放電してしまうことがない。これにより、自動車10のバッテリーが放電することにより、自動車10の走行に支障がでるような不都合を未然に阻止することができる。従って、太陽光が強い炎天下で運転者がエンジンを停止して自動車10から長時間離れた場合に、車室内18の温度が異常上昇して、車室内18に搭乗している幼児やペットが脱水症状を起こしてしまうなどという不都合を未然に防止することができる。
本実施形態における、太陽電池60を用いた自動車用換気装置は、前述の実施の形態と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施の形態と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。図5、図6は、本発明の他の一実施形態の太陽電池60を用いた自動車用換気装置を備えた自動車10の斜視図である。以下自動車10を車室内18が少し広い、ライトバンを例にして説明する。
この場合、自動車10(ライトバン)の車体表面13Aは、前述の自動車10(普通乗用車)より少し広く、その車体表面13A全面に太陽電池60を設けている。係る太陽電池60の面積が大きくなるので、太陽電池60の発電電力量も大きくなる。また、自動車10(ライトバン)には、一般的に後部14車外と車室内18とを開閉するためのバックパネル14B(この場合、ハッチドアを示している)が通常取り付けられている。そこで、図7に示すように排気装置40を背面のバックパネル14B下部両側に設けている。
この排気装置40は、実施の形態1で図3に示した排気装置40と同様に構成されている。この場合、実施の形態1でナンバープレートに隠れる部分に設けた排気装置40をバックパネル14Bの下部両側に2箇所設けている。これにより、車室内18内の換気効率を大幅に向上している。この場合、自動車10(ライトバン)には、仕切板16は設けられていない。尚、この場合も、バックパネル14Bに、サイドドア12のように内パネル12Bが無い場合には、ガラリ板30がバックパネル14Bに直接固定されるか、或いは、内パネル12B部分に補強アングル(図示せず)が取り付けられて排気装置40が固定される。
即ち、普通乗用車より車室内18が少し広い自動車10(ライトバン)では、太陽電池60の発電電力量を大きくして、各送風機24、44の回転力を大きくしている。これにより、車室内18が少し広いライトバンにおいても、車室内18の温まった空気を大量に排出し前述同様車室内18内を効率よく換気することができる他、前述同様の効果を得ることができる。尚、排気装置40をナンバープレートに隠れる部分に設け、外観を向上するようにしても差し支えない。
本実施形態における、太陽電池60を用いた自動車用換気装置は、前述の実施の形態と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施の形態と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。図8、図9は、本発明の他の一実施形態の太陽電池60を用いた自動車用換気装置を備えた自動車10の斜視図である。以下自動車10を車室内18が比較的広い、箱型車としてのワンボックスカーを例にして説明する。
この場合、自動車10(ワンボックスカー)は、前述した普通乗用車に対して車体は箱型で大きい形状を呈している。また、自動車10(ワンボックスカー)には、一般的に後部14車外と、車室内18とを開閉するための大きなバックパネル14B(この場合、ハッチドアを示している)が通常取り付けられている。そこで、背面のバックパネル14Bに排気装置40を複数(実施例では4箇所)設けている。
これら複数の排気装置40は、実施の形態1で図3に示した排気装置40と同様に構成されている。該排気装置40を4箇所設けることによって、車室内18内の換気効率を大幅に向上している。尚、排気装置40をバックパネル14Bの上側2箇所でも差し支えない。この場合、暖かい空気は上昇し車室内18の上部に溜まるので、車室内18の暖かい空気を排出することができ、車室内18内を外気で好適に冷却することができる。また、バックパネル14Bに、サイドドア12のように内パネル12Bが無い場合には、ガラリ板30がバックパネル14Bに直接固定されるか、或いは、内パネル12B部分に補強アングル(図示せず)が取り付けられて排気装置40が固定される。
また、自動車10(ワンボックスカー)は前述した普通乗用車に対して車体表面13Aが広くできているので、太陽電池60も大きなものを使用できる。この場合、太陽電池60の発電量も高出力(この場合、600W〜800W)を得ることができる。これにより、電力が不足することなく複数の排気装置40を駆動することができるので、車室内18の好適な換気を行うことができる他、前述同様の効果を得ることができる。尚、排気装置40をバックパネル14Bに設けず、自動車10の後部14に設けても同様の効果を得ることができる。
本実施形態における、太陽電池60を用いた自動車用換気装置は、前述の実施の形態と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施の形態と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。図10、図11は、本発明の他の一実施形態の太陽電池60を用いた自動車用換気装置を備えた自動車10の斜視図である。以下自動車10を後部14に荷物を載置可能なトラックを例にして説明する。
この場合、自動車10(トラック)は、前述した普通乗用車に対して後部14に荷台18Aが設けられている。該自動車10は、荷台18Aに荷物を載置しても、荷台18Aと荷物間に所定の隙間が開く場合を想定している。このように荷台18Aと荷物間に所定の隙間を有する運転席の背面(図10に図示)に排気装置40が設けられる。尚、運転席背面の荷台18A側に、サイドドア12のように内パネル12Bが無い場合には、ガラリ板30がバックパネル14Bに直接固定されるか、或いは、内パネル12B部分に補強アングル(図示せず)が取り付けられて排気装置40が固定される。尚、荷台18A載置された荷物によって、排気装置40の吸気口21が塞がれてしまう場合、排気装置40を両サイドドア12と荷台18Aとの間のサイドパネル14Aに設けても差し支えない(図10に図示)。この場合、吸気装置20は前述同様自動車10の両サイドドア12(他方のサイドドアは図示していない)の前側下部に設けられる。
これらの吸気装置20及び排気装置40は、実施の形態1で図3に示した吸気装置20及び排気装置40と同様に構成されている。この場合、暖かい空気は上昇し車室内18の上部に溜まるので、下方から車室内18に冷たい外気を吸引し、暖かい空気を上方から排出することができる。これにより、車室内18内を外気で好適に冷却することができる他、前述同様の効果を得ることができる。
本実施形態における、太陽電池60を用いた自動車用換気装置は、前述の実施の形態と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施の形態と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。図12、図13は、本発明の他の一実施形態の太陽電池60を用いた自動車用換気装置を備えた自動車10の斜視図である。以下自動車10をエンジン排気量の小さい軽乗用車を例にして説明する。
この場合、自動車10(軽乗用車)は、前述した普通乗用車に対して車体は略箱型で小さい形状を呈している。また、自動車10(軽乗用車)は、一般的に普通乗用車と異なり仕切板16が設けられていない。そこで、自動車10(軽乗用車)では、実施例2の自動車10(ライトバン)同様、背面のバックパネル14Bに排気装置40を複数(実施例では2箇所)設けている。尚、バックパネル14Bに、サイドドア12のように内パネル12Bが無い場合には、ガラリ板30がバックパネル14Bに直接固定されるか、或いは、内パネル12B部分に補強アングル(図示せず)が取り付けられて排気装置40が固定される。
これら複数の排気装置40は、実施の形態1で図3に示した排気装置40と同様に構成されている。この排気装置40を、自動車10のバックパネル14B下部に2箇所設けている。これにより、車室内18の好適な換気を行うことができる他、前述同様の効果を得ることができる。尚、排気装置40をバックパネル14Bに設けず、自動車10の後部14両側に設けても同様の効果を得ることができる。
尚、実施例では、各送風機24、44、54と太陽電池60とをリード線で直接接続したが、太陽電池60にバッテリー(この場合、自動車10を駆動するため予め搭載されたバッテリー以外のバッテリー)を接続しても良い。これにより、車走行中に排気装置40や吸気装置20を使用していないとき、太陽電池60から自動的にバッテリーに蓄電して、24時間タイマーで時間を設定し換気・冷房・暖房をコントロールするようにしても良い。この場合、太陽電池60で蓄電したバッテリーにヒータを接続し、冬期早朝に車室内の暖房をしながらガラスの結露を取ることができるので便利である。また、夏期は窓を閉めたまま換気や冷房をすることができる。これにより、窓を開けなくても済むので、車室内18に蚊や他の害虫が入ってしまう不都合を防止することができる。
また、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるのは言うまでもない。また、自動車10を普通乗用車、軽乗用自動車及びワンボックスカー、ライトバン、トラックなどで説明したが、要旨を逸脱しない範囲で他のバス、或いは作業用車両などに適用しても本発明は有効である。
10 自動車
12 サイドドア
12A ガラス
13 天井部
13A 車体表面
14 後部
14A サイドパネル
14B バックパネル
15 後部座席
16 仕切板
18 車室内
18A 荷台
19 トランクルーム
20 吸気装置
21 吸気口
22 貫通孔
24 吸気用送風機
24A 電線
22 貫通孔
26 塵埃除去フィルタ
28 開閉部材
30 ガラリ板
40 排気装置
41 排気口
42 貫通孔
44 排気用送風機
50 中排気口
54 排気用中送風機
56 防塵網
60 太陽電池
12 サイドドア
12A ガラス
13 天井部
13A 車体表面
14 後部
14A サイドパネル
14B バックパネル
15 後部座席
16 仕切板
18 車室内
18A 荷台
19 トランクルーム
20 吸気装置
21 吸気口
22 貫通孔
24 吸気用送風機
24A 電線
22 貫通孔
26 塵埃除去フィルタ
28 開閉部材
30 ガラリ板
40 排気装置
41 排気口
42 貫通孔
44 排気用送風機
50 中排気口
54 排気用中送風機
56 防塵網
60 太陽電池
Claims (3)
- 自動車の車体表面に設置された太陽電池と、吸気口と排気口を備え車室内外を連通する貫通孔と、前記吸気口から吸引し前記貫通孔を介して前記車室内に外気を供給する送風機とを備え、
前記太陽電池にて発電された電力により前記送風機を回転駆動することを特徴とする自動車用換気装置。 - 前記吸気口及び前記排気口を塞ぐ形で塵埃除去フィルタを設けたことを特徴とする請求項1の自動車用換気装置。
- 前記貫通孔の前記吸気口及び前記貫通孔の排気口に水侵入防止部材を設けると共に、前記吸気口及び前記排気口を塞ぐ形で開閉自在な開閉部材を設けたことを特徴とする請求項2の自動車用換気装置。
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JP2004269681A JP2006082699A (ja) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | 太陽電池を用いた自動車用換気装置 |
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- 2004-09-16 JP JP2004269681A patent/JP2006082699A/ja active Pending
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