JPS62175211A - 空調装置用指示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用空気調和装置に係シ、特に。

車室内湿度の状況にふされしい吸込口、吹出口及びコン
プレッサ動作を、乗員が選択するのに好適な、操作の指
示手段に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は、実開昭５８−２３７１０号に記載のよう
に、ヒータで加熱される空気の割合を制御するエアミッ
クスダンパ（後述するＡ／Ｍドアと同じ）のサーボ部に
、複数の接点を設け、前記ダンパの動きによシ、前記接
点が開閉し、吹出モードに対応した点灯を行なうとなっ
ていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、エアミックスダンパから予想される車
内へ吹出す空気温度にふされしい吹出口を指示するぞけ
で、窓曇シ防止のための吹出口。

吸込口及びコンプレッサに関する指示の点について配慮
されておらず、窓曇多発生時の適切な操作が指示されな
い問題があった。

本発明の目的は、窓曇）や車室内湿度に応じて、　　　
　゛乗員が適切に操作できるようにすることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、車室内の湿度に関する信号を基準信号と比
較し、該比較結果に基づき、前記吸込口、吹出口あるい
はコンプレッサ等の操作を指示することにより、達成さ
れる。

〔作用〕

車室内の湿度に関する信号は、窓ガラス内面近傍露点温
度あるいは車室内気相対湿度であり、窓ガラス内面温度
あるいは快適湿度を基準信号にとって比較し、その出力
によシ、上記指示手段を制御する。それによって、乗員
は、最適の吸込口、吹出口、コンプレッサのオンオフを
選択できるので、窓ガラスを曇らせたり、快適湿度範囲
の逸脱を防止することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第４図によシ説明す
る。

第１図は、本発明の一実施例である自動車用空調装置の
システム構成図である。

本装置は、空調部１．操作部２．制御部３から構成され
る。

空調部１は、外気取入口（ＦＲＥＳＨ）４と内気取入口
（ＣＩＲＣ）５′ｆ：切替えるインテークドア６、空調
の風を発生させるプロワモータ７、エンジンを動力源と
するコンプレッサ８から送られる冷媒を気化させて空気
を冷却する蒸発器９、エンジン冷却水（約８Ｏｒの温水
）を利用して空気を加熱するヒータ１０、ステップモー
タ１１で位置制御して、前記ヒータ１０’（ｉ−通過す
る風を全制御するエアミックスドア（Ａ／Ｍドア）１２
、及び、フロントガラス１３へ風を吹き付けるデフロス
ト吹出口（ＤＥＦ）１４．インストハネル１５の上部か
ら吹き出す上部吹出口（ＶＥＮＴ）　１６、インストバ
、ネル１５の下部から吹き出す下吹出口（ＦＬＯＯＲ）
ｉ７を切替える２枚のモードドア１８．１９にて構成さ
れる。ところで、ＤＥＦ１４とＦＬＯＯＲＩ７の両次出
口から吹き出す状態ｅＤＥＭＩｓＴ。

さらに、ＶＥＮＴ１６とＦＬＯＯＲＩ　７＋７）両次出
口カら吹き出す状態ｉＢ／Ｌと呼ぶことにする。

操作部２は、前記２枚のモードドア１８．１９の位置を
操作する吹出口レバー２０．該レバー２０の最適位１斤
を表示する５つのＬＥＤ２１〜２５、前記インテークド
アの位置を操作する吹込口レバー２６、該レバー２６の
最適位置を表示する３つのＬＥＤ２７〜２９、コンプレ
ッサ８をオンオフするエアコンスイッチ（Ａ／Ｃ）３０
．該Ａ／Ｃ３０ｆ、オンオフいずれにすべきか表示する
ＬＥＤ３１、車室内気の目標温度（Ｔｓ）を指示するテ
ンプレバー３２．プロワモータ７の速度を指示する７７
ンレバー３３、及び、操作法指示の音声出力を求めるガ
イドスイッチ３４にて構成される。

前記アンプレバー３２は、図示されていないポテンショ
に動かし、抵抗変化で後述する制御部３にＴｓを指示す
る。また、前記ファンレバー３３は。

１停止（ＯＦＦ）、後述する制御部３からの信号による
自動制御（ＡＵＴＯ）、及び、低速（１）から高速（３
）までの固定風速を選択するスイッチを内蔵する。

制御部３は、車室内温度（Ｔｍ　）を検出する内気セン
サ３５、フロントガラス１３の車室側面温度（Ｔｗ）ｅ
検出するガラスセンサ３６、ルームミラー３７などに取
シ付ける車室内気の露点温度（Ｔｎ　）を検出する露点
センサ３８及び前記テンプレバー３２に連動するポテン
ショからのアナログ信号をディジタル信号に変換するア
ナログ／ディジタル変換器（Ａ／Ｄ変換器）３９、マイ
クロコンピュータ（マイコン）４０、該マイコン４０の
信号を増幅し外部機器を駆動するドライバ４１、前記マ
イコン４０が指示する言葉を車両のスピーカ４２に出力
するための音声合成部４３、高周波成分を除去するフィ
ルタ４４、及び、増幅するアンプ４５にて構成される。

前記マイコン４０は、処理手順（プログラム）を記憶す
るＲＯＭ　（リード・オンリー−メモリ）、データを記
憶するＲ、ＡＭ（ランダム拳アクセス・メモリ）、外部
の０．　１信号を入力、内部の０゜１信号を出力する工
１０（インプット／アウトプット）、及び、内蔵する発
振器の信号によシ所定時間間隔でプログラムを実行させ
るタイマから構成される。

前記マイコン４０では、次式にて制御信号Ｘｆ。

求め、第３図の特性図に適用して、温度調節のための機
器制御目標を定める。

Ｘ＝に＠（Ｔｓ−Ｔ、）←／　（Ｔｓ　−Ｔ、　）　ａ
　ｔτ に：比例定数、τ：積分時定数、ｔ：時間さらに１次式
にて窓曇り発生までの余裕度ΔＴｗを求め、第３図に優
先する第４図の特性に基づき、機器制御目標を定める。

ΔＴｗ＝Ｔｎ　　Ｔｗ そして、第３図及び第４図の！特性に基づき、前記プロ
ワモータ７及びＡ／Ｍドア１２に制御信号を出力すると
ともに、前記吹出口Ｖバー２０、吸込口レバー２６、Ａ
／Ｃ３０の最適操作位置を示すＬＥＤ’に点灯させる。

さらに、前記ガイドスイッチ３４が押される毎に、吹出
口レバー２０、吸込口レバー２６、及び、Ａ／Ｃ３０の
最適操作位置を前記スピーカ４２よシ音声出力する。

以上の処理を実現するため、前述のＲＯＭに記憶させる
処理のフローを第２図に示す。同図中の番号は、フロー
の順を示すステップ番号である。

本システムが起動されると、ステップ５０から処理全実
行し始める。ステップ５０では、工１０の信号方向の定
義付は及びＲＡＭへの初期値書込み等の初期化処理を行
なう。ステップ５１では、前述のＡ／Ｄ変換器３９を介
した信号入力を行ない、ステップ５２〜５６では、前述
の第３図及び第４図に基づく判定を行ない、Ａ／Ｍドア
１２の制御（ステップ５２）、プロワモータ７の制御（
ステップ５３）、ＬＥＤ２７〜２９による最適吸込口の
表示（ステップ５４）、ＬＥＤ２１〜２５による最適吹
出口の表示（ステップ５５）、及び、コンプレッサ８を
オンさせるかオフさせるかのＬＥＤ３１による表示（ス
テップ５６）を行なう。ステップ５７では、ガイドスイ
ッチ３４からの音声出力要求があったかを判断し、要求
があった場合は、ステップ５８で、前記スピーカ４２に
よる機器操作法の音声出力を行なう。そして、ステップ
５１に戻るループを繰返す。

本実施例では、マイコン４０を使ったディジタル処理を
示したが、比較器を用いたアナログ回路で前記制御部３
ｆ、構成しても何ら効果を損うものではない。また、本
実施例では、湿度に関連する物理量として車内露点温度
（Ｔｏ）、基準信号発生手段としてガラスセンサ３６を
取シ上げたが、前者を車内相対湿度、後者を快適湿度と
しても、何ら効果が損なわれるものではない。

本実施例によれば、ＬＥＤあるいは音声によシ。

窓曇シ発生防止及び解消のための操作法が乗員に知らさ
れるため、窓ａｂに対する空調機操作が確実に行なえ、
運転の安全性が増加する効果がある。

〔発明の効果〕 本発明によれば、窓曇シや車室内湿度に対する、適切な
空調装置の操作法が乗員に知らさせるので、誰でも適切
な操作ができ、運転の安全性、不要時にコンプレッサを
停止させることによる経済性上の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の空調装置のシステム構成図
、第２図は第１図のマイコンの処理フロー図、第３図は
第１図の温度調節の制御特性図、第４図は第１図の窓曇
シ防止の制御特性図でおる。 １・・・空調部、２・・・操作部、３・・・制御部、３
６・・・ガラスセンサ、３８・・・露点センサ、４０・
・・マイコン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．空調装置の動作を選択する選択手段、該選択手段に
   て選択すべき位置を乗員に知らせる指示手段を有する自
   動車用空気調和装置において、湿度に関連する物理量を
   検出する検出手段、基準信号発生手段、前記検出手段と
   前記信号発生手段の出力信号を比較する比較手段を具備
   し、該比較手段の出力信号により、前記指示手段を制御
   することを特徴とする空調装置用指示装置。