JPH0546310Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0546310Y2
JPH0546310Y2 JP8104786U JP8104786U JPH0546310Y2 JP H0546310 Y2 JPH0546310 Y2 JP H0546310Y2 JP 8104786 U JP8104786 U JP 8104786U JP 8104786 U JP8104786 U JP 8104786U JP H0546310 Y2 JPH0546310 Y2 JP H0546310Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric substrate
conductor carrier
linear expansion
conductor
coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8104786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62193784U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8104786U priority Critical patent/JPH0546310Y2/ja
Publication of JPS62193784U publication Critical patent/JPS62193784U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0546310Y2 publication Critical patent/JPH0546310Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は温度特性の安定化と軽量化、高密度実
装化を図つたマイクロ波集積回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、所要の回路パターンを形成しかつ所定の
電気部品を搭載した複数個の誘電体基板を導体キ
ヤリアに実装してマイクロ波集積回路を構成して
いる。この場合、誘電体基板に加わる熱ストレス
を軽減してその温度特性の安定化を図るために、
誘電体基板の線膨脹率と同じ或いはこれに略等し
い線膨脹率の導体キヤリアを用いている。即ち、
導体キヤリアと誘電体基板との間の線膨脹率の差
が大きいと、両者の界面において線膨脹率差に基
づく熱ストレスが発生し、誘電体基板にクラツク
を生じてその信頼性を劣化させることになる。
このため、従来では、第2図のように、線膨脹
率が異なる複数の誘電体基板11,12は、夫々
基板と同じ或いは略等しい線膨脹率を有する導体
キヤリア13,14に搭載して集積回路を構成し
ている。
また、このような構成を採らずに、第3図のよ
うに複数の誘電体基板11,12を1枚の導体キ
ヤリア15に搭載する構成も提案されており、こ
の場合には、導体キヤリア15には熱ストレスに
最も弱い材質からなる側の誘電体基板を基準にし
て、これと同程度の線膨脹率を有する材質のもの
を選択使用している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来のマイクロ波集積回路では、第2
図のように各誘電体基板11,12に夫々対応さ
せて専用の導体キヤリア13,14を選択使用す
ると、線膨脹率の異なる複数の導体キヤリアを用
意する必要があり、実装作業が面倒になるととも
に、隣接する導体キヤリア13,14間に若干の
余裕を設けておく必要があり、その実装密度を高
めることが困難になる。さらに、各誘電体基板に
対して夫々所要寸法の導体キヤリアを配設する必
要があるために重量が大きくなり、軽量化が難し
くなる。
また、第3図のように熱ストレスの最も弱い誘
電体基板を基準にして導体キヤリアを設定する構
成では、線膨脹率が限定されてくるために、導体
キヤリア15の選択及びこれに実際に搭載できる
誘電体基板に制約を受ける等、実際にマイクロ波
集積回路の実装を行うことは難しく、また選択さ
れる材質によつては軽量化を実現することも難し
い。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のマイクロ波集積回路は、複数の誘電体
基板における温度特性の安定化を図るとともに、
その高密度実装と軽量化を可能とするものであ
る。
本考案のマイクロ波集積回路は、第1及び第2
の誘電体基板を導体キヤリアにより実装する構成
において、前記第1の誘電体基板をこれと線膨脹
率が略等しい第1の導体キヤリアに搭載するとと
もに、前記第1の導体キヤリアに搭載しかつ第2
の誘電体基板と線膨脹率が略等しい第2の導体キ
ヤリア上に前記第2の誘電体基板を搭載した構成
としている。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の断面図である。図
において、1は実装される第1の誘電体基板であ
り、この誘電体基板1には、図示を省略した所要
の回路を形成しかつ所定の電気部品を搭載してお
り、誘電体基板1をマイクロ波回路構成部品とし
て構成している。また、2は第2の誘電体基板で
あり、前記第1の誘電体基板1と同様に、所要の
回路と電気部品とで第1の誘電体基板1とは異な
る機能のマイクロ波回路構成部品として構成して
いる。そして、ここでは、前記第1の誘電体基板
1はテフロングラス基板で構成し、また第2の誘
電体基板2はこれと線膨脹率の異なるアルミナセ
ラミツク基板で構成している。
そして、前記第1の誘電体基板1は、少なくと
も前記第1及び第2の誘電体基板1,2を搭載可
能な寸法を有する第1の導体キヤリア3上に直接
搭載し、また前記第2の誘電体基板2は、この第
1の導体キヤリア3上に固着した第2の導体キヤ
リア4上に搭載しており、これで所要のマイクロ
波集積回路を構成している。
前記第1の導体キヤリア3は、前記第1の誘電
体基板1と線膨脹率が略等しい材質、ここではア
ルミニウムを用いて形成し、また、第2の導体キ
ヤリア4は前記第2の誘電体基板2の線膨脹率に
略等しい材質、ここではコバーを用いて形成して
いる。
なお、前記第1、第2の導体キヤリア3,4に
対する第1、第2の誘電体基板1,2の搭載、及
び第1の導体キヤリア3に対する第2の導体キヤ
リア4の固着には、夫々半田付け等の工法を利用
している。また、前記第1の導体キヤリア3には
可及的に比重の小さな材質、つまり前記したアル
ミニウム等のような軽い材質を用いている。
この構成によれば、第1の誘電体基板1は線膨
脹率が略等しい第1の導体キヤリア3に搭載して
いるので、両者間での熱ストレスは殆どなく、温
度特性の安定化を得ることができる。同様に、第
2の誘電体基板2は線膨脹率が略等しい第2の導
体キヤリア4に搭載しているので、その温度特性
の安定化を図ることができる。この場合、第1及
び第2の導体キヤリア3,4間では熱ストレスが
生じるが、これらは十分な強度を有しているので
この熱ストレスによつて不具合が生じることはな
い。
そして、上述したように各誘電体基板1,2に
おける熱ストレスを低減できるために、各誘電体
基板1,2を近接配置することが可能とされ、し
かも、第2図に示したような隣接する導体キヤリ
ア相互間の間隔を取る必要もないこと等から、こ
れら基板の実装密度を高めることもできる。
その上、重量の大半を占める第1の導体キヤリ
ア3を、ここでは比重の小さな軽量材質(アルミ
ニウム)で構成しているので、集積回路全体の軽
量化を図ることができる。
ここで、第1の誘電体基板として、デユロイ
ド、キユーフロン等の柔軟な材質を用いると、第
1の導体キヤリアの線膨脹率が第1の誘電体基板
と多少差がある場合でも熱ストレスを小さくで
き、第1の導体キヤリアとして比重の小さいもの
を選択する幅が増大する。
また、第2の誘電体基板としては、フエライ
ト、ガラスを用いてもよく、この場合第2の導体
キヤリアにはチタン(フエライト)、コバー(ガ
ラス)を使用できる。
更に、前記実施例では第1及び第2誘電体基板
が夫々1個の場合について説明したが、複数個の
第1及び第2の誘電体基板を搭載する場合にも同
様に実施できることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、第1の誘電体基
板をこれと線膨脹率が略等しい第1の導体キヤリ
アに搭載するとともに、前記第1の導体キヤリア
に搭載しかつ第2の誘電体基板と線膨脹率が略等
しい第2の導体キヤリア上に第2の誘電体基板を
搭載した構成としているので、第1及び第2の誘
電体基板における熱ストレスを防止して温度特性
の安定化を図るとともに、導体キヤリアに比重の
小さいものを使用することが可能となり集積回路
の軽量化を達成し、かつ第1及び第2の誘電体基
板の近接搭載を可能としてその高密度実装化を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
従来構造の断面図、第3図は従来構造の他の例を
示す断面図である。 1……第1の誘電体基板、2……第2の誘電体
基板、3……第1の導体キヤリア、4……第2の
導体キヤリア、11……第1の誘電体基板、12
……第2の誘電体基板、13……第1の導体キヤ
リア、14……第2の導体キヤリア、15……導
体キヤリア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所要の回路及び所要の電気部品を備える第1
    及び第2の誘電体基板を導体キヤリアを用いて
    実装してなるマイクロ波集積回路において、前
    記第1の誘電体基板をこれと線膨脹率が略等し
    い第1の導体キヤリアに搭載するとともに、前
    記第1の導体キヤリアに搭載しかつ第2の誘電
    体基板と線膨脹率が略等しい第2の導体キヤリ
    ア上に前記第2の誘電体基板を搭載したことを
    特徴とするマイクロ波集積回路。 (2) 第1の導体キヤリアに比重の小さい材質を選
    択してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のマイクロ波集積回路。
JP8104786U 1986-05-30 1986-05-30 Expired - Lifetime JPH0546310Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8104786U JPH0546310Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8104786U JPH0546310Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62193784U JPS62193784U (ja) 1987-12-09
JPH0546310Y2 true JPH0546310Y2 (ja) 1993-12-03

Family

ID=30932422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8104786U Expired - Lifetime JPH0546310Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0546310Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62193784U (ja) 1987-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4313262A (en) Molybdenum substrate thick film circuit
JPH07142674A (ja) パワ−モジュ−ル
US5025116A (en) Printed wiring board having electromagnetic wave shielding layer
JP2553102Y2 (ja) チップ部品搭載配線基板
JPH0546310Y2 (ja)
KR100771262B1 (ko) 고전력 애플리케이션에 사용하기 위한 다중칩 모듈
KR20030064830A (ko) 상호 연결체
JPH02111085A (ja) 強磁性磁気抵抗素子
JPH06169037A (ja) 半導体パッケージ
JPH0194696A (ja) プリント配線板
JPH04247645A (ja) 金属基板の実装構造
JPH0636592Y2 (ja) 混成集積回路装置
JPH01137690A (ja) 電気回路基板
JPS6023978Y2 (ja) マイクロ波集積回路
JPH03222492A (ja) ハイブリッドモジュール
JPH1126910A (ja) 電子部品のはんだ付け構造
JPH05211378A (ja) 半導体装置
JP2558205Y2 (ja) 複合基板構造
JPS61267391A (ja) 混成集積回路装置
JP2529037Y2 (ja) 複合基板構造
JPH02239577A (ja) 表面実装用混成集積回路
JPH08316656A (ja) 電子部品用パッケージ
JPS6340400A (ja) 回路モジユ−ルの組立方法
JPS59198788A (ja) 半導体装置
JPS61276240A (ja) 混成集積回路