JPH0546072U - 電気機器の伝送ケーブル支持装置 - Google Patents
電気機器の伝送ケーブル支持装置Info
- Publication number
- JPH0546072U JPH0546072U JP9750491U JP9750491U JPH0546072U JP H0546072 U JPH0546072 U JP H0546072U JP 9750491 U JP9750491 U JP 9750491U JP 9750491 U JP9750491 U JP 9750491U JP H0546072 U JPH0546072 U JP H0546072U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission cable
- wiring board
- movable member
- main
- main wiring
- Prior art date
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- Granted
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Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本体及び可動部材間を電気結線する伝送ケー
ブルが該可動部材の移動を阻害するのを防止すると共
に、伝送ケーブルの接続部分の外れを防止する。 【構成】 本体1側に取付けられたメイン配線基板4と
可動部材2側に取付けられたサブ配線基板5との間で電
気信号の授受を行う為の伝送ケーブル8が配置される前
記メイン配線基板4上の少なくても片側に自動挿入され
るジャンパー線9,10を設け、該ジャンパー線9,1
0を切断し、かつ前記伝送ケーブル8を押さえるべく折
曲することにより該伝送ケーブル8を前記メイン配線基
板4上で支持している。
ブルが該可動部材の移動を阻害するのを防止すると共
に、伝送ケーブルの接続部分の外れを防止する。 【構成】 本体1側に取付けられたメイン配線基板4と
可動部材2側に取付けられたサブ配線基板5との間で電
気信号の授受を行う為の伝送ケーブル8が配置される前
記メイン配線基板4上の少なくても片側に自動挿入され
るジャンパー線9,10を設け、該ジャンパー線9,1
0を切断し、かつ前記伝送ケーブル8を押さえるべく折
曲することにより該伝送ケーブル8を前記メイン配線基
板4上で支持している。
Description
【0001】
本考案は、本体及び可動部材間の電気信号の授受を伝送ケーブルを用いて行う 電気機器の前記伝送ケーブルの支持を行う為の伝送ケーブル支持装置に関する。
【0002】
本体に対して移動変位可能に支持された可動部材を備えると共に、前記本体及 び可動部材間で電気信号の授受を行う必要がある電気機器が存在する。例えば、 キャビネット本体に出入自在に支持されたトレイにディスクをセットする様に成 されたフロントローディング方式のディスクプレーヤにおいて、前記キャビネッ ト本体に取付けられた配線基板と前記トレイに取付けられた電気素子とを結線す る場合があるし、あるいは光学式ディスクプレーヤにおいては、キャビネット本 体に取付けられた配線基板とディスクの径方向に変位可能に成された光ピックア ップとを結線している。
【0003】 ところで、本体及び可動部材間の電気信号の授受を行う為には、前記可動部材 の変位に対応させる様に屈曲性に富んだフレキシブルフラットケーブルやフレキ シブルプリントケーブル等の伝送ケーブルが使用される。
【0004】
ところで、本体及び可動部材間に使用される伝送ケーブルは、前記可動部材の 変位に対応出来る様に長さ的に余裕が必要であるが、その余裕の為に伝送ケーブ ルが絡まったり、可動部材を駆動する駆動機構に食い込まれたりする問題が生じ る。その為、伝送ケーブルは、長さ的にあまり余裕がない方が良いが、そうする と、今度は可動部材が移動することにより伝送ケーブルの長さに余裕がなくなっ た際に伝送ケーブルの接続部分となるソケット部分や半田付け部分に力が直接印 加され、ソケットの外れや半田切れの原因となる。また、伝送ケーブルがソケッ ト手前で屈曲されることにより断線することがあった。
【0005】 したがって、従来においては、伝送ケーブルに長さ的な余裕を持たせた上で、 該伝送ケーブルを接着剤やバンドで配線基板に固定していたが、作業性が悪いと いう問題があった。
【0006】
本考案は、前述の点に鑑みて成された電気機器の伝送ケーブル支持装置で、本 体側に取付けられたメイン配線基板と可動部材側に取付けられたサブ配線基板と の間で電気信号の授受を行う為の伝送ケーブルが配置される前記メイン配線基板 上の少なくても片側に自動挿入されるジャンパー線を設け、該ジャンパー線を切 断し、かつ前記伝送ケーブルを押さえるべく折曲することにより該伝送ケーブル を前記メイン配線基板上で支持するようにしたものである。
【0007】
本考案は、自動機により自動挿入出来、ディッピングにより半田付けすること が出来るジャンパー線を用い、かつ該ジャンパー線を伝送ケーブルが配置される メイン配線基板上の少なくても片側に配置し、前記ジャンパー線を切断すると共 に折曲することにより前記伝送ケーブルをメイン配線基板上で支持し、その支持 部分で伝送ケーブルの変位を規制するようにしている。
【0008】
図1は本考案の一実施例を示し、キャビネット本体1に対してディスクをセッ トするトレイ2が摺動変位可能に成されたフロントローディング方式のディスク プレーヤを示している。前記ディスクプレーヤは、トレイ2にディスクを回転さ せるターンテーブル(図示せず)やディスクから信号を読み取る為のピックアッ プ3が取付けられており、前記トレイ2の摺動により前記ターンテーブルや前記 ピックアップ3も同時に変位するように成されている。また、キャビネット本体 1にメイン配線基板4が取付けられており、一方、トレイ2にサブ配線基板5が 取付けられている。そして、前記メイン配線基板4及び前記サブ配線基板5には 、それぞれ電気結線の為のソケット6及び7が取付けられており、前記各ソケッ ト6及び7にはそれぞれ伝送ケーブル8のそれぞれの端が結合されており、該伝 送ケーブル8により前記メイン配線基板4及び前記サブ配線基板5間が電気結線 されている。
【0009】 ところで、伝送ケーブル8は、図2に示す如く、メイン配線基板4上の所定の 端面近傍で、それぞれ一端が該メイン配線基板4に半田付け固定されたジャンパ ー線9及び10により前記メイン配線基板4に支持されている。その為、トレイ 2がキャビネット本体1からせり出した状態のディスクの着脱を行うディスク着 脱位置からキャビネット本体1に収納された収納位置に摺動変位された場合、伝 送ケーブル8は図1の破線に示す如く、撓みにより盛り上がるが、前記伝送ケー ブル8はジャンパー線9及び10の支持によりその支持部分で変位が規制される ので、前記伝送ケーブル8の盛り上がりは抑えられ、トレイ2の摺動変位の阻害 が防止出来る。
【0010】 また、トレイ2の摺動変位に応じて伝送ケーブル8に印加される力がジャンパ ー線9及び10の支持により抑制されるので、ソケット6から伝送ケーブル8が 外れるのを防止することが出来、また、ソケット6の手前で伝送ケーブル8が屈 曲することを防止することが出来る。
【0011】 ところで、ジャンパー線9及び10は、自動機によりメイン配線基板4に配設 される他の電子部品(図示せず)と共に自動挿入される。そして、前記ジャンパ ー線9及び10は、メイン配線基板4のパターン面を半田槽に浸して行うディッ ピングにより前記他の電子部品と同時に半田付けされる。その為、前記ジャンパ ー線9及び10のメイン配線基板4への取付けには、手間がかからない。
【0012】 前述の様にしてメイン配線基板4に取付けられたジャンパー線9及び10は、 それぞれ図2の破線に示す如く、それぞれ両端が半田付けされた状態にある。こ の状態において、ジャンパー線9及び10のそれぞれの伝送ケーブル8から離れ た方の端部付近をニッパ等の工具により切断する。そして、前記ジャンパー線9 及び10のそれぞれの伝送ケーブル8に近い方の端部付近を逆側に折曲し、図2 の実線の如く、伝送ケーブル8をメイン配線基板4上に押さえる。
【0013】
以上述べた如く、本考案に依れば、本体及び可動部材間の伝送ケーブルが該可 動部材の移動を阻害するのを防止することが出来ると共に、伝送ケーブルの接続 部分の外れを防止することが出来、作業性が良好な電気機器の伝送ケーブル支持 装置が提供出来る。
【図1】本考案の一実施例を示すディスクプレーヤの側
方からの模型図である。
方からの模型図である。
【図2】図1の主要部分を示す説明図である。
1 キャビネット本体 2 トレイ 4 メイン配線基板 5 サブ配線基板 6,7 ソケット 8 伝送ケーブル 9,10 ジャンパー線
Claims (1)
- 【請求項1】 本体に対して移動変位可能に支持された
可動部材を備えると共に、前記本体及び可動部材間で電
気信号の授受を行う必要がある電気機器において、本体
側に取付けられたメイン配線基板と、可動部材側に取付
けられたサブ配線基板と、前記メイン配線基板及び前記
サブ配線基板間で電気信号の授受を行う為の伝送ケーブ
ルと、該伝送ケーブルが配置されるメイン配線基板上の
少なくても片側に自動挿入されるジャンパー線とから成
り、該ジャンパー線を切断し、かつ前記伝送ケーブルを
押さえるべく折曲することにより該伝送ケーブルを前記
メイン配線基板上で支持するようにしたことを特徴とす
る伝送ケーブル支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9750491U JP2528066Y2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 電気機器の伝送ケーブル支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9750491U JP2528066Y2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 電気機器の伝送ケーブル支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546072U true JPH0546072U (ja) | 1993-06-18 |
JP2528066Y2 JP2528066Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=14194097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9750491U Expired - Lifetime JP2528066Y2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 電気機器の伝送ケーブル支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528066Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002111141A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-12 | Sharp Corp | フレキシブル基板 |
KR100495110B1 (ko) * | 2001-09-04 | 2005-06-14 | 티아크 가부시키가이샤 | 플렉시블 배선판 및 그 플렉시블 배선판을 사용한기록재생장치 |
JP2006196590A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Nippon Mektron Ltd | 多層フレキシブルプリント基板およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP9750491U patent/JP2528066Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002111141A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-12 | Sharp Corp | フレキシブル基板 |
KR100495110B1 (ko) * | 2001-09-04 | 2005-06-14 | 티아크 가부시키가이샤 | 플렉시블 배선판 및 그 플렉시블 배선판을 사용한기록재생장치 |
JP2006196590A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Nippon Mektron Ltd | 多層フレキシブルプリント基板およびその製造方法 |
JP4558516B2 (ja) * | 2005-01-12 | 2010-10-06 | 日本メクトロン株式会社 | プリント基板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2528066Y2 (ja) | 1997-03-05 |
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