JP3133715B2 - 回転ヘッドシリンダ - Google Patents

回転ヘッドシリンダ

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JP3133715B2 JP09304178A JP30417897A JP3133715B2 JP 3133715 B2 JP3133715 B2 JP 3133715B2 JP 09304178 A JP09304178 A JP 09304178A JP 30417897 A JP30417897 A JP 30417897A JP 3133715 B2 JP3133715 B2 JP 3133715B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオテープレコー
ダ(VTR)等の磁気記録再生装置に用いる回転ヘッド
シリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTR等の磁気記録再生装置の回転ヘッ
ドシリンダは、磁気ヘッドを有する回転シリンダと、こ
の回転シリンダの下側に同軸に設けられた固定シリンダ
から構成される。磁気ヘッドにて磁気テープに記録・再
生される信号は、ロータリートランスによって固定シリ
ンダ及び回転シリンダ間で伝達される。このロータリト
ランスは、回転する磁気ヘッドと静止する本体回路との
間で信号の伝授を行う役割を果たし、記録時には回路よ
り送られてきた信号がロータリトランスを経由して磁気
ヘッドに送られ、再生時には磁気ヘッドで拾った信号が
ロータリトランスを経由して回路に送られる。
【0003】このロータリートランスとVTR本体の回
路基板との電気的接続は、たとえば特開平5−2903
02号公報(G11B5/02)に記載されているよう
に、フレキシブルプリント配線基板(FPC)を用いて
行われるのが一般的である。このような従来技術につい
て、図3および図4に基づいて説明する。図3は、回転
軸が固定側下シリンダに固定された、いわゆる軸固定型
回転ヘッドシリンダの断面図であり、回転ヘッドシリン
ダ組立体1は、固定側下シリンダ2と回転側上シリンダ
3から構成される。固定シリンダ2には軸4が圧入固定
され、この軸4に対し、軸受5を介して回転シリンダ3
が設けられる。6は図示しないモータステータを取り付
けるモータベースであり、軸4に対してネジ7で蝶着さ
れ、さらにモータステータがネジ穴8にネジ止めされ
る。また回転シリンダ3の上面には図示しないモータロ
ータが固定され、これらのモータロータ、ステータによ
り回転シリンダ3が回転駆動される。
【0004】9はヘッドベースであり、先端に磁気ヘッ
ド9aが取り付けられ、回転シリンダ3にネジ10によ
ってネジ止めされる。11は磁気ヘッド9aの高さ調整
用ネジである。
【0005】12はロータリトランスであり、回転シリ
ンダ3に接着剤等で固定された回転側ロータリトランス
13と、固定シリンダ2に接着剤等で固定された固定側
ロータリトランス14が、わずかな隙間を隔てて対向配
置される。回転側ロータリトランス13の巻線は接続線
15により磁気ヘッド9aと電気的に接続される。ま
た、固定側ロータリトランス14はフレキシブルプリン
ト基板16と電気的に接続され、固定シリンダ2に形成
された透孔2aより外部に引き出される。そして、図4
に示すように、FPC16の一方の端部には、FPC固
定具17が取り付けられ、フック17aによりメカニズ
ムシャーシ18に係合される。さらに、FPC16の先
端が回路基板19に設けられたコネクタ20に挿入さ
れ、回路基板19との電気的接続が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におい
ては、固定側ロータリトランス14と回路基板19との
接続に、高価なFPCを使用しているため、装置全体の
コストアップを招くという問題点があった。また、最近
のVTRでは磁気ヘッドの信号の増幅を行うプリアンプ
回路やメカニズムの制御を行う回路が、メカニズムシャ
ーシ18の下部にある一枚の基板19に集約されている
ため、全ての配線はメカニズムシャーシ18の配置と同
時にワンタッチで行えることが望ましい。しかしながら
上述の従来技術によれば、メカニズムシャーシ18の配
置と同時に、FPC固定具17を用いてFPC16を回
路基板19に電気的に接続しようとすると、FPC16
そのものが高価である上、かなりしっかりした、寸法精
度の高い別部品の固定具17が必要となり更なるコスト
アップにつながる。またFPC16とFPC固定具17
の位置決め、すなわちFPC16の先端突出長さ調整に
高い精度が要求され、組立作業性が悪いという問題点も
ある。さらにFPC固定具17の取付部がメカニズムシ
ャーシ18の一部を占有するため、メカニズムの小型化
が阻害されるという問題点もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の従来技術
の問題点を改善するものであり、回転シリンダと、固定
シリンダと、該固定シリンダに固定された固定側ロータ
リトランスを有する回転ヘッドシリンダにおいて、前記
固定側ロータリトランスのリード線が接続されるととも
にコネクタが固定された中継基板を備え、前記固定シリ
ンダの底面に前記中継基板を固定するとともに、前記固
定シリンダの底面に形成された透孔より前記コネクタを
突出させたことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明は、上記回転ヘッドシリンダ
と、該回転ヘッドシリンダを載置するメカニズムシャー
シと、該メカニズムシャーシの下方に配置される回路基
板と、該回路基板に取り付けられるとともに前記コネク
タと係合し、前記回転側ロータリトランスと前記回路基
板を電気的に接続するコネクタを有することを特徴とす
るものである。
【0009】更に本発明は、前記中継基板を、弾力を有
する部材を介して前記固定側ロータリトランスに貼付し
たことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1、図2に基づいて本発
明の実施例を説明する。なお、図3、図4に示した従来
技術と同一の構成には同一図番を付し、説明を省略す
る。
【0011】図1は本発明による回転ヘッドシリンダの
断面図である。本発明では、固定側ロータリトランス1
4と回路基板19との電気的接続を、いわゆるボードto
ボードコネクタ21を用いて行う。すなわち、固定側ロ
ータリトランス14のリード線14aは、ボードtoボー
ドコネクタオス21aが固定された中継基板22に半田
付けされるとともに、この中継基板22は、図2に示す
ように、スポンジ状の両面粘着テープ等の弾力を有する
固着部材23を介して固定側ロータリトランス14に貼
付される。従って、製造工程中はこの状態でロータリト
ランス組立体として取り扱いを行うことができ、従来の
ようFPCがぶらぶらしたりすることなく、作業性よく
組立作業が行える。
【0012】そしてその後、固定側ロータリトランス1
4が固定シリンダ2に接着剤で固定されるとともに、中
継基板22は取付ネジ24、24によって固定シリンダ
2にネジ止めされ、ボードtoボードコネクタオス21a
は固定シリンダ2の底面に形成された透孔2bから外部
に突出される。このとき、中継基板22の取付誤差は弾
力を有する固着部材23によって吸収されるので、組立
中のリード線14aの断線等のおそれはない。
【0013】このようにして完成された回転ヘッドシリ
ンダ組立体1は、ネジ25によってメカニズムシャーシ
18に固定された後、図示しないVTR本体の所定位置
に固定されるが、この時、回路基板19に固定されたボ
ードtoボードコネクタメス21bと、回転ヘッドシリン
ダ組立体1のボードtoボードコネクタオス21aが、機
械的に接続されるとともに、ボードtoボードコネクタオ
ス21aの電極端子21cとボードtoボードコネクタメ
ス21aの電極端子12dとが接続し、これによって回
路基板19と固定側ロータリトランスが電気的に接続さ
れる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ストアップを招くことなく、しかも作業性よくVTRを
組み立てることができる。また、固定側ロータリトラン
ス14に、ボードtoボードコネクタ21の着脱時の荷重
をかけることなく、メカニズムの着脱と同時にワンタッ
チで配線を行うことができ、さらにロータリトランスと
基板を仮の状態ではあるが、固定することによって一つ
の部品として扱えるため、ロータリトランスと基板の間
の配線作業が容易になる。
【0015】さらに、回転ヘッドシリンダ組立体1と回
路基板の電気的接続を、シリンダの下部で行うので、メ
カニズムシャーシに特別な接続部分を設ける必要がな
く、メカニズムの小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転ヘッドシリンダを示す断面図
である。
【図2】本発明による回転ヘッドシリンダの組立を示す
斜視図である。
【図3】従来技術による回転ヘッドシリンダを示す断面
図である。
【図4】従来技術による回転ヘッドシリンダの組立を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 回転ヘッドシリンダ組立体 2b 透孔 2 固定シリンダ 3 回転シリンダ 13 固定側ロータリトランス 14 回転側ロータリトランス 14a リード線 18 メカニズムシャーシ 19 回路基板 22a コネクタ 22b コネクタ 23 弾力を有する部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転シリンダ3と、固定シリンダ2と、
    該固定シリンダに固定された固定側ロータリトランス1
    4を有する回転ヘッドシリンダにおいて、 前記固定側ロータリトランスのリード線14aが接続さ
    れるとともにコネクタ21aが固定された中継基板22
    を備え、前記固定シリンダの底面に前記中継基板を固定
    するとともに、前記固定シリンダの底面に形成された透
    孔2bより前記コネクタを突出させ、前記中継基板を弾
    力を有する部材23を介して前記固定側ロータリトラン
    スに貼付したことを特徴とする回転ヘッドシリンダ。
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