JPH0546025Y2 - - Google Patents

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JPH0546025Y2
JPH0546025Y2 JP17786386U JP17786386U JPH0546025Y2 JP H0546025 Y2 JPH0546025 Y2 JP H0546025Y2 JP 17786386 U JP17786386 U JP 17786386U JP 17786386 U JP17786386 U JP 17786386U JP H0546025 Y2 JPH0546025 Y2 JP H0546025Y2
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color
belt
transfer
mirror
photoreceptor
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、複数のベルト感光体を備え、高速で
カラー複写を行なうことができるカラー複写機等
のベルト感光体駆動装置に関するものであり、カ
ラー複写機、カラープリンターに適用しうるもの
である。
(従来技術) 従来技術として、カラー複写を高速で行なうた
め、複数のベルト感光体を使用した型式のフルカ
ラー複写機は既に提案されている。
この種の従来の装置において、露光・転写の間
の距離が変動し、微小な位置ずれを生じていた。
(目的) 本考案は、前記従来の装置における露光・転写
の間の微小な位置ずれを生じる要因の一つとし
て、各ベルト感光体を定速で確実に駆動するため
に用いられている摩擦係数の高いゴムローラが、
金属ローラ等に比べて加工精度を高くすることが
できず、高精度のローラを得ることは現実に困難
であつて、ただ、そのうち各駆動ローラの外径寸
法差については光学系の調整により露光位置を微
調整することで修正することができる。しかし、
本考案においては、各駆動ローラの偏心に基づく
ローラ回転毎に露光・転写の間の距離が変動する
ことがコピー上に色ずれとしての原因をなすこと
を見い出し、このコピー上の色ずれの発生をなく
すことを目的とするものである。
(構成) 本考案が適用されるフルカラー複写機の一実施
例の概略について、第3図により説明する。
原稿載置台1上の原稿は、照明ランプ3、反射
板4よりなる照明ユニツトにより照明し、その反
射光は、第一ミラー11、第二ミラー12、第三
ミラー13、第四ミラー14、レンズ2、第五ミ
ラー15を介して第六ミラー16に導びかれる。
第六ミラー16は多層膜コーテイングされた反
射鏡であり、ブルー光、グリーン光、レツド光の
うち、いずれか一色の成分光を反射し、他の二色
の成分光は透過するように設計されている。実施
例では第六ミラー16による反射光を、ブルー光
とし、このブルー光は第一感光体ベルト53の投
影位置21に結像する。
第六ミラー16を透過した光束は、第七ミラー
17により、約半分にスリツト分割されて反射
し、この反射光であるグリーン光は第二感光体ベ
ルト53′の投影位置22に結像する。第七ミラ
ー17は全反射鏡であればグリーン光フイルター
31により、グリーン光となり、多層膜コーテイ
ングされた反射鏡であれば、多層膜コーテイング
層の性能によりグリーン光のみが反射される。こ
の場合、グリーン光フイルター31は必ずしも必
要でないが、色分割性能を向上させるために適当
なフイルターを併用してもよい。
第七ミラー17の領域外の光束は、第八ミラー
18により第三感光体ベルト53″に到り、レツ
ド光投影位置23に結像する。この光路中にレツ
ド光フイルター32があり、レツド光成分のみを
透過するが、グリーン光の場合と同様に第八ミラ
ー18を多層膜コーテイングされた反射鏡として
もよく、単独またはフイルターとを併用してもよ
い。
実施例として第一感光体ベルト53にはブルー
光、第二感光体ベルト53′にはグリーン光、第
三感光体ベルト53″にはレツド光を夫々露光す
るとして説明したが、色分解の順序は、光源の波
長エネルギー分布、レンズの透過光特性、感光体
の感度特性、トナーの透過率などにより最適の方
式、順序が採られるものである。
作像に際し、第一〜第三感光体ベルト53〜5
3″は、夫々の駆動ローラ51〜51″の時計方向
の回転により矢印方向に駆動される。
各感光体ベルト53〜53″は、各クエンチン
グ41〜41″により除電され、次に各メインチ
ヤージヤー43〜43″により全面帯電され、発
光ダイオードアレーのイレーサ42〜42″によ
り作像領域外の電荷を選択的に消去する。
各感光体ベルト53〜53″の夫々の光投影位
置21,22,23において、ブルー光、グリー
ン光、レツド光に色分解された原稿画像露光が同
時に与えられる。
原稿の露光走査は、通常の複写光学系と同様で
あるが、原稿走査用ミラーが第一ミラー11、第
二ミラー12と二枚がペアとなつており、これは
レンズの下流で寸法上、反射面数を増すことが不
可能である理由による。原稿の露光走査は、第一
ミラー11、第二ミラー12及び照明系3,4の
ブロツクが11′,12′の位置へ、第三ミラー1
3、第四ミラー14のブロツクが前期ブロツクの
1/2の速度、移動距離で13′,14′へ移動して
完了する。
これにより、各感光体ベルト面上に、夫々色分
解された静電像が形成される。
現像工程では、第一感光体ベルト53はブルー
露光を受けているので、現像装置61で、これと
補色の関係にあるイエローのトナーで顕像化さ
れ、同様に、第二感光体ベルト53′はグリーン
露光を受けているので、現像装置61′で、これ
と補色の関係にあるマゼンタのトナー、第三感光
体ベルト53″はレツド露光を受けているので、
現像装置61″で、これと補色の関係にあるシア
ンのトナーで夫々顕像化される。
これらのトナー像を形成された感光体面は、
夫々転写前除電装置64,64′,64″で除電を
受け、各転写位置21′,22′,23′に進む。
各転写位置へ各トナー像が到達するタイミング
は、各トナー像が転写紙上の同一位置に転写され
るように設定される。
転写紙70は、給紙ローラ71によりレジスト
ローラ対72,73まで送られ、第三感光体ベル
ト53″上のトナー像先端位置に合致するように、
タイミングをとつてプレスローラ74で軽く加圧
されながら、転写ベルト54上へ供給される。転
写ベルト54は、駆動ローラ55の反時計廻り回
転により、矢印方向に駆動されている。この時、
転写ベルト54は、各々の転写位置21′,2
2′,23′で、各感光体ベルトに確実に接触して
おり、転写は確実に行なわれる。
転写ベルト54上へ供給された転写紙は、第三
感光体ベルト53″の転写位置23′に到り転写チ
ヤージヤー63″によりシアントナー像が転写さ
れ、順次第二感光体ベルト53′の転写位置2
2′ではマゼンタのトナー像が、第一感光体ベル
ト53の転写位置21′ではイエローのトナ像が、
夫々転写チヤージヤー63′,63によつて、重
畳転写される。
これによつて、転写位置21′を通過した転写
紙上には、シアン、マゼンダ、イエローの重ね画
像が得られる。
これらの三色のトナー像の色ずれをしないよう
にするため、第一〜第三の各感光体ベルトの露光
位置と転写位置までの周長と各転写位置の間の距
離を、 23 23′+23′ 22′=22 22′ 23 23′+23′ 21′ =22 22′+22′ 21′=21 21′ とすることが必要である。
また、第3図に示すように、第六〜第七ミラー
間の距離をα、第七〜第八ミラー間の距離をβ、
第一転写位置〜第二転写位置の間の距離をα′、第
二転写位置〜第三転写位置の間の距離をβ′とし、
α=α′,β=β′となるように構成すると、各色ト
ナー像が合致し、色ずれのない合せ画像が得られ
る。
転写位置21′を通過した転写紙は、駆動ロー
ラ55のところで、転写ベルト54より分離し、
定着装置75により定着され、排紙台76上へ排
出され、フルカラーコピーが得られる。
一方、各感光体ベルト53〜53″は、転写後
の残留トナーを各クリーニング装置62〜62″
でクリーニングされ、次のコピーの開始に備え
る。
また、転写ベルト54は、交流ダブルコロナに
よる除電装置65により除電された後、クリーニ
ング装置66でクリーニングされる。
なお、5は光学系ハウジング、6は本体上部、
7は本体下部、8はキヤスタ、33はカラーバラ
ンス調整フイルター、52〜52″は各感光体ベ
ルト従動ローラ、56は転写ベルト従動ローラを
示す。
前期のように第一〜第三ベルト感光体の露光位
置と転写位置までの周長と各転写位置の間の距離
を所定の関係を満たすように、露光位置と転写位
置を決定するが、各転写位置に配置される駆動ロ
ーラは、ベルト感光体を定速で確実に駆動する必
要から摩擦係数の高いゴムローラであり、高精度
のローラは得がたい。
本考案では、転写位置に配置される駆動ローラ
の偏心に基づき、駆動ローラの一回転毎に露光・
転写の間の距離が変動し、この結果、転写紙上に
は周期を持つた位置ずれとして色ずれが発生する
ことを防止するものである。
第1図には、駆動ローラの偏心による位置ずれ
量と各駆動ローラの偏心の位相の状態の関係を示
すものであり、第1図イは各駆動ローラの偏心の
位相が合つている場合であり、第1図ロは同じく
位置が180度ずれている場合である。
この第1図で理解されるように、第1ローラ
(第3図における駆動ローラ51″)の偏心量δ1
第2ローラ(第3図における駆動ローラ51′)
の偏心量δ2を有している場合、二つのローラの偏
心の位相が180度ずれていると、コピー上におけ
る位置ずれの量は、第1図ロのように、その二つ
のローラの偏心量δ1,δ2との和の値となり、二つ
のローラの偏心の位相が一致していると、同じく
位置ずれの量は、第1図イのように、その二つの
ローラの偏心量δ1,δ2との差で示される値とな
る。
本考案は、このようなことから、各駆動ローラ
51,51′,51″には第2図に示すように、ロ
ーラ製作後、偏心量を測定して、最大又は最小の
偏心位置の部分に刻印51aを施し、これらの駆
動ローラの軸部51bを装置の駆動部に支持させ
るにあたり、各駆動ローラの偏心位置を示す刻印
の位置を合わせた状態で取付けるものである。
(効果) 本考案の構成により、駆動ローラの製作上の問
題により生じる原因の一つである駆動ローラの偏
心に基づく転写紙上での位置ずれを最小にするこ
とができ、この結果三色のトナー像による色ずれ
の小ない画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは、本考案のベルト感光体駆動装
置における駆動ローラの偏心と位相との関連を示
し、第2図は、本考案に用いられる駆動ローラを
示し、第3図は、本考案が適用されるカラー複写
機の全体概略図を示す。 51〜51″……第1〜第3ベルト感光体駆動
ローラ、51a……刻印、51b……軸部、53
〜53″……第1〜第3ベルト感光体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のベルト感光体にそれぞれ色分解された光
    像を形成し、色分解された光像に対応した色トナ
    ーで顕像化し、該複数のベルト感光体の各色トナ
    ー像を順次転写紙に重ねて転写するカラー複写機
    等において、各ベルト感光体の転写位置に設けら
    れる駆動ローラの偏心の位相を整合させて取付け
    られることを特徴とするカラー複写機等における
    ベルト感光体駆動装置。
JP17786386U 1986-11-19 1986-11-19 Expired - Lifetime JPH0546025Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17786386U JPH0546025Y2 (ja) 1986-11-19 1986-11-19

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JP17786386U JPH0546025Y2 (ja) 1986-11-19 1986-11-19

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Publication Number Publication Date
JPS6382256U JPS6382256U (ja) 1988-05-30
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