JPH0626934Y2 - 画像形成装置のベルト支持装置 - Google Patents

画像形成装置のベルト支持装置

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JPH0626934Y2
JPH0626934Y2 JP7505786U JP7505786U JPH0626934Y2 JP H0626934 Y2 JPH0626934 Y2 JP H0626934Y2 JP 7505786 U JP7505786 U JP 7505786U JP 7505786 U JP7505786 U JP 7505786U JP H0626934 Y2 JPH0626934 Y2 JP H0626934Y2
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JP
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belt
roller
photosensitive member
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forming apparatus
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JP7505786U
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JPS62186180U (ja
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和典 坂内
英俊 矢野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、画像形成装置のベルト支持装置に関するもの
である。
従来技術 第1図には画像形成装置の一例であるカラー複写機の概
略構成が示されている。先ず、このカラー複写機による
複写プロセスについて以下に説明する。
先ず、原稿載置台1上の図示されない原稿を矢印方向に
走行する照明ユニット2で照明すると、その反射光がミ
ラー3,4,5、レンズ6、ミラー7,8等を介してハ
ーフミラー9に導びかれる。このハーフミラー9はブル
ー、グリーン、レッドの3色光のいずれか1色の光を反
射し、他の2色の光は透過するような分光特性を有して
いる。
ハーフミラー9から反射した光は、第1のベルト感光体
14上の露光部であるE1位置に結像される。
一方、ハーフミラー9を透過した他の2色の光について
は、この光束がミラー10によりスリット分割される。
ミラー10のスリット領域の光に関しては、ミラー10
の分光反射特性とフィルタ12の分光透過特性の、いず
れか一方か、又は両方の組み合せにより、特定の1色の
光のみが、第2のベルト感光体15のE2位置に入射して
結像する。
一方、ミラー10の領域以外の光に関しては、ミラー1
1の分光反射特性とフィルタ13の分光透過特性のいず
れか一方か、又は両方の組み合せにより、残りの1色の
光が第3のベルト感光体16のE3位置に入射して結像す
る。
このカラー複写機では、一例として、第1のベルト感光
体14のE1位置にはブルーに色分解された光像が、第2
のベルト感光体15のE2位置にはグリーンに色分解され
た光像が、第3のベルト感光体E3位置にはレッドに色分
解された光像がそれぞれ結像されるようになっていて、
以下、この点を踏まえて説明を続けることにする。
第1図において、第1乃至第3のベルト感光体14,1
5,16は、それぞれ駆動ローラ43の時計方向の回転
により矢印方向に駆動されるようになっている。
先ず、各ベルト感光体は、各除電ランプ24の光照明に
より除電され、各帯電チャージャー20により均一に帯
電される。そして、E1,E2,E3の各位置でブルー、グリー
ン、レッドに色分解された各々の原稿画像露光を同時に
受けることになる。
照明ユニット2やミラー3,4,5等は図中の矢印方向
に移動し、この間、原稿の先端から後端にかけて照明走
査がなされる。これに伴うベルト感光体上での露光によ
り、各ベルト感光体面には静電潜像が形成されるが、原
稿サイズ又は転写紙30のサイズの領域外のベルト感光
体面の帯電電荷は各イレーサ34によりそれぞれ除去さ
れる。
次に現像工程について説明するに、第1のベルト感光体
14はブルー露光を受けているので、この露光による静
電潜像は、現像器17,17′により、ブルーと補色関
係のイエロートナーで顕像化される。なお、現像器間照
明ランプ22は、必要に応じて点灯させる、画像の階調
性補正用のランプである。
第2のベルト感光体15はグリーン露光を受けているの
で、この露光による静電潜像は、現像器18,18′に
より、同じく補色関係のマゼンタトナーで顕像化され
る。
また、第3のベルト感光体16はレッド露光を受けてい
るので、この露光による静電潜像は、現像器19,1
9′により、補色関係のシアントナーで顕像化される。
これらトナー像の形成されたベルト感光体面は、それぞ
れ転写前除電ランプ23の光照射によって除電されつ
つ、各転写位置T1,T2,T3へと進行する。但し、各トナー
像がT1,T2,T3位置にそれぞれ到達するタイミングは、各
トナー像が転写紙上の同一位置に転写されるようにする
ために、異なっている。この量については後述する。
ところで、転写紙30は給紙コロ35によりレジストロ
ーラ29の位置まで送られ、次いで第1のベルト感光体
14のトナー像位置に合致するようにタイミングを取っ
てレジストローラ29の回転で、転写紙搬送ベルト25
の方向に給送される。
転写紙搬送ベルト25は、駆動ローラ36の反時計方向
の回転により、図において矢印方向に駆動される。レジ
ストローラ29から送り出された転写紙は押えローラ3
7と転写紙搬送ベルト25に挟まれて、第1のベルト感
光体14の転写位置T1に至る。
転写位置T1においては、転写チャージャー26によって
イエロートナー像が転写紙に転写される。引き続いて転
写紙が搬送されたあと、転写紙位置T2において、第2の
ベルト感光体15のマゼンタトナー像が、また、転写位
置T3において、第3のベルト感光体16のシアントナー
像がそれぞれ転写チャージャー26によって転写紙に転
写される。
以上の転写プロセスにより、T3位置を通過した転写紙に
はイエロー、マゼンタ、シアンの3色のトナーの組み合
せによる重ね画像が形成されることになる。この3色の
トナー像を転写紙で一致させるために、第1乃至第3の
各ベルト感光体の露光位置から転写位置までの周長と、
各転写位置間距離とに関し、次のような条件に定めるこ
とが必要である。
すなわち、 E1T1+T1T2=E2T2 E1T1+T1T3=E2T2+T2T3 =E3T3 となるようにすれば、各色トナー像が位置合せされた画
像になる。
さて、転写位置T3を通過した転写紙は、駆動ローラ36
のベルト部分で搬送ベルト25から分離され、定着器3
1でそのトナー像が定着されたのち、コピートレイ32
に排出される。ここに、カラー原稿に対するカラーコピ
ーを得ることができるのである。
一方、各ベルト感光体は転写後の残留トナーを各クリー
ニング装置21で除去され、さらに除電ランプ24で残
留電荷を除去される。また、転写紙搬送ベルト25は除
電チャージャー27により除電されたあと、クリーニン
グ装置28によりクリーニングされる。
ところで、第1図において、画像を担持する無端の各ベ
ルト感光体14,15,16について、これらがローラ
の軸方向、すなわち図面と直交する方向にずれると、画
像ずれなどを生じて具合が悪い。そこで、従来において
は、ベルトの内周面のうちベルト両側縁側の部位に、帯
状に全周にわたってベルト寄り止め部を設けるようにし
ている。しかし乍ら、このようなベルト寄り止め部を全
周にわたって設けると、ベルト感光体をローラの軸方向
に脱抜したり、装着したりする際、その寄り止め部がロ
ーラの端部に衝きあたるため、ベルト感光体の脱着が誠
に面倒なものとなっていた。
目的 本考案は上記欠点を除去した画像形成装置のベルト支持
装置を提供することを目的とする。
構成 本考案は、上記目的を達成するため、画像を担持する無
端のベルト面に対して接離する方向へ移動可能である少
なくとも1個のローラを有する、複数のローラ間に上記
ベルトを掛け渡し、上記ローラに接する側の面のうち、
ベルト両側縁側の部位にベルト寄り止め部を帯状に形成
し、ローラ軸方向へのベルトの脱抜方向と反対側のベル
ト寄り止め部に、少なくとも1個のローラを除いた他の
夫々のローラと対応するような距離を隔てた切欠を設け
てなる画像形成装置のベルト支持装置を提案するもので
ある。
実施例 以下、本考案を一実施例に基づき説明する。
第2図及び第3図において、本体側板81には内側板8
2がすっぽり入る穴81Aが穿たれている。なお、第2
図には穴81Aの上部について便宜上、その図示を省略
してある。内側板82の外周縁と穴81Aとの隙間Tは
後述する如くベルト感光体の着脱時の通過部位となって
いる。
無端のベルト感光体14は駆動ローラ43、従動ローラ
40、従動ローラ41、補助ローラ42等に掛け渡され
ている。ローラの軸方向の長さ関係は駆動ローラ43が
一番短く、補助ローラ42が一番長くなっている。
ベルト感光体14の各ローラに接する側の面(内面)の
うち、ベルト両側縁側の部位には、第4図に示すよう
に、帯状のベルト寄り止め部83A,83Bが縁取り状
に形成されている。かかるベルト寄り止め部はゴム等の
弾性体から成り、ベルトと共に撓み得るものとなってい
る。
ベルト感光体14は、ローラの軸方向であって、後述す
る如く矢印方向に脱抜されるのであるが、この脱抜方向
の側のベルト寄り止め部83Bはベルトの内周の全面に
わたって形成されている。
これに対し、上記脱抜方向と反対側のベルト寄り止め部
83Aについては、従動ローラ41(第2図)を除いた
他のローラに対応する部位を切欠くようにしてある。下
側の切欠Aの長さについては駆動ローラ43の半周より
やや長い程度となっている。また切欠Bの長さについて
は従動ローラ40の円周の1/4よりやや長い程度とな
っている。
今、第2図において、従動ローラ41は矢印方向に、補
助ローラ42は内側にそれぞれ変位可能となっていて、
この変位状態で、ベルト感光体14は、第3図において
右方に隙間Tを通して各ローラから脱抜し得るものとな
っている。この場合、ローラ40,43について、何ら
内側に動かさずとも、ベルト感光体を脱抜することがで
きるのである。何故ならば、そのローラの通り抜けを許
す切欠A,B(第4図)があるからである。
なお、この実施例では、補助ローラ42とベルト寄り止
め部83A,83Bとの協働により、ベルトの回転時の
寄りを防止する機能を達成しているが、補助ローラ42
を無くして、ローラ40,41,43を補助ローラと同
じ長さにして、上記機能を達成するようにしてもよい。
ベルト感光体の装着については、上記手順を逆にすれば
よいのであるが、この装着後、第2図におけるローラ4
1が上に移動して、元の位置に復帰するようになってい
る。したがって、ローラ40,41,43と、寄り止め
部83A,83Bとで、ベルト寄りを防止するもので
は、いかなる回転位置においても、ベルト感光体14の
寄りを防止することができる。すなわち、例えば第2図
に示すベルト14の回転位置において、切欠A,B(第
4図)がローラ43,40の部位にそれぞれかかってい
ても、ベルト14は図において奥側に寄ることはない。
何故ならば、ベルト寄り止め部83Aのうち、符号fで
示す部分がローラ41にかかっているからである。
なお、第4図において、図示の位置にマークMを設ける
ことにより、切欠A,Bの位置を認識することができ、
ベルト感光体の着脱が一層容易となる。
第5図はベルト感光体を掛け渡すローラが2個の場合の
実施例を示しており、寄り止め部86は下部のローラに
対応する1個所の部位つき、符号Aで示すように切欠か
れている。なお、上のローラは下のローラより小径とな
っており、上のローラを矢印方向に動かせば、ベルト感
光体85を矢印方向に脱抜することができる。
第6図の例では、ローラが4個の場合であり、3個所に
切欠A,B,Cが設けられ、これらは移動するローラ8
7以外のローラの部位に配設される。このように、今ま
での実施例ではローラの数から1だけ差し引いた数が切
欠の数となっているのである。
なお、この考案に係る画像形成装置のベルト支持装置
は、カラー画像形成装置の他、この種のベルト感光体を
用いるモノクロの画像形成装置などのベルト支持装置に
も、適用が可能である。
効果 以上、本考案によれば、寄り止め部を有するベルトに対
し、これを掛け渡すローラからの脱着を頗る容易に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る画像形成装置のベルト支持装置の
一適用例であるカラー複写機の概略構成図、第2図はベ
ルト感光体のローラに対する取付構成図、第3図は第2
図に対する縦断面図、第4図はベルト感光体の斜視図、
第5図及び第6図は別の実施例の斜視図である。 40,41,42,43,87……ローラ 83A,83B,86……寄り止め部 A,B,C……切欠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−70470(JP,A) 特開 昭59−168467(JP,A) 特開 昭61−34580(JP,A) 特開 昭56−48313(JP,A) 特開 昭59−111182(JP,A) 実開 昭59−41372(JP,U) 実開 昭59−88045(JP,U) 実開 昭56−122849(JP,U) 実開 昭58−102535(JP,U) 実開 昭55−17005(JP,U) 実開 昭61−182566(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を担持する無端のベルト面に対して接
    離する方向へ移動可能である少なくとも1個のローラを
    有する、複数のローラ間に上記ベルトを掛け渡し、上記
    ローラに接する側の面のうち、ベルト両側縁側の部位に
    ベルト寄り止め部を帯状に形成し、ローラ軸方向へのベ
    ルトの脱抜方向と反対側のベルト寄り止め部に、少なく
    とも1個のローラを除いた他の夫々のローラと対応する
    ような距離を隔てた切欠を設けてなる画像形成装置のベ
    ルト支持装置。
JP7505786U 1986-05-19 1986-05-19 画像形成装置のベルト支持装置 Expired - Lifetime JPH0626934Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7505786U JPH0626934Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19 画像形成装置のベルト支持装置

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JP7505786U JPH0626934Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19 画像形成装置のベルト支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS62186180U JPS62186180U (ja) 1987-11-26
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