JPH0545985A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0545985A
JPH0545985A JP3229630A JP22963091A JPH0545985A JP H0545985 A JPH0545985 A JP H0545985A JP 3229630 A JP3229630 A JP 3229630A JP 22963091 A JP22963091 A JP 22963091A JP H0545985 A JPH0545985 A JP H0545985A
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JP
Japan
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automatic adjustment
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image
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Application number
JP3229630A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Tomidokoro
伸明 富所
Tomoshi Harada
知史 原田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置において、自動調整が調整不良
になった場合における再度の自動調整を行うための操作
を自動化し、操作性の向上を図る。 【構成】 自動調整を行うための電子ボリューム30
3,及び,310と、フォトトランジスタ110bに流
れる電流値をデジタル化して出力するA/Dコンバータ
305と、照明ランプ202aの光量の検知結果をデジ
タル化して出力するA/Dコンバータ309と、自動調
整が調整不良となった場合、入力スイッチ312で入力
された設定回数の自動調整を、再度繰り返し実行するマ
イクロコンピュータ301とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の検知手段を構成
する素子に起因する特性の変動を自動的に調整する自動
調整機能を有する画像形成装置に関し、より詳細には、
自動調整により各種検知手段の出力値が所定値になるよ
うに調整できなかった場合、再度自動調整を行う画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置にあっては、画
像品質を維持するための制御方式として、例えば、以下
に挙げるものがある。 現像部のトナー濃度を一定に維持する制御(トナー補
給制御) 原稿画像を読み取るために原稿に光を照射する照明ラ
ンプの光量の制御(光量制御)
【0003】のトナー補給制御としては、感光体上に
形成された基準パターン像の画像濃度を光学センサ(P
センサ)で検知し、該検知結果に基づいて現像部へのト
ナー補給を行う方法(Pセンサ方式)がある。このPセ
ンサは、発光ダイオードとフォトトランジスタから構成
されており、画像濃度は基準パターン像で反射した発光
ダイオードの光をフォトトランジスタに入射し、このと
きにフォトトランジスタに流れる電流値により検知す
る。
【0004】の光量制御は、照明ランプから発した光
をフォトダイオードに光ファイバを介して入射し、この
ときにフォトダイオードに流れる電流値により光量を検
知し、該検知結果に基づいて、光量の調整を行うもので
ある。
【0005】これらの各制御を適正に行うことが画像品
質を維持するうえで重要である。ところが、これらの制
御において使用するセンサに用いられている素子、例え
ば、発光ダイオード,フォトトランジスタ等は、素子ご
とに特性にバラツキがあるという不都合がある。また、
使用している間に特性が変動するという不都合もある。
これは、その他の素子においても同様である。
【0006】従って、素子の特性の変動に対応させて各
制御を適正に行うために、例えば、Pセンサの場合、ト
ナー像が形成されていない感光体上からの発光ダイオー
ドの反射光をフォトトランジスタに入射し、このときに
所定の電流がフォトトランジスタに流れるようして(以
降、このような処理を出力レベルの調整と記す)、正確
に画像濃度を検知することができるようにしている。初
期の段階において、このような出力レベルの調整は、可
変抵抗器等の抵抗値を手動で変更することにより行って
いたが、最近では電子ボリューム(自動的に抵抗値を変
動させる機構を有した可変抵抗器)を用いて出力レベル
の自動調整を行っている。また、トナー補給制御,光量
制御における自動調整を行う際は、発光ダイオード,或
いは,照明ランプの光が感光体に照射されるため、感光
体を駆動(回転)させてこれらの光により感光体が部分
的に疲労するのを防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置によれば、出力レベルを電子ボリュームに
おける抵抗値の範囲で調整できなかった(調整不良)場
合、その旨を表示等によりサービスマンに警告している
が、この出力レベルの調整不良は、素子等のハードが不
良になって発生する場合の他に、何らかの一過性の原因
によって発生する場合があるため、再度自動調整を行っ
てハードによる調整不良であるか否かを確認する必要が
あり、この再度の自動調整を行うための操作が面倒であ
り、操作性を低下させているという問題点があった。
【0008】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、自動調整が調整不良になった場合における再度の自
動調整を行うための操作を自動化し、操作性の向上を図
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、各種情報の検知手段と、検知手段の出力
値が所定値になるように自動調整する自動調整手段とを
備えた画像形成装置において、自動調整手段による検知
手段の自動調整を実行したときに、検知手段の出力値が
所定値に調整できなかった場合、再び検知手段の自動調
整を所定回数実行するように制御する制御手段を具備し
た画像形成装置を提供するものである。
【0010】また、本発明は上記の目的を達成するため
に、蛍光灯等の光源を用いて原稿画像を光学的に読み取
る読取手段と、光源が照射する光量を検知する光量検知
手段と、光源を所定の条件で点灯させて光量検知手段の
出力値が所定値になるように自動調整する自動調整手段
とを備えた画像形成装置において、自動調整手段による
光量検知手段に対する自動調整を実行したときに、光量
検知手段の出力値が所定値に調整できなかった場合、再
び光量検知手段の自動調整を実行するように制御する制
御手段を具備した画像形成装置を提供するものである。
なお、制御手段は、自動調整手段により光量検知手段の
出力値が所定値に調整できなかった場合、自動調整回数
設定手段により設定された回数だけ自動調整を実行する
ことが望ましい。
【0011】また、本発明は上記の目的を達成するため
に、感光体上に形成された画像の濃度を検知する画像濃
度検知手段と、画像濃度検知手段を所定の条件で用いた
ときに、画像濃度検知手段の出力値が所定値になるよう
に自動調整する自動調整手段とを備えた画像形成装置に
おいて、自動調整手段による画像濃度検知手段に対する
自動調整を実行したときに、画像濃度検知手段の出力値
が所定値に調整できなかった場合、再び画像濃度検知手
段の自動調整を実行するように制御する制御手段を具備
した画像形成装置を提供するものである。なお、制御手
段は、自動調整手段により画像濃度検知手段の出力値が
所定値に調整できなかった場合、自動調整回数設定手段
により設定された回数だけ自動調整を実行することが望
ましい。
【0012】
【作用】本発明による画像形成装置において、自動調整
手段による検知手段の自動調整を実行したときに、検知
手段の出力値が所定値に調整できなかった場合、再び検
知手段の自動調整を所定回数実行するように制御する。
【0013】
【実施例】以下、本発明による実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本実施例による画像形成装置
の作像系の概略断面図を示し、ドラムの形状をした感光
体101と、感光体101表面をコロナ放電により帯電
する帯電チャージャ102と、帯電チャージャ102に
より帯電された感光体101上の非画像部の電荷を消去
するイレーサ103と、帯電された感光体101上に露
光処理を実行することにより形成された静電潜像に対
し、トナーを付着させて顕像化する現像部104と、転
写前除電チャージャ105a,及び,転写前除電ランプ
105bからなり、転写効率を向上させるために感光体
101上の表面電位を低下させる転写前除電器105
と、記録紙(図示せず)を所定のタイミングで感光体1
01に向けて搬送するレジストローラ106と、搬送さ
れた記録紙上に感光体101上のトナー像を転写する転
写チャージャ107と、転写処理終了後の記録紙を感光
体101から分離する分離チャージャ108と、記録紙
と感光体101を確実に分離する分離爪109と、現像
部104のトナー濃度を検知するために所定の処理によ
り形成される基準パターン像の画像濃度を検知する光学
センサ(Pセンサ)110と、クリーニング処理に先行
して、転写処理が終了した感光体101上に残留したト
ナーの除電を行うクリーニング前チャージャ111と、
クリーニング前チャージャ111による除電処理が終了
した感光体101上の残留トナーを除去するクリーニン
グ部112と、クリーニング処理が終了した感光体10
1上の残留電荷を消去する除電チャージャ113,及
び,除電ランプ114と、感光体101の温度を検知す
るサーミスタ115とから構成されている。
【0014】また、現像部104は、感光体101にト
ナーを搬送する現像スリーブ116を有している。この
現像スリーブ116には、感光体101上に付着するト
ナー量を調整するための現像バイアス電圧が印加され
る。
【0015】上記した構成において、その動作を説明す
る。感光体101は図1に向かって左回転し、先ず、帯
電チャージャ102は、感光体101上をコロナ放電に
より帯電する。帯電処理が終了した感光体101上の非
画像部の電荷はイレーサ103により消去され、続いて
露光処理が行われる。露光処理を行うことによって、光
の強弱により電荷が消去(除電)されて静電潜像が形成
され、次に、静電潜像は現像部104によりトナーが付
着(現像)されて顕像化される。現像処理が終了する
と、転写効率向上のために転写前除電器105により感
光体101の表面電位を低下させ、次にレジストローラ
106により所定のタイミングで搬送されてきた記録紙
(図示せず)上に該トナー像が転写チャージャ107の
作用で転写される。分離チャージャ108は、転写処理
が終了した記録紙を感光体101から分離する。転写処
理終了後に感光体101上に残留しているトナーは、ク
リーニング部112で除去され、更に、除電チャージャ
113,及び,除電ランプ114により、感光体101
上の残留電荷が消去されて一連の工程を終了する。
【0016】図2は、原稿画像を光学的に読み取る光学
系の構成を示す説明図である。光学系は、図示の如く、
原稿(図示せず)を載置するコンタクトガラス201の
下方に配設され、照明ランプ(蛍光灯)202a,第1
ミラー202b,及び,照明ランプ202aの光量を検
知するための光ファイバ203cとからなる照明ユニッ
ト(スキャナ)202と、第2ミラー203と、第3ミ
ラー204と、第4ミラー205と、第3ミラー204
と第4ミラー205の間に配置されるレンズ206とか
ら構成されている。また、コンタクトガラス201の近
傍に配設された原稿濃度基準パターン207は、現像部
104へのトナー補給制御を行うための基準パターン像
を感光体101上に形成するためのものである。
【0017】図3は、本実施例による制御系の回路ブロ
ック図を示し、同図を参照してトナー補給制御,光量制
御の各制御における自動調整について説明する。先ず、
トナー補給制御における自動調整について説明する。P
センサ110は、発光ダイオード110aとフォトトラ
ンジスタ110bとから構成されている。この発光ダイ
オード110aは定電流回路302により電流が印加さ
れて点灯し、感光体101表面で反射した発光ダイオー
ド110aの光がフォトトランジスタ110bに入射す
る。定電流回路302は電子ボリューム303により出
力を可変することができるようになっている。発光ダイ
オード110aのON/OFF制御はトランジスタ30
4により行われ、即ち、マイクロコンピュータ301が
トランジスタ304のベースに通電すると、発光ダイオ
ード110aがOFFし、反対にトランジスタ304の
ベースへの通電を遮断すると、発光ダイオード110a
がON(点灯)する。発光ダイオード110aがONす
ると、この発光ダイオード110aの光が感光体101
表面で反射してフォトトランジスタ110bに入射する
ことにより、フォトトランジスタ110bがONする。
このときのフォトトランジスタ110bの出力は、A/
Dコンバータ305によりデジタル化されてマイクロコ
ンピュータ301に入力される。マイクロコンピュータ
301は、この入力値が所定の値になるように電子ボリ
ューム303の抵抗値を調整する。
【0018】次に光量制御における自動調整について説
明する。照明ランプ202aの光は光ファイバ202c
によりフォトダイオード306に入射され、フォトダイ
オード306は該入射光に応じた電流が流れる。この電
流は、増幅器307,及び,増幅器308で増幅され、
この増幅された電流値はA/Dコンバータ309でデジ
タル化されてマイクロコンピュータ301に入力され
る。増幅器308には電子ボリューム310が接続され
ており、増幅率を可変することができるようになってい
る。光量制御の自動調整を行う場合、マイクロコンピュ
ータ301は照明ランプ202aに印加される電圧値が
所定の値になるように照明ランプ制御回路311を制御
している。マイクロコンピュータ301は、照明ランプ
202aに所定の電圧が印加されているときのA/Dコ
ンバータ309の出力値が所定の値になるように、電子
ボリューム310の抵抗値を調整する。なお、マイクロ
コンピュータ301による照明ランプ制御回路311の
制御は、PWM信号により行っている。
【0019】更に、マイクロコンピュータ301には、
各制御における自動調整が調整不良に終わった際に、各
制御における再度自動調整を繰り返し行う回数(設定回
数)を各々入力することができる入力スイッチ312が
接続されている。
【0020】以上の構成において、本実施例によるトナ
ー補給制御,光量制御における自動調整処理について説
明する。図4は、トナー補給制御における自動調整処理
を示すフローチャートである。この処理では、先ず、再
調整カウンタをクリアし(S401)、入力スイッチ3
12よりトナー補給制御における最初の自動調整が調整
不良になった際に繰り返し行う自動調整の回数(設定回
数)を読み取り(S402)、後述する自動調整1を実
行し(S403)、自動調整1を実行したことによって
エラーフラグが立ったか否か、即ち、エラーフラグの値
が1か否か判断する(S404)。エラーフラグの値が
1ではないと判断すると、ここで一連の処理が終了し、
反対にエラーフラグの値が1であると判断すると、再調
整カウンタの値が設定回数よりも小さいか否か判断する
(S405)。再調整カウンタの値が設定回数よりも小
さいと判断すると、再調整カウンタをインクリメントし
(S406)、ステップS403の処理に戻って以降の
処理を実行する。反対に再調整カウンタの値が設定回数
以上と判断すると、自動調整不良が発生したとしてサー
ビスマンにその旨を表示することにより警告を行う等の
調整異常処理を実行し(S407)、一連の処理が終了
する。なお、トナー補給制御における自動調整におい
て、設定回数のデフォルト値は1としている。
【0021】図5は、図4における自動調整1(S40
3)の処理の詳細を示すフローチャートである。先ず、
エラーフラグをクリアし(S501)、照明ランプ20
2aをONし(S502)、A/Dコンバータ309の
出力(光量検出A/D値)を入力し(S503)、該入
力値が所定の調整範囲の下限値Vaよりも小さいか否か
判断する(S504)。該入力値がVaよりも小さいと
判断すると、次に電子ボリューム310の現在における
抵抗値が最大調整値よりも大きいか否か判断する(S5
05)。ここで、最大調整値(最小調整値)とは、電子
ボリューム310の最大抵抗値(最小抵抗値)よりも僅
かに小さな(大きな)抵抗値である。電子ボリューム3
10の抵抗値が最大調整値よりも大きいと判断すると、
エラーフラグを1にセットして(S506)、一連の処
理が終了し、反対に電子ボリューム310の抵抗値が最
大調整値以下と判断すると、光量検出A/D入力値を上
昇させるように電子ボリューム310の抵抗値を変動さ
せ(S507)、ステップS503の処理に戻る。
【0022】反対に、該入力値がVa以上と判断する
と、次に該入力値が所定の調整範囲の上限値Vbよりも
大きいか否か判断し(S508)、該入力値がVbより
も大きいと判断すると、次に電子ボリューム310の現
在における抵抗値が最小調整値よりも小さいか否か判断
する(S509)。電子ボリューム310の抵抗値が最
小調整値よりも小さいと判断すると、エラーフラグを1
にセットして(S510)、一連の処理が終了し、反対
に電子ボリューム310の抵抗値が最小調整値以上と判
断すると、光量検出A/D入力値を下降させるように電
子ボリューム310の抵抗値を変動させて(S51
1)、ステップS503の処理に戻る。ステップS50
8において、該入力値がVb以下と判断すると、照明ラ
ンプ202aをOFFし(S512)、一連の処理を終
了する。
【0023】次に、光量制御における自動調整について
説明する。図6は、光量制御における自動調整処理を示
すフローチャートである。この処理では、先ず、再調整
カウンタをクリアし(S601)、入力スイッチ312
より光量制御における最初の自動調整が調整不良になっ
た際に繰り返し行う自動調整回数(設定回数)を読み取
り(S602)、後述する自動調整2を実行し(S60
3)、自動調整2を実行したことによってエラーフラグ
が立ったか否か、即ち、エラーフラグの値が1か否か判
断する(S604)。エラーフラグの値が1ではないと
判断すると、ここで一連の処理が終了し、反対にエラー
フラグの値が1であると判断すると、再調整カウンタの
値が設定回数よりも小さいか否か判断する(S60
5)。再調整カウンタの値が設定回数よりも小さいと判
断すると、再調整カウンタをインクリメントし(S60
6)、ステップS603の処理に戻って以降の処理を実
行する。反対に再調整カウンタの値が設定回数以上と判
断すると、自動調整不良が発生したとしてサービスマン
にその旨を表示することにより警告を行う等の調整異常
処理を実行し(S607)、一連の処理が終了する。な
お、光量制御における自動調整にいても、設定回数のデ
フォルト値は1としている。
【0024】図7は、図6における自動調整2(S60
3)の処理の詳細を示すフローチャートである。先ず、
エラーフラグをクリアし(S701)、発光ダイオード
110aをONし(S702)、A/Dコンバータ30
5の出力(濃度検出A/D値)を入力し(S703)、
該入力値が所定の調整範囲の下限値Vcよりも小さいか
否か判断する(S704)。該入力値がVcよりも小さ
いと判断すると、次に電子ボリューム303の現在にお
ける抵抗値が最大調整値よりも大きいか否か判断する
(S705)。ここで、最大調整値(最小調整値)と
は、電子ボリューム303の最大抵抗値(最小抵抗値)
よりも僅かに小さな(大きな)抵抗値のことである。電
子ボリューム303の抵抗値が最大調整値以下と判断す
ると、濃度検出A/D入力値を上昇させるように電子ボ
リューム303の抵抗値を変動し(S706)、ステッ
プS703の処理に戻り、反対に電子ボリューム303
の抵抗値が最大調整値よりも大きいと判断すると、エラ
ーフラグを1にセットして(S707)、一連の処理が
終了する。
【0025】反対に、該入力値がVc以上と判断する
と、次に該入力値が所定の調整範囲の上限値Vdよりも
大きいか否か判断し(S708)、該入力値がVdより
も大きいと判断すると、次に電子ボリューム303の現
在における抵抗値が最小調整値よりも小さいか否か判断
する(S709)。電子ボリューム303の抵抗値が最
小調整値以上と判断すると、濃度検出A/D入力値を下
降させるように電子ボリューム303の抵抗値を変動さ
せて(S710)、ステップS703の処理に戻り、反
対に電子ボリューム303の抵抗値が最小調整値よりも
小さいと判断すると、エラーフラグを1にセットして
(S711)、一連の処理が終了する。ステップS70
8において、該入力値がVd以下と判断すると、発光ダ
イオード110aをOFFして(S712)、一連の処
理を終了する。
【0026】このように本発明では、最初の自動調整で
調整不良が発生しても、再度の自動調整を繰り返し行う
ため、調整不良後の自動調整を行うための操作がなくな
り、操作性を向上させることができる。
【0027】
【発明の効果】以上より明らかなように本発明によれ
ば、各種情報の検知手段と、検知手段の出力値が所定値
になるように自動調整する自動調整手段とを備えた画像
形成装置において、自動調整手段による検知手段の自動
調整を実行したときに、検知手段の出力値が所定値に調
整できなかった場合、再び検知手段の自動調整を所定回
数実行するように制御する制御手段を具備したため、自
動調整が調整不良になった場合における再度の自動調整
を行うための操作を自動化し、操作性の向上を図ること
ができる。
【0028】また、以上より明らかなように本発明によ
れば、蛍光灯等の光源を用いて原稿画像を光学的に読み
取る読取手段と、光源が照射する光量を検知する光量検
知手段と、光源を所定の条件で点灯させて光量検知手段
の出力値が所定値になるように自動調整する自動調整手
段とを備えた画像形成装置において、自動調整手段によ
る光量検知手段に対する自動調整を実行したときに、光
量検知手段の出力値が所定値に調整できなかった場合、
再び光量検知手段の自動調整を実行するように制御する
制御手段を具備したため、自動調整が調整不良になった
場合における再度の自動調整を行うための操作を自動化
し、操作性の向上を図ることができる。
【0029】また、以上より明らかなように本発明によ
れば、感光体上に形成された画像の濃度を検知する画像
濃度検知手段と、画像濃度検知手段を所定の条件で用い
たときに、画像濃度検知手段の出力値が所定値になるよ
うに自動調整する自動調整手段とを備えた画像形成装置
において、自動調整手段による画像濃度検知手段に対す
る自動調整を実行したときに、画像濃度検知手段の出力
値が所定値に調整できなかった場合、再び画像濃度検知
手段の自動調整を実行するように制御する制御手段を具
備したため、自動調整が調整不良になった場合における
再度の自動調整を行うための操作を自動化し、操作性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例による画像形成装置の作像系の構成の
概略断面図である。
【図2】本実施例による光学系の構成の説明図である。
【図3】本実施例による制御系の回路ブロック図であ
る。
【図4】本実施例によるトナー補給制御における自動調
整処理を示すフローチャートである。
【図5】図4における自動調整1の処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】本実施例による光量制御における自動調整処理
を示すフローチャートである。
【図7】図6における自動調整2の処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
110 Pセンサ 110a 発光ダ
イオード 110b フォトトランジスタ 202 照明ユ
ニット 202a 照明ランプ 202c 光ファ
イバ 301 マイクロコンピュータ 302 定電流
回路 303 310 電子ボリューム 305 309
A/Dコンバータ 306 フォトダイオード 307 308
増幅器 311 照明ランプ制御回路 312 入力ス
イッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報の検知手段と、前記検知手段の
    出力値が所定値になるように自動調整する自動調整手段
    とを備えた画像形成装置において、前記自動調整手段に
    よる前記検知手段の自動調整を実行したときに、前記検
    知手段の出力値が所定値に調整できなかった場合、再び
    前記検知手段の自動調整を所定回数実行するように制御
    する制御手段を具備したことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 蛍光灯等の光源を用いて原稿画像を光学
    的に読み取る読取手段と、前記光源が照射する光量を検
    知する光量検知手段と、前記光源を所定の条件で点灯さ
    せて前記光量検知手段の出力値が所定値になるように自
    動調整する自動調整手段とを備えた画像形成装置におい
    て、前記自動調整手段による前記光量検知手段に対する
    自動調整を実行したときに、前記光量検知手段の出力値
    が所定値に調整できなかった場合、再び前記光量検知手
    段の自動調整を実行するように制御する制御手段を具備
    したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記自動調整手段によ
    り前記光量検知手段の出力値が所定値に調整できなかっ
    た場合、自動調整回数設定手段により設定された回数だ
    け自動調整を実行することを特徴とする請求項2の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 感光体上に形成された画像の濃度を検知
    する画像濃度検知手段と、前記画像濃度検知手段を所定
    の条件で用いたときに、前記画像濃度検知手段の出力値
    が所定値になるように自動調整する自動調整手段とを備
    えた画像形成装置において、前記自動調整手段による前
    記画像濃度検知手段に対する自動調整を実行したとき
    に、前記画像濃度検知手段の出力値が所定値に調整でき
    なかった場合、再び前記画像濃度検知手段の自動調整を
    実行するように制御する制御手段を具備したことを特徴
    とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記自動調整手段によ
    り前記画像濃度検知手段の出力値が所定値に調整できな
    かった場合、自動調整回数設定手段により設定された回
    数だけ自動調整を実行することを特徴とする請求項4の
    画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015087621A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 株式会社リコー 画像形成装置、校正部材及び制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015087621A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 株式会社リコー 画像形成装置、校正部材及び制御装置

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