JPH0741002Y2 - 画像濃度制御装置 - Google Patents
画像濃度制御装置Info
- Publication number
- JPH0741002Y2 JPH0741002Y2 JP14001888U JP14001888U JPH0741002Y2 JP H0741002 Y2 JPH0741002 Y2 JP H0741002Y2 JP 14001888 U JP14001888 U JP 14001888U JP 14001888 U JP14001888 U JP 14001888U JP H0741002 Y2 JPH0741002 Y2 JP H0741002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- density
- image
- pattern
- potential
- control device
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- Expired - Lifetime
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- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子写真プロセスを有する画像形成装置に係
り、特にその画像濃度制御装置に関する。
り、特にその画像濃度制御装置に関する。
〔従来の技術〕 一般に画像形成装置においては、その操作パネル上にコ
ピー画像の濃度調整部が設けられており、ユーザの好み
の画像濃度が得られるようになつている。
ピー画像の濃度調整部が設けられており、ユーザの好み
の画像濃度が得られるようになつている。
しかしながら、例えば基準濃度に設定しておいても、感
光体や露光ランプの経時劣化やトナー不足あるいは現像
バイアス電源の変動等により画像濃度は変化する。
光体や露光ランプの経時劣化やトナー不足あるいは現像
バイアス電源の変動等により画像濃度は変化する。
そのため従来より、原稿露光面の原稿領域外に基準濃度
の濃度パターンを形成し、感光体上の濃度パターン像を
センサで検出し、この検出結果に基づき濃度補正制御が
行われている。この濃度制御方法では、通常の作像工程
にてパターン形成が行え、パターン濃度を適当に選択す
ることで任意のパターン電位が得られる。
の濃度パターンを形成し、感光体上の濃度パターン像を
センサで検出し、この検出結果に基づき濃度補正制御が
行われている。この濃度制御方法では、通常の作像工程
にてパターン形成が行え、パターン濃度を適当に選択す
ることで任意のパターン電位が得られる。
濃度補正は、具体的には、帯電器、ランプレギユレー
タ、現像バイアス電源の出力調整や、トナー補給ユニツ
トのオン/オフ動作によつてなされる。
タ、現像バイアス電源の出力調整や、トナー補給ユニツ
トのオン/オフ動作によつてなされる。
ところで、第3図に示す如く、濃度パターンを感光体に
露光する場合、パターン濃度に依存する光量変化によ
り、その潜像電位が大きく影響することが分かる。これ
により実使用上、低、中濃度のパターンを用いる場合
は、露光光学系のむらが問題となる。取り分け、幾つか
の発光フイラメントの集合として全体の発光分布を得る
ハロゲンランプは、均一な発光分布を得にくいという欠
点がある。
露光する場合、パターン濃度に依存する光量変化によ
り、その潜像電位が大きく影響することが分かる。これ
により実使用上、低、中濃度のパターンを用いる場合
は、露光光学系のむらが問題となる。取り分け、幾つか
の発光フイラメントの集合として全体の発光分布を得る
ハロゲンランプは、均一な発光分布を得にくいという欠
点がある。
第4図はハロゲンランプの光量分布図であり、同図
(a)は光量分布特性、(b)は所定間隔で配置された
発光フイラメント12を有するハロゲンランプ11を示す。
ハロゲンランプ11にはダブルエンドタイプおよびシング
ルエンドタイプがあり、これらはフイラメント部による
部分発光であるため、均一な発光分布が得られ難い。取
り分け、この図に示す如く、発光フイラメント部は光量
が大きいばかりか端部の光量の落ち込み等も測定され、
この分布形状が本来有しているフイラメント位置のばら
つきや経時的な光量劣化により、容易に光量むらを発生
することが分かつた。したがつてこの部分に低、中濃度
の濃度パターンを置くと、機械間のみならず同一機にお
いても経時変化により同一のパターン電位が得られなく
なるという問題があつた。
(a)は光量分布特性、(b)は所定間隔で配置された
発光フイラメント12を有するハロゲンランプ11を示す。
ハロゲンランプ11にはダブルエンドタイプおよびシング
ルエンドタイプがあり、これらはフイラメント部による
部分発光であるため、均一な発光分布が得られ難い。取
り分け、この図に示す如く、発光フイラメント部は光量
が大きいばかりか端部の光量の落ち込み等も測定され、
この分布形状が本来有しているフイラメント位置のばら
つきや経時的な光量劣化により、容易に光量むらを発生
することが分かつた。したがつてこの部分に低、中濃度
の濃度パターンを置くと、機械間のみならず同一機にお
いても経時変化により同一のパターン電位が得られなく
なるという問題があつた。
本考案の目的は、上記従来技術の欠点を解消し、濃度パ
ターンの使用濃度の如何に係わらず、安定したパターン
電位が得られる画像濃度制御装置を提供するにある。
ターンの使用濃度の如何に係わらず、安定したパターン
電位が得られる画像濃度制御装置を提供するにある。
この目的のために本考案は、原稿露光面の原稿領域外に
形成した濃度パターンの感光体上の静電潜像電位を電位
センサで検出し、あるいは現像後の顕像のトナー付着量
を光学センサで検出してその検出結果に基づき画像濃度
制御を行う画像濃度制御装置において、前記センサ検出
位置が露光ランプの発光フイラメント間であって、光量
が両フイラメント間の中央部とほぼ同一レベルの位置と
なるように前記センサと濃度パターンの位置を設定した
ことを特徴とする。
形成した濃度パターンの感光体上の静電潜像電位を電位
センサで検出し、あるいは現像後の顕像のトナー付着量
を光学センサで検出してその検出結果に基づき画像濃度
制御を行う画像濃度制御装置において、前記センサ検出
位置が露光ランプの発光フイラメント間であって、光量
が両フイラメント間の中央部とほぼ同一レベルの位置と
なるように前記センサと濃度パターンの位置を設定した
ことを特徴とする。
濃度パターンの検出位置を発光フイラメント間とするこ
とで、機械間あるいは同一機における経時による光量変
化の影響を受け難くしている。
とで、機械間あるいは同一機における経時による光量変
化の影響を受け難くしている。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第2図は本考案の一実施例に係る画像形成装置の作像周
りの概念図であつて、1は感光体であり、この周囲に、
作像プロセス順に帯電器2、現像器4、転写・分離器
6、クリーニング器7が配置される。また、EXで示す露
光系の下流側には、原稿ガラス(コンタクトガラス)8
の側方に設けた濃度パターン9の潜像電位を検出する電
位センサ3が配置される。さらに、現像器4の下流側に
は、濃度パターン9の顕像のトナー付着量を検出する光
学センサ(フオトセンサ)5が配置される。10は露光ラ
ンプである。
りの概念図であつて、1は感光体であり、この周囲に、
作像プロセス順に帯電器2、現像器4、転写・分離器
6、クリーニング器7が配置される。また、EXで示す露
光系の下流側には、原稿ガラス(コンタクトガラス)8
の側方に設けた濃度パターン9の潜像電位を検出する電
位センサ3が配置される。さらに、現像器4の下流側に
は、濃度パターン9の顕像のトナー付着量を検出する光
学センサ(フオトセンサ)5が配置される。10は露光ラ
ンプである。
上記のように構成した実施例では、原稿露光面の原稿領
域外に設置された濃度パターン9は、電子写真法の潜像
形成工程により、感光体1上に潜像形成される。潜像形
成されたパターンは、電位センサ3や現像後の光学セン
サ5により、その電位、トナー付着量が検出され、例え
ば、予めメモリされている基準値と比較され、そのずれ
量に従つて帯電器2、図示しないランプレギユレータ、
現像バイアス電源の出力やトナー補給ユニット4aのオン
/オフを制御する。
域外に設置された濃度パターン9は、電子写真法の潜像
形成工程により、感光体1上に潜像形成される。潜像形
成されたパターンは、電位センサ3や現像後の光学セン
サ5により、その電位、トナー付着量が検出され、例え
ば、予めメモリされている基準値と比較され、そのずれ
量に従つて帯電器2、図示しないランプレギユレータ、
現像バイアス電源の出力やトナー補給ユニット4aのオン
/オフを制御する。
第1図は本考案の要部であるパターン検出位置の説明図
であつて、パターン像(潜像、顕像)13の検出位置P
は、ハロゲンランプ11の発光フイラメント12,12の中間
となつている。
であつて、パターン像(潜像、顕像)13の検出位置P
は、ハロゲンランプ11の発光フイラメント12,12の中間
となつている。
即ち、電位センサ3、光学センサ5は、感光体1の軸及
び露光ランプ10(本実施例ではハロゲンランプ11)の軸
と平行な方向において、発光フイラメント12,12間に配
置されている。
び露光ランプ10(本実施例ではハロゲンランプ11)の軸
と平行な方向において、発光フイラメント12,12間に配
置されている。
このような構成でパターン検出を行うと、ハロゲンラン
プ11の光量のむらの影響を受けず、常に同一のパターン
電位を得ることができる。従つて光学サンサ5位置で
は、同一のトナー付着量が得られることになる。
プ11の光量のむらの影響を受けず、常に同一のパターン
電位を得ることができる。従つて光学サンサ5位置で
は、同一のトナー付着量が得られることになる。
以上説明したように、本考案によれば、ハロゲンランプ
の発光分布のばらつきの影響を受けず、常に安定した濃
度パターン検出を行うことができる。
の発光分布のばらつきの影響を受けず、常に安定した濃
度パターン検出を行うことができる。
第1図は本考案の要部であるパターン検出位置の説明
図、第2図は一実施例に係る画像形成装置の作像周りの
概念図、第3図は原稿濃度と潜像電位の関係を示す特性
図、第4図はハロゲンランプの光量分布と構造を示す図
である。 3……電位センサ、5……光学センサ、9……濃度パタ
ーン、10……露光ランプ、12……発光フイラメント。
図、第2図は一実施例に係る画像形成装置の作像周りの
概念図、第3図は原稿濃度と潜像電位の関係を示す特性
図、第4図はハロゲンランプの光量分布と構造を示す図
である。 3……電位センサ、5……光学センサ、9……濃度パタ
ーン、10……露光ランプ、12……発光フイラメント。
Claims (1)
- 【請求項1】原稿露光面の原稿領域外に形成した濃度パ
ターンの感光体上の静電潜像電位を電位センサで検出
し、あるいは現像後の顕像のトナー付着量を光学センサ
で検出してその検出結果に基づき画像濃度制御を行う画
像濃度制御装置において、前記センサの検出位置が露光
ランプの発光フイラメント間であって、光量が両フイラ
メント間の中央部とほぼ同一レベルの位置となるように
前記センサと濃度パターンの位置を設定したことを特徴
とする画像濃度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14001888U JPH0741002Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 画像濃度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14001888U JPH0741002Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 画像濃度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0262451U JPH0262451U (ja) | 1990-05-10 |
JPH0741002Y2 true JPH0741002Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31403807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14001888U Expired - Lifetime JPH0741002Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 画像濃度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741002Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP14001888U patent/JPH0741002Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0262451U (ja) | 1990-05-10 |
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