JPH0545888Y2 - - Google Patents

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JPH0545888Y2
JPH0545888Y2 JP1985144285U JP14428585U JPH0545888Y2 JP H0545888 Y2 JPH0545888 Y2 JP H0545888Y2 JP 1985144285 U JP1985144285 U JP 1985144285U JP 14428585 U JP14428585 U JP 14428585U JP H0545888 Y2 JPH0545888 Y2 JP H0545888Y2
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JP
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manual valve
manual
lever
drive pin
notch
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、自動変速機のマニアルバルブ操作機
構に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来の自動変速機のマニアルバルブ操作機構と
して、例えば第2図a及びbに示されるものがあ
る。(実開昭60−65162号公報参照)。このマニア
ルバルブ操作機構は、中間部30aが軸32に回
動可能に支持され、一方端30bがセレクトレバ
ー(図示せず)にリンクなどを介して結合される
と共に他方端30cにデイテントチエツク用切欠
き部34を備えたマニアルレバー30を有してい
る。またこのマニアルレバー30のデイテントチ
エツク用切欠き部34に近い位置には軸方向に等
径のマニアルバルブ駆動ピン36の一端が固定さ
れ、その他端はバルブボデイ38に取付けられた
マニアルバルブのスプール40の端部の円周方向
みぞ40aに連結されている。マニアルレバー3
0の他方端30cのデイテントチエツク用切欠き
部34にはセレクトレンジの数に対応した切欠き
が設けられており、これにデイテントスプリング
42によつてローラ44が常時押圧されている。
こうすることによつて、セレクトレバーの操作が
行われたとき、これに応じてマニアルレバー30
は軸32を中心として回動してマニアルバルブ駆
動ピン36によつてスプール40を直線的に移動
させる。マニアルレバー30の回動に伴いローラ
44のデイテントチエツク用切欠き部34とのか
み合い位置は、セレクトレバーによつてセレクト
されたレンジに対応した位置に変化する。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、このような従来のマニアルバルブ操作
機構には、マニアルレバー30の小型化を計る上
で一定の制約があるという問題点がある。すなわ
ち、従来のマニアルバルブ操作機構では、マニア
ルバルブ駆動ピン36として軸方向に等径のもの
が用いられているので、マニアルレバー30の大
きさを小さくしようとしても、マニアルレバー3
0の回転中心からデイテントチエツク用切欠き部
34の谷底位置までの半径Rp′は、マニアルレバ
ー30の回転中心からマニアルバルブ駆動ピン3
6の取付位置までの半径R1′とマニアルバルブ駆
動ピン36の半径r′との差よりも小さくできない
(すなわち、常にRp′>R1′+r′の関係が必要)と
いう制約があつた。このためマニアルレバー30
を小型化しようとすると(マニアルレバー30の
回転中心からデイテントチエツク用切欠き部34
の谷底位置までの半径Rp′を小さくしようとする
と)、マニアルレバー30の回転中心からマニア
ルバルブ駆動ピン36の取付位置までの半径
R1′も小さくする必要があり、マニアルレバー3
0の操作力が大きくなるという問題点があつた。
また、スプール40のストロークを同一に保とう
とすると、マニアルレバー30の回転中心からマ
ニアルバルブ駆動ピン36の取付位置までの半径
R1′が小さくなるのに応じてマニアルバルブ駆動
ピン36がスプール40から外れやすくなるとい
う問題点もあつた。本考案はこのような問題点を
解決することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、マニアルバルブ駆動ピンを段付き構
造とすることにより上記のような問題点を解決す
る。すなわち、本考案のマニアルバルブ操作機構
は、軸と、セレクトレバーと、中間部が軸に回動
可能に支持され、一方端がセレクトレバー側に結
合され、他方端にデイテントチエツク用切欠部を
備えたマニアルレバーと、上記切欠部に隣接して
設けられたマニアルバルブ駆動ピンと、マニアル
バルブと、を有するものを対象にしており、上記
マニアルバルブ駆動ピンが大径部と小径部とから
なる段付き状に形成されており、小径部側が上記
マニアルレバーに固定されると共に大径部側が上
記マニアルバルブのスプールに連結されており、
かつ上記軸の中心から上記デイテントチエツク用
切欠部の谷底までの半径寸法を、軸の中心からマ
ニアルバルブ駆動ピンの中心までの半径寸法とマ
ニアルバルブ駆動ピンの小径部の半径寸法との和
の寸法よりも大きい寸法関係とされている。
(ホ) 作用 マニアルレバーに固定されるマニアルバルブ駆
動ピンの半径が小さくなつた分だけ回転中心位置
からデイテントチエツク用切欠き部の谷底位置ま
での半径を小さくすることができる。従つて、マ
ニアルレバーの小型化が可能となるので回動に必
要なスペースを狭くすることができる。
(ヘ) 実施例 第1図a及びbに本考案の実施例であるマニア
ルバルブ操作機構を示す。マニアルレバー10
は、中間部10aが軸12に回動可能に支持さ
れ、一方端10bがセレクトレバー(図示せず)
にリンクなどを介して連結されると共に、他方端
10cにはデイテントチエツク用切欠き部14が
形成されている。マニアルレバー10のデイテン
トチエツク用切欠き部14に近い位置には、大径
部16aと小径部16bとの段付き構造のマニア
ルバルブ駆動ピン16の小径部16bが溶接など
によつて固定される。大径部16aの半径はr′で
あり、小径部16bの半径はrである。この小径
部16bが固定される位置は、デイテントチエツ
ク用切欠き部14におけるデイテントチエツク動
作に干渉せず、また溶接などによつて取付けたと
きデイテントチエツク用切欠き部14に変形を与
えるなどの影響を及ぼさない位置に選ばれてい
る。また、マニアルバルブ駆動ピン16の大径部
16aは、バルブボデイ18にしゆう動可能に組
み付けられているマニアルバルブのスプール20
の端部の円周方向みぞ20a内に配置されてお
り、これによりマニアルレバー10が回動したと
きスプール20を直線運動させるように作動す
る。マニアルレバー10の他方端10cに形成さ
れたデイテントチエツク用切欠き部14にはデイ
テントスプリング22によつてローラ22が常時
押圧されており、これによつてマニアルレバー1
0は所定以上の力が作用しない限り回動すること
ができないように構成されている。デイテントチ
エツク用切欠き部14はPレンジ、Rレンジ、N
レンジ、Dレンジなどのレンジの数に対応した数
の切欠きを有している。
なお、第1図bは、軸12の中心からデイテン
トチエツク用切欠き部14の谷底までの半径Rp
を、軸12の中心からマニアルバルブ駆動ピン1
6の中心までの半径R1とマニアルバルブ駆動ピ
ン16の小径部の半径rとの和の寸法よりも大き
いもの(Rp>R1+r)とされた場合を示してい
る。すなわち、マニアルレバー10の寸法を従来
よりも小さいものとすることが可能である。
次に本実施例の作用を説明する。マニアルレバ
ー10に対するマニアルバルブ駆動ピン16の取
付部(小径部16b)の半径rが大径部16aの
半径r′よりも小さくなつているため、軸12の中
心からマニアルバルブ駆動ピン16の中心までの
半径R1を従来のR1′と等しく保つたままで、軸1
2の中心からデイテントチエツク用切欠き部14
の谷底までの半径Rpを従来の半径Rp′よりも小さ
く形成することができる。このため、マニアルレ
バー10のデイテントチエツク用切欠き部14の
外径状は小さくなり、マニアルレバー10の回動
に必要なスペースは小さくなる。これによつてマ
ニアルバルブ操作機構の小型化を計ることができ
る。またマニアルバルブ駆動ピン16の大径部1
6aがスプール20の円周方向みぞ20aとかみ
合うので、スプール20を移動させる際に大径部
16aは常にスプール20によつて一体に保持さ
れ、大径部10aがスプール20からはずれるこ
ともない。また操作力も従来どおりである。
(ト) 考案の効果 以上説明してきたように、本考案によると、大
径部と小径部とから成るマニアルバルブ駆動ピン
を用いるようにしたので、マニアルレバーの操作
力を大きくすることなくマニアルレバーの小型化
を計ることができ、マニアルバルブ操作機構全体
の小型化と良好な操作性とを同時に実現すること
ができるマニアルバルブ操作機構全体の小型化を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1a及びb図は本考案の実施例である自動変
速機のマニアルバルブ操作機構を示す図、第2a
及びb図は従来の自動変速機のマニアルバルブ操
作機構を示す図である。 10……マニアルレバー、12……軸、14…
…デイテントチエツク用切欠き部、16……マニ
アルバルブ駆動ピン、16a……大径部、16b
……小径部、20……スプール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軸と、セレクトレバーと、中間部が軸に回動可
    能に支持され、一方端がセレクトレバー側に結合
    され、他方端にデイテントチエツク用切欠部を備
    えたマニアルレバーと、上記切欠部に隣接して設
    けられたマニアルバルブ駆動ピンと、マニアルバ
    ルブと、を有しており、セレクトレバーの操作に
    応じて上記軸を中心としてマニアルレバーが回動
    してマニアルバルブ駆動ピンによつてマニアルバ
    ルブのスプールを直線的に移動させる自動変速機
    のマニアルバルブ操作機構において、 上記マニアルバルブ駆動ピンが大径部と小径部
    とからなる段付き状に形成されており、小径部側
    が上記マニアルレバーに固定されると共に大径部
    側が上記マニアルバルブのスプールに連結されて
    おり、 上記軸の中心から上記デイテントチエツク用切
    欠部の谷底までの半径寸法が、軸の中心からマニ
    アルバルブ駆動ピンの中心までの半径寸法とマニ
    アルバルブ駆動ピンの小径部の半径寸法との和の
    寸法よりも大きい寸法関係とされていることを特
    徴とする自動変速機のマニアルバルブ操作機構。
JP1985144285U 1985-09-24 1985-09-24 Expired - Lifetime JPH0545888Y2 (ja)

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JPS6254351U JPS6254351U (ja) 1987-04-04
JPH0545888Y2 true JPH0545888Y2 (ja) 1993-11-29

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712417Y2 (ja) * 1979-03-28 1982-03-12

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JPS6254351U (ja) 1987-04-04

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