JPS6037627Y2 - トランスミッションコントロ−ル系のセレクトリタ−ン装置 - Google Patents
トランスミッションコントロ−ル系のセレクトリタ−ン装置Info
- Publication number
- JPS6037627Y2 JPS6037627Y2 JP18166479U JP18166479U JPS6037627Y2 JP S6037627 Y2 JPS6037627 Y2 JP S6037627Y2 JP 18166479 U JP18166479 U JP 18166479U JP 18166479 U JP18166479 U JP 18166479U JP S6037627 Y2 JPS6037627 Y2 JP S6037627Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- select return
- shift lever
- selecting
- shift
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、特に前進5段変速のトランスミッションに
おいてリモートコントロール形式を採用したコントロー
ル系のセレクトリターン装置に関するものである。
おいてリモートコントロール形式を採用したコントロー
ル系のセレクトリターン装置に関するものである。
従来、この種のトランスミッションコントロール系にお
けるセレクトリターン装置としては、例えばバイ側セレ
クトリターンスプリングをトランスミッション側に設け
、ロー側セレクトリターンスプリングをジフトレバー一
括構成部品の一部に設けたものが多い。
けるセレクトリターン装置としては、例えばバイ側セレ
クトリターンスプリングをトランスミッション側に設け
、ロー側セレクトリターンスプリングをジフトレバー一
括構成部品の一部に設けたものが多い。
このように、両セレクトリターンスプリングを相互に離
れた部位に配設した場合、その組みっけが煩雑化し、か
つスペース的に不利となるおそれが生ずるばかりか、セ
レクトリターン装置としての両スプリング相互の応答性
に劣るといった問題がある。
れた部位に配設した場合、その組みっけが煩雑化し、か
つスペース的に不利となるおそれが生ずるばかりか、セ
レクトリターン装置としての両スプリング相互の応答性
に劣るといった問題がある。
このような従来の事情にかんがみて、この考案は、スペ
ースを有効に利用して簡単に組みつけることができ、そ
のうえ、両セレクトリターンスプリングの応答性に優れ
たセレクトリターン装置の提供を、その目的とするもの
である。
ースを有効に利用して簡単に組みつけることができ、そ
のうえ、両セレクトリターンスプリングの応答性に優れ
たセレクトリターン装置の提供を、その目的とするもの
である。
次に、この考案の構成を、図面で示す実施例に従って詳
細に説明する。
細に説明する。
フロアシフト形式のジフトレバー一括構成部品を表した
第1図、第2図において、シフトレバ−リテーナ1には
、通常よく知られているようにシフトレバ−2がシフト
およびセレクト操作可能に備えつけられている。
第1図、第2図において、シフトレバ−リテーナ1には
、通常よく知られているようにシフトレバ−2がシフト
およびセレクト操作可能に備えつけられている。
このシフトレバ−2から上記リテーナ1の下方へ延長さ
れた部分にはシフティングロッド(図示しない)が連結
され、このロッドを通じてシフトレバ−2の前記シフト
操作((第2図の矢印B−B方向への操作))をトラン
スミッションへ伝達するのである。
れた部分にはシフティングロッド(図示しない)が連結
され、このロッドを通じてシフトレバ−2の前記シフト
操作((第2図の矢印B−B方向への操作))をトラン
スミッションへ伝達するのである。
また、シフトレバ−2には、リテーナ1の上方(車室側
)において、ベルクランクレバー3の基部がボルト4お
よびナツト5によって一体的に固定されている。
)において、ベルクランクレバー3の基部がボルト4お
よびナツト5によって一体的に固定されている。
上記シフトレバ−2の側方(第1図の左方)には、セレ
クテイングレバ−7が、リテーナ1の上面に形成されて
いる突出部6に一体的に支持されたレバーシャフト9に
対して回動し得るように配設されている。
クテイングレバ−7が、リテーナ1の上面に形成されて
いる突出部6に一体的に支持されたレバーシャフト9に
対して回動し得るように配設されている。
つまり、セレクテイングレバ−7のボス部8には、上記
レバーシャフト9が、軸受用ブツシュ等(図示しない)
を介在させた状態で挿通され、このシャフト9の端部は
上記突出部6に対し、ナツト14を用いて固定されてい
る(第1図参照)。
レバーシャフト9が、軸受用ブツシュ等(図示しない)
を介在させた状態で挿通され、このシャフト9の端部は
上記突出部6に対し、ナツト14を用いて固定されてい
る(第1図参照)。
このセレクテイングレバ−7は、上記シャフト9の箇所
から第2図の左方向へ延びるアーム部7aを有しており
、このアーム部7aの一部には小球10が一体に形成さ
れている。
から第2図の左方向へ延びるアーム部7aを有しており
、このアーム部7aの一部には小球10が一体に形成さ
れている。
そして、この小球10は、前記ベルクランクレバー3の
先端に形成された係合溝11に嵌合している。
先端に形成された係合溝11に嵌合している。
この構成により、シフトレバ−2が第1図の矢印A−A
方向へセレクト操作されると、ベルクランクレバー3ヲ
通L;てセレクテイングレバ−7が、上記のシャフト9
を回動軸として第2図の矢印L−H方向へ回動操作され
るのである。
方向へセレクト操作されると、ベルクランクレバー3ヲ
通L;てセレクテイングレバ−7が、上記のシャフト9
を回動軸として第2図の矢印L−H方向へ回動操作され
るのである。
このセレクテイングレバ−7の回動に伴い、このレバー
7からリテーナ1の下方へ延長された部分に連結される
セレクテイングロツド(図示しない)の動きを通じてト
ランスミッションへセレクト操作が伝えられることにな
る。
7からリテーナ1の下方へ延長された部分に連結される
セレクテイングロツド(図示しない)の動きを通じてト
ランスミッションへセレクト操作が伝えられることにな
る。
上記シフトレバ−2のセレクト操作に伴うセレクテイン
グレバ−7の動作を、第3図で示す前進5段変速のトラ
ンスミッションにおけるシフトパターンと対応させてみ
ると、まずセレクテイングレバ−7が第1図および第2
図で示す状態にあるのは、第3図のシフトパターンにお
ける第3.4速のニュートラル位置N1つまりセレクト
リターン位置と対応している。
グレバ−7の動作を、第3図で示す前進5段変速のトラ
ンスミッションにおけるシフトパターンと対応させてみ
ると、まずセレクテイングレバ−7が第1図および第2
図で示す状態にあるのは、第3図のシフトパターンにお
ける第3.4速のニュートラル位置N1つまりセレクト
リターン位置と対応している。
そして、セレクテイングレバ−7の前記矢印り方向への
回動は、第3図のニュートラル位置Nから第1.2速側
(ロー側)へのセレクト操作に対応し、逆にセレクテイ
ングレバ−7の矢印H方向への回動は、同じく第3図の
ニュートラル位置Nから第5速、リバース側(バイ側)
へのセレクト操作に対応する。
回動は、第3図のニュートラル位置Nから第1.2速側
(ロー側)へのセレクト操作に対応し、逆にセレクテイ
ングレバ−7の矢印H方向への回動は、同じく第3図の
ニュートラル位置Nから第5速、リバース側(バイ側)
へのセレクト操作に対応する。
さて、上記のセレクテイングレバ−7を、上記第3図の
シフトパターンにおけるニュートラル位置Nと対応する
第1図および第2図の状態に復帰させるためのセレクト
リターン装置は次のように構成されている。
シフトパターンにおけるニュートラル位置Nと対応する
第1図および第2図の状態に復帰させるためのセレクト
リターン装置は次のように構成されている。
すなわち、上記セレクテイングレバー7の回動軸芯に位
置するボス部8の外周には、このレバー7を境としてそ
の両側(第1図の左右両側)においてそれぞれトーショ
ンスプリングを用いたセレクトリターンスプリング12
,13が設けられている。
置するボス部8の外周には、このレバー7を境としてそ
の両側(第1図の左右両側)においてそれぞれトーショ
ンスプリングを用いたセレクトリターンスプリング12
,13が設けられている。
これら両スプリング12゜13のうち、第1図の左側に
配設されているスプリング12は、その一端12aをセ
レクティングレバ−7の一部にあけた孔に係止させ、他
端12bをシフトレバ−リテーナ1の上面にあけた孔に
係止させている。
配設されているスプリング12は、その一端12aをセ
レクティングレバ−7の一部にあけた孔に係止させ、他
端12bをシフトレバ−リテーナ1の上面にあけた孔に
係止させている。
また、第1図の右側に配設されている他方のスプリング
13は、その一端13aをセレクテイングレバ−7の一
部にあけた孔に係止させ、他端13bをシフトレバ−リ
テーナ1の突出部6にあけた孔に係止させている。
13は、その一端13aをセレクテイングレバ−7の一
部にあけた孔に係止させ、他端13bをシフトレバ−リ
テーナ1の突出部6にあけた孔に係止させている。
いずれにしても、各スプリング12.13の両端は、シ
フティングレバー7とシフトレバ−リテーナ1側の一部
とに対してそれぞれ係止されているのである。
フティングレバー7とシフトレバ−リテーナ1側の一部
とに対してそれぞれ係止されているのである。
ただし、両スプリング12.13は、トーションスプリ
ングとしての巻き方向が相互に逆となるように配設され
ている。
ングとしての巻き方向が相互に逆となるように配設され
ている。
つまり、一方のスプリング12はセレクテイングレバ−
7が第2図の矢印り方向、つまり第3図のシフトパター
ンにおけるロー側へ回動操作されると、このセレクティ
ングレバ−7を復帰させる方向の弾力が増大し、他方の
スプリング13はセレクテイングレバ−7が逆に第2図
の矢印Hで示すバイ側へ回動操作されると、その復帰弾
力が増大するようになっている。
7が第2図の矢印り方向、つまり第3図のシフトパター
ンにおけるロー側へ回動操作されると、このセレクティ
ングレバ−7を復帰させる方向の弾力が増大し、他方の
スプリング13はセレクテイングレバ−7が逆に第2図
の矢印Hで示すバイ側へ回動操作されると、その復帰弾
力が増大するようになっている。
従って、シフティングレバー7が第2図の矢印り−Hで
示すロー側あるいはバイ側いずれの方向へセレクト操作
された場合でも、その操作力の解除に伴って前記ロー側
セレクトリターンスプリング12あるいはバイ側セレク
トリターンスプリング13の弾力により、シフティング
レバー7は第1図および第2図で示す元のセレクトリタ
ーン位置(第3図のN位置)に戻される。
示すロー側あるいはバイ側いずれの方向へセレクト操作
された場合でも、その操作力の解除に伴って前記ロー側
セレクトリターンスプリング12あるいはバイ側セレク
トリターンスプリング13の弾力により、シフティング
レバー7は第1図および第2図で示す元のセレクトリタ
ーン位置(第3図のN位置)に戻される。
以上のように本考案は、シフトレバ−リテーナに対して
シフトおよびセレクト操作可能に支持されたシフトレバ
−と、このシフトレバ−のセレクト操作に連動ししてシ
フトレバ−リテーナに支持されたシャフトまわりに回転
操作されるセレクテイングレバーとを備えた形式のもの
において、このセレクテイングレバーの回動軸である前
記シャフトの軸上に互いに逆巻きに設定されたコイル状
のハイ側セレクトリターンスプリングならびにロー側セ
レクトリターンスプリングをそれぞれ設け、これらの各
セレクトリターンスプリングが前記のシフトレバ−リテ
ーナとセレクテイングレバーとの間でそれぞれトーショ
ンスプリングとして作用するように構成したことにより
、両セレクトリターンスプリングが共にセレクテイング
レバーの回動軸に位置することから、これらスプリング
配置のためのスペースの犠牲が少なく、かつ組付は性も
向上し、そのうえ各セレクトリターンスプリング相互間
の応答性も良好となるなどの利点を発揮する。
シフトおよびセレクト操作可能に支持されたシフトレバ
−と、このシフトレバ−のセレクト操作に連動ししてシ
フトレバ−リテーナに支持されたシャフトまわりに回転
操作されるセレクテイングレバーとを備えた形式のもの
において、このセレクテイングレバーの回動軸である前
記シャフトの軸上に互いに逆巻きに設定されたコイル状
のハイ側セレクトリターンスプリングならびにロー側セ
レクトリターンスプリングをそれぞれ設け、これらの各
セレクトリターンスプリングが前記のシフトレバ−リテ
ーナとセレクテイングレバーとの間でそれぞれトーショ
ンスプリングとして作用するように構成したことにより
、両セレクトリターンスプリングが共にセレクテイング
レバーの回動軸に位置することから、これらスプリング
配置のためのスペースの犠牲が少なく、かつ組付は性も
向上し、そのうえ各セレクトリターンスプリング相互間
の応答性も良好となるなどの利点を発揮する。
図面は、この考案の実施例を示し、第1図はトランスミ
ッションコントロール系のジフトレバー一括構成部品を
一部破断によって表した正面図、第2図は第1図の左側
面図、第3図は前進5段変速のシフトパターンを示す図
である。 1・・・・・・シフトレバ−リテーナ、2・・・・・・
シフトレバ−17・・・・・・セレクテイングレバー、
12,13・・・・・・セレクトリターンスプリング。
ッションコントロール系のジフトレバー一括構成部品を
一部破断によって表した正面図、第2図は第1図の左側
面図、第3図は前進5段変速のシフトパターンを示す図
である。 1・・・・・・シフトレバ−リテーナ、2・・・・・・
シフトレバ−17・・・・・・セレクテイングレバー、
12,13・・・・・・セレクトリターンスプリング。
Claims (1)
- シフトレバ−リテーナに対してシフトおよびセレクト操
作可能に支持されたシフトレバ−と、このシフトレバ−
のセレクト操作に連動してシフトレバ−リテーナに支持
されたシャフトまわりに回転操作されるセレクテイング
レバーとを備えた形式のものにおいて、このセレクテイ
ングレバーの回動軸である前記シャフトの軸上に互いに
逆巻きに設定されたコイル状のバイ側セレクトリターン
スプリングならびにロー側セレクトリターンスプリング
をそれぞれ設け、これらの各セレクトリターンスプリン
グが前記のシフトレバ−リテーナとセレクテイングレバ
ーとの間でそれぞれトーションスプリングとして作用す
るように、両スプリングの一端はシフトレバ−リテーナ
に、かつ他端はセレクテイングレバーにそれぞれ係止さ
せたことヲ特徴トスるトランスミッションコントロール
系のセレクトリターン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18166479U JPS6037627Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | トランスミッションコントロ−ル系のセレクトリタ−ン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18166479U JPS6037627Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | トランスミッションコントロ−ル系のセレクトリタ−ン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56100721U JPS56100721U (ja) | 1981-08-08 |
JPS6037627Y2 true JPS6037627Y2 (ja) | 1985-11-09 |
Family
ID=29692043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18166479U Expired JPS6037627Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | トランスミッションコントロ−ル系のセレクトリタ−ン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037627Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-29 JP JP18166479U patent/JPS6037627Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56100721U (ja) | 1981-08-08 |
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