JPH0545780U - マグネツト鋲 - Google Patents
マグネツト鋲Info
- Publication number
- JPH0545780U JPH0545780U JP9250391U JP9250391U JPH0545780U JP H0545780 U JPH0545780 U JP H0545780U JP 9250391 U JP9250391 U JP 9250391U JP 9250391 U JP9250391 U JP 9250391U JP H0545780 U JPH0545780 U JP H0545780U
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- magnet
- cover
- magnetic plate
- tack
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マグネット鋲により、紙片を保持する掲示板
やホワイトボードなどの磁性板の表面を傷付けない。 【構成】 磁石12の全体を軟質プラスチックからなるカ
バー13により覆う。このカバー13において、磁石12の一
面12a を覆う部分は、厚みtが 0.1〜 0.5mm程度の薄肉
部13a とする。カバー13の表面は滑らかなものとし、特
に、薄肉部13a の表面は平らにする。 【効果】 軟らかいカバー13の薄肉部13a が紙片7や磁
性板6に突き当たるので、この紙片7や磁性板6の表面
が傷付きにくい。マグネット鋲11に付着した鉄粉や汚れ
を容易に除去できる。
やホワイトボードなどの磁性板の表面を傷付けない。 【構成】 磁石12の全体を軟質プラスチックからなるカ
バー13により覆う。このカバー13において、磁石12の一
面12a を覆う部分は、厚みtが 0.1〜 0.5mm程度の薄肉
部13a とする。カバー13の表面は滑らかなものとし、特
に、薄肉部13a の表面は平らにする。 【効果】 軟らかいカバー13の薄肉部13a が紙片7や磁
性板6に突き当たるので、この紙片7や磁性板6の表面
が傷付きにくい。マグネット鋲11に付着した鉄粉や汚れ
を容易に除去できる。
Description
【0001】
本考案は、紙片を磁性板に保持するときなどに利用されるマグネット鋲に関す る。
【0002】
例えば、鉄などからなり磁性を有する掲示板やホワイトボードに紙片を保持す るときには、図5および図6に示すようなマグネット鋲1が利用される。この従 来のマグネット鋲1は、鉄製で箱状のホルダー2内に板状の永久磁石3を接着な どの手段により固定するとともに、前記ホルダー2をその開口側を除いてプラス チック製のカバー4により覆った構造になっている。前記磁石3を保護するため のホルダー2は、開口縁部2aが磁石3の露出面3aおよびカバー4の対応する面よ りも若干突出している。そして、このような構成を有するマグネット鋲1の使用 時には、掲示板やホワイトボードなどの磁性板6に、保持すべき紙片7を挟んで 、かつ、磁石の露出面3aを磁性板6へ向けて、マグネット鋲1を貼り付ける。こ のマグネット鋲1は、磁石3およびこの磁石3により磁化されたホルダー2の磁 力によって、磁性板6に保持される。そして、紙片7は、磁性板6とホルダー2 の開口縁部2aとにより挟まれて磁性板6に保持される。なお、マグネット鋲1は 、紙片7を保持しない場合、磁性板6に直接貼り付けておかれることが多い。
【0003】
しかしながら、前記従来のマグネット鋲1では、鉄製で比較的硬いホルダー2 の尖った開口縁部2aが磁石3の露出面3aおよびカバー4の対応する面よりも若干 突出していて、紙片7や磁性板6に突き当たるため、この紙片7や磁性板6の表 面が傷付きやすい問題があった。また、カバー4から露出している磁石3の露出 面3aやホルダー2の開口縁部2aに鉄粉が付着した場合、この鉄粉を除去しにくい 問題もあった。そして、このようにホルダー2の開口縁部2aなどに鉄粉が付着す ると、磁性板6などをよりいっそう損傷させやすくなる。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決しようとするもので、紙片や磁性板の表面 を傷付けにくいとともに、付着した鉄粉の除去が容易なマグネット鋲を提供する ことを目的とする。
【0005】
本考案のマグネット鋲は、前記目的を達成するために、磁石の全体をプラスチ ックからなるカバーにより覆い、このカバーにおける前記磁石の一面を覆う部分 を表面が滑らかな薄肉部としたものである。
【0006】
本考案のマグネット鋲は、掲示板やホワイトボードなどの磁性板に紙片を保持 するとき、この紙片を挟んで、かつ、カバーの薄肉部を磁性板へ向けて、この磁 性板に貼り付けられる。すなわち、マグネット鋲は、その磁石の磁力により磁性 板に保持され、紙片は、磁性板とマグネット鋲のカバーの薄肉部とにより挟まれ て磁性板に保持される。また、紙片を保持しない場合でも、マグネット鋲は、磁 性板に貼り付けておける。いずれにせよ、磁石の全体をカバーが覆っており、プ ラスチックからなり比較的軟らかいカバーが紙片や磁性板に突き当たることによ り、この紙片や磁性板の表面が傷付きにくい。これとともに、鉄粉は、カバーの 薄肉部の滑らかな表面に付着するので、除去しやすい。
【0007】
以下、本考案のマグネット鋲の第1実施例について、図1を参照しながら説明 する。このマグネット鋲11は、板状の永久磁石12と、この磁石12の全体を覆う軟 質プラスチック製のカバー13とからなっている。このカバー13は、磁石12を直接 覆っているが、この磁石12の一面12a を覆う部分は、厚みtが 0.1〜 0.5mm程度 の薄肉部13a となっている。また、前記カバー13は、ほぼ板状になっているが、 表面全体が滑らかになっており、特に、薄肉部13a の表面は、平らになっている 。
【0008】 つぎに、前記の構成について、その作用を説明する。鉄などからなる磁性板6 、例えば、掲示板、ホワイトボードあるいは家庭の冷蔵庫のケーシングなどに紙 片7を保持するときには、この紙片7を挟んで、かつ、カバー13の薄肉部13a を 磁性板6へ向けて、この磁性板6にマグネット鋲11を貼り付ける。この状態で、 マグネット鋲11は、その磁石12の磁力により磁性板6に保持され、紙片7は、磁 性板6とマグネット鋲11のカバー13の薄肉部13a とにより挟まれて磁性板6に保 持される。すなわち、マグネット鋲11は、そのカバー13の薄肉部13a が磁性板6 に突き当たり、磁石12は、磁性板6には突き当たらない。また、紙片7を保持し ない場合でも、マグネット鋲11は、磁性板6に貼り付けておける。
【0009】 前記実施例の構成によれば、磁石12の全体をカバー13により覆ったことにより 、プラスチックからなり比較的軟らかいカバー13の薄肉部13a が紙片7や磁性板 6に突き当たるので、この紙片7や磁性板6の表面が傷付きにくい。すなわち、 従来のように鉄製で硬いホルダー2の開口縁部2aやカバー13よりも硬い磁石12が 紙片7や磁性板6に突き当たらないので、この紙片7や磁性板6の表面が傷付き にくい。そのためにも、カバー13は、軟質材料にすることが好ましい。また、磁 石12の全体をカバー13により覆うとともに、有効な磁力が生じているカバー13の 薄肉部13の表面が平らで滑らかになっているので、この薄肉部13の表面に付着し た鉄粉や手あか等の汚れの除去が容易である。そして、薄肉部13の表面に付着し た鉄粉を除去しておくことにより、紙片7や磁性板6などの損傷を確実に防止で きる。
【0010】 図2は本考案の第2実施例を示すもので、この第2実施例は、前記第1実施例 のマグネット鋲11において、カバー13の背面、すなわち、薄肉部13a と反対側の 面に取手部13b を一体に突出形成したものである。そして、マグネット鋲11の着 脱時には、そのカバー13に突出形成された取手部13b を指Fで摘む。このように 取手部13b を摘めば、マグネット鋲11の着脱時に指先が紙片7に触れることはな い。したがって、手が汚れていても、紙片7を汚すことはない。
【0011】 図3は本考案の第3実施例を示すもので、この第3実施例は、前記第1実施例 のマグネット鋲11において、磁石12の保護のために、この磁石12を鉄板からなる 箱状のホルダー14内に収めたものである。なお、このホルダー14の開口縁14a は 、ホルダー14からの磁石12の露出面12a よりも若干突出している。そして、これ ら磁石12およびホルダー14の全体を軟質プラスチック製のカバー13により覆って いるが、このカバー13において、磁石12の露出面12a を覆う部分は薄肉部13a と なっている。この薄肉部13a は、その表面とホルダー14の開口縁14a との間の厚 みtが 0.1〜 0.5mm程度になっている。
【0012】 図4は本考案の第4実施例を示すもので、この第4実施例は、前記第3実施例 のマグネット鋲11において、前記第2実施例と同様に、カバー13の背面に取手部 13b を突出形成したものである。
【0013】 なお、本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可 能である。例えば、マグネット鋲の断面形状や平面形状は、前記実施例のものに 限定されず、適宜設定することができる。また、カバーの背面に突出形成する取 手部の形状も、前記実施例のものに限定されない。
【0014】
本考案によれば、磁石の全体をプラスチックからなるカバーにより覆い、この カバーにおける前記磁石の一面を覆う部分を表面が滑らかな薄肉部としたので、 紙片や磁性板にはプラスチックからなり比較的軟らかいカバーの薄肉部が突き当 たるので、紙片や磁性板の表面が傷付きにくく、また、マグネット鋲に付着した 鉄分の除去も容易になり、したがって、鉄分が付着していることによる紙片や磁 性板の損傷も確実に防止できるようになる。さらに、手あか等による汚れを洗浄 することができる。
【図1】本考案のマグネット鋲の第1実施例を示す断面
図である。
図である。
【図2】本考案のマグネット鋲の第2実施例を示す断面
図である。
図である。
【図3】本考案のマグネット鋲の第3実施例を示す断面
図である。
図である。
【図4】本考案のマグネット鋲の第4実施例を示す断面
図である。
図である。
【図5】従来のマグネット鋲の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図6】同上マグネット鋲により磁性板に紙片を保持し
た状態の正面図である。
た状態の正面図である。
11 マグネット鋲 12 磁石 13 カバー 13a 薄肉部
Claims (1)
- 【請求項1】 磁石の全体をプラスチックからなるカバ
ーにより覆い、このカバーにおける前記磁石の一面を覆
う部分を表面が滑らかな薄肉部としたことを特徴とする
マグネット鋲。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9250391U JPH0545780U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | マグネツト鋲 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9250391U JPH0545780U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | マグネツト鋲 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545780U true JPH0545780U (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=14056117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9250391U Withdrawn JPH0545780U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | マグネツト鋲 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545780U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007027615A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Maguna:Kk | 磁石製品 |
JP2013094382A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Teramoto Corp | 物品ホルダ |
WO2018047578A1 (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-15 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤装置 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP9250391U patent/JPH0545780U/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007027615A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Maguna:Kk | 磁石製品 |
JP2013094382A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Teramoto Corp | 物品ホルダ |
WO2018047578A1 (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-15 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960208 |