JPH0545466B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545466B2 JPH0545466B2 JP16233487A JP16233487A JPH0545466B2 JP H0545466 B2 JPH0545466 B2 JP H0545466B2 JP 16233487 A JP16233487 A JP 16233487A JP 16233487 A JP16233487 A JP 16233487A JP H0545466 B2 JPH0545466 B2 JP H0545466B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- floor
- vehicle
- passageway
- gangplank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000001061 forehead Anatomy 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はモノレール車両の貫通路装置に係り、
特に扉と床の取付構成と、非常時の乗客救援のた
めの渡り板構成とに好適な車両の貫通路装置に関
する。
特に扉と床の取付構成と、非常時の乗客救援のた
めの渡り板構成とに好適な車両の貫通路装置に関
する。
従来の車両における非常時の乗客渡り板装置は
一般の鉄道車両では、避難時、乗客が線路上を歩
行できるため、車両から直接地上側に降りるステ
ツプが車両に設けられているが、モノレール車両
の如き地上側に降りれない場合は、救援車両側に
乗移る必要がある。そのためには、常時車両側に
格納された渡り板が必要であり、非常時にこの渡
り板を展開して使用する。この場合、車両の中心
位置にある貫通路の扉が外側に開いて、該扉が渡
り板のガイドの役目をするものとなつている。な
お、この種の装置として関連するものには例えば
特公昭62−8588号が挙げられる。
一般の鉄道車両では、避難時、乗客が線路上を歩
行できるため、車両から直接地上側に降りるステ
ツプが車両に設けられているが、モノレール車両
の如き地上側に降りれない場合は、救援車両側に
乗移る必要がある。そのためには、常時車両側に
格納された渡り板が必要であり、非常時にこの渡
り板を展開して使用する。この場合、車両の中心
位置にある貫通路の扉が外側に開いて、該扉が渡
り板のガイドの役目をするものとなつている。な
お、この種の装置として関連するものには例えば
特公昭62−8588号が挙げられる。
上記従来技術は、渡り板を渡る乗客の落下防止
を開いた扉により行なうもので車両の幅方向中心
附近に扉を配置することが条件となるものであ
り、曲線軌道上での車両の連結および連結による
乗客避難時の安全性について配慮がされておら
ず、扉を開いた状態での連結走行等が不可能と云
つた問題があつた。本発明の目的は、運転室用の
床として適用される傾斜床を、非常時外側展開で
救援用の渡り板にし、非常時の車両間の連結およ
び連結走行ならびに避難時の乗客の安全性を確保
した車両の貫通路装置を提供することにある。
を開いた扉により行なうもので車両の幅方向中心
附近に扉を配置することが条件となるものであ
り、曲線軌道上での車両の連結および連結による
乗客避難時の安全性について配慮がされておら
ず、扉を開いた状態での連結走行等が不可能と云
つた問題があつた。本発明の目的は、運転室用の
床として適用される傾斜床を、非常時外側展開で
救援用の渡り板にし、非常時の車両間の連結およ
び連結走行ならびに避難時の乗客の安全性を確保
した車両の貫通路装置を提供することにある。
上記目的は、前頭部形状がデザイン及び機能面
より、傾斜つきの流線形状にあつて、貫通路用扉
は前面傾斜の直線部のみに配置して内開きとし、
貫通路用扉開放時傾斜床が車両の外側に展開し、
さらには、傾斜床の内側の渡り板端側に回動点を
もつ折りたたみの手すりを引き起こし、展開する
ことにより、達成される。
より、傾斜つきの流線形状にあつて、貫通路用扉
は前面傾斜の直線部のみに配置して内開きとし、
貫通路用扉開放時傾斜床が車両の外側に展開し、
さらには、傾斜床の内側の渡り板端側に回動点を
もつ折りたたみの手すりを引き起こし、展開する
ことにより、達成される。
都市モノレールの軌道は最小曲線半径が、50m
と一般鉄道車両に比べ小さい。また事故車両救援
のため曲線軌道上で連結することもあるため、貫
通路の位置が中心よりずれた車両では、貫通路用
扉を外側に90度開放して連結することが不可能で
あり、貫通路用扉を渡り板のガイドにすることが
できない。また貫通路用扉を180度開放すること
はできても、開放した貫通路用扉が車両限界より
はみ出ることになるので、開放のままでは走行で
きないという欠点がある。また車両はデザイン強
調の面より前頭側の傾斜を大きくした流線形状が
歓迎されている。従つて本発明は、前頭側の傾斜
の始点を床面より一定高さで立上げ、直線範囲内
に内側開放の貫通路用扉を設け、貫通路幅内の床
面に手すりを内蔵した傾斜つきの床面を設け、こ
の床面を外側展開で渡り板にするもので、誤動作
することはない。
と一般鉄道車両に比べ小さい。また事故車両救援
のため曲線軌道上で連結することもあるため、貫
通路の位置が中心よりずれた車両では、貫通路用
扉を外側に90度開放して連結することが不可能で
あり、貫通路用扉を渡り板のガイドにすることが
できない。また貫通路用扉を180度開放すること
はできても、開放した貫通路用扉が車両限界より
はみ出ることになるので、開放のままでは走行で
きないという欠点がある。また車両はデザイン強
調の面より前頭側の傾斜を大きくした流線形状が
歓迎されている。従つて本発明は、前頭側の傾斜
の始点を床面より一定高さで立上げ、直線範囲内
に内側開放の貫通路用扉を設け、貫通路幅内の床
面に手すりを内蔵した傾斜つきの床面を設け、こ
の床面を外側展開で渡り板にするもので、誤動作
することはない。
以下、本発明の一実施例を第1〜第3図により
説明する。図において、1は車体、2は運転室、
3が床面、4が前面傾斜、5が内開状態を示す貫
通路用扉、6が傾斜始点、7が傾斜床9の高さ
“h”、8が前頭側の傾斜角α、9が傾斜床、9′
が渡り板、10が運転台、11が手すり、12が
貫通路幅“W”、13がヒンジである。
説明する。図において、1は車体、2は運転室、
3が床面、4が前面傾斜、5が内開状態を示す貫
通路用扉、6が傾斜始点、7が傾斜床9の高さ
“h”、8が前頭側の傾斜角α、9が傾斜床、9′
が渡り板、10が運転台、11が手すり、12が
貫通路幅“W”、13がヒンジである。
最近の車両の運転台10は、第2図に示すよう
に車両幅の約1/2幅に配置され、貫通路幅も車側
寄りとなつている。また床面の傾斜角8も大きい
方がデザイン強調の面より歓迎されている。貫通
路用扉5は内開き式だが、貫通路用扉5の下端は
傾斜始点6より上面に設け、貫通路用扉5の回転
軸14も前面傾斜4に添つた構成としてある。
に車両幅の約1/2幅に配置され、貫通路幅も車側
寄りとなつている。また床面の傾斜角8も大きい
方がデザイン強調の面より歓迎されている。貫通
路用扉5は内開き式だが、貫通路用扉5の下端は
傾斜始点6より上面に設け、貫通路用扉5の回転
軸14も前面傾斜4に添つた構成としてある。
傾斜床9は傾斜始点6寄りに回動点としてヒン
ジ13を有しており、また貫通路用扉5の開放
(内開状態)のため傾斜を有する更に、傾斜床9
の内側に折りたたみ式の手すり11を格納してお
り、9′状態の展開で渡り板にするものである。
ジ13を有しており、また貫通路用扉5の開放
(内開状態)のため傾斜を有する更に、傾斜床9
の内側に折りたたみ式の手すり11を格納してお
り、9′状態の展開で渡り板にするものである。
この状態で、手すり11を引起し、さらには1
1′の手すりを旋回させて渡り板底面で固定(図
示を省く)することで、避難時の乗客の落下防止
となる。15は手すり11の回動点である。上記
の構成であるから、公知側の如く、貫通路用扉を
外側にあけ、渡り板の展開および貫通路用扉と渡
り板間の固定の必要はなくなる。また貫通路用扉
が内側開きのため、最小曲線上での渡り板展開が
可能であり、更にこの状態での走行が可能となる
効果がある。また上記渡り板は常時傾斜床として
作用するため、公知例にある如く、渡り板を運転
室に格納する必要もなく、インテリアデザインも
良くなる。また前面傾斜直線部のみに貫通路用扉
を設けているので、パツキン等による気密処理も
容易となる効果がある。
1′の手すりを旋回させて渡り板底面で固定(図
示を省く)することで、避難時の乗客の落下防止
となる。15は手すり11の回動点である。上記
の構成であるから、公知側の如く、貫通路用扉を
外側にあけ、渡り板の展開および貫通路用扉と渡
り板間の固定の必要はなくなる。また貫通路用扉
が内側開きのため、最小曲線上での渡り板展開が
可能であり、更にこの状態での走行が可能となる
効果がある。また上記渡り板は常時傾斜床として
作用するため、公知例にある如く、渡り板を運転
室に格納する必要もなく、インテリアデザインも
良くなる。また前面傾斜直線部のみに貫通路用扉
を設けているので、パツキン等による気密処理も
容易となる効果がある。
本発明によれば、貫通路用扉の下端を床面より
一定高さに立上げ、傾斜直線部に貫通路用扉を設
けているので、貫通路用扉とは関係なく傾斜床が
ワンタツチ展開で渡り板となるので、非常時の車
両間の連結および渡り板構成が簡単で救援作業の
安全性が向上し、車両間の連結走行が可能となる
効果がある。
一定高さに立上げ、傾斜直線部に貫通路用扉を設
けているので、貫通路用扉とは関係なく傾斜床が
ワンタツチ展開で渡り板となるので、非常時の車
両間の連結および渡り板構成が簡単で救援作業の
安全性が向上し、車両間の連結走行が可能となる
効果がある。
第1図は本発明の一実施例の前頭部を示す側面
図、第2図は第1図の渡り板展開時を示す平面
図、第3図は第1図の渡り板構成図である。 2……運転室、3……床面、4……前面傾斜、
5……貫通路用扉、6……傾斜始点、9……傾斜
床、9′……渡り板、12……貫通路幅。
図、第2図は第1図の渡り板展開時を示す平面
図、第3図は第1図の渡り板構成図である。 2……運転室、3……床面、4……前面傾斜、
5……貫通路用扉、6……傾斜始点、9……傾斜
床、9′……渡り板、12……貫通路幅。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車両の前面窓取付が傾斜角度を有する流線形
車両の貫通路装置において、 前面傾斜の始点を床面より一定以上の高さと
し、前記前面傾斜の直線範囲内に室内側に開放す
る貫通路用扉を設け、貫通路幅内の床に、前記前
面傾斜始点附近に回動点をもち、床面格納状態で
床面の下側に渡り板および手すりを内蔵した傾斜
床を構成したことを特徴とする車両の貫通路装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16233487A JPS649060A (en) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | Through-passage device for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16233487A JPS649060A (en) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | Through-passage device for vehicle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS649060A JPS649060A (en) | 1989-01-12 |
JPH0545466B2 true JPH0545466B2 (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=15752573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16233487A Granted JPS649060A (en) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | Through-passage device for vehicle |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS649060A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5209435A (en) * | 1989-10-24 | 1993-05-11 | Futrex, Inc. | Passsenger car with emergency exit |
EP0921179A1 (en) * | 1997-12-05 | 1999-06-09 | Fina Research S.A. | Production of olefins |
-
1987
- 1987-07-01 JP JP16233487A patent/JPS649060A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS649060A (en) | 1989-01-12 |
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