JPH0316872A - 車両用補助ステップ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用補助ステップ装置に係り、特に鉄道車両
におけるプラットホームでの乗降に好適な車両用補助ス
テップ装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の装置は、例えば、特公昭４７−４３３２４号公報
に記載のように、引戸下に設けたステップの展開操作と
引戸開閉操作を連動制御するもので、両者の連動に圧縮
空気利用による制御弁の切換で行なうものとなっていた
。

また、特開昭５２−５１６１０号公報に記載されたもの
は、側出入口の床面に設けられたステップが、エアシリ
ンダーの作用によって、回転してホーム側に展開される
ものとなっていた。

更に実公昭５８−１９９４９号公報に記載されたものは
、特殊形状の駆動アームがドアのヒンジ役をするスイン
グ形式のドアに対して、ドアの開開時に出入口通路面に
内蔵されたステグプがドアと連動して扇状に展開するも
のとなっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、共通して引戸などドアを開放すると、
必ずステップが展開するもので、ドア開放に際しても、
ステブプ展開不要の機能而喝こついての配慮がされてお
らず、車両出入口側面とプラプトホームとの間が狭く、
ステップ肩開を必要としないときの、補助ステップ処理
機構がなく、乗降客に対する安全面●こ問題があった。

本発明は、引戸開放操作時に補助ステップの展開および
不展開操作を行ない得るステヴプ装置を設けることを目
的としており、さらには、引戸と補助ステップ構造は、
ｉ降客に対して安全，確実なステップを提供することに
ある。

〔課題をか決するための手段〕

上記目的を達或するために、車両とプラットホームとの
間の隙間に応じて、車両昇降口の補助ステップを展開・
収納可能に制御する手段を設けたものである。

〔作　　　用〕

運転手または制御装置からの信号６こより、ステップの
展開、収納を選択操作され、収納時は引戸，車体または
床面に合着固定しておき、展開時はステップが移動して
プラットホームとの隙間をなくす。これにより、補助ス
テップの展開，不展開操作が行なえるとともに、乗降客
に対して安全が確保できる。

〔実　施　例〕

以下、本発明の一実施例を図によって説明する。

第１〜３図は、ステップと引戸両者を合体１ヒして、引
戸の開閉と、ステップ展開を行なうものであり、第４〜
７図は、引戸の機械的な連動装置を有さすに、ステップ
を展開，格納操作するものである。

これら図において、房は車両への乗降用出入口４ であり、幻は通路床、ガはクツズリ、加は引戸、例はホ
ーム端であり、＠　Ｃ　Ｉ１　　はホームと車両出入口
間の開き寸法である。例えば、在来線仕様で製作された
車両が、新幹線用路線を走行する場合は、車両限界のち
がいから本１０″寸法は　４００〜５００朋の差がある
ものとなっている。この寸法差を、車両の出入口あ側に
設けた補助用ステップ１１を展開して間隙を狭ばめ、安
全な乗降を行なえるようにしている。

捻は電磁石等からなるロック装置で、必要に応じ、引戸
加とステップｌ１とを引戸下部で合着固定するものであ
る。弟１〜３図の例で、１６はステップのヒンジ部であ
り角形のスライドレール１３面を滑動および、回転する
ヒンジ軸部１７を有する。１８は突起であり、※は引戸
下のレール溝である。また２１は床面に設けた下レール
である。１９はスライドレール１３の軸受であり、スラ
イドレール１３回転のために、本レールと結合されたア
ーム１５と油圧シリンダー１４がある。Ｄ′のロック装
置は、引戸のスライド方向でのステップ固定，解放操作
を行なうものである。第４〜７図の例で、１７はステッ
プ１１の旋回専用のヒンジ軸である。四は増速歯車であ
り、ヒンジ軸１７のアームが油圧シリンダー１４と連結
されている。第６図の加は通路茨に位置する妻壁面であ
り、３１はステップ１１が旋回する前をこ繰出される保
護枠である。張は光センサーであり、通路上の立席者に
対し、危険信号を発する役目を行なう。なお、１２０ロ
ック装置は電磁石に限定せず、油圧，空圧源によるシリ
ンダー作動をさせることでも良い。

次に操作面について説明する。１１　ａ　，　ｌｌａ’
，　１１ｃ，ｌｌｆは引戸加とステップの合着位置を示
し、１ｌｂ，　ｌｌｂ’，　ｌｉｄ，　ｌｌｂが展開位
置であり、１１　ｅは台枠なの側梁との合着位置（格納
状態でステップ不展開時）であり、１１　３は通路２３
＠への格納位置を示している。

第１．２図のスライドレールつきのものは、弓戸開閉時
にロック装置固定操作を行なうと、引戸とステップは抱
合せ状態で、スライドレール１３面を滑って移動を行な
い、第１図の示す如く、戸袋５内曝こ開放される。この
とき、Ｄ′のロック装置は解放状態である。次に本方式
によるステップの展開で、第２図のものは、引戸開放前
にロック装置を解除して、展開状態にすることができる
。第１図のものは、引戸開放後に展開するが、図示はし
ないが、ステップの通路の中方向に２分割して、引戸の
半開き時の半分のステップを展開することも可能である
。なお、第１〜３図のステップの展開は油圧シリンダー
で四角形断面のスライドレールな回転させれば、ステッ
プが回転するものとなる。

第４〜７図のステップ旋回式のものは、ステップ展開を
必要とする新幹線路線走行時は、第４図では１１　ｃと
１１　ｄの操作を行なうもので、走行時はステップと引
戸は合着，引戸操作前にロック装置を解除しステップを
展開したのち、引戸の開放を行なう。在来線走行時は＠
５図に示すように１１　ｅ位値に固定するものである。

この１８０度旋回は四の増速ギャーで行なう。また第６
〜７図のステップの通路床格納は在来線走行時であり、
新幹線走行時であり、新幹線路線走行時は、第７図に示
すように１１　ｆ位置で、引戸と合着しておき、引戸開
放後１１　ｈ位置◆こ作動するものである。弟６図に示
す保護枠３１は遠隔操作でステップを格納する、または
繰出すとき◆こ使用するものである。

本実施例によれば、引戸の動きに関連づけてステップ展
開ならびに不展開操作ができるものであり、車両限界の
大きく異なった路線のプラットホームにあっても、車両
とホーム端の隙間発生がなく、乗降客の安全性が高めら
れる効果がある。

なお、これら実施例では詳述しなかったが、ステップの
展開操作は、運転席より運転者によって操作されたり、
または、上記制御装置によって管理され走行位置、すな
わち、次に停車する駅および乗入れホームによって、ス
テップの展開・収納を選択・操作するようにしても良い
し、更◆こ車両にセンサを設けておいて、ホームとの距
離を検出し、該検出値によってステップを操作すること
もできる。

また、第３図や第４図の例では、ステップ操作を必要と
するホームの場合、ステププの展開を行なった後、引戸
が開き、また、引戸が締った後、ステヴプを収納するよ
うに制御することにより、乗降時の安全性をさらに向上
できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、引戸開放操作時に補助ステップの展開
および不展開操作を行なうことができ、また、乗降客に
対して安全・確実なステ・１プとすることができるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である車両用補助ステップ装
置を示す斜視図、第２図は第１図の装置の縦断面図、第
３図は第２図に対する他の実施例を示す縦断面図、第４
図は本発明の他の実施例である車両用補助ステップ装置
を示す斜視図、第５図は第４図の装置の縦断面図、第６
図は本発明のさらに他の実施例である車両用補助ステッ
プ装置を示す斜視図、第７図は第６図の装置の縦断面図
である。 １ｌ・・・・・・ステップ、皮・・・・・・ロック装置
，　１３・・・・・・スライドレール、１４・・・・・
・シリンダ、１５・・・・・・アーム、？６・・・・・
・ヒンジ部、１７・・・・・・ヒンジ軸、■・・・・・
・引戸、区

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、車両とプラットホームとの間の隙間に応じて、車両
   昇降口の補助ステップを展開・収納可能に制御する手段
   を具備したことを特徴とする車両用補助ステップ装置。 ２、駅名および乗り入れの番線の指示データによって前
   記補助ステップの展開の選択を行なう特許請求の範囲第
   １項記載の車両用補助ステップ装置。 ３、前記補助ステップの不使用時は、前記車両のドアに
   収納されて前記ドアと連動する特許請求の範囲第１項記
   載の車両用補助ステップ装置。 ４、前記補助ステップの使用時は、前記車両のドアが開
   く前に展開し、前記ドアが閉じた後に収納する特許請求
   の範囲第１項記載の車両用補助ステップ装置。 ５、前記補助ステップの不使用時は、前記補助ステップ
   を前記車両の外側面に係着・固定した特許請求の範囲第
   １項記載の車両用補助ステップ装置。 ６、前記補助ステップの不使用時は、前記ステップを前
   記車両内の床面に収納した特許請求の範囲第１項記載の
   車両用補助ステップ装置。