JPH0545364B2 - - Google Patents

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JPH0545364B2
JPH0545364B2 JP61286239A JP28623986A JPH0545364B2 JP H0545364 B2 JPH0545364 B2 JP H0545364B2 JP 61286239 A JP61286239 A JP 61286239A JP 28623986 A JP28623986 A JP 28623986A JP H0545364 B2 JPH0545364 B2 JP H0545364B2
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JP
Japan
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chuck
movable
long material
pressing
aluminum sash
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Kunya Kawahara
Minoru Kitamura
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Niigata Engineering Co Ltd
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Niigata Engineering Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルミサツシ材等の長尺材を加工し
て所定長さに切断する長尺材加工切断装置におい
て、該長尺材を保持するためのチヤツク装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、例えば、長尺のアルミサツシ材を用い
て、窓枠等の枠材を製造する場合には、まず、長
尺のアルミサツシ材を規定の長さに切断し、次い
で作業者が1本1本加工機械に供給し、加工した
後取外している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来のように長尺のアルミ
サツシ材を規定長さに切断した後加工する場合に
は、規定長さに切断したアルミサツシ材を加工機
械まで運搬したり、あるいは、該アルミサツシ材
を加工に備えて貯蔵したりしなければならず、人
手がかかり、作業能率が低い上に、中間製品の貯
蔵量が増えて極めて無駄が多いという問題がある
と共に、加工用テーブルへのアルミサツシ材の取
付け、あるいは、加工後の取外し等の加工に伴う
段取り時間が長くかかるために、素材から製品を
得るまでにかかる時間(リードタイム)が長くな
るという問題がある。特に、これらの問題は、多
品種少量生産を行なう場合に重大なものとなり、
その解決が望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、長尺材を加工して切断
する際に、該長尺材を的確に保持して加工及び切
断位置に正確につけることができ、かつ長尺材の
寸法、形状にかかわらず、柔軟に対応できて、多
品種少量の製品を容易に製造することができる長
尺材加工切断装置におけるチヤツク装置を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明は、長尺
材を加工して所定長さに切断する際に、該長尺材
を保持する長尺材加工切断装置におけるチヤツク
装置において、テーブルに、長尺材を保持する移
動チヤツク及び一対の固定チヤツクを、移動チヤ
ツクの一側に一対の固定チヤツクを位置させて直
線状に並べて設け、上記移動チヤツクに、該移動
チヤツクを固定チヤツクに対して接近及び離反移
動させる移動用駆動装置を付設するとともに、長
尺材の端面を衝突させて長尺材を位置決めする位
置決めプレートと、長尺材の側面を押さえて長尺
材の振動を防止する振れ止め部材とを、上記一対
の固定チヤツクの間に個々に出没自在に設け、か
つ、上記移動チヤツクと固定チヤツクに、互いに
直交する第1基準面と第2基準面を有し、これら
の基準面に沿つて上記長尺材を案内支持するチヤ
ツク本体と、上記第1基準面に対して接近及び離
反自在に設けられ、第1移動装置によつて動かさ
れて第1基準面に上記長尺材を押し付ける押圧ブ
ロツクと、上記第2基準面に対して接近及び離反
自在に設けられた可動ブロツクと、上記第2基準
面に対して平行に移動自在に上記可動ブロツクに
設けられ、第2移動装置によつて可動ブロツクと
一緒に動かされて上記長尺材を上記第2基準面に
押し付ける押圧コマとをそれぞれ具備した構成と
した。
〔作用〕
本発明の長尺材加工切断装置におけるチヤツク
装置にあつては、移動チヤツクや固定チヤツクに
長尺材を保持する場合、そのチヤツクの押圧ブロ
ツクによつて長尺材を一方の基準面に押し付ける
と共に、可動ブロツクに設けた押圧コマを他方の
基準面に対して平行移動させ、かつ可動ブロツク
を他方の基準面に接近させることによつて、上記
長尺材を他方の基準面に押し付けて、該長尺材を
2つの基準面と押圧ブロツク及び押圧コマとによ
つて強固に固定する。
位置決めプレートは一対の固定チヤツクの間に
突出して長尺材の端面を衝突させ、長尺材を正確
に位置決めする。加工や切断位置を変時は移動チ
ヤツクに長尺材を保持して移動させる。長尺材の
中間部分を加工したり切断したりする際は一対の
固定チヤツクで長尺材を保持し、また端部の加
工、或いは切断時には、一方の固定チヤツクで長
尺材を保持し、その長尺材の端部を振れ止め部材
で押さえて行う。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第13図に基づいて、本発
明の一実施例を説明する。
図中1は搬入コンベアであり、この搬入コンベ
ア1は、フレーム1a上に多数の回転ローラ1b
が適宜間隔で配置されてなり、アルミサツシ材A
を搬送するものである。そして、この搬入コンベ
ア1の側部には、チエーンコンベア(横送り装
置)2が設置されている。このチエーンコンベア
2は、互いに所定間隔離間した3条のチエーン2
aが、それぞれ、複数のスプロケツト2b間に巻
き掛けられ、かつ一端側(第9図において右端
側)の各スプロケツト2bを回転自在に支持する
支持柱2cに設置されたモータ2dによつて、チ
エーン2eを介して、該各スプロケツト2bが回
転し、それと共に、各チエーン2aが、該各チエ
ーン2a上のストツパ2fで位置決めされたアル
ミサツシ材Aを上記搬入コンベア1側に移送する
ものである。また、このチエーンコンベア2の他
端側は、上記搬入コンベア1の各回転ローラ1b
間に突出した状態で、上記フレーム1aに立設し
たシリンダ2gによつて、チエーンコンベア2の
一端側を中心にして上下方向に回動自在に支持さ
れている。
上記搬入コンベア1の上方には、その長手方向
に沿つて、アルミサツシ材Aを移送するワーク送
り装置3が配置されている。このワーク送り装置
3は、上記搬入コンベア1の側方に、該搬入コン
ベア1の搬送方向に平行に、1本の送りネジ軸3
aと上下一対のガイド軸3b,3bが設置され、
また、該送りネジ軸3aに螺合しかつ各ガイド軸
3b,3bに嵌合した送り本体3cが、上記送り
ネジ軸3aの基端に連結されたモータ3dによつ
て、上記搬入コンベア1に沿つて移動自在に設け
られると共に、上記送り本体3cの上部の、上記
搬入コンベア1の上方に延出した部分の下面に、
シリンダ3eが吊設される一方、該シリンダ3e
のピストンロツドの先端に、上記アルミサツシ材
Aの後端面を押し出す押圧板3fが取付けられて
なるものである。そして、上記搬入コンベア1の
中間部の側方には、上記送りネジ軸3aを支持す
るネジ軸支持機構4が設置されている。このネジ
支持機構4は、立設されたシリンダ4aのピスト
ンロツドの上端に、ローラ支持部材4bが連結さ
れ、かつこのローラ支持部材4bのV字状の溝
に、一対の回転ローラ4c,4cが、それらの軸
線をV字状に交差させた状態で取付けられたもの
である。
また、上記搬入コンベア1の適宜位置には、3
基のワーク位置決め機構5が配置されている。こ
れらのワーク位置決め機構5は、フレーム1aに
固定された一対の昇降シリンダ5a,5bと、一
方の昇降シリンダ5aのピストンロツドの上端に
固定された基準ブロツク5cと、他方の昇降シリ
ンダ5bのピストンロツドの上端に固定された支
持プレート5dと、この支持プレート5d上に設
置された水平シリンダ5eと、この水平シリンダ
5eのピストンロツドの先端に取付けられ、アル
ミサツシ材Aを上記基準ブロツク5c側に押し付
ける押付け部材5fと、上記基準ブロツク5c及
び押付け部材5fに回転自在に設けられ、かつ軸
線を上下方向に配置した案内ローラ5g,5hと
から構成されている。
さらに、上記搬入コンベア1の先端側には、工
作台6が設置されている。この工作台6は、ベツ
ド6a上に移動テーブル6bが、上記搬入コンベ
ア1の搬送方向に一致して移動自在に設けられ、
かつこの移動テーブル6bを移動せしめるモータ
(図示せず)が上記ベツド6aに設置されたもの
である。上記移動テーブル6bの上面には、移動
チヤツク7が、上記移動テーブル6bと同じ方向
に移動自在に設けられると共に、該移動チヤツク
7に対向して、一対の固定チヤツク8,9が互い
に所定間隔離間して固定されている。上記移動チ
ヤツク7は、上記移動テーブル6b上に一対の軸
支持部材7e,7eを介して回転自在に配置した
ボールネジ軸7aに螺合されかつボールネジ軸7
aの両側に設置したガイド材7b,7bに嵌合さ
れたチヤツク本体7cが、ボールネジ軸7aの基
端(搬入コンベア側の端部、第4図において左
端)にカツプリング7fを介して連結されたサー
ボモータ(移動用駆動装置)7dによつて、移動
するように構成されている。
また、上記移動チヤツク7及び両固定チヤツク
8,9のチヤツク本体7c,8a,9aの内部に
は、それぞれ上下押圧機構10及び左右押圧機構
11が設置されている。すなわち、各チヤツク本
体7a,8aを内部においては、後方側(第4図
において左側)に上下押圧機構10が、かつ前方
側に左右押圧機構11がそれぞれ設けられ、チヤ
ツク本体9aの内部においては、前方側に上下押
圧機構10が、かつ後方側に左右押圧機構11が
それぞれ設けられている。そして、各上下押圧機
構10及び左右押圧機構11は、同様の構成を有
するものであるので、ここでは、固定チヤツク8
の各押圧機構10,11について、第1図ないし
第3図に基づいて詳述する。
上記上下押圧機構10は、チヤツク本体8aに
形成されかつ上記アルミサツシ材A通過させる正
方形状の開口部Bの両側に、左右一対の上下シリ
ンダ(移動装置)10a,10aが、その基端部
を取付部材10b及びナツト10cを介してチヤ
ツク本体8aの下部に取付けると共に、ピストン
ロツドの先端を上方に向けてそれぞれ配置され、
また、両上下シリンダ10a,10aのピストン
ロツドの先端に押圧ブロツク10dの両端が固定
されると共に、上記開口部Bとチヤツク本体8a
の上面との間に形成された貫通孔部10eの前後
壁面10f,10gに沿つて、上記押圧ブロツク
10dが案内支持される一方、各上下シリンダ1
0a,10aの両端に配管10hが連結されたも
のである。そして、上記上下シリンダ10a,1
0aのピストンロツドを後退(下降)させること
により、上記チヤツク本体8aの開口部Bの下部
に取付けられた保護部材10iの上面(基準面)
と上記押圧ブロツク10dの下部に取付けられた
保護部材10jの下面との間にアルミサツシ材A
を挾持するようになつている。
上記左右押圧機構11は、上記開口部Bの上下
に、一対の水平シリンダ(移動装置)11a,1
1aが、その基端部を取付部材11b及びナツト
11cを介してチヤツク本体8aの一方の側部に
取付けかつ該チヤツク本体8aを貫通した状態で
それぞれ配置され、また、両水平シリンダ11
a,11aのピストンロツドの先端に可動ブロツ
ク12の上下端部が固定されている。そして、こ
の可動ブロツク12は、垂直板部12aの上下端
に一対の水平板部12b,12cが固定された断
面略コ字状のものであり、上記開口部Bを上下に
横切つて形成された空所12dの前後壁面12
e,12fの溝部12g,12hに各水平板部1
2b,12cの両端が嵌め込まれ、上記両水平シ
リンダ11a,11aのピストンロツドを前後進
させることにより、上記可動ブロツク12が上記
チヤツク本体8aの開口部Bの一方の側部に取付
けられた保護部材12iの側面(基準面)に対し
て離反、接近するようになつている。また、上記
可動ブロツク12の上下の水平板部12b,12
cの上面及び下面には、それぞれ、回転エンコー
ダ13及びサーボモータ14が互いに対向して配
置されており、これらの回転エンコーダ13及び
サーボモータ14は、両水平板部12b,12c
を貫通しかつ該両水平板部12b,12cに軸受
12j,12kを介して回転自在に支持された連
結ネジ軸15及び上下一対のカツプリング15
a,15bによつて互いに連結されている。そし
て、この連結ネジ軸15には、押圧コマ16が、
上記垂直板部12に沿つて上下方向に案内支持さ
れた状態で螺合されている。この押圧コマ16
は、上記連結ネジ軸15に螺着された螺合部16
aと、この螺合部16aの蟻溝に着脱自在に嵌め
込まれ、かつスプリングピン16bによつて固定
された押圧部16aと、この押圧部16cの先端
に取付けられた保護部材16dとから構成されて
おり、この保護部材16dと上記チヤツク本体8
aの開口部Bの保護部材12iとの間にアルミサ
ツシ材Aが挾持されるようになつている。
また、上記工作台6の移動テーブル6b上にお
いて、上記両固定チヤツク8,9の間には、第1
2図に示すように、取付部材17,18を介し
て、2本のシリンダ19,20が、それぞれ、ピ
ストンロツドを斜め上方に向けて配置されてい
る。これらのシリンダ19,20のピストンロツ
ドの先端には、それぞれ、アルミサツシ材Aの先
端面を押し付けて位置決めを行なう位置決めプレ
ート21と、アルミサツシ材Aの下面及び一方の
側面を支持して切断時の振動を防止するL字状の
振れ止め部材22が取付けられている。なお、第
4図において、23は、空気圧を油圧に変換して
上記各チヤツク7,8,9に圧油を供給するブー
スターである。
上記工作台6の両側部及び上部を取り囲んだ状
態で、支持ゲート24が立設されており、この支
持ゲート24の前面の上部及び両側部には、3台
の加工機25が設置されている。これらの加工機
25は、主軸モータ25aによつて工具を装着す
る主軸25bが回転せしめられると共に、2基の
サーボモータ25c,25cによつて主軸25b
が、上記アルミサツシ材Aの搬送方向に直交する
面内において、上下方向及び水平方向に移動せし
められるように構成されている。また、上記支持
ゲート24の下流側(第6図と第8図において右
側)には、切断機26が設置されており、この切
断機26は、回転用モータ26aによつて回転さ
せられた丸鋸刃26bが、送り用モータ26cに
よつてアルミサツシ材Aの搬送通路に対して出没
するようになつている。
さらに、上記工作台6の先端側には、搬出コン
ベア30が、その搬出方向を上記工作台6の移動
テーブル6bの移動方向に一致させて配置されて
いる。この搬出コンベア30は、フレーム30a
上に適宜間隔で多数の搬送ローラ30bが、無端
状のチエーン30cによつて互いに連結された状
態において配置され、かつこのチエーン30cを
モータ30dによつて駆動することにより、上記
搬送ローラ30dが水平方向に移動するように構
成されたものである。そして、上記搬出コンベア
30の両端の側部には、一対の振り分けシリンダ
31が取付部材32を介して水平に配置されてお
り、これらの振り分けシリンダ31のピストンロ
ツドの先端には、製品及び残材を、第13図にお
いて搬出コンベア30の右側及び左側に配置され
た載置台33,34上に押し出すための振り分け
板35が取付けられている。また、搬出コンベア
30の先端部には、移送されてきたアルミサツシ
材Aを停止させるストツパ36が設置されてい
る。
次に上記のように構成された長尺材加工切断装
置を用いて、長尺のアルミサツシ材Aを加工し、
所定長さに切断して製品を得る場合について説明
する。
まず、加工、切断に先立つて、ワーク送り装置
3の送本体3cをモータ3dによつて、第5図と
第7図において、送りネジ軸3aの左端に移動さ
せ、押圧板3fをアルミサツシ材Aの搬送通路か
ら退避させる。また、チエーンコンベア2のシリ
ンダ2gによつて、各チエーン2aを水平状態に
保持すると共に、ワーク位置決め機構5の昇降シ
リンダ5aによつて、基準ブロツク5cを搬入コ
ンベア1の回転ローラ1bの上方に突出させる一
方、昇降シリンダ5bによつて、押付け部材5f
を上記回転ローラ1bの下方に位置させる。
この状態において、上記各チエーン2a上にス
トツパ2fの後方位置(第9図において右側)に
アルミサツシ材Aを載置した後、モータ2dを駆
動して該アルミサツシ材Aを搬入コンベア1側に
移送する。そして、アルミサツシ材Aが、上記ワ
ーク位置決め機構5の基準ブロツク5cに接触す
ると、チエーンコンベア2のシリンダ2gによつ
てチエーン2aの他端側(第9図に左端側)を下
降させる。これにより、上記アルミサツシ材A
は、搬入コンベア1の回転ローラ1b上に載置さ
れる。次いで、上記ワーク位置決め機構5の昇降
シリンダ5bによつて、支持プレート5dを上昇
させ、支持プレート5d上の水平シリンダ5e
と、この水平シリンダ5eのピストンロツドに取
付けられた押付け部材5fとを、上記基準ブロツ
ク5cと同じ高さに位置させた後、水平シリンダ
5eを操作して、基準ブロツク5c及び押付け部
材5fの名案内ローラ5g,5h間に上記アルミ
サツシ材Aを挾持する。
さらに、工作台6の移動テーブル6bを、モー
タによつて搬入コンベ1側に移動させ、かつ移動
テーブル6b上の移動チヤツク7をサーボモータ
7dによつて上記搬入コンベア1側に位置させる
と共に、各チヤツク7,8,9の両押圧機構1
0,11の上下シリンダ10a,10a及び水平
シリンダ11a,11aをそれぞれ操作すること
によつて、各チヤツク本体7c,8a,9aの開
口部Bの保護部材10i,12iと、押圧ブロツ
ク10d及び押圧コマ16の各保護部材10j,
16dとの間を広げておく一方、シリンダ19に
よつて位置決めプレート21をアルミサツシ材A
の搬送通路上に突出させた状態において、上記ワ
ーク送り装置3のモータ3dを駆動して、送りネ
ジ軸3aを回転させることにより、送りネジ軸3
aに螺合された送り本体3cを、一対のガイド軸
3bに案内支持された状態で工作台6方向に移動
させる。この結果、送り本体3cの上部にシリン
ダ3eを介して設置された押圧板3fがアルミサ
ツシ材Aの後端面に接触して、該アルミサツシ材
Aを工作台6方向に移送していく。この場合、上
記アルミサツシ材Aは、ワーク位置決め機構5の
名案内ローラ5g,5hに両側面を支持案内され
て円滑に搬送されると共に、上記押圧板3fが上
記各ワーク位置決め機構5に接近すると、各昇降
シリンダ5a,5bによつて、基準ブロツク5c
及び押付け部材5fを下降させて両者の接触干渉
を防止する。そして、上記アルミサツシ材Aの先
端部が上記各チヤツク7,8の開口部Bを通過し
て、位置決めプレート21に接近すると、上記ワ
ーク送り装置3のモータ3dを停止させて、送り
本体3cの前進を止めた後、シリンダ3eを操作
してシリンダ3eのピストンロツドに取付けられ
た押圧板3fを前進させて、アルミサツシ材Aの
先端面を上記位置決めプレート21に押し付け
る。
次いで、各チヤツク7,8の左右押圧機構11
のサーボモータ14を回転させ、かつこの回転角
を回転エンコーダ13で検出することによりフイ
ードバツク制御して、連結ネジ軸15に螺合して
いる押圧コマ16を上下に移動調整し、押圧コマ
16の位置をアルミサツシ材Aの形状(上下幅)
に合わせると共に、各押圧機構10,11の上下
シリンダ10a,10a及び水平シリンダ11
a,11aをそれぞれ操作することにより、チヤ
ツク本体7a,8aの開口部Bの保護部材10
i,12i側に、押圧ブロツク10d及び押圧コ
マ16の各保護部材10i,16dを接近させ
て、各保護部材10i,12i,10j,16d
間にアルミサツシ材Aを挾持して固定する。そし
て、工作台6のモータによつて移動テーブル6b
を移動させ、各チヤツク7,8に固定されている
アルミサツシ材Aの先端部を切断機26の設置位
置まで移送した後、シリンダ20を操作して、振
れ止め部材22でアルミサツシ材Aの下面及び一
方の側面を支持する。続いて、切断機26の回転
用モータ26aによつて丸鋸刃26bを回転させ
ると共に、該丸鋸刃26bを送り用モータ26c
によつてアルミサツシ材Aの搬送通路に突出させ
て、アルミサツシ材Aの先端部を切断する。一
方、ワーク送りの装置3の送り本体3cは、モー
タ3dを駆動することによつて、元の位置(第5
図と第7図において左端部)に戻しておく。
次いで、上記各シリンダ19,20によつて、
位置決めプレート21及び振れ止め部材22を後
退させると共に、固定チヤツク8の各押圧機構1
0,11の上下シリンダ10a,10a及び水平
シリンダ11a,11aを操作することにより、
押圧ブロツク10d及び押圧コマ16にる上記ア
ルミサツシ材Aの固定状態を解除した後、サーボ
モータ7dによつて、移動チヤツク7のチヤツク
本体7をボールネジ軸7a及び各ガイド材7bに
沿つて前進させることにより、該アルミサツシ材
Aの先端部を固定チヤツク9の開口部Bから突出
させる。そして、各固定チヤツク8,9の両押圧
機構10,11によつてアルミサツシ材Aを固定
すると共に、移動チヤツク7によるアルミサツシ
材Aの固定を解除して、該移動チヤツク7を搬入
コンベア1側に戻す。また、これと共に、工作台
6の移動テーブル6dを搬入コンベア1側に移送
して、移動テーブル6b上の各固定チヤツク8,
9の間に上記各加工機25が位置するようにした
後、各加工機25によつて、アルミサツシ材Aの
上面及び両側面の加工を行なう。そして、移動チ
ヤツク7及び両固定チヤツク8,9を適宜操作し
て、アルミサツシ材Aを適宜前方に移送しなが
ら、各加工機25によつて加工する。
次いで、アルミサツシ材Aの所定長さ(1本の
製品の長さに相当する)の加工が終了したら、移
動テーブル6bを切断機26の位置まで移送し
て、切断機26の丸鋸刃26bによつて、アルミ
サツシ材Aを切断して、1本の製品を作り出す。
そして、作り出された製品は、搬出コンベア30
の搬送ローラ30b上に載せられて移送される一
方、移動テーブル6bを加工機25側に戻すこと
により、上述したのと同様にして、残つたアルミ
サツシ材Aの加工を開始する。
このようにして、長尺のアルミサツシ材Aを加
工した後に、所定長さ毎に切断して得られた多数
の製品が、搬出コンベア30の搬送ローラ30b
上に載置されると、振り分けシリンダ31のピス
トンロツドに取付けられた振り分け板35を前進
させることにより、該製品を製品用の載置台33
上に押し出す。また、多数の製品を取り出した後
のアルミサツシ材Aの残材も、搬出コンベア30
上に送られた後、上記振り分け板35を後退させ
ることにより、残材用の載置台34上に押し出さ
れる。
なお、本実施例においては、アルミサツシ材を
用いて説明したが、銅等の非鉄金属あるいは鋼の
押出、引抜型材の加工、切断も適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、長尺材を加工
して所定長さに切断する際に、該長尺材を保持す
る長尺材加工切断装置におけるチヤツク装置にお
いて、テーブルに、長尺材を保持する移動チヤツ
ク及び一対の固定チヤツクが、移動チヤツクの一
側に一対の固定チヤツクを位置させて直線状に並
べて設けられ、上記移動チヤツクには、該移動チ
ヤツクを固定チヤツクに対して接近及び離反移動
させる移動用駆動装置が付設されるとともに、長
尺材の端面を衝接させて長尺材を位置決めする位
置決めプレートと、長尺材の側面を押さえて長尺
材の振動を防止する振れ止め部材とが、上記一対
の固定チヤツクの間に個々に出没自在に設けら
れ、かつ、上記移動チヤツクと固定チヤツクに
は、互いに直交する第1基準面と第2基準面を有
し、これらの基準面に沿つて上記長尺材を案内支
持するチヤツク本体と、上記第1基準面に対して
接近及び離反自在に設けられ、第1移動装置によ
つて動かされて第1基準面に上記長尺材を押し付
ける押圧ブロツクと、上記第2基準面に対して接
近及び離反自在に設けられた可動ブロツクと、上
記第2基準面に対して平行に移動自在に上記可動
ブロツクに設けられ、第2移動装置によつて可動
ブロツクと一緒に動かされて上記長尺材を上記第
2基準面に押し付ける押圧コマとがそれぞれ具備
された構成とされているので、押圧ブロツクによ
つて長尺材を一方の基準面に押し付けると共に、
可動ブロツクに設けた押圧コマを他方の基準面に
対して平行移動させ、かつ可動ブロツクを他方の
基準面に接近させることによつて、上記長尺材を
他方の基準面に押し付けて、長尺材を2つの基準
面と押圧ブロツク及び押圧コマとによつて強固に
固定することにより、長尺材を加工して切断する
際に、該長尺材を確実にかつ円滑に保持すること
ができると共に、長尺材の寸法、形状にかかわら
ず、押圧コマの位置調整によつて柔軟に対応でき
て、加工、切断を行ない易く、かつ多品種少量の
製品を容易に製造することができる。
また、移動チヤツクと一対の固定チヤツク、位
置決めプレート、及び振れ止め部材を備えている
ので、長尺材を位置決めプレートで正確に位置決
めした上で移動チヤツクで正確に所定位置に移送
することができる。しかも、長尺材の中間部を加
工したり切断したりする場合は一対の固定チヤツ
クで長尺材を確実に保持することができ、また長
尺材の端部の加工や切断持には一つの固定チヤツ
クで長尺材を保持するとともに振れ止め部材でそ
の長尺材の端部を押さえることができるので、総
じて、長尺材の定められた位置を定められた状態
にきわめて正確に加工及び切断することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図は本発明の一実施例を示
すもので、第1図は断面図、第2図は上下押圧機
構の断面図、第3図は左右押圧機構の断面図、第
4図は移動テーブルの側面図、第5図は搬入部の
平面図、第6図は加工切断搬出部の平面図、第7
図は搬入部の側面図、第8図は加工切断搬出部の
側面図、第9図は第5図の−線矢視図、第1
0図は第5図のX−X線矢視図、第11図は第6
図のXI−XI線矢視図、第12図は第6図のXII−XII
線矢視図、第13図は第6図の−線矢視
図である。 7……移動チヤツク、8……固定チヤツク、9
……固定チヤツク、12……可動ブロツク、16
……押圧コマ、A……アルミサツシ材、7c……
チヤツク本体、8a……チヤツク本体、9a……
チヤツク本体、10d……押圧ブロツク、10i
……保護部材、10j……保護部材、12i……
保護部材、16d……保護部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 長尺材Aを加工して所定長さに切断する際
    に、該長尺材Aを保持する長尺材加工切断装置に
    おけるチヤツク装置において、テーブル6bに、
    長尺材Aを保持する移動チヤツク7及び一対の固
    定チヤツク8,9が、移動チヤツク7の一側に一
    対の固定チヤツク8,9を位置させて直線状に並
    べて設けられ、上記移動チヤツク7には、該移動
    チヤツク7を固定チヤツク8,9に対して接近及
    び離反移動させる移動用駆動装置7bが付設され
    るとともに、長尺材Aの端面を衝接させて長尺材
    Aを位置決めする位置決めプレート21と、長尺
    材Aの側面を押さえて長尺材Aの振動を防止する
    振れ止め部材22とが、上記一対の固定チヤツク
    8,9の間に個々に出没自在に設けられ、かつ、
    上記移動チヤツク7と固定チヤツク8,9には、
    互いに直交する第1基準面10iと第2基準面1
    2iを有し、これらの基準面10i,12iに沿
    つて上記長尺材Aを案内支持するチヤツク本体7
    c,8a,9aと、上記第1基準面10iに対し
    て接近及び離反自在に設けられ、第1移動装置1
    0aによつて動かされて第1基準面10iに上記
    長尺材Aを押し付ける押圧ブロツク10dと、上
    記第2基準面12iに対して接近及び離反自在に
    設けられた可動ブロツク12と、上記第2基準面
    12iに対して平行に移動自在に上記可動ブロツ
    ク12に設けられ、第2移動装置11aによつて
    可動ブロツク12と一緒に動かされて上記長尺材
    Aを上記第2基準面12iに押し付ける押圧コマ
    16とがそれぞれ具備されたことを特徴とする長
    尺材加工切断装置におけるチヤツク装置。
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JPS482991U (ja) * 1971-05-25 1973-01-13

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