JPH0545283U - 免震装置 - Google Patents

免震装置

Info

Publication number
JPH0545283U
JPH0545283U JP8693691U JP8693691U JPH0545283U JP H0545283 U JPH0545283 U JP H0545283U JP 8693691 U JP8693691 U JP 8693691U JP 8693691 U JP8693691 U JP 8693691U JP H0545283 U JPH0545283 U JP H0545283U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seismic isolation
rails
rail
bearings
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8693691U
Other languages
English (en)
Inventor
隆一 磯浪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP8693691U priority Critical patent/JPH0545283U/ja
Publication of JPH0545283U publication Critical patent/JPH0545283U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、廉価でコンパクトな免震装置を
目的にしている。 【構成】 回転体21を有する支承部2を下面四隅に配
設した免震台1と、上面軸線方向を凹面Cに形成し、該
凹面Cに前記回転体21を乗載するレール3との組合せ
から成り、一次元方向及び二次元方向の免震を可能にし
たことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、地震、振動等を免震する免震装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種免震装置は、図7〜9に図示したように、下面四隅に回転球b1 を有するボールアイソレータbを4個配設した免震台cと、上面を凹面にし床d 上に配置される円盤状の皿aとの組合せで構成され、水平任意方向に作動させて 免震、除震を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の技術では、 1)皿1個の直径はφ500と大きく、免震台のボールアイソレータに対応さ せて床上に該皿を4個配置すると、設置床面積を広く占有する(図8参照)とい う問題点がある。
【0004】 2)また、水平一軸方向のみの可動で良い場合においても、従来の皿では、該 一方向のみの専用支承の機能を必要としない面積までも必要となり、設置場所に 無駄なスペースが生じる、更に、無駄な機能があるため設置スペースや装置の重 量が大きくなり、結果的にはコスト高となるという問題点がある。
【0005】 そこで、本考案は、上記従来の技術の問題点に鑑み案出されたもので、廉価で コンパクトな免震装置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における免震装置においては、回転体を有 する支承部を下面四隅に配設した免震台と、上面軸線方向を凹面に形成し、該凹 面に前記回転体を乗載するレールとの組合せから成り、一次元方向及び二次元方 向の免震を可能にしたことを特徴としている。
【0007】
【作用】
免震台の支承部を左右2列四隅に配設した場合は、床上には該支承部の位置に 対応して、床上にはレールを該レールの軸線方向に直列に左右2列配置し、地震 、振動から免震台を免震する(図1、図2参照)。
【0008】 又左右一対の前側支承部を左右一対の後側支承部より内側に配置、またはこの 逆に支承部を配置した場合は、床上にレールを並列に配置する(図3、図4参照 )。
【0009】 更に、一層目の平行または並列に配置したレールに対し、該一層目の免震台上 に二層目のレールを直交させて配置すると、二次元(任意方向)の免震を行うこ とができる(図5、図6)。
【0010】
【実施例】
実施例について図1から図6を参照して説明すると、本装置は概略、免震台1 とレール3の組合せから構成され、該免震台1の下面四隅には回転体21を有す る支承部2が四隅に配設してある。
【0011】 前記支承部2は、ボールアイソレータや市販のベアリング車輪が用いられ、支 持荷重を、軽〜重荷重迄任意に選択可能にされている。
【0012】 レール3は、断面形状をUまたはV字状に形成し、該レール3の上面の軸線方 向に、回転体21すなわち、ボールアイソレータのボール、ベアリング車輪の車 輪を乗載可能に凹面Cが形成されている。
【0013】 また、レール2の長さは、従来の皿の凹面の直径とほぼ同じ長さに形成されて いる。
【0014】 次に、支承部2の配置とレール3配置との関係を説明すると、一次元(一方向 )可動を可能にし、巾方向の寸法は制限を受けず小さくできるように、図1及び 図2にあらわしたように、左右一対の支承部2を2列ほぼ平行に配設し、床4上 には該支承部2の配置に対応してレール2が軸線方向直列に左右2列配置されて いる。
【0015】 また、同様に一次元(一方向)を可能にし、装置のコンパクト化を可能にする ため、図3及び図4にあらわしたように、左右一対の前側支承部2を左右一対の 後側支承部22より内側に配置又はこの逆に支承部2を配置し、床4上には前側 レール3と後側レール31を並列に配置する。
【0016】 なお、前後側支承部2のストロークが短い場合は、レール3の一部をオーバラ ップさせた態様でレール3が配置される。
【0017】 更に、図5及び図6にあらわしたように、二次元(任意方向)からの振動、地 震を免震可能にするため、一層目Aの免震台1上には、該一層目Aのレール3に 対し、二層目Bのレール3を直交させて配置されている。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0019】 A.前後の支承部間がロングストロークの場合でも、支承部の下にレールを配 置するだけでよいため容易に対応することができる。
【0020】 B.レールの並列配置ができるため、装置は設置面積が小さくなり、コンパク ト化できる。
【0021】 C.一層目のレール配置に対し、二層目のレールを直交させて配置できるため 、二次元(任意方向)の振動、地震を免震できる。
【0022】 D.簡単な構造であるため、装置が廉価に製作でき、更に、装置はコンパクト 化できる有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置のレールを直列に配置した場合の側
面図である。
【図2】本考案装置のレールを直列に配置した場合の正
面図である。
【図3】本考案装置のレールを並列に配置した場合の側
面図である。
【図4】本考案装置のレールを並列に配置した場合の正
面図である。
【図5】本考案装置の二次元免震の場合の側面図であ
る。
【図6】本考案装置の二次元免震の場合の正面図であ
る。
【図7】従来の免震装置の一部断面図である。
【図8】従来の免震装置の平面図である。
【図9】従来の免震装置の正面図である。
【符号の説明】
1 免震台 2 支承部 21 回転体 3 レール C 凹面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体を有する支承部を下面四隅に配設
    した免震台と、上面軸線方向を凹面に形成し、該凹面に
    前記回転体を乗載するレールとの組合せから成り、一次
    元方向及び二次元方向の免震を可能にしたことを特徴と
    する免震装置。
JP8693691U 1991-09-27 1991-09-27 免震装置 Pending JPH0545283U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8693691U JPH0545283U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 免震装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8693691U JPH0545283U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 免震装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0545283U true JPH0545283U (ja) 1993-06-18

Family

ID=13900758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8693691U Pending JPH0545283U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 免震装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0545283U (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1137211A (ja) * 1997-07-24 1999-02-12 Okumura Corp 免震装置
JPH11325173A (ja) * 1998-05-19 1999-11-26 Fujitsu Ltd 装置の免震設置方法
JP2003206986A (ja) * 2002-01-10 2003-07-25 As:Kk 免震装置
JP2009269452A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Ihi Corp 輸送用ショック低減装置
JP2009269649A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Ihi Corp 防振パレット及びこれを備えた防振装置
WO2018131757A1 (ko) * 2017-01-10 2018-07-19 김흥열 면진장치
JP2020060252A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 株式会社エーエス 対象物設置機構

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0254040A (ja) * 1988-08-19 1990-02-23 Masao Akimoto 免震装置及び免震構造物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0254040A (ja) * 1988-08-19 1990-02-23 Masao Akimoto 免震装置及び免震構造物

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1137211A (ja) * 1997-07-24 1999-02-12 Okumura Corp 免震装置
JPH11325173A (ja) * 1998-05-19 1999-11-26 Fujitsu Ltd 装置の免震設置方法
JP2003206986A (ja) * 2002-01-10 2003-07-25 As:Kk 免震装置
JP2009269452A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Ihi Corp 輸送用ショック低減装置
JP2009269649A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Ihi Corp 防振パレット及びこれを備えた防振装置
WO2018131757A1 (ko) * 2017-01-10 2018-07-19 김흥열 면진장치
US11136779B2 (en) 2017-01-10 2021-10-05 Heung Yeol KIM Seismic isolation device
JP2020060252A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 株式会社エーエス 対象物設置機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5031369A (en) Free access floor
JPH0545283U (ja) 免震装置
JPH0549846B2 (ja)
JP4454722B2 (ja) 物品搭載用の免震装置
JP3031887B2 (ja) ラック用免震装置
JPH04107339A (ja) 防振装置
JP4290280B2 (ja) 物品搭載用の免震装置
JPH1068443A (ja) 免震装置
JP3045018U (ja) 免震装置
JP3072105U (ja) 免震装置
JP3959316B2 (ja) 振動台装置
CN220325043U (zh) 一种开关柜防倾覆承重安装座
JPH02122833U (ja)
JP3066370U (ja) 物品搭載用の免震装置
JPS6443129U (ja)
JP3064645U (ja) 物品搭載用の免震装置
JPH0642059Y2 (ja) 垂直循環式駐車装置の駆動機構支持装置
JP2540055Y2 (ja) 移動壁の防振装置
JP3071397U (ja) 免震装置
JPH11190389A (ja) 免震支承装置
JP3044013U (ja) 免震装置
JP2000279253A (ja) 収納什器等の免震装置
JP2552406B2 (ja) 大規模構造物における上下方向の制震床装置
JPH0543154Y2 (ja)
JP3066372U (ja) 物品搭載用免震装置における周囲側面部の改良構造