JP3044013U - 免震装置 - Google Patents

免震装置

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JP3044013U
JP3044013U JP1997005830U JP583097U JP3044013U JP 3044013 U JP3044013 U JP 3044013U JP 1997005830 U JP1997005830 U JP 1997005830U JP 583097 U JP583097 U JP 583097U JP 3044013 U JP3044013 U JP 3044013U
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JP
Japan
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pedestal
shaft
circular hole
fixed
spherical
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JP1997005830U
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English (en)
Inventor
岳英 山下
Original Assignee
日本フオームサービス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、免震装置に関するもので、地震が
発生した時、その振動を軽減し、上部架台上に載置した
キヤビネット等の倒壊を防止することができる免震装置
を得ることを目的とするものである。 【構成】 下部架台１の４隅に設けた球体受台２と、上
部架台３の４隅に設けた球体受台２との間に回転用球体
４、４、４、４を装着し、下部架台１上に上部架台３を
移動自在に設置すると共に、下部架台１の中央部に適当
大きさの円形孔５を設け、この円形孔５にシヤフト６を
挿入し、このシヤフト６の下端部を、円形孔５の下方に
配設した円形板７の中央部に固定すると共に、該シヤフ
ト６の上端部を、上部架台３の中央部に固定したもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、免震装置に関するもので、キヤビネット、各種の物品収容箱、コン ピューターならびにタンス等を、この免震装置の上部架台上に載置して使用する ものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、キヤビネット等は、室内の床面上に直接載置していた。このため、地震 が発生した時、その振動により、キヤビネット等は倒れてしまい、大きな損傷を 受ける等の欠点があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の欠点を解決すべくしたもので、地震が発生した時、その振動 を軽減し、上部架台上に載置したキヤビネット等の倒壊を防止することができる 免震装置を得ることを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
これを達成する手段として、本考案は、下部架台に設けた球体受台と、上部架 台に設けた球体受台との間に回転用球体を装着し、下部架台上に上部架台を移動 自在に設置すると共に、下部架台の中央部に適当大きさの円形孔を設け、この円 形孔にシヤフトを挿入し、このシヤフトの下端部を、円形孔の下方に配設した円 形板の中央部に固定すると共に、該シヤフトの上端部を、上部架台の中央部に固 定したものである。
【０００５】
【実施例】
本考案の構成を図面に示す実施例によって詳細に説明する。下部架台１の４隅 に設けた球体受台２と、上部架台３の４隅に設けた球体受台２との間に回転用球 体４、４、４、４を装着し、下部架台１上の上部架台３が前、後、左右に自由に 移動できるようにする。 また、下部架台１の中央部に適当大きさの円形孔５を設けると共に、この円形孔 ５にシヤフト６を挿入し、このシヤフト６の下端部を、円形孔５の下方に配設し た円形板７の中央部に固定すると共に、該シヤフト６の上端部を、上部架台３の 中央部に固定する。９は床面、１０は下部架台３に載置したキヤビネット。
【０００６】 ８は、下部架台１に設けた円形開口部を示し、この円形開口部に球体受台２の 球体受部分を露出させる。また、各球体受台２、２、２、２は、下部架台１およ び上部架台３に溶接またはその他適宜の手段により固定する。また、各球体受台 ２、２、２、２の球体受部分は、皿状に凹設されており、各回転用球体４、４、 ４、４が円滑に転動し上部架台３が、前、後、左、右に自由に移動できるように なっている。また、シヤフト６の上、下端部を上部架台３、円形板７に固定する 手段としては、シヤフト６の上、下端部を溶接等により直接上部架台３、円形板 ７に固定してもよく、または、シヤフト６の上、下端部に設けたネジ部を、上部 架台３、円形板７に設けたネジ部に螺入し、ナツト等により締め付けるようにし てもよく、この他種々の固定手段があることは勿論である。また、円形板７は、 円形孔５より大きく形成される。
【０００７】
【考案の効果】
以上、実施例で述べたように、本考案は、下部架台１に設けた球体受台２と、 上部架台３に設けた球体受台２との間に回転用球体４を装着し、下部架台１上に 上部架台３を移動自在に設置したので、地震が発生した時、上部架台３の振動を 緩和軽減することができる。また、本考案は、下部架台１の中央部に適当大きさ の円形孔５を設け、この円形孔５にシヤフト６を挿入し、このシヤフト６の下端 部を、円形孔５の下方に配設した円形板７の中央部に固定すると共に、該シヤフ ト６の上端部を、上部架台３の中央部に固定したので、地震が発生した時、上部 架台３の移動距離ならびに移動範囲を制限することができる。このように、本考 案は、地震が発生した時、上部架台３の振動を緩和軽減し、また上部架台３の移 動距離ならびに移動範囲を制限できるから、上部架台３上に載置したキヤビネッ ト等１０は、地震の振動による倒壊を防止することができる効果がある。
【０００８】
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の免震装置の正面図。
【図２】図１のＡ−Ａ線切断側面図。
【図３】図１のＢ−Ｂ線切断側面図。
【符号の説明】
１ 下部架台 ２ 球体受台 ３ 上部架台 ４ 回転用球体 ５ 円形孔 ６ シヤフト ７ 円形板 ８ 円形開口部 ９ 床面 １０ キヤビネット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 下部架台に設けた球体受台と、上部架台
    に設けた球体受台との間に回転用球体を装着し、下部架
    台上に上部架台を前後、左右に移動自在に設置すると共
    に、下部架台の中央部に適当大きさの円形孔を設け、こ
    の円形孔にシヤフトを挿入し、このシヤフトの下端部
    を、円形孔の下方に配設した円形板の中央部に固定する
    と共に、該シヤフトの上端部を、上部架台の中央部に固
    定してなる免震装置。
JP1997005830U 1997-06-02 1997-06-02 免震装置 Expired - Lifetime JP3044013U (ja)

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