JP4290280B2 - 物品搭載用の免震装置 - Google Patents

物品搭載用の免震装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4290280B2
JP4290280B2 JP16022399A JP16022399A JP4290280B2 JP 4290280 B2 JP4290280 B2 JP 4290280B2 JP 16022399 A JP16022399 A JP 16022399A JP 16022399 A JP16022399 A JP 16022399A JP 4290280 B2 JP4290280 B2 JP 4290280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
intermediate frame
rail
stopper
lower frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16022399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000346127A (ja
Inventor
崇 舟木
Original Assignee
崇 舟木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 崇 舟木 filed Critical 崇 舟木
Priority to JP16022399A priority Critical patent/JP4290280B2/ja
Publication of JP2000346127A publication Critical patent/JP2000346127A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4290280B2 publication Critical patent/JP4290280B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、室内、屋内に配置されるコンピューター、精密機械等の機械器具等、又は室内、屋内に搭載される美術品等の搭載台、或いは美術品等を収めている搭載ケース等々を、地震をはじめとする発生した各種振動から保護するための物品搭載用免震台に関するものである。
【従来の技術】
従来においては、例えば、室内、屋内に、コンピューター、精密機械等の機械器具等が配置され、また、博物館、美術館、寺院等々の建物内には、各種の文化的な遺産、貴重な仏像、彫刻品等の美術品、貴重な絵画等々の各種の搭載物を搭載した多数の搭載台や搭載ケースが設置されている。従来、これらの搭載台、搭載ケースは、室内、屋内の床面上に直接設置されているために、地震等の振動が発生すると、搭載台、搭載ケースが倒壊してコンピューター、美術品等の搭載物品が破損、損傷し、取返しのつかない甚大な損害を被ることになる。
このような被害を事前に回避するために、従来、搭載物を収納する搭載台、搭載ケースを強固な構造とする等のことが行われている。しかし、この場合、そのコストが高価なものになるとともに、このような構造である場合、大きな地震等の発生振動に対しては搭載台、搭載ケースが倒壊してしまうことになる。
従って、従来、上記不都合を回避するために、搭載台の下に、オイルダンパーやゴムなどの弾性体を設置面と搭載台、搭載ケースとの間に配置してその剪断変形により震動を吸収できるように構成した免震装置等が存在する。
また、搭載台の下に、間にローラを介在した複数の架台を配置し、地震に対して複数の架台が前後、左右に移動するような構造として、この各架台の移動により震動を吸収できるように構成した免震装置が存在する。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の搭載台の下にオイルダンパーやゴムなどの弾性体を設置面と搭載台、搭載ケースとの間に配置してその剪断変形により振動を吸収できるように構成した免震装置等においては、大きな地震等の発生振動に対してはこのような弾性体のみによっては振動を吸収させることが困難であることが多い。
また、上述した従来の搭載台の下に、間にローラを介在した複数の架台を配置し、地震に対して複数の架台が前後、左右に移動するような構造とした免震装置の場合、単に各架台が前後、左右に移動するだけの構造のものであるために、移動する各架台を相互の架台から脱落・外脱しないで移動可能な範囲は限られた狭い範囲であることから、この免震装置を設置する場所自体にかなり広いスペースを要することになり、とても既存、既製の搭載台、搭載ケース等にこの免震装置を適用することは不可能であるという不都合がある。
本発明は、上述した従来の実情に鑑み開発されたものであり、その目的とするところは、大小を問わず各種の地震等の振動発生の場合でも水平方向の振動を吸収することにより、床面に配置される台の上のコンピューター、精密機械等の機械器具、搭載台上の各種の搭載物、搭載ケース等に収納した各種搭載品等々が倒れてしまうような事態を防止できるとともに、地震等の発生振動が終わった後に、搭載台等を円滑に素早く元の位置へ復帰でき、しかも、設置場所も比較的狭いスペースで良く、既存、既製の搭載台、搭載ケース等にそのまま適用することができる免震装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の免震装置は、床面等に配置する下部架台と、この下部架台の上方でコンピューター、精密機械等の機械器具等、又は美術品等を搭載する上部架台と、この下部架台と上部架台との間に配置した中間部架台とを具備し、前記下部架台、中間部架台が、地震等の振動発生の際、夫々個別に直交する方向に自在に水平移動しながら振動を吸収可能に構成し、前記上部架台上の被搭載物を地震等の各種振動から保護するようにした免震装置で、前記下部架台の上面と、前記中間部架台の下面との各対向面の夫々左右位置には、夫々上下に対向する各レール面を有する各レール体を具備し、前記中間部架台の上面と、前記上部架台下面との各対向面の夫々左右位置には、夫々上下に対向し、且つ、前記下部架台の上面と中間部架台の下面とに配置した各レール面に直交する各レール面を有する各レール体を具備し、前記下部架台の上面と中間部架台の下面との間、中間部架台の上面と上部架台下面との間には、前記各架台に配置した各レール体の上下に対向する各レール面に上下から挟持され、地震等の振動発生の際に、前記下部架台、中間部架台が夫々個別に直交する方向に自在に水平移動可能な状態で、且つ、前記各架台に配置した各レール体の長さ内の一定範囲内においてレール面上を移動自在なように構成した移動体を具備し、前記下部架台の上面と中間部架台の下面のいずれかの一面、中間部架台の上面と上部架台の下面のいずれかの一面には、地震等の振動発生のとき、前記下部架台、中間部架台が、夫々個別に直交する方向に自在に水平移動する際における前記下部架台と中間部架台、及び中間部架台と上部架台の各水平移動に対して各架台の脱落・外脱を防止し、且つ、移動した各架台の復元力を増大できるような水平状又はV字状或いは円弧状に形成したストッパ受面を有するストッパ受体と係止し、前記各水平移動に減衰力を持たせるように配置した弾性体を備え、前記各水平移動の減衰の強弱を調整できるスペーサを装着可能なように構成したストッパ体を具備してなることを特徴とするものである。
この発明によれば、下部架台の上面と中間部架台の下面との間、中間部架台の上面と上部架台の下面との間には、夫々の架台内に各コロ体を装着配置しているとともに、地震等の振動発生の際には、下部架台、中間部架台とが、夫々個別に直交する前後・左右の方向に自在にオーバーハング状態で振動を吸収しながら水平移動が可能なように構成されて積層状態になっているので、これにより、美術品等々を搭載するようにした上部架台を支持しているその下方部分があらゆる方向に動きながら振動を吸収して前記上部架台上の美術品等の倒壊等を防止することになる。
また、地震等の振動発生の際には、下部架台、中間部架台が、夫々個別に直交する前後・左右の方向に自在にオーバーハング状態で振動を吸収しながら水平移動可能な構成であることから、上記各架台の水平移動で各架台が脱落・外脱しないように規制するようにしたストッパ体と相まって、下部架台、中間部架台の各水平移動がかなり広い範囲まで安全に移動可能になるので、各架台のサイズを比較的小さくコンパクトに構成でき、本装置の設置場所も比較的狭いスペースで良く、例えば、既存、既製の搭載ケース等の内部に本装置をそのまま配置して適用することができる。
更に、弾性体、スペーサをもって、前記下部架台、中間部架台の各水平移動の減衰強弱で各水平移動の移動状態を調整可能となり、以上の作用に加えて、水平移動した各架台の復元力を増大させることができる。
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
この免震装置1は、図1、図2に示すように、床面2上に配置する下部架台10と、この下部架台10の上に配置する中間部架台20と、この中間部架台20の上に配置する上部架台40とを具備している。
図1中のAは、美術品等々を収めている搭載ケースであり、この免震装置1は、例えば、図2に示すような状態において使用される。
前記下部架台10は、上面を開口11とした四角形状の薄状箱型で、上方に向いて浅い溝部12を設けて形成している。
前記中間部架台20は、上・下面を夫々開口21、22とし、中心板23の上下に夫々四角形状の薄状箱型を備えた形態で、この中心板23の上方、下方に向いて夫々浅い溝部24、25を設け、上の溝部24の部分を上方中間部架台26、下の溝部25の部分を下方中間部架台27として形成している。
前記上部架台40は、例えば図2に示すように、下面を開口41とした四角形状の薄状箱型で、下方に向いた浅い溝部42を設けて形成している。この上部架台40の上に、コンピューター、精密機械等の機械器具等、又は美術品等が搭載、搭載される。
前記下部架台10、中間部架台20の上方中間部架台26、下方中間部架台27、上部架台40は、図1、図3に示すように、各溝部が夫々相互に対向する各架台内に、夫々対向する各溝部内の左右位置に凹溝状、逆凹溝状の各レール体50を配置している。
即ち、前記下部架台10の溝部12の左右位置と、下方中間部架台27の溝部25の左右位置とには、相互に対向する溝部内の左右位置に凹溝状、逆凹溝状の各レール体50を配置している。
また、前記上方中間部架台26の溝部24の左右位置と、上部架台40の溝部42の左右位置とには、図1、図3に示すように、前記下部架台10の溝部12と下方中間部架台27の溝部25とに配置した各レール体50と直交し交叉する状態で、相互に対向する溝部内の左右位置に凹溝状、逆凹溝状の各レール体50を配置している。
従って、上方中間部架台26の溝部24と上部架台40の溝部42とに配置する各レール体50と、前記下部架台10の溝部12と下方中間部架台27の溝部25とに配置する各レール体50とは、直交し交叉する状態で配置している。
前記下部架台10の溝部12と下方中間部架台27の溝部25とに配置する各レール体50、50の間と、前記上方中間部架台26の溝部24と上部架台40の溝部42とに配置する各レール体50、50の間には、下部架台10の開口11と下方中間部架台27の開口22との対向端面と、上方中間部架台26の開口21と上部架台40の開口41との対向端面とに、夫々隙間81を設けながら、前記各架台に配置した各レール体50の上下に対向する各レール面51に上下から挟持され、地震等の振動発生の際、前記下部架台10、中間部架台20が夫々個別に直交する方向に自在に水平移動可能な状態で、且つ、前記各架台に配置した各レール体50の長さ内の一定範囲内においてレール面51上を移動自在なように構成した移動体97、例えば、後記図10に示すような各コロ63等を備えたコロ体60を具備している。
前記移動体97は、前記各架台に配置した各レール体50の上下に対向する各レール面51に上下から挟持されて、地震等の振動発生の際、前記下部架台10、中間部架台20が個別に直交する方向に自在に水平移動可能な状態で、且つ、前記各架台に配置した各レール体50の長さ内の一定範囲内においてレール面51上を移動自在な構成であれば良く、特にその構成を限定するものではない。
例えば、図10に示すような各コロ体60をもって移動体97を構成しても良い。
前記各レール体50の長さ内の一定範囲内とは、各レール体50の長さ内における一定の範囲という意味であり、後記するように、例えば、各レール体50の長手方向の夫々の両端部に各垂直片56を突設した場合には、前記移動体97がこの各垂直片56内におけるレール面51上を移動自在となる。
従って、下部架台10、中間部架台20の下方中間部架台27、中間部架台20の上方中間部架台26、上部架台40は、夫々の架台内に移動体97、例えば各コロ体60を装着配置しているとともに、図1、図5、図6、図9中の各矢印に示すように、地震等の振動発生の際には、下部架台10、中間部架台20とが、夫々個別に直交する前後・左右の方向に自在にオーバーハング状態で振動を吸収しながら水平移動が可能なように構成されて積層状態になっている。
前記下部架台10、中間部架台20とが、夫々個別に直交する前後・左右の方向に自在にオーバーハング状態で水平移動することから、これにより、美術品等を搭載する上部架台40を支持しているその下方部分があらゆる方向に動きながら振動を吸収して上部架台40上の美術品等の倒壊等を防止することになる。
なお、図1中の2点鎖線の引き出し線で示す符号70又は90は、下部架台10と中間部架台20の下方中間部架台27との間、中間部架台20の上方中間部架台26と上部架台40との間の左右位置に夫々配置した各レール体50の間に、各架台間の各レール体50に直交して配置される後記ストッパ体90又はストッパ体70と異なる実施の形態のストッパ体70である。
本発明の実施の形態においては、下部架台10、中間部架台20が、夫々個別に直交する前後・左右の方向に自在にオーバーハング状態で振動を吸収しながら水平移動可能な構成であることから、後記する上記各架台の水平移動する各架台が脱落・外脱しないように規制するようにしたストッパ体70と相まって、下部架台10、中間部架台20の各水平移動がかなり広い範囲まで安全に移動可能になるので、各架台のサイズを比較的小さくコンパクトに構成でき、本装置の設置場所も比較的狭いスペースで良く、例えば、既存、既製の搭載ケースA等の内部に本装置をそのまま配置して適用することができる。
前記下部架台10、中間部架台20の下方中間部架台27、中間部架台20の上方中間部架台26、上部架台40の各溝内に上下に配置する各レール体50の上面のレール面51は、夫々水平状態のレール面51として実施しても良く、また、図3、図4、図5、図6に示すように、各架台の下部の溝内に配置する各レール体50のレール面51を変形実施しても良い。
即ち、図3、図4、図5、図6は、下部架台10の溝部12内のレール体50のレール面51と、上方中間部架台26の溝部24内のレール体50のレール面51とに、側面からみた場合、緩い傾斜の湾曲状部52を形成して構成した状態を示すものである。
なお、中間部架台20の下方中間部架台27と上部架台40との各溝内に配置する各レール体50のレール面51にも、前記下部架台10の溝部12内のレール体50のレール面51と上方中間部架台26の溝部24内のレール体50のレール面51とに構成したような側面からみた場合、緩い傾斜の湾曲状部52を形成してこれを構成しても良い。
下部架台10の溝部12内のレール体50のレール面51と、上方中間部架台26の溝部24内のレール体50のレール面51とに、緩い湾曲状部52を形成して構成した場合、下部架台10、中間部架台20との夫々個別に直交する前後・左右の方向への自在な水平移動を一層円滑するとともに、上部架台40の高効率な振動吸収を行うことができ、下部架台10、中間部架台20の各架台の元の位置への復帰力を一層素早くすることが可能である。
前記下部架台10、中間部架台20の下方中間部架台27、中間部架台20の上方中間部架台26、上部架台40の各溝内に上下に配置する各レール体50の各端部には、図5、図6等に示すように、前記下部架台10、中間部架台20の水平移動範囲の最大限(最大限のオーバーハング位置)を規制するための各垂直片56を突設している。図4に示すように、移動する各架台がその移動の最大限の位置に達した時、移動体97、例えば各コロ63が各垂直片56に当接し移動を停止する。
なお、上記垂直片56は、これに代替して、各架台の内壁面をもって、当該垂直片56と同じ作用を発揮するようにしても良い。
前記各レール体50の長手方向の夫々の両端部に、各垂直片56を突設した場合には、前述したように、前記移動体97、例えばコロ63がこの各垂直片56内におけるレール面51上を移動自在となる。
前記上部架台40の溝部42内の左右の各レール体50と、前記中間部架台20の下方中間部架台27の溝部25内の左右の各レール体50とは、夫々内側方向に対向する各レール面51の更に内側位置に、後記するストッパ体70のコロ71を搭載しこのコロ71の受け体として、図3、図7に示すように、夫々適当幅を有する各ストッパ受面53を設けたストッパ受体54を形成している。
上記ストッパ受体54の各ストッパ受面53は、図3、図7に示すように、水平に形成しても良く、また、図8に示すように、側面からみた場合、底部55を有する緩やかに傾斜した傾斜面53を有するV字状又は円弧状として形成しても良い。
上記ストッパ受体54の各ストッパ受面53を、底部55を有する緩やかに傾斜した傾斜面53を有するV字状又は円弧状に形成して構成した場合、下部架台10、中間部架台20の夫々個別に直交する前後・左右の方向への自在な水平移動を一層円滑するとともに、上部架台40の高効率な振動減衰を行うことができ、高効率に下部架台10のレール体50からの中間部架台20の脱落・外脱を防止、且つ、中間部架台20のレール体50からの上部架台40の脱落・外脱を防止しながら、下部架台10、中間部架台20の各移動架台の元の位置への復帰力を一層素早くすることが可能となる。
なお、ストッパ受体54の各ストッパ受面53を、底部55を有する緩やかに傾斜した傾斜面53を有するV字状又は円弧状に形成して構成した場合、図8に示すように、下部架台10、中間部架台20の水平移動範囲が最大限(最大限のオーバーハング位置)の移動位置に達した時(図6の状態の時)、各コロ71は当該ストッパ受面53の傾斜面53の最も高い部分に位置(図8中の破線の部分)して移動架台(下部架台10、中間部架台20)が停止することになる。コロ71が、図8の実線で示すように中央部分に位置するとき、下部架台10、中間部架台20は図5に示すような状態にある。
前記下部架台10の溝部12内と、前記中間部架台20の上方中間部架台26の溝部24内とには、下部架台10のレール体50からの中間部架台20の脱落・外脱を防止し、中間部架台20のレール体50からの上部架台40の脱落・外脱を防止するため、下部架台10の溝部12内と中間部架台20の上方中間部架台26の溝部24内の左右の各レール体50の間に、これらの各レール体50に直交する状態でストッパ体90を具備している。
図3中の2点鎖線の引き出し線で示す符号90は、中間部架台20の上方中間部架台26と上部架台40との間に配置するストッパ体である。このストッパ体90は、下部架台10と中間部架台20の下方中間部架台27との間に配置するストッパ体90と同一構成で、下部架台10と中間部架台20の下方中間部架台27との間に配置するストッパ体90に直交して、中間部架台20の上方中間部架台26と上部架台40との間に配置される。
本実施の形態の上記ストッパ体90は、図3に示すように、左右両端に回転可能に設けた各コロ71を有し、凹状の保持枠93を支持する2つの各ナット96を、下部架台10の溝部12内、中間部架台20の上方中間部架台26の溝部24内に垂直に固設して構成している。
図3中の91は、ナット96に保持枠93を支持しているナットである。
従って、この実施の形態においては、ナット96への保持枠93の高・低の支持位置をナット91の締め付け状態により、自在に調整可能できるので、これにより、前記ストッパ受面53へのコロ71の接触状態を調整できることから、下部架台10、中間部架台20の夫々個別に直交する前後・左右の方向への自在な水平移動の調整を自在にできる。
上記ストッパ体90のコロ71は、これ自体をコロの構成に限定するものではない。要は、ストッパ受面53の接触状態を調整できるものであれば、単なる棒状としてこれを構成しても良い。この点、後述する変形する実施の形態におけるストッパ体70のコロ71も同様である。
なお、ストッパ受体54の各ストッパ受面53を、図7のように、水平に形成して構成した場合、図7に示すように、下部架台10、中間部架台20の水平移動範囲が最大限(最大限のオーバーハング位置)の移動位置に達した時(図6の状態の時)、各コロ71は当該ストッパ受面53の傾斜面53の最も高い部分に位置(図7中の破線の部分)して移動架台(下部架台10、中間部架台20)が停止することになる。コロ71が、図7の実線で示すように中央部分に浮上して位置するときは、下部架台10、中間部架台20は図5に示すような状態にある。
図4は、変更した実施の形態のストッパ体70であり、凹状の保持枠73の左右両端に回転可能に設けた各コロ71を有し、この保持枠73の中心位置に保持枠73を、下部架台10の溝部12内、中間部架台20の上方中間部架台26の溝部24内に垂直に固設するネジ芯棒94と、これに装着するナット92を具備している。上記変更した実施の形態のストッパ体70の場合においても、前述したストッパ体90の場合と同様に、ストッパ受体54のストッパ受面53は、図7、図8に示すように、水平或いは底部55を有する緩やかに傾斜した傾斜面53を有するV字状又は円弧状として形成したものに適用できることは勿論である。
そして、前記保持枠73の左右位置には、各ネジネジ芯棒76の周囲に上下方向に付勢、弾性作用を発揮するバネ77等の各弾性体78を装着し、凹状の保持枠73の底面にスペーサ74を装着可能な隙間75を有しつつ基板80を、下部架台10の溝部12の底部、中間部架台20の上方中間部架台26の溝部24の底部に固着している。
図4中の2点鎖線の引き出し線で示す符号70は、中間部架台20の上方中間部架台26と上部架台40との間に配置するストッパ体である。このストッパ体70は、下部架台10と中間部架台20の下方中間部架台27との間に配置するストッパ体70と同一構成で、下部架台10と中間部架台20の下方中間部架台27との間に配置するストッパ体70に直交して、中間部架台20の上方中間部架台26と上部架台40との間に配置される。
図4中、79は各コロ71のコロ軸、82はバネ77等の弾性体78の上方に配置した押え板、83はネジ芯棒76を下部架台10の溝部12の底部、中間部架台20の上方中間部架台26の溝部24の底部に固着するようにした場合のネジ頭である。
この場合、前記ストッパ体70の左右の各コロ71は、前記上部架台40の溝部42内と、中間部架台20の下方中間部架台27の溝部25内との左右の各ストッパ受体54のストッパ受面53上に位置して、下部架台10、中間部架台20が夫々個別に直交する前後・左右の方向へ振動を吸収しながら自在な水平移動する際このストッパ受面53上を回転するようになっている。
従って、この実施の形態においては、スペーサ74を装着でき、弾性体78の締め付け状態の強弱の調整ができ、これにより、前記ストッパ受面53へのコロ71の接触状態を調整できることから、下部架台10、中間部架台20の夫々個別に直交する前後・左右の方向への自在な減衰の調整を自在にできる。
これにより、図7、図8に示すような所に位置する場合のコロ71を、自在に変更、調整(コロ71の下面をストッパ受面53に強弱を持たせながら当接させたり、浮上させたり)することにより、前記下部架台10、中間部架台20の各水平移動の減衰強弱を調整可能である。
なお、前記コロ体60は、例えば図10に示すように、左右の縦方向の上下端の部分に位置して各横軸材61を固着した[]状に配置した各縦軸材62と、各横軸材61の左右端に垂直状に回転可能に具備した各コロ63と、各コロ63の内側に位置して[]状の各縦軸材62の上下端に水平状に回転可能に具備した各コロ64とを有している。
上記各横軸材61の垂直状に回転可能な各コロ63は、その上下端部が、前記下部架台10、中間部架台20の上方中間部架台26、下方中間部架台27、上部架台40の各溝内に配置した各レール体50の各レール面51に上下方向から挟持されるように接触し、この状態で、前記下部架台10、中間部架台20が個別の水平方向に移動する際、各コロ63は回転する。
各縦軸材62の水平状に回転可能な各コロ64は、水平状に対向する各コロ64の各外側端部が、前記下部架台10、中間部架台20の上方中間部架台26、下方中間部架台27、上部架台40の各溝内に配置した各レール体50の各垂直内壁面58に接触し、この状態で、前記中間部架台20と上部架台40との個別の水平方向に移動する際、各コロ64は当該移動を案内する。
なお、コロ体60は、図5、図6に示すように、前記下部架台10、中間部架台20が個別の水平方向の移動に沿って、それ自体が自在に移動する。
このように構成した本実施の形態に係る免震装置は、例えば、前記上部架台40の上に、コンピューター、精密機械等の機械器具等、又は美術品等の搭載物を搭載して、これを使用状態においた場合、地震等各種の振動発生の際、下部架台10、中間部架台20が、夫々個別に直交する前後・左右の方向に自在にオーバーハング状態で振動を吸収しながら水平移動が可能なように構成されているので、上部架台40上のコンピューター、精密機械等の機械器具、搭載物が倒壊してしまうような事態を防止できる。
そして、下部架台10の溝部12内のレール体50のレール面51と、上方中間部架台26の溝部24内のレール体50のレール面51とに、緩い湾曲状部52を形成して構成した場合、前記下部架台10、中間部架台20の夫々個別に直交する前後・左右の方向への自在な水平移動を一層円滑するとともに、地震等の発生振動が終わった後は、下部架台10、中間部架台20の元の位置への復帰力を一層素早くすることが可能となる。
また、前記下部架台10、中間部架台20とが、夫々個別に直交する前後・左右の方向に自在にオーバーハング状態で水平移動することから、これにより、美術品等を搭載する上部架台40を支持しているその下方部分があらゆる方向に動きながら振動を吸収して上部架台40上の美術品等の倒壊等を防止することになるとともに、下部架台10、中間部架台20が、夫々個別に直交する前後・左右の方向に自在にオーバーハング状態で振動を吸収しながら水平移動可能な構成であることから、上記各架台の水平移動する各架台が脱落・外脱しないように規制するようにしたストッパ体70と相まって、下部架台10、中間部架台20の各水平移動がかなり広い範囲まで安全に移動可能になるので、各架台のサイズを比較的小さくコンパクトに構成でき、本装置の設置場所も比較的狭いスペースで良く、例えば既存、既製の搭載ケースA等の内部に本装置をそのまま配置して適用することができる。
また、前記中間部架台20の下方中間部架台27、上部架台40の各ストッパ受体54の各ストッパ受面53を、底部55を有する緩やかに傾斜した傾斜面53を有するV字状又は円弧状に形成して構成した場合、下部架台10、中間部架台20の夫々個別に直交する前後・左右の方向への自在な水平移動を一層円滑するとともに、上部架台40の高効率な振動減衰を行うことができ、下部架台10、中間部架台20の各移動架台の元の位置への復帰力を一層素早くすることが可能となる。
また、前記ストッパ体90のナット96への保持枠93の高・低の支持位置をナット91の締め付け状態により、自在に簡易に調整可能できるので、これにより、前記ストッパ受面53へのコロ71の接触状態を調整できることから、下部架台10、中間部架台20の夫々個別に直交する前後・左右の方向への自在な水平移動の調整を自在にできる。
更に、変更した実施の形態のストッパ体70においては、スペーサ74を装着でき、弾性体78の締め付け状態の強弱の調整ができ、これにより、前記レール面53へのコロ71の接触状態を調整できることから、下部架台10、中間部架台20の夫々個別に直交する前後・左右の方向への自在な減衰の調整を自在にできる。
【発明の効果】
以上詳述した本発明よれば、以下の各効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、下部架台の上面と中間部架台の下面との間、中間部架台の上面と上部架の下面との間には、夫々の架台内に各コロ体を装着配置しているとともに、地震等の振動発生の際に、下部架台、中間部架台とが、夫々個別に直交する前後・左右の方向に自在にオーバーハング状態で振動を吸収しながら水平移動が可能なように構成されて積層状態になっているので、これにより、美術品等々を搭載するようにした上部架台を支持しているその下方部分があらゆる方向に動きながら振動を吸収して上部架台上の美術品等の倒壊等を防止することができる物品搭載用の免震装置を提供できる。
この物品搭載用の免震装置は、地震等の振動発生の際には、下部架台、中間部架台が、夫々個別に直交する前後・左右の方向に自在にオーバーハング状態で振動を吸収しながら水平移動可能な構成であることから、上記各架台の水平移する各架台が脱落・外脱しないように規制するようにしたストッパ体と相まって、下部架台、中間部架台の各水平移動がかなり広い範囲まで安全に移動可能になるので、各架台のサイズを比較的小さくコンパクトに構成でき、本装置の設置場所も比較的狭いスペースで良く、例えば、既存、既製の搭載ケースA等の内部に本装置をそのまま配置して適用することができ、そして、以上の作用、効果に加えて、水平移動した各架台の復元力を増大させることができる。
更に、前記下部架台、中間部架台の各減衰の強弱を調整可能にした免震装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る免震装置の一部を省略した装置全体の斜視説明図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る免震装置の使用状態の一例を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る免震装置の一部を省略した主としてストッパ体の要部を示す拡大縦断側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る免震装置の一部を省略した主として図3とは異なる形態のストッパ体の要部を示す拡大縦断側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る免震装置のレール体とコロ体のコロとの説明図ある。
【図6】本発明の実施の形態に係る免震装置のレール体とコロ体のコロとの説明図ある。
【図7】本発明の実施の形態に係る免震装置のストッパ受体とストッパ体のコロとの説明図ある。
【図8】図7と異なる形態の実施の形態に係る免震装置のストッパ受体とストッパ体のコロとの説明図ある。
【図9】本発明の実施の形態に係る図5、図6のレール体とストッパ体との説明図ある。
【図10】本発明の実施の形態に係る免震装置のコロ体の斜視図である。
【符号の説明】
A 搭載ケース
1 免震装置
2 床面
10 下部架台
11 開口
12 溝部
20 中間部架台
21 上面の開口
22 下面の開口
23 中心板
24 溝部
25 溝部
26 上方中間部架台
27 下方中間部架台
40 上部架台
41 開口
42 溝部
50 レール体
51 レール面
52 湾曲状部
53 ストッパ受面
54 ストッパ受体54
55 底部
56 垂直片
60 コロ体
61 横軸材
62 縦軸材
63 コロ
64 コロ
70 ストッパ体
71 コロ
73 保持枠
74 スペーサ
75 隙間
76 芯棒
77 バネ
78 弾性体
79 コロ軸
80 基板
81 隙間
82 押え板
83 ネジ頭
90 ストッパ体
91 ナット
92 ナット
93 保持枠
94 ネジ芯棒
96 ナット
97 移動体

Claims (1)

  1. 床面等に配置する下部架台と、この下部架台の上方でコンピューター、精密機械等の機械器具等、又は美術品等を搭載する上部架台と、この下部架台と上部架台との間に配置した中間部架台とを具備し、
    前記下部架台、中間部架台が、地震等の振動発生の際、夫々個別に直交する方向に自在に水平移動しながら振動を吸収可能に構成し、前記上部架台上の被搭載物を地震等の各種振動から保護するようにした免震装置であり、
    前記下部架台の上面と、前記中間部架台の下面との各対向面の夫々左右位置には、夫々上下に対向する各レール面を有する各レール体を具備し、
    前記中間部架台の上面と、前記上部架台下面との各対向面の夫々左右位置には、夫々上下に対向し、且つ、前記下部架台の上面と中間部架台の下面とに配置した各レール面に直交する各レール面を有する各レール体を具備し、
    前記下部架台の上面と中間部架台の下面との間、中間部架台の上面と上部架台下面との間には、前記各架台に配置した各レール体の上下に対向する各レール面に上下から挟持され、地震等の振動発生の際、前記下部架台、中間部架台が夫々個別に直交する方向に自在に水平移動可能な状態で、且つ、前記各架台に配置した各レール体の長さ内の一定範囲内においてレール面上を移動自在なように構成した移動体を具備し、
    前記下部架台の上面と中間部架台の下面のいずれかの一面、中間部架台の上面と上部架台の下面のいずれかの一面には、地震等の振動発生のとき、前記下部架台、中間部架台が、夫々個別に直交する方向に自在に水平移動する際における前記下部架台と中間部架台、及び中間部架台と上部架台の各水平移動に対して各架台の脱落・外脱を防止し、且つ、移動した各架台の復元力を増大できるような水平状又はV字状或いは円弧状に形成したストッパ受面を有するストッパ受体と係止し、前記各水平移動に減衰力を持たせるように配置した弾性体を備え、前記各水平移動の減衰の強弱を調整できるスペーサを装着可能なように構成したストッパ体を具備してなることを特徴とする免震装置。
JP16022399A 1999-06-07 1999-06-07 物品搭載用の免震装置 Expired - Lifetime JP4290280B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16022399A JP4290280B2 (ja) 1999-06-07 1999-06-07 物品搭載用の免震装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16022399A JP4290280B2 (ja) 1999-06-07 1999-06-07 物品搭載用の免震装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000346127A JP2000346127A (ja) 2000-12-12
JP4290280B2 true JP4290280B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=15710387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16022399A Expired - Lifetime JP4290280B2 (ja) 1999-06-07 1999-06-07 物品搭載用の免震装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4290280B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109441994B (zh) * 2018-11-29 2023-09-26 佛山科学技术学院 一种叠层水平隔震装置
CN109441995B (zh) * 2018-11-29 2023-09-26 佛山科学技术学院 一种新型三维隔震装置
CN109441993B (zh) * 2018-11-29 2023-09-26 佛山科学技术学院 一种叠层三维隔震装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000346127A (ja) 2000-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI683720B (zh) 上下免震裝置
JP4454722B2 (ja) 物品搭載用の免震装置
JP4290280B2 (ja) 物品搭載用の免震装置
JP3680614B2 (ja) 免震台
JP3064645U (ja) 物品搭載用の免震装置
JP4563528B2 (ja) 物品搭載用免震装置における周囲側面部の改良構造
JP4510183B2 (ja) 免震装置
JPH0925994A (ja) 振動吸収台
JP4652501B2 (ja) 免震装置
JP3066372U (ja) 物品搭載用免震装置における周囲側面部の改良構造
JP3066370U (ja) 物品搭載用の免震装置
JP3066371U (ja) 物品搭載用免震装置における周囲側面部の閉塞構造
JP4553444B2 (ja) 免震装置
JP4519983B2 (ja) 免震装置
JP4838408B2 (ja) 物品搭載用の免震装置
JP3066369U (ja) 物品搭載用の免震装置
JPH0925996A (ja) 振動吸収台
JP2000018324A (ja) 展示品用免震装置
JPH0925997A (ja) 振動吸収台
JP3072105U (ja) 免震装置
JPH0925992A (ja) 振動吸収台
JPH04107339A (ja) 防振装置
JP3066368U (ja) 物品搭載用の免震装置
JPH09100870A (ja) 免震装置
JP2003269529A (ja) 免震装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080903

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4290280

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term