JPH054517A - プロテクター - Google Patents
プロテクターInfo
- Publication number
- JPH054517A JPH054517A JP3154815A JP15481591A JPH054517A JP H054517 A JPH054517 A JP H054517A JP 3154815 A JP3154815 A JP 3154815A JP 15481591 A JP15481591 A JP 15481591A JP H054517 A JPH054517 A JP H054517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- molding
- protector
- door panel
- lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 舌片4aと基部4bとから成り、前記基部4
bがドアモール1に固着され、前記舌片4aの先端がド
アパネル2に当接されてドアモール1とドアパネル2と
をシールするプロテクター4において、前記プロテクタ
ー4の基部4bをドアモール1とで挟持し、かつ先端が
ドアパネル2に当接するように、細胞状ゴム材料のリツ
プ7と二色成形することで一体化し、シール性を確保し
たもの。 【効果】 細胞状ゴム材料のリツプ7がドアパネル2に
当接するので確実なシール性が得られるため防水対策の
必要がなく、押出しの二色成形によって一体化されてい
るために、生産コストの低減となる。
bがドアモール1に固着され、前記舌片4aの先端がド
アパネル2に当接されてドアモール1とドアパネル2と
をシールするプロテクター4において、前記プロテクタ
ー4の基部4bをドアモール1とで挟持し、かつ先端が
ドアパネル2に当接するように、細胞状ゴム材料のリツ
プ7と二色成形することで一体化し、シール性を確保し
たもの。 【効果】 細胞状ゴム材料のリツプ7がドアパネル2に
当接するので確実なシール性が得られるため防水対策の
必要がなく、押出しの二色成形によって一体化されてい
るために、生産コストの低減となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用モールに関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すようにドアモール1はドアパ
ネル2とガラス3をシールしており、図4および図5は
図1におけるA−A断面図である。
ネル2とガラス3をシールしており、図4および図5は
図1におけるA−A断面図である。
【0003】図4に示すように、従来はプロテクター4
(ソリツドゴム材料)をドアモール1に両面テープによ
り接着し、このプロテクター4によってドアパネル2と
室内とをシールしていたが、ドアモール1とドアパネル
2の合わせが悪いと、図5に示すようにプロテクター4
がドアパネル2に常に密着することができず、リツプと
ドアパネルにスキが発生し、水が室内に進入してくるた
め、この防水対策として図4に示すように、コーキング
スポンジシール材5を貼付する必要があった。
(ソリツドゴム材料)をドアモール1に両面テープによ
り接着し、このプロテクター4によってドアパネル2と
室内とをシールしていたが、ドアモール1とドアパネル
2の合わせが悪いと、図5に示すようにプロテクター4
がドアパネル2に常に密着することができず、リツプと
ドアパネルにスキが発生し、水が室内に進入してくるた
め、この防水対策として図4に示すように、コーキング
スポンジシール材5を貼付する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとしている
問題点は、上記の防水対策でのコーキングスポンジの貼
付において、組付作業性のコストが高くなること、貼付
位置のばらつきによりコーキングスポンジがリツプを乗
り越えて車両外側に飛び出し、見栄えを損なうことであ
り、本発明は上記課題を解決することを技術的課題とす
る。
問題点は、上記の防水対策でのコーキングスポンジの貼
付において、組付作業性のコストが高くなること、貼付
位置のばらつきによりコーキングスポンジがリツプを乗
り越えて車両外側に飛び出し、見栄えを損なうことであ
り、本発明は上記課題を解決することを技術的課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は舌片と基部から
なり、該基部がドアモールに固着され、前記舌片の先端
がドアパネルに当接されてドアモールとドアパネルとを
シールするプロテクターにおいて、該プロテクターの基
部をドアモールに固着し、かつ先端がドアパネルに当接
するようにし、前記基部に細胞状ゴム材料からなるリツ
プを二色成形することにより一体化し、該リツプの先端
もドアパネルに当接されていることを特徴とする。
なり、該基部がドアモールに固着され、前記舌片の先端
がドアパネルに当接されてドアモールとドアパネルとを
シールするプロテクターにおいて、該プロテクターの基
部をドアモールに固着し、かつ先端がドアパネルに当接
するようにし、前記基部に細胞状ゴム材料からなるリツ
プを二色成形することにより一体化し、該リツプの先端
もドアパネルに当接されていることを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
する。
【0007】本実施例は本発明をパネルドア用の大型亜
鉛ドアモールに適用したもので、図1はドアの斜視図で
ある。
鉛ドアモールに適用したもので、図1はドアの斜視図で
ある。
【0008】図2は、本発明の図1におけるA−A断面
図である。
図である。
【0009】ドアモール1とドアパネル2とのメタルタ
ツチを防止する、ソリツドゴムと呼ばれる硬質ゴム材料
から成り、舌片4aと基部4bとを有するプロテクター
4は前記基部4bが両面テープによりドアモール1に固
着されている。
ツチを防止する、ソリツドゴムと呼ばれる硬質ゴム材料
から成り、舌片4aと基部4bとを有するプロテクター
4は前記基部4bが両面テープによりドアモール1に固
着されている。
【0010】前記プロテクター4の基部4bの車体の内
側方向(図3の下側)に、リツプ7が設けられ、リツプ
7の先端はドアパネル2と当接するように設ける。
側方向(図3の下側)に、リツプ7が設けられ、リツプ
7の先端はドアパネル2と当接するように設ける。
【0011】このリツプ7は前記プロテクター4とは材
質が異なるスポンジ状ゴムで、ゴムの配合物の加硫工程
中に、ゴムを膨張させるガスを発生するような発砲材を
加えて製造した、細胞状ゴムと呼ばれる材料から成り、
材料としてはNR(ニトリルラバー),SBR(スチレ
ン−ブタジエンラバー),EPDM(エチレン−プロピ
レンターポリマー)が使われ、弾力性を有する。また、
押し出し二色成形によりプロテクター4とリツプ7は一
体となっている。
質が異なるスポンジ状ゴムで、ゴムの配合物の加硫工程
中に、ゴムを膨張させるガスを発生するような発砲材を
加えて製造した、細胞状ゴムと呼ばれる材料から成り、
材料としてはNR(ニトリルラバー),SBR(スチレ
ン−ブタジエンラバー),EPDM(エチレン−プロピ
レンターポリマー)が使われ、弾力性を有する。また、
押し出し二色成形によりプロテクター4とリツプ7は一
体となっている。
【0012】図3に該プロテクター部の拡大図を示す。
リツプ7は上記のように細胞状ゴム材料で内部に気泡を
含むため弾力性があり、形状変化を伴ってドアパネル2
に常に当接している。
リツプ7は上記のように細胞状ゴム材料で内部に気泡を
含むため弾力性があり、形状変化を伴ってドアパネル2
に常に当接している。
【0013】したがって、たとえ前記意匠面側の舌片4
aとドアパネル2との間にスキができたとしても、外部
からの水の進入を防ぐことができる。
aとドアパネル2との間にスキができたとしても、外部
からの水の進入を防ぐことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、ソリツドゴム材料のプロテク
ターの車体内側方向に、二色成形によりもう一つの細胞
状ゴム材料のリツプを設けて一体化したプロテクターに
おいて、細胞状ゴムのリツプによりプロテクターのみで
シール性が向上するため、コーキングスポンジ貼付の必
要がない。
ターの車体内側方向に、二色成形によりもう一つの細胞
状ゴム材料のリツプを設けて一体化したプロテクターに
おいて、細胞状ゴムのリツプによりプロテクターのみで
シール性が向上するため、コーキングスポンジ貼付の必
要がない。
【0015】したがって、コーキングスポンジがリツプ
を乗り越えて車両外側に飛び出すことがなく、見栄えが
向上する。
を乗り越えて車両外側に飛び出すことがなく、見栄えが
向上する。
【0016】また、プロテクターがボデーと細胞状ゴム
材料のリツプとで完全に挟みこまれているため、プロテ
クターが外れる心配もない。
材料のリツプとで完全に挟みこまれているため、プロテ
クターが外れる心配もない。
【0017】さらに、コーキングスポンジ貼付の必要が
ないため組付作業性が向上し、生産コストの低減とな
る。
ないため組付作業性が向上し、生産コストの低減とな
る。
【図1】ドアの斜視図である。
【図2】ドアモールフレーム部の本実施案における一般
断面図である。
断面図である。
【図3】ドアモールフレーム部の本実施案におけるプロ
テクター部拡大図である。
テクター部拡大図である。
【図4】ドアモールフレーム部の従来技術における一般
断面図である。
断面図である。
【図5】ドアモールフレーム部の従来技術における水の
進入見取図である。
進入見取図である。
1 ドアモール 2 ドアパネル 3 ドアガラス 4 プロテクター 4a 舌片 4b 基部 6 リテーナ 7 リツプ(細胞状ゴム)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】舌片と基部からなり、該基部がドアモール
に固着され、前記舌片の先端がドアパネルに当接されて
ドアモールとドアパネルとをシールするプロテクターに
おいて、該プロテクターの基部をドアモールに固着し、
かつ先端がドアパネルに当接するようにし、前記基部に
細胞状ゴム材料からなるリツプを二色成形することによ
り一体化し、該リツプの先端もドアパネルに当接されて
いることを特徴とするプロテクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3154815A JPH054517A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | プロテクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3154815A JPH054517A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | プロテクター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054517A true JPH054517A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15592486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3154815A Pending JPH054517A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | プロテクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054517A (ja) |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP3154815A patent/JPH054517A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001071751A (ja) | 自動車ドア下部のシール構造 | |
US20040088925A1 (en) | Door seal structure of motor vehicle | |
JP3879420B2 (ja) | ウエザーストリップ及びその取付構造 | |
JPH054517A (ja) | プロテクター | |
JP3724921B2 (ja) | ウェザーストリップの位置決め構造 | |
JPH0612980Y2 (ja) | ウエザ−ストリツプ | |
JP4432749B2 (ja) | ベルトラインモールの構造 | |
JP4098001B2 (ja) | ウエザーストリップの取付構造 | |
JP2004106670A (ja) | ドアウエザーストリップ | |
JP2009190542A (ja) | 自動車用ウエザーストリップ | |
JP3166480B2 (ja) | ウエザストリップの取付構造 | |
JP4716187B2 (ja) | 自動車ドアのシール構造 | |
JPH04852B2 (ja) | ||
JP2004268890A (ja) | 自動車ドアのセンターサッシュ構造 | |
JPH0228972Y2 (ja) | ||
JPS60176818A (ja) | 車両のシ−リングスクリ−ン取付構造 | |
JP2003034147A (ja) | ウエザーストリップ | |
JPH07117472A (ja) | 自動車のドアサッシュ部構造 | |
JP2001063376A (ja) | リテーナーレスウエザーストリップ | |
JP2001287549A (ja) | 自動車ドアのシール構造 | |
JPH1128936A (ja) | 自動車用ドアウエザストリップ | |
JPH04331642A (ja) | アウタパネルとバツクドアとのシール構造 | |
JP2009078572A (ja) | ドアウエザストリップ | |
JP2008006907A (ja) | 自動車のドアのシール構造 | |
KR20180024485A (ko) | 자동차용 도어 웨더스트립의 씰링 구조 |