JP2008006907A - 自動車のドアのシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】コーナー部での外観品質の向上を図り、ドアガラスの先端との干渉防止を図った自動車のドアのシール構造を提供する。
【解決手段】ガラスランとコーナーピースとドアオープニングトリムウエザストリップとを備えた自動車のドアのシール構造において、ガラスランは、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、上記車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ上記断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、ガラスランの直線部とコーナー部の断面形状を同じくして接続され、コーナーピースは、ドアフレームのコーナー部に取付けられる底壁と、底壁の一端から略垂直に延びる車内側側壁と、車内側側壁の先端と底壁の他端とを連結した傾斜壁とを備えて断面略三角形状をなしている自動車のドアのシール構造。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両用ドアに取付けられるガラスランとコーナーピース及び車体(ボディ)の車体開口部周縁に取付けられるドアオープニングトリムウエザストリップとを備えた自動車のドアのシール構造に関するものである。
一般に、自動車等の車両用ドアには、摺動するドアガラスの周縁部をシールするガラスランが設けられている。ガラスランは、断面略コ字状の本体部と、当該本体部の両側壁の略先端から上記本体部内側に延びる一対のシールリップとを有し、当該本体部がドアフレーム内周側に設けられたチャンネル部に嵌め込まれて取付けられている。
そして、ドアガラスの周縁部の車内側及び車外側面を上記一対のシールリップによりシールしている。
また、例えばフロントドアの後上コーナー部のように、ドアフレームのコーナー形状が直角又は鋭角形状で、これに対するボディ側のドア用開口部のコーナー部が緩やかに湾曲している場合、これらコーナー部に配設されるガラスランとボディ側のドアオープニングトリムウエザストリップとの間には曲率半径の違いから隙間が生じ、外観品質の低下を招くおそれがあった。
そのため、ガラスランのコーナー部において車内側側壁部からガラスランの内周側に延出形成された延出壁部によって上記隙間を覆い、外観品質の向上を図っているものも見受けられる(例えば、特許文献1参照。)。
なお、この場合、ドアフレームのコーナー部にも上記延出壁部を支持する構造が必要となり、ドアフレームの製造コストの増加に繋がっていた。
さらに、上記延出壁部は、例えばドアガラスの摺動に伴うシールリップの動きに追従してしまい、その先端部(内周側端縁部)が浮き上がるおそれがあった。
これに対し、上記延出壁部の先端部近傍に係止部を設け、当該係止部をガーニッシュ等の内装部材の端部に係止させ、上記延出壁部の先端部近傍の浮き上がりを防止しているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
なお、ドアフレームのコーナー部に、略三角柱形状のブロック状のコーナーピースを装着させ、ドアオープニングトリムウエザストリップの中空シール部のコーナー部を当接させてシールするものがある(特許文献3参照。)。
しかしながら、この特開平8−230465号公報に記載のものは、略三角柱形状のため、ドアガラスの先端が車内側にふられて上昇した時に、このコーナーピースの車外側下角部に干渉する恐れがあるとともに、ガラスランのコーナー部(型成形部)との間で見映えが悪くなっていた。
特開平8−295134号公報 特開2004−50881号公報 特開平8−230465号公報
上記特開2004−50881号公報に記載の従来技術のようにガラスランに延出壁部を設けて外観品質の向上を図っても、延出壁部に対するドアガラスの先端が車内側にふられて上昇した時の干渉の恐れを解消することができない。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ガラスランのコーナー部の型成形部を小さく設定し、外観品質の向上を図ることができ、また、ドアガラスの先端が車内側にふられて上昇した時のコーナーピースとの干渉の恐れを解消した自動車のドアのシール構造を提供するものである。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内するとともに、押出成形により成形された直線部と、上記ドアフレームのコーナー部に取付けられる型成形により成形されたコーナー部を有するガラスランと、上記ドアフレームのコーナー部の内周側に取付けられたコーナーピースと、車体の開口部周縁に取付けられたドアオープニングトリムウエザストリップとを備えた自動車のドアのシール構造において、
上記ガラスランは、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、上記車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ上記断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、上記直線部の断面形状と上記コーナー部の断面形状を同じくして連結され、
上記コーナーピースは、上記ガラスランよりも硬質の材料で形成され、上記ドアフレームのコーナー部の内周側に取付けられる底壁と、該底壁の一端から略垂直に延び、ドア閉時に上記ドアオープニングトリムウエザストリップのコーナー部の中空シール部に当接する車内側側壁と、該車内側側壁の先端と上記底壁の他端とを連結した傾斜壁とを備えて断面略三角形状をなしていることを特徴とする自動車のドアのシール構造。
上記手段1によれば、自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内するとともに、押出成形により成形された直線部と、上記ドアフレームのコーナー部に取付けられる型成形により成形されたコーナー部を有するガラスランが、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、上記車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ上記断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、上記直線部の断面形状と上記コーナー部の断面形状を同じくして連結されているので、型成形のコーナー部に従来のような延出壁部を設けることなく、小さく設定できコーナー部の外観品質を向上させることができる。
また、コーナーピースは、ガラスランよりも硬質の材料で形成され、上記ドアフレームのコーナー部の内周側に取付けられる底壁と、該底壁の一端から略垂直に延び、ドア閉時に上記ドアオープニングトリムウエザストリップのコーナー部の中空シール部に当接する車内側側壁と、該車内側側壁の先端と上記底壁の他端とを連結した傾斜壁とを備えて断面略三角形状をなしているので、車外側においてガラスランとなだらかにつなげられ、さらに、車外側下角部が存在しないので、ドアガラスの先端が車内側にふられて上昇した時に、コーナーピースに干渉する恐れを無くすことができる。
手段2.上記コーナーピースの傾斜壁の傾斜方向と、上記ガラスランの車内側シールリップの延出方向を一致させたことを特徴とする手段1に記載の自動車のドアのシール構造。
手段2によれば、コーナーピースの傾斜壁の傾斜方向と、上記ガラスランの車内側シールリップの延出方向を一致させているので、ガラスランとコーナーピースがなだらかにつながっているように見えるとともに、上記手段1の作用効果をさらに高めることができる。
手段3.上記コーナーピースは、上記ドアフレームのコーナー部の一辺をなす横辺部と他辺をなす縦辺部を有し、上記横辺部と縦辺部がなす角度を上記ドアフレームのコーナー部がなす角度よりも少し大きく設定して、ドアフレームへの装着時に圧縮されて取り付けられていることを特徴とする手段1に記載の自動車のドアのシール構造。
手段3によれば、コーナーピースは、上記ドアフレームのコーナー部の一辺をなす横辺部と他辺をなす縦辺部を有し、上記横辺部と縦辺部がなす角度を上記ドアフレームのコーナー部がなす角度よりも少し大きく設定して、ドアフレームへの装着時に圧縮されて取り付けられているので、位置決めが容易となり、上記手段1の作用効果をさらに高めることができる。
手段4.上記コーナーピースの各横辺部と縦辺部の底壁には、それぞれ係止爪が設けられ、上記ドアフレームのコーナー部には、上記係止爪と対応する位置に係止孔が設けられ、上記係止爪が上記係止孔に係止されて上記コーナーピースが上記ドアフレームに装着されていることを特徴とする手段3に記載の自動車のドアのシール構造。
手段4によれば、上記コーナーピースの各横辺部と縦辺部の底壁には、それぞれ係止爪が設けられ、上記ドアフレームのコーナー部には、上記係止爪と対応する位置に係止孔が設けられ、上記係止爪が上記係止孔に係止されて上記コーナーピースが上記ドアフレームに装着されているので、コーナーピース自身の弾性変形と相まって、位置決めと装着が一層容易となり、かつ、確実にドアフレームに固定でき、上記手段3の作用効果をさらに高めることができる。
手段5.上記コーナーピースの傾斜壁は、すり鉢形状である円錐凹部面形状を1/4乃至1/8にした面形状であることを特徴とする手段1乃至手段4に記載の自動車のドアのシール構造。
手段5によれば、上記コーナーピースの傾斜壁は、すり鉢形状である円錐凹部面形状を1/4乃至1/8にした面形状であるので、ガラスランとなだらかにつなげられているように見えるとともに、コーナーピース自体もコンパクトに設定でき上記手段1乃至手段4の作用効果をさらに高めることができる。
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、車両用ドアとしての自動車ドアD(図ではフロントドア:以下、単に「ドア」という)には、昇降するドアガラスGの周縁部をシールするガラスラン1が設けられている。
ガラスラン1は、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合体)ソリッドゴムより構成されるとともに、図1に示すように、その長手方向にみて上辺部に対応する押出成形により成形された直線部10、前後の縦辺部に対応する押出成形により成形された直線部11,12と、各直線部10,11及び10,12の端部同士を接続する型成形により成形されたコーナー部13,14(図1で散点模様を付した部分)とから構成される。各直線部10〜12は、図示しない押出成形機によりほぼ直線状に(長尺状に)形成される。また、コーナー部13,14は、2つの直線部10,11及び直線部10,12が所定の角度をなした状態で相互に接続されるように図示しない金型装置で型成形によって接続成形されている。
より詳しく説明すると、ガラスラン1は、図2に示すように、ドアフレーム2の内周側に設けられたチャンネル部15に対し取付けられ、基底部16並びに当該基底部16の両端から延びる車内側側壁部17及び車外側側壁部18からなる断面略コ字状をなす本体部20と、車内側側壁部17及び車外側側壁部18の先端からそれぞれ本体部20内側へ延び、ドアガラスGとの間でシールを行う一対のシールリップ21,22とを備えている。
さらに、ドアフレーム2の後上コーナー部Cに対応したガラスラン1の後上コーナー部周辺では、図3〜図5に示すように、コーナー部14においても直線部10〜12と同じ断面形状を有しており、従来技術のように、車内側側壁部17の先端からドアガラス開口部の中心側(コーナー部内周側)へ延出形成された延出壁部は設けられていない。そのため、コーナー部(型成形部)をコンパクトに設定することができ、コーナー部での見映えを向上させることができる。
図3〜図5に示すように、ドアDのドアフレーム2のコーナー部の車内側におけるドアガラス開口部の中心側(コーナー部内周側)には、コーナーピース3が取付けられている。特に、ドアフレーム2の後上コーナー部C(図1参照)においては、自動車ボディ側のドアオープニングトリムウエザストリップ9の中空シール部9aと対向するように、コーナーピース3がドアフレーム2の内周位置(図5下側)に取り付けられている。
コーナーピース3をより詳しく説明すると、ドアフレーム2の後上コーナー部Cに対応する部位において、取付基部としての底壁6と、この底壁6の一端から略垂直に延び、ドアガラスGに略並行して配される車内側側壁4と、当該車内側側壁4の先端(図5下側)と上記底壁6の他端(図5右側)に向けて傾斜して延びる傾斜壁5とからなり、断面略三角形状をなしている。
また、コーナーピース3の傾斜壁5の傾斜方向と、上記ガラスラン1の車内側シールリップ21の延出方向を一致させている。そのため、コーナーピース3とガラスラン1とはなだらかにつなげられているように見え、見映えが良い。
上記コーナーピース3の各底壁6がなす角度は、上記ドアフレーム2の後上コーナー部Cの一辺をなす横辺部(ガラスラン1の直線部10側)と他辺をなす縦辺部(ガラスラン1の直線部12側)がなす角度よりも少し大きく設定してある。また、底壁6は係止爪としてのクリップ部6aによって、上記ドアフレーム2の後上コーナー部Cの内周面の係止孔2Aに係止されている。そのため、上記コーナーピース3を上記ドアフレーム2に取り付ける時、コーナーピース3は若干圧縮されるようにして取り付けられ、さらに、クリップ部6aのドアフレーム2の後上コーナー部Cの両辺部の係止孔への係止と相俟って、位置決めが容易であり、しかも確実に取り付けることができる。
なお、上記車内側側壁4はドア閉時に上記ドアオープニングトリムウエザストリップ9のコーナー部の中空シール部9aと当接してドアDとボディとの間をシールしている。
以上詳述したように、コーナーピース3を設けることで、ドアフレーム2のコーナー部でのシール性を確保することができる。また、ガラスラン1のコーナー部14を小さくすることで外観品質の向上を図ることができる。さらに、コーナーピース3の断面形状を略三角形とすることで、ドアガラスGの上昇時におけるドアガラスGの先端がコーナーピース3と干渉を生ずるといった不具合の発生を抑制することができる。
さらに、コーナーピース3の傾斜壁5の傾斜方向と、ガラスラン1の車内側シールリップ21の延出方向を一致させたり、コーナーピース3の各底壁6がなす角度をドアフレーム2の後上コーナー部Cの一辺をなす横辺部と他辺をなす縦辺部がなす角度よりも少し大きく設定して、各底壁6をクリップ部6aによって、ドアフレーム2の後上コーナー部Cの内周面の係止孔2Aにそれぞれ係止させることによって、上記作用効果をさらに高めることができる。
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)なお、上記底壁6のドアフレーム2の内周面への固定は両面接着テープによる固定でも良い。
(b)上記実施形態では、コーナーピース3を別体で形成したものを示したが、ガラスラン1のコーナー部14の型成形時において一体に成形しても良い。この場合、コーナーピース部位にガラスラン1の材料よりも硬質な材料によるコア材をインサートしておき、表面に型成形部(コーナー部14)の材料を廻すインサート成形で構成させても良い。
(c)ガラスラン1の素材(弾性材料)としてEPDMゴムを採用しているが、その外にもスチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレン共重合ゴム、アクリルゴム等の各種ゴム材料、又は、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)或いは軟質のポリ塩化ビニル等のゴム状弾性を有する他の弾性材料により構成してもよい。
(d)コーナーピース3の材料としては、上記ガラスランの材料よりも硬質の材料、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂やポリアミド樹脂等の合成樹脂やオレフィン系熱可塑性エラストマーを用いることができる。
(e)コーナーピース3の形状は上記実施形態に限られるものではない。例えば、図6に示すように、コーナーピース30の傾斜壁35を、すり鉢形状である円錐凹部面形状の1/8にした湾曲面形状に形成しても良い。この場合、傾斜壁35からガラスラン1の車内側シールリップ21へのつながり方がより滑らかとなり、また、コーナーピース自体もコンパクトにでき、見映えが向上する。なお、傾斜壁35の設定範囲は、コーナーピース30の車内側側壁のドア閉時におけるドアオープニングトリムウエザストリップ9のコーナー部の中空シール部9aと当接範囲に基づいて1/4乃至1/8の範囲で任意に設定することができる。
自動車ドアを示す正面図である。 ガラスランを示す図1のJ−J線断面図である。 本実施態様におけるガラスランとコーナーピースのコーナー部周辺の部分拡大正面図である。 本実施態様におけるコーナー部周辺の部分拡大斜視図である。 本実施態様におけるコーナー部を示す図3のK−K線断面図である。 別の実施態様におけるコーナー部周辺の部分拡大斜視図である。
符号の説明
1…ガラスラン、2…ドアフレーム、3、30…コーナーピース、4、34…車内側側壁、5、35…傾斜壁、6、36…底壁、9…ドアオープニングトリムウエザストリップ、10、11、12…直線部、13、14…コーナー部、15…チャンネル部、16…基底部、17…車内側側壁部、18…車外側側壁部、20…本体部、D…自動車ドア、G…ドアガラス。

Claims (5)

  1. 自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内するとともに、押出成形により成形された直線部と、上記ドアフレームのコーナー部に取付けられる型成形により成形されたコーナー部を有するガラスランと、上記ドアフレームのコーナー部の内周側に取付けられたコーナーピースと、車体の開口部周縁に取付けられたドアオープニングトリムウエザストリップとを備えた自動車のドアのシール構造において、
    上記ガラスランは、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、上記車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ上記断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、上記直線部の断面形状と上記コーナー部の断面形状を同じくして連結され、
    上記コーナーピースは、上記ガラスランよりも硬質の材料で形成され、上記ドアフレームのコーナー部の内周側に取付けられる底壁と、該底壁の一端から略垂直に延び、ドア閉時に上記ドアオープニングトリムウエザストリップのコーナー部の中空シール部に当接する車内側側壁と、該車内側側壁の先端と上記底壁の他端とを連結した傾斜壁とを備えて断面略三角形状をなしていることを特徴とする自動車のドアのシール構造。
  2. 上記コーナーピースの傾斜壁の傾斜方向と、上記ガラスランの車内側シールリップの延出方向を一致させたことを特徴とする請求項1に記載の自動車のドアのシール構造。
  3. 上記コーナーピースは、上記ドアフレームのコーナー部の一辺をなす横辺部と他辺をなす縦辺部を有し、上記横辺部と縦辺部がなす角度を上記ドアフレームのコーナー部がなす角度よりも少し大きく設定して、ドアフレームへの装着時に圧縮されて取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動車のドアのシール構造。
  4. 上記コーナーピースの各横辺部と縦辺部の底壁には、それぞれ係止爪が設けられ、上記ドアフレームのコーナー部には、上記係止爪と対応する位置に係止孔が設けられ、上記係止爪が上記係止孔に係止されて上記コーナーピースが上記ドアフレームに装着されていることを特徴とする請求項3に記載の自動車のドアのシール構造。
  5. 上記コーナーピースの傾斜壁は、すり鉢形状である円錐凹部面形状を1/4乃至1/8にした面形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の自動車のドアのシール構造。
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