JPH0545099Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545099Y2 JPH0545099Y2 JP14435387U JP14435387U JPH0545099Y2 JP H0545099 Y2 JPH0545099 Y2 JP H0545099Y2 JP 14435387 U JP14435387 U JP 14435387U JP 14435387 U JP14435387 U JP 14435387U JP H0545099 Y2 JPH0545099 Y2 JP H0545099Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- rib
- main
- armature core
- poles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電機子コアの主極間に補極を有する
回転電機に関する。
回転電機に関する。
従来第3図のように電機子コアのホール素子4
を配設する部分を除く主極14の間にコギング力
低減のために補極15を設けたものがある。上記
のように主極14間に補極15を設けるとリブ1
4aの両側の巻線スペースが小さくなると共に、
主極リブ幅を大きく取れないため、フラツクス不
足による電流アツプ、トルクダウン等となつて回
転電機の性能が悪い欠点がある。
を配設する部分を除く主極14の間にコギング力
低減のために補極15を設けたものがある。上記
のように主極14間に補極15を設けるとリブ1
4aの両側の巻線スペースが小さくなると共に、
主極リブ幅を大きく取れないため、フラツクス不
足による電流アツプ、トルクダウン等となつて回
転電機の性能が悪い欠点がある。
本考案は上記欠点に鑑み、回転電機の電機子コ
アを改善してフラツクスの増量を図り、電流の低
減とトルクアツプを図つて回転電機の磁気特性を
向上させることである。
アを改善してフラツクスの増量を図り、電流の低
減とトルクアツプを図つて回転電機の磁気特性を
向上させることである。
本考案は、コイルが巻回されるリブと、界磁に
対向する突極部とを有する複数の主極と、該主極
間に配設された複数の補極とからなる電機子コア
を有する回転電機において、上記補極を少なくと
も2つおきの上記主極間に配設し、上記主極の
各々は該主極に対向する側の上記リブ幅を上記補
極に対向する側の幅よりも幅広に延設してなる電
機子コアを有してなることにある。
対向する突極部とを有する複数の主極と、該主極
間に配設された複数の補極とからなる電機子コア
を有する回転電機において、上記補極を少なくと
も2つおきの上記主極間に配設し、上記主極の
各々は該主極に対向する側の上記リブ幅を上記補
極に対向する側の幅よりも幅広に延設してなる電
機子コアを有してなることにある。
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。第
1図で回転電機の電機子コア1は中心部分から放
射方向の複数の主極2と複数の補極3が突出形成
されている。かつ補極は2つおきの主極2間に配
設されている。ホール素子4は補極3のない主極
2間に配設されている。
1図で回転電機の電機子コア1は中心部分から放
射方向の複数の主極2と複数の補極3が突出形成
されている。かつ補極は2つおきの主極2間に配
設されている。ホール素子4は補極3のない主極
2間に配設されている。
上記主極2はコイルが巻回されるリブ2aと、
界磁に対向する突極部2bからなつている。リブ
2aは電機子コア1の全周を12等分した各主極2
を通る中心線aに対し、補極3が間にない主極2
同志の対向する側のリブ幅Wとし、主極2の補極
3に対向する側のリブ幅をW′とすると、リブ幅
Wはリブ幅W′より幅広に延設されている。従つ
てリブ2aは中心線aに対して左右非対称に形成
されている。
界磁に対向する突極部2bからなつている。リブ
2aは電機子コア1の全周を12等分した各主極2
を通る中心線aに対し、補極3が間にない主極2
同志の対向する側のリブ幅Wとし、主極2の補極
3に対向する側のリブ幅をW′とすると、リブ幅
Wはリブ幅W′より幅広に延設されている。従つ
てリブ2aは中心線aに対して左右非対称に形成
されている。
上記突極部2bはリブ2aの中心線aに対し左
右対称に形成されている。従つてリブ幅W,
W′に対しては突出量が異なつている。
右対称に形成されている。従つてリブ幅W,
W′に対しては突出量が異なつている。
上記のように形成された電機子コア1は第2図
のように所要枚数積み重ねられて主極2のリブ2
aにコイル5が巻回される。コイル5が巻回され
た電機子コア1は第2図の回転電機の軸受ホルダ
ー6に回路基板7と重ねて固定される。軸受ホル
ダー6には軸受8が装着されて回転軸9が軸承さ
れる。回転軸9の図示上端には界磁10を有する
ロータケース11が固定され、回転軸9の図示下
端にはハブ台12が固定されている。第2図の回
転電機はフロツピー・デイスク・ドライブ用で、
ハブ台12のメデイアドライブピン13が突設さ
れている。
のように所要枚数積み重ねられて主極2のリブ2
aにコイル5が巻回される。コイル5が巻回され
た電機子コア1は第2図の回転電機の軸受ホルダ
ー6に回路基板7と重ねて固定される。軸受ホル
ダー6には軸受8が装着されて回転軸9が軸承さ
れる。回転軸9の図示上端には界磁10を有する
ロータケース11が固定され、回転軸9の図示下
端にはハブ台12が固定されている。第2図の回
転電機はフロツピー・デイスク・ドライブ用で、
ハブ台12のメデイアドライブピン13が突設さ
れている。
回転電機の電機子コア1が上記のように構成さ
れると、補極3が2つおきの主極2の間に配設さ
れているので補極がない場合に比較してコギング
力が改善され、又、補極3のない主極2同志の対
向する側のリブ幅Wを広くしたからコイル巻回に
支障を来たさず、主極2のリブ2aのリブ幅は従
来の2×リブ幅W′に対し、リブ幅W′より幅広の
リブ幅Wとの組み合わせでW+W′となつて広く
なり、従来例に比較してフラツクスを例えば50%
増量することが出来て磁気特性を著しく改善する
ことが出来た。
れると、補極3が2つおきの主極2の間に配設さ
れているので補極がない場合に比較してコギング
力が改善され、又、補極3のない主極2同志の対
向する側のリブ幅Wを広くしたからコイル巻回に
支障を来たさず、主極2のリブ2aのリブ幅は従
来の2×リブ幅W′に対し、リブ幅W′より幅広の
リブ幅Wとの組み合わせでW+W′となつて広く
なり、従来例に比較してフラツクスを例えば50%
増量することが出来て磁気特性を著しく改善する
ことが出来た。
上記電機子コア1を回転電機に組み込むと、フ
ラツクスが増量されるため、電流が低減され、ト
ルクアツプが図れるので回転電機の回転効率若し
くは発電効率が著しく向上される。又、電流量と
トルクを従来例と同等として場合はコイルの巻線
ターン数の低減が図れる。更に巻線ターン数が低
減されると巻線部の厚みが薄くなり、ロータケー
ス11とコイル5のギヤツプが大きく取れるた
め、ロータケースとコイルの接触等に起因する不
良が低減され、回転電機を薄形化することも可能
となる。
ラツクスが増量されるため、電流が低減され、ト
ルクアツプが図れるので回転電機の回転効率若し
くは発電効率が著しく向上される。又、電流量と
トルクを従来例と同等として場合はコイルの巻線
ターン数の低減が図れる。更に巻線ターン数が低
減されると巻線部の厚みが薄くなり、ロータケー
ス11とコイル5のギヤツプが大きく取れるた
め、ロータケースとコイルの接触等に起因する不
良が低減され、回転電機を薄形化することも可能
となる。
回転電機を上記第2図の説明ではフロツピー・
デイスク・ドライブ用としたが、他の例えば
VTR用カセツトテープレコーダのドライブ用等
であつてもよい。又、回転電機は電動機であつて
も発電機であつてもよい。更に第2図のようにブ
ラシレス電動機・発電機であつてもよく、ブラシ
付電動機・発電機であつてもよい。
デイスク・ドライブ用としたが、他の例えば
VTR用カセツトテープレコーダのドライブ用等
であつてもよい。又、回転電機は電動機であつて
も発電機であつてもよい。更に第2図のようにブ
ラシレス電動機・発電機であつてもよく、ブラシ
付電動機・発電機であつてもよい。
本考案は上述のように構成されたから、電機子
コアの主極のリブ幅が幅広に形成され、フラツク
スの増量を図ることが出来るので、回転電機に組
み込めば磁気特性と回転効率等が著しく改善され
る等実用上優れた効果を奏する回転電機を提供す
ることが出来る。
コアの主極のリブ幅が幅広に形成され、フラツク
スの増量を図ることが出来るので、回転電機に組
み込めば磁気特性と回転効率等が著しく改善され
る等実用上優れた効果を奏する回転電機を提供す
ることが出来る。
第1図、第2図は本考案の一実施例が示され、
第1図は電機子コアの平面図、第2図は回転電機
の一部断面側面図、第3図は従来の電機子コアの
平面図である。 1……電機子コア、2……主極、2a……リ
ブ、2b……突極部、3……補極、5……コイ
ル、10……界磁、W……主極同志の対向する側
のリブ幅、W′……補極に対向する側の主極のリ
ブ幅。
第1図は電機子コアの平面図、第2図は回転電機
の一部断面側面図、第3図は従来の電機子コアの
平面図である。 1……電機子コア、2……主極、2a……リ
ブ、2b……突極部、3……補極、5……コイ
ル、10……界磁、W……主極同志の対向する側
のリブ幅、W′……補極に対向する側の主極のリ
ブ幅。
Claims (1)
- コイルが巻回されるリブと、界磁に対向する突
極部とを有する複数の主極と、該主極間に配設さ
れた複数の補極とからなる電機子コアを有する回
転電機において、上記補極を少なくとも2つおき
の上記主極間に配設し、上記主極の各々は該主極
に対向する側の上記リブ幅を上記補極に対向する
側の幅よりも幅広に延設してなる電機子コアを有
してなる回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14435387U JPH0545099Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14435387U JPH0545099Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6450673U JPS6450673U (ja) | 1989-03-29 |
JPH0545099Y2 true JPH0545099Y2 (ja) | 1993-11-17 |
Family
ID=31411987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14435387U Expired - Lifetime JPH0545099Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545099Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020262246A1 (ja) * | 2019-06-25 | 2020-12-30 | 株式会社デンソー | モータ |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102247101B (zh) * | 2010-05-21 | 2015-07-22 | 德昌电机(深圳)有限公司 | 厨房电器 |
JP6117574B2 (ja) * | 2013-03-05 | 2017-04-19 | 山洋電気株式会社 | 誘導子型回転モータ |
JP2017034874A (ja) * | 2015-08-03 | 2017-02-09 | 株式会社デンソー | ロータおよび回転電機 |
JP6485551B2 (ja) * | 2015-09-18 | 2019-03-20 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 回転電機およびステータ |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP14435387U patent/JPH0545099Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020262246A1 (ja) * | 2019-06-25 | 2020-12-30 | 株式会社デンソー | モータ |
JPWO2020262246A1 (ja) * | 2019-06-25 | 2021-09-30 | 株式会社デンソー | モータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6450673U (ja) | 1989-03-29 |
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