JPH0544892A - 大容量スチ―ムトラツプ - Google Patents

大容量スチ―ムトラツプ

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JPH0544892A
JPH0544892A JP3229373A JP22937391A JPH0544892A JP H0544892 A JPH0544892 A JP H0544892A JP 3229373 A JP3229373 A JP 3229373A JP 22937391 A JP22937391 A JP 22937391A JP H0544892 A JPH0544892 A JP H0544892A
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piston
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valve member
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Shizumaro Ooishi
鎮麿 大石
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の弁・弁座機構を必要としない、構造が
簡単で小形の大容量スチ―ムトラップを得ること。 【構成】 入口2と出口4を区画する弁部材6と弁座部
材5を配置する。弁部材6の下方にピストン13とシリ
ンダ16から成る圧力応動部を形成する。ピストン13
上部のシリンダ16内に温度応動部材としての金属溶接
ベロ―ズ17を取り付ける。溶接ベロ―ズ17とシリン
ダ16で形成される空間18内に熱膨脹媒体を密封す
る。ピストン13の下部室21と出口4を、弁部材6に
設けた貫通孔22で連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気使用装置で発生す
る復水を自動的に排出するスチ―ムトラップに関し、特
に大容量の復水を排出することのできるものに関する。
スチ―ムトラップは、蒸気が仕事をして凝縮した復水を
滞留することなく速やかに、且つ蒸気を漏洩することな
く排出しなければならない。また、大量の蒸気を使用す
る装置においては、大量の復水が発生するが、この大量
の復水も速やかに排出しなければならない。
【0002】
【従来の技術】従来は、例えば特公昭62−6153号
公報に示されているようなスチ―ムトラップが用いられ
ていた。これは、復水の流入に応じて浮上降下するフロ
―ト弁をパイロット弁として用い、該パイロットフロ―
ト弁と比較的大径のピストン弁を連設することにより、
復水が流入してパイロットフロ―ト弁が開弁すると大径
のピストン弁が開弁して、大量の復水を排出するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
構造が複雑で且つ形状が大きくなってしまう問題があっ
た。これは、パイロット弁と該弁に対応するパイロット
弁座や、ピストン弁とピストン弁座等複数の弁・弁座機
構を必要とするためである。構造が複雑で形状が大きく
なると、故障を生じる確率が高くなると共に、商品とし
ての価格が高価なものとなってしまう。
【0004】従って本発明の技術的課題は、複数の弁・
弁座機構を必要とすることなく、構造が簡単で且つ小形
の大容量スチ―ムトラップを得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、トラップケ―
シングで入口と弁室と出口を形成し、弁室に入口と出口
を区画する弁部材と弁座部材を対向して配置し、弁部材
の入口側端部に入口と出口の圧力差に応動する圧力応動
部を形成し、該圧力応動部に温度の上下動により変位す
る温度応動部材を連設したものである。
【0006】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
弁部材の入口側端部に入口と出口の圧力差に応動する圧
力応動部を形成したことにより、弁部材に作用する入口
側と出口側の圧力差に基づく開弁力あるいは閉弁力は、
上記圧力応動部の動きに相殺され小さなものとなる。従
って、圧力応動部に連設した温度応動部材が小形で、小
さな変位力しか発生しなくとも、大きな弁部材を開弁す
ることができる。
【0007】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する(図1参照)。トラップケ―シング1で入口2と
弁室3と出口4を形成する。弁室3内でトラップケ―シ
ング1に設けた取り付けネジに弁座部材5をネジ結合す
る。弁座部材5は、略円柱状で、中央部に弁部材6の着
座する着座部7を設ける。弁部材6は略円錐状で、円錐
部分の一部に着座部7と接合するシ―ル面9を設け、円
錐部分の上部にフランジ部10を形成し、フランジ部1
0にはラビリンス溝11を設ける。弁部材6の円錐部分
の下端を延長し、その先端部にピストン13を取り付け
る。ピストン13の外周には摺動パッキング15を取り
付ける。ピストン13の外径は弁部材6のシ―ル面9よ
り多少小さく形成する。ピストン13の外周に、トラッ
プケ―シング1に取り付けたシリンダ16を配置する。
ピストン13とシリンダ16で圧力応動部を形成する。
シリンダ16内でピストン13の上部に温度応動部材と
しての金属溶接ベロ―ズ17を配置する。金属溶接ベロ
―ズ17は上端をシリンダ16の内壁に溶接し、下端を
ピストン13の上面に溶接して取り付ける。シリンダ1
6の内周と溶接ベロ―ズ17の外周との空間18に、温
度の変化によって膨脹と収縮を行う熱膨脹媒体を封入口
19から流し込み密封する。熱膨脹媒体としては、水よ
り多少沸点が低くなるようにアルコ―ル等の流体を混合
したものを用いる。シリンダ16内は連通孔20により
入口2と連通し、ピストン13の下部室21は弁部材6
を貫通する貫通孔22により出口4と連通する。弁部材
6の上端は、蓋23に形成した軸受部25によりガイド
する。
【0008】次に作用を説明する。図1に示す状態にお
いては、入口2から作用する一次側圧力は、弁部材6に
対しては上向きに作用し、ピストン13に対しては貫通
孔22により下部室21が出口4側と連通していること
により下向きに作用する。入口2から流入してくる復水
の温度が低い場合、溶接ベロ―ズ17内の熱膨脹媒体は
膨脹せず、従って、弁部材6の着座部7の受圧面積が、
ピストン13の受圧面積よりも大きいために、弁部材6
はその流体圧力によって開弁し、復水を出口4側に排出
する。この場合、出口4へ通じる流路がラビリンス溝1
1によって絞られているために、弁部材6のシ―ル面9
上を通過する復水の流速が早くなることはなく、従っ
て、高速の復水流れによるシ―ル面9と着座部7とのエ
ロ―ジョン損傷が防止される。入口2から流入してくる
流体の温度が徐々に上昇して、蒸気圧力の飽和温度に近
い所望温度に至ると、熱膨脹媒体が膨脹してピストン1
3を下方へ変位させ、それにより弁部材6も着座部7へ
着座して、蒸気の漏洩を防止する。
【0009】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、パイロッ
ト弁と主弁等の複数の弁・弁座機構を必要とせず、ま
た、弁部材に作用する入口側と出口側の圧力差に基づく
変位力が圧力応動部材により相殺され、小さな温度応動
部材でもって大きな弁部材を開弁することができ、構造
が簡単になると共に、形状も小さなものとすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の大容量スチ―ムトラップの実施例の断
面図である。
【符号の説明】
1 トラップケ―シング 2 入口 4 出口 5 弁座部材 6 弁部材 7 着座部 13 ピストン 16 シリンダ 17 金属溶接ベロ―ズ 22 貫通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラップケ―シングで入口と弁室と出口
    を形成し、弁室に入口と出口を区画する弁部材と弁座部
    材を対向して配置し、弁部材の入口側端部に入口と出口
    の圧力差に応動する圧力応動部を形成し、該圧力応動部
    に温度の上下動により変位する温度応動部材を連設した
    大容量スチ―ムトラップ。
JP3229373A 1991-08-14 1991-08-14 大容量スチ―ムトラップ Expired - Fee Related JP2709541B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5514311A (en) * 1993-12-15 1996-05-07 Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. Method of injection control for injection molding machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5514311A (en) * 1993-12-15 1996-05-07 Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. Method of injection control for injection molding machine

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JP2709541B2 (ja) 1998-02-04

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