JPH0544813Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0544813Y2
JPH0544813Y2 JP1984045469U JP4546984U JPH0544813Y2 JP H0544813 Y2 JPH0544813 Y2 JP H0544813Y2 JP 1984045469 U JP1984045469 U JP 1984045469U JP 4546984 U JP4546984 U JP 4546984U JP H0544813 Y2 JPH0544813 Y2 JP H0544813Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal cell
plate
front case
transparent heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1984045469U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60156530U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4546984U priority Critical patent/JPS60156530U/ja
Publication of JPS60156530U publication Critical patent/JPS60156530U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0544813Y2 publication Critical patent/JPH0544813Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば、車両内にとりつけられてそ
の走行速度の表示を液晶セルを用いて行うために
利用される液晶表示計器盤に関する。
<従来技術> 従来の液晶表示計器盤は例えば第1図に示すよ
うに、計器盤のケース11は、ほぼ直方体をして
おり、その前面の表示面12には、例えば車の走
行速度をデジタル表示する表示部13及びアナロ
グ表示する表示部14が設けられ、これら表示部
13,14の表示は液晶セルによつて行われてい
る。
このような液晶表示計器盤の内部構造は、第2
図に示すように背面が開放されたほぼ直方体状の
表ケース15に対し、表ガラス16が背面より表
ケース15の前面板15aに対接され、その表ガ
ラス16の背面に液晶表示セル17が対接され、
さらにその背面にメツシユヒーター18、拡散板
19が順次収容されていた。ヒーター18は気温
が低下して液晶セル17の応答が遅くなるような
状態において液晶セル17を暖めて良好な表示が
行えるようにするためのものである。
液晶セル17の電極部17aと対向して背面側
に接続基板21が設けられ、その接続基板21と
電極部17aとの間に弾性導電コネクタ22が介
在されて対応する電極と接続基板21上との対応
する端子とが電気的に接続される。拡散板19及
び接続基板21の背後に照明部23が配され照明
部23の背後に液晶駆動基板24が設けられ、そ
の液晶駆動基板24の背後に主基板25が設けら
れる。接続基板21と液晶駆動基板24とは照明
部23の外側を通る可撓性ケーブル26で互いに
接続され、また液晶駆動基板24と主基板25と
は可撓性ケーブル27で互いに接続されている。
これら表ガラス16ないし主基板25を表ケース
15内に収容した状態で裏ぶた28を表ケース1
5の背面開口を塞ぐようにとりつけられる。
照明部23は第3図Aに示すようにアクリル樹
脂材などよりなる導光板29が拡散板19と近接
対向して配され、導光板29側部に孔があけら
れ、その孔内に白熱電球31が配される。白熱電
球31からの光は導光板29内に入射され、導光
板29内を伝搬しながら、導光板29の背面に形
成した散乱手段により散乱させ、その散乱光が前
方の液晶セル17側に放射させる。
あるいは第3図Bに示すように棒状冷陰極管3
2が設けられ、その背面に反射板33が配され、
冷陰極管32からの光が液晶セル17側に放射さ
せる。
このように従来の液晶表示計器盤においては表
ガラス16に対して液晶セル17が接しているた
め干渉縞が発生しやすく、表示が見にくくなる。
液晶セル17の低温対策のためのメツシユヒータ
ー18はそのメツシユがその表示と重なつて見え
て表示の視認性が悪くなる。さらに接続基板2
1、液晶駆動基板24、主基板25の3種類の基
板が設けられ、その間を可撓性ケーブルで接続し
ており、その配置や組み立て構造が複雑となる欠
点があり、かつその保守、点検も不便であつた。
<考案の構成> この考案の目的は表ガラスと液晶セルとによる
干渉縞が生じることなく、ヒーターのメツシユに
よつて視認性が害される恐れがなく、組み立てや
保守が容易な液晶表示計器盤を提供することにあ
る。
この考案によれば表ガラスは表ケースの前面側
に設けられ、表ケース内には少なくとも表示用液
晶セル、透明ヒーター、半透過反射板、導光板、
主基板が順次収容される。その導光板に照明用光
を入射する冷陰極管が配され、かつ主基板にとり
つけられる。この主基板と液晶セルの電極部との
間は弾性導電コネクタによつて接続される。さら
に透明ヒーターは導電性ネジによつて主基板に固
定されるとともにその配線に電気的にも接続さ
れ、かつそのネジのとりつけにより透明ヒーター
と透過反射板と導光板と主基板とが機械的に一体
化される。主基板の周縁部を挾んで裏ぶたが表ケ
ースにとりつけられる。
<実施例> 第4図乃至第6図にこの考案による液晶表示計
器盤の実施例を示す。表ケース15は従来と同様
にほぼ直方体でその背面側が開放とされている。
表ケース15の背面の周縁部につば15bが外側
に一体に形成されており、この例では表ケース1
5を磁性材、例えば鉄板のプレス加工により構成
した場合である。この考案においては表ガラス1
6は表ケース15の前面板15aの表側にネジ3
5によりネジどめされる。
表ケース15の内には必要に応じてスペーサ3
6が収容され、そのスペーサ36の背面に液晶セ
ル17が収容される。スペーサ36は液晶セル1
7の表示に邪魔にならないようにその周縁部のみ
が液晶セル17と接触するように方形リング状を
している。液晶セル17の背後に透明ヒーター3
7が配される。透明ヒーター37は例えば耐熱性
の合成樹脂の透明フイルムに透明のヒーター金属
線が配線されてこれに対し、端子37aより通電
することによつて発熱し液晶セル17を暖めるこ
とができるようにされている。透明ヒーター37
の背後に半透過反射板38が配され、その背後に
拡散板19が配される。拡散板19の背後に導光
板29が配され、その導光板29の背後に主基板
25が配される。
透明ヒーター37の端子37aは半透過反射板
38、拡散板19に対してこれらより外側に突出
している。透明ヒーター37、半透過反射板3
8、拡散板19は液晶セル17の表示部、つまり
電極部17aを除いた部分とほぼ同じ大きさをし
ており、互いに順次対接されており、この重ね合
せ体よりも突出した透明ヒーターの端子37aと
対向するように、導光板29の側面に取り付け部
29aが一体に突出されている。取り付け部29
aには前後方向に貫通孔39が形成されており、
導電性ネジ41が端子部37aに通され、さらに
取り付け部29aの孔39に通され、これより主
基板25の孔を通じて突出され、その導電性ネジ
41の突出端部にナツト42が締付けられる。こ
れにより透明ヒーター37、半透過反射板38、
拡散板19、導光板29、主基板25が互いに固
定される。このように組み立てた状態でこれを表
ケース15内に挿入する。
導光板29には主基板25側に細長い凹部43
が形成されており、この凹部43内に棒状の冷陰
極管32が位置される。冷陰極管32は主基板2
5に取り付けられている。液晶セル17の電極部
17aと主基板25の配線部44(第6図)との
間に弾性導電コネクタ22が介在されてこれらが
電気的に互いに接続される。裏ぶた28を主基板
25の周縁部を介して表ケース15のつば15b
にネジ45とナツト46とによつて締付けて表ケ
ース15に裏ぶた28を取り付ける。この場合弾
性導電コネクタ22がその前後方向において圧縮
力を受けて電極部17aと主基板の配線部44と
に対し十分な圧力で接触する。この弾性導電性コ
ネクタ22は表ケース15の側板と導光板29の
側面との間に介在されてこれらにより位置決めさ
れている。なお拡散板19は例えば透明樹脂材に
白色螢光塗料を塗装したもので輝度むらを解消す
る作用をしている。
<効果> このような構造となつているためこの液晶表示
計器盤においては表ケース15の外側に表ガラス
16が取り付けられ、液晶セル17と接触しない
ため、その干渉じまが生じる恐れはない。透明ヒ
ーター37を用いているため、従来におけるメツ
シユヒーターによるメツシユのように表示の目ざ
わりとなることはない。しかも透明ヒーター37
を導電性ネジ41によつて主基板25に取り付け
て機械的に固定すると共に電気的に主基板25の
配線に接続している。このため機械的固定と電気
的接続とが同時に行われる。
基板としては主基板25のみを用いており、こ
の主基板25上に液晶セル17に対する駆動回
路、さらに透明ヒーター37に対する通電回路、
又冷陰極管32に対する配線など全ての電気的回
路が構成されており、この主基板25のみを点検
すればよく、しかも裏ぶた28をはずせばただち
に主基板25の配線をチエツクすることが可能で
あり、保守点検が容易である。また1個の主基板
25のみを用いており、構成が簡単で、これに対
して透明ヒーター37、半透過反射板38、導光
板29などを固定しており、これらを組み付けた
状態で表ケース15内に取り付ければよく、主基
板25を取り付け、表ケース15に裏ぶた28を
固定すると同時に主基板25、その内部の液晶セ
ル17も固定され、その組み立てがすこぶる簡単
である。
この実施例のように表ケース15を鉄板で構成
し、裏ぶた28も同様に鉄板で構成する場合はこ
れらはプレス加工により容易に作ることができ、
しかもこのように磁性材で構成すると、冷陰極管
32より雑音が発生してもこれが外部に放散する
のを防止することができる。かつ、比較的板厚を
薄くしても機械的強度が大であり、また放熱性が
すぐれている特徴も得られる。
この例のようにスペーサ36を設ける場合は液
晶セル17を表ケース15の前面板15aに圧接
した時に液晶セル15の基板ガラスが表ケース1
5の加工ひずみにより割れたりするのを防止する
ことができ、液晶セル17の安全性を高めること
ができる。更に半透過反射板38を用いる場合は
その直射日光の下で、外部より液晶セル17、透
明ヒーター37を透過した光が半透過反射板38
で反射され、これにより液晶セル17の透過表示
が得られる。必要に応じて外光の影響による反
射、つまり外部の状態が表ガラス16に鏡のよう
にうつるのを防止するため、表ガラス16の表面
に反射処理をほどこすことが好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は液晶表示計器盤の一例の1部を示す外
観斜視図、第2図は従来の液晶表示計器盤を示す
分解図、第3図は従来の液晶表示盤の照明部23
の例を示す図、第4図はこの考案による液晶表示
計器盤の1例を示す断面図、第5図は第4図の分
解図、第6図は第4図の1部の分解斜視図であ
る。 15……表ケース、16……表ガラス、17…
…表示用液晶セル、19……拡散板、22……弾
性導電コネクタ、25……主基板、28……裏ぶ
た、32……冷陰極管、29……導光板、36…
…スペーサ、37……透明ヒーター、38……半
透過反射板、41……導電性ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表ケースの表に表ガラスがもうけられ、その表
    ケースの内部に少なくとも表示用液晶セル、透明
    ヒーター、半透過反射板、導光板及び主基板が順
    次収容され、上記導光板に光を入射する冷陰極管
    が上記主基板にとりつけられ、上記液晶セルと上
    記主基板との間に弾性導電コネクターが介在さ
    れ、上記透明ヒーターは上記主基板に対し導電性
    ネジでとりつけられるとともに上記主基板上の配
    線に電気的に接続され、かつそのネジでのとりつ
    けにより、上記透明ヒーターと上記半透過反射板
    と上記導光板と上記主基板とが機械的に一体化さ
    れ、上記表ケースに上記主基板の周縁部を挟んで
    裏ぶたがネジどめされてなることを特徴とする液
    晶表示計器盤。
JP4546984U 1984-03-28 1984-03-28 液晶表示計器盤 Granted JPS60156530U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4546984U JPS60156530U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 液晶表示計器盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4546984U JPS60156530U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 液晶表示計器盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60156530U JPS60156530U (ja) 1985-10-18
JPH0544813Y2 true JPH0544813Y2 (ja) 1993-11-15

Family

ID=30558999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4546984U Granted JPS60156530U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 液晶表示計器盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60156530U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49113581U (ja) * 1973-01-27 1974-09-27
JPS58182919U (ja) * 1982-05-28 1983-12-06 日本精機株式会社 帯電防止機構を備えた液晶表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60156530U (ja) 1985-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4431966A (en) Modular backlighted analog/digital instrument display
JPH0922021A (ja) 液晶表示装置
EP0657686B1 (en) Flat lighting device
JPS6115176A (ja) 液晶表示装置
US6966686B2 (en) Surface light source device
JPH0544813Y2 (ja)
KR19980076534A (ko) 액정표시장치
JPS60159883A (ja) 液晶表示装置
JPH0133835B2 (ja)
JP3306367B2 (ja) 液晶表示装置
JP3285710B2 (ja) 照明装置及び液晶表示装置
JPS5843001Y2 (ja) 電子腕時計の表示部の構造
JPH0114047Y2 (ja)
JP2002304910A (ja) バックライト照明ユニット
JPS6015196Y2 (ja) 液晶時計表示部の構造
JPH0410621Y2 (ja)
JP2000180851A (ja) バックライト式液晶表示装置の構造
JPH066330Y2 (ja) 液晶表示装置
JP3220993B2 (ja) 光源装置
JP2000227594A (ja) 液晶表示装置
JP2544245Y2 (ja) 液晶表示装置
JP2505988Y2 (ja) 操作パネル装置
JPS6350689Y2 (ja)
KR970028709A (ko) 액정표시소자(lcd)용 백라이트 및 그 배선방법
JPH0125971Y2 (ja)