JPH066330Y2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH066330Y2 JPH066330Y2 JP13386386U JP13386386U JPH066330Y2 JP H066330 Y2 JPH066330 Y2 JP H066330Y2 JP 13386386 U JP13386386 U JP 13386386U JP 13386386 U JP13386386 U JP 13386386U JP H066330 Y2 JPH066330 Y2 JP H066330Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal display
- housing
- display body
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、温度変化に対応することができるようにした
液晶表示装置に関するものである。
液晶表示装置に関するものである。
液晶セルを用いた従来の液晶表示装置としては例えば第
3図に示す如き構造のものがある。これは、液晶表示体
1を取付けた樹脂製ハウジング2の内部において、その
液晶表示体1の裏側に、ヒータ3,光拡散パネル4の順
で配設し、さらにハウジング2の裏側には、上記の液晶
表示体1を透過照明するための電球5を取付けたプリン
ト配線板6が取付けられている。そして、上記液晶表示
体1は、気温の変動によって表示性能が変動するため、
この変動を抑制するために、低温時にはヒータ3を加熱
して、液晶表示体1を所望温度に加熱することができる
ように構成されている。
3図に示す如き構造のものがある。これは、液晶表示体
1を取付けた樹脂製ハウジング2の内部において、その
液晶表示体1の裏側に、ヒータ3,光拡散パネル4の順
で配設し、さらにハウジング2の裏側には、上記の液晶
表示体1を透過照明するための電球5を取付けたプリン
ト配線板6が取付けられている。そして、上記液晶表示
体1は、気温の変動によって表示性能が変動するため、
この変動を抑制するために、低温時にはヒータ3を加熱
して、液晶表示体1を所望温度に加熱することができる
ように構成されている。
ところが、かかる従来の液晶表示装置にあっては、気温
の高い時期において、電球5の点灯による透過照明を行
なえば、この電球5による発熱が液晶表示体に作用して
高温により表示性能が低下されるといった問題点があっ
た。また従来例では、加熱用のヒータを内装する必要が
あり、部品点数が多くなるといった問題点もあった。
の高い時期において、電球5の点灯による透過照明を行
なえば、この電球5による発熱が液晶表示体に作用して
高温により表示性能が低下されるといった問題点があっ
た。また従来例では、加熱用のヒータを内装する必要が
あり、部品点数が多くなるといった問題点もあった。
本考案は、かかる従来の液晶表示装置における問題点に
着目してなされたもので、液晶表示体の異常低温時には
透過照明用電球の発熱を利用することにより、従来例で
示したヒータを削除して使用部品点数を削減し、また異
常高温時においては、電球の発熱を有効に排熱すること
ができる液晶表示装置を提供することを目的とするもの
である。
着目してなされたもので、液晶表示体の異常低温時には
透過照明用電球の発熱を利用することにより、従来例で
示したヒータを削除して使用部品点数を削減し、また異
常高温時においては、電球の発熱を有効に排熱すること
ができる液晶表示装置を提供することを目的とするもの
である。
以下に本考案を第1図及び第2図に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
11は液晶表示体(液晶セル)であるが、この液晶表示
体11は従来公知の構造体を使用することができるの
で、その液晶表示体11の構造説明は省略する。12は
この液晶表示体11の周囲を囲むハウジングであって、
このハウジングは、保温性の良い樹脂で形成されてい
る。13は液晶表示体11の裏側に配置されている光拡
散フィルタであり、さらにこの光拡散フィルタ13の裏
側には、ハウジング12の裏面に配設支持される複数個
の電球14が取付けられている。15はその電球14に
給電するためのフレキシブルプリント配線板を示し、1
6は、ハウジング12の外側面に取付けられている金属
性の放熱板を示す。17は、一端部がハウジング12の
内部において取付ねじ18により固定されており、その
他端部は、ハウジング12に設けた透孔19を貫通して
放熱板16に接触し得るように位置されているバイメタ
ル片である。
体11は従来公知の構造体を使用することができるの
で、その液晶表示体11の構造説明は省略する。12は
この液晶表示体11の周囲を囲むハウジングであって、
このハウジングは、保温性の良い樹脂で形成されてい
る。13は液晶表示体11の裏側に配置されている光拡
散フィルタであり、さらにこの光拡散フィルタ13の裏
側には、ハウジング12の裏面に配設支持される複数個
の電球14が取付けられている。15はその電球14に
給電するためのフレキシブルプリント配線板を示し、1
6は、ハウジング12の外側面に取付けられている金属
性の放熱板を示す。17は、一端部がハウジング12の
内部において取付ねじ18により固定されており、その
他端部は、ハウジング12に設けた透孔19を貫通して
放熱板16に接触し得るように位置されているバイメタ
ル片である。
以上が本実施例よりなる液晶表示装置の構造であるが、
次にその作用について述べると、電球14を点灯するこ
とにより、この電球14からの発熱によってハウジング
12内温度は昇温し、しかもそのハウジング12の保温
性により、ハウジング12内が保温される。従って外気
の低温時においても、ハウジング12内は所望温度に保
持されて、液晶表示体11の有効的表示が確保できる。
またそのハウジング12内が所望温度以上に上昇する
と、バイメタル17は、第2図の鎖線で示すように湾曲
して、該バイメタル17が放熱板16と接触されるため
に、ハウジング12内の温度は、そのバイメタル17を
介して放熱板16により放熱され、その結果、ハウジン
グ12内が異常温度に高められることがなく、液晶表示
体11の有効動作が維持できるものである。
次にその作用について述べると、電球14を点灯するこ
とにより、この電球14からの発熱によってハウジング
12内温度は昇温し、しかもそのハウジング12の保温
性により、ハウジング12内が保温される。従って外気
の低温時においても、ハウジング12内は所望温度に保
持されて、液晶表示体11の有効的表示が確保できる。
またそのハウジング12内が所望温度以上に上昇する
と、バイメタル17は、第2図の鎖線で示すように湾曲
して、該バイメタル17が放熱板16と接触されるため
に、ハウジング12内の温度は、そのバイメタル17を
介して放熱板16により放熱され、その結果、ハウジン
グ12内が異常温度に高められることがなく、液晶表示
体11の有効動作が維持できるものである。
以上のように本考案は、2枚の透明電極基板間に液晶を
介在してなる液晶表示体11及び該液晶表示体11の裏
面に配設されかつ前記液晶表示体11を照明する光源1
4をハウジング12内に収容した液晶表示装置におい
て、前記ハウジング12の外側に放熱板16を装着し、
さらに前記ハウジング12が所定温度以上になったと
き、前記放熱板16と接触してこれに熱を伝えるバイメ
タル17を設けたことを特徴とする液晶表示装置であ
る。
介在してなる液晶表示体11及び該液晶表示体11の裏
面に配設されかつ前記液晶表示体11を照明する光源1
4をハウジング12内に収容した液晶表示装置におい
て、前記ハウジング12の外側に放熱板16を装着し、
さらに前記ハウジング12が所定温度以上になったと
き、前記放熱板16と接触してこれに熱を伝えるバイメ
タル17を設けたことを特徴とする液晶表示装置であ
る。
従ってこの液晶表示装置によれば、ハウジング12内に
配設した光源14を点灯することにより生じる発熱で、
液晶表示体11を保温せしめることができるので、外気
の低温時においても、その液晶表示体の供給を有効に行
なうことができ、また従来のヒータ部品を省くこともで
きる効果がある。またハウジング12内が異常高温とな
れば、バイメタル17の動作でハウジング12内での熱
を放熱することができるので、そのハウジング12内を
略一定の温度に保って、液晶表示体11の高い表示効率
を維持することができる特長がある。
配設した光源14を点灯することにより生じる発熱で、
液晶表示体11を保温せしめることができるので、外気
の低温時においても、その液晶表示体の供給を有効に行
なうことができ、また従来のヒータ部品を省くこともで
きる効果がある。またハウジング12内が異常高温とな
れば、バイメタル17の動作でハウジング12内での熱
を放熱することができるので、そのハウジング12内を
略一定の温度に保って、液晶表示体11の高い表示効率
を維持することができる特長がある。
第1図は本考案よりなる液晶表示装置の実施例を示した
断面図,第2図はその要部の拡大説明図,第3図は従来
例の断面説明図である。 11……液晶表示体、12……ハウジング 13……光拡散フィルタ、14……電球 15……フレキシブルプリント配線板 16……放熱板、17……バイメタル 18……取付ねじ、19……透孔
断面図,第2図はその要部の拡大説明図,第3図は従来
例の断面説明図である。 11……液晶表示体、12……ハウジング 13……光拡散フィルタ、14……電球 15……フレキシブルプリント配線板 16……放熱板、17……バイメタル 18……取付ねじ、19……透孔
Claims (1)
- 【請求項1】2枚の透明電極基板間に液晶を介在してな
る液晶表示体(11)及び該液晶表示体(11)の裏面に配設さ
れかつ前記液晶表示体(11)を照明する光源(14)をハウジ
ング(12)内に収容した液晶表示装置において、前記ハウ
ジング(12)の外側に放熱板(16)を装着し、さらに前記ハ
ウジング(12)が所定温度以上になったとき、前記放熱板
(16)と接触してこれに熱を伝えるバイメタル(17)を設け
たことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13386386U JPH066330Y2 (ja) | 1986-09-01 | 1986-09-01 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13386386U JPH066330Y2 (ja) | 1986-09-01 | 1986-09-01 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6339211U JPS6339211U (ja) | 1988-03-14 |
JPH066330Y2 true JPH066330Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31034563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13386386U Expired - Lifetime JPH066330Y2 (ja) | 1986-09-01 | 1986-09-01 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066330Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112908201A (zh) * | 2021-01-28 | 2021-06-04 | 深圳市给力光电有限公司 | 一种严寒地区使用具有隔寒效果的液晶屏 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001185881A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-07-06 | Nec Saitama Ltd | 内部温度制御装置および内部温度制御方法 |
-
1986
- 1986-09-01 JP JP13386386U patent/JPH066330Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112908201A (zh) * | 2021-01-28 | 2021-06-04 | 深圳市给力光电有限公司 | 一种严寒地区使用具有隔寒效果的液晶屏 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6339211U (ja) | 1988-03-14 |
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