JP2001075094A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
られる熱を効率良くフレーム側に伝達させることで、液
晶表示パネルおよびランプ自体の高温化を抑制する。 【解決手段】 ランプ3を取り囲むランプリフレクタ2
と、液晶表示パネル7の裏面側に配置され、液晶表示パ
ネル7の全面に光を行き届かせるためにパネル裏面に配
置された導光板4を保持するためのフレーム5との間
に、ランプリフレクタ2の全長に渡って熱伝導性媒体6
を介在させる。熱伝導性媒体6とランプリフレクタ2、
熱伝導性媒体6とフレーム5とをそれぞれ面接触させる
ことで、ランプ3において発せられる熱をランプリフレ
クタ2から熱伝導性媒体6へ、さらにフレーム5へと効
率良く、均一に伝達することが可能である。
Description
クライトを備えた液晶表示装置に関するものである。
置を有し、導光板の端面に備えられたランプリフレクタ
に囲まれた蛍光灯(以下、ランプとする。)を点灯さ
せ、ランプリフレクタにより光を反射させて効率良く導
光板に入光させ液晶表示パネルを均一に照明させる構造
となっている。
プからの発熱量が大きくなってきている。このランプか
らの熱が液晶表示パネルに伝わると、液晶の働きを妨
げ、表示ムラの原因にもなる。また、ランプが高温にな
り過ぎると本来の性能を発揮することができず、輝度低
下にもつながる。このランプからの発熱の多くは熱導電
性の高いランプリフレクタへ伝熱されると考えられ、大
型の液晶表示装置には裏面に配置されたフレーム(放熱
板)にランプリフレクタを接触させ、フレームに伝熱さ
せることによって放熱を行っている。しかし、ランプリ
フレクタとフレームが面接触しているとは考えにくく、
点接触していると考えられる。点接触では熱伝達の効率
が悪く、さらに接触する部分と、非接触の部分とでは温
度差が生じ、ランプが安定しない。
路の下部面に熱伝導性グリースを塗布しプリント板のパ
ターン上に実装した技術が開示されており、また特開平
7−182069号公報には、電子デバイスと突起部の
境界に熱伝導性グリースを塗布することによってさらに
熱の伝導性を良くする技術が開示されている。
うな問題を解決するものであり、ランプリフレクタとフ
レームの間に高熱伝導性媒体を介在させることにより、
ランプリフレクタとフレームを均一に接触させ、効率良
く放熱することを目的とする。
装置は、液晶表示パネルの背面に設けられた端面入光型
の導光板、上記導光板の端面に隣接して配置されたラン
プ、上記ランプの周囲を囲み上記ランプから発せられる
光を上記導光板側に反射させるランプリフレクタ、上記
導光板の背面に設けられ上記導光板を保持するフレーム
及び上記ランプリフレクタと上記フレームとの間に介装
された熱伝導性媒体を備えたものである。
記のような構成において、フレームを放熱板により構成
したものである。
上記のような構成において、フレームを外部筐体によっ
て構成したものである。
晶表示パネルの背面に設けられた端面入光型の導光板、
上記導光板の端面に隣接して配置されたランプ、上記ラ
ンプの周囲を囲み上記ランプから発せられる光を上記導
光板側に反射させるランプリフレクタ、上記ランプリフ
レクタの一面に装着され、上記液晶表示パネルの端部外
周を支承するモールドフレーム、上記液晶表示パネルの
端部外周を上記モールドフレームとの間に挟持すると共
に、上記ランプリフレクタを取り囲むフロントフレーム
及び上記フロントフレームと上記ランプリフレクタとの
間に介装された熱伝導性媒体を備えたものである。
伝導媒体がモールドフレームを貫通する開口部に配設さ
れているものである。
上記のような構成において、熱伝導性媒体とフレーム若
しくはフロントフレーム、熱伝導性媒体とランプリフレ
クタがそれぞれ面接触するものである。
記のような構成において、熱伝導性媒体がシリコングリ
ースまたは熱伝導性のシートにより構成されるものであ
る。
よる液晶表示装置を示す図であり、図1(a)は液晶表
示装置のランプを中心とする要部断面図、図1(b)は
液晶表示装置のランプを中心とする要部分解斜視図をそ
れぞれ示している。図1において符号1は上面に液晶表
示パネル7を載置するためのフレームであるモールドフ
レーム、2はモールドフレーム1の端部に配置され液晶
表示パネルのバックライトの光源であるランプ3を取り
囲み、このランプ3から発せられる光を反射させるラン
プリフレクタ、4はランプ3からの光、またはランプリ
フレクタ2において反射した光を液晶表示パネル7の裏
面全面に行き渡らせる端面入光型の導光板、5は液晶表
示装置の表示画面の裏面側に配置される放熱板よりなる
フレーム、6はランプリフレクタ2とフレーム5との間
に介在する熱伝導性媒体をそれぞれ示している。
タ2と放熱板からなるフレーム5との間に、熱伝導性媒
体6として、例えば熱伝導性のペーストまたは高熱伝導
性シートなどを介在させることで、ランプ3において発
せられた熱が導光板4よりも熱伝導性の高いランプリフ
レクタ2に伝達され、次に熱伝導性媒体6を介してフレ
ーム5に効率良く伝達される。また、熱伝導性媒体6を
柔軟性のある材料によって構成することで、密着性を向
上させることができる。
て、熱伝導性媒体6を介して均一にフレーム5に面接触
させることが可能であり、ランプ3からの熱を均一にフ
レーム5に熱伝達でき、モールドフレーム1上に載置さ
れる液晶表示パネル7への熱伝達を抑制することが可能
となる。従って、液晶表示パネル7の高温化を抑制でき
るために表示ムラを解消することができる。さらに、ラ
ンプ3から発せられる熱を効率良く放熱することが可能
であるため、ランプ3の寿命を延ばすことも可能とな
る。
ースなどのペースト状のもの、熱伝導性シートなどを用
いることが可能であり、熱伝導性媒体6の柔軟性によっ
てフレーム5およびランプリフレクタ2との密着性を向
上させることができる。
表示装置を示す図であり、図2(a)は液晶表示装置の
ランプを中心とする要部断面図、図2(b)は液晶表示
装置のランプを中心とする要部分解斜視図をそれぞれ示
している。図2において符号8はモールドフレーム1上
に載置された液晶表示パネル7の端部外周を囲むフロン
トフレームを示すものであり、その他、既に説明のため
に用いた符号と同一符号は同一、若しくは相当部分を示
すものである。
外周を取り囲むモールドフレーム1の外側面と液晶表示
パネル7の端部上面とを覆うように配置され、液晶表示
パネル7をモールドフレーム1とで挟んで保持するフロ
ントフレーム8は、パネル狭持面以外の面で熱伝導性媒
体6を介してランプリフレクタ2と面接触している。な
お、熱伝導性媒体6は、例えば図2(b)に示すよう
に、ランプリフレクタ2の外側面の全面に渡って配置す
るのではなく、ランプ3が配置された位置の側面に、例
えば等間隔に複数個の開口部1aを開口し、その開口部
1aを塞ぐようにはめ込む構造とすることが可能であ
る。
導光板4より熱伝導性の高いランプリフレクタ2に伝達
され、次に熱伝導性媒体6を介してフロントフレーム8
に効率良く伝達される。従って、ランプリフレクタ2を
熱伝導性媒体6を介してフロントフレーム8に面接触さ
せることが可能であり、ランプ3から発せられる熱をフ
ロントフレーム8に熱伝達させることでモールドフレー
ム1上に載置される液晶表示パネル7への熱伝達を抑制
することが可能となり、液晶表示パネル7の高温化を抑
制できるために表示ムラを解消することができる。さら
に、ランプ3において発せられる熱を効率良く放熱する
ことが可能であるため、ランプ3の寿命を延ばすことも
可能となる。
の形態3の液晶表示装置を示す図であり、この図におい
て符号9は、液晶表示装置を含むパソコン等の、液晶表
示パネル7の背面に設けられる外部筐体を示すものであ
り、その他、既に説明に用いた符号と同一符号は同一、
若しくは相当部分を示すものである。既に説明した実施
の形態1では、放熱板によって構成されるフレーム5を
用いる例を示したが、この実施の形態3では、パソコン
などの製品の外部筐体9に熱伝導性媒体6を介してラン
プリフレクタ2に伝達される熱を放熱する例を示すもの
である。
面図に示すように、ランプリフレクタ2と外部筐体9と
が熱伝導性媒体6を介して面接触する構造とし、図3
(b)の要部分解斜視図に示すように、ランプリフレク
タ2の全長に渡って熱伝導性媒体6を配置することによ
って、外部筐体9に対して均一に熱を伝達することが可
能となる。
体9に熱伝達させることでモールドフレーム1上に載置
される液晶表示パネル7への熱伝達を抑制することが可
能となる。そのため、液晶表示パネル7の高温化を抑制
でき、表示ムラを解消することができる。さらに、ラン
プ3において発せられる熱を効率良く放熱することが可
能であるため、ランプ3の寿命を延ばすことも可能とな
る。
または外部筐体によって構成され、液晶表示パネルの裏
面側に配置されるフレームと、ランプリフレクタとの間
に熱伝導性媒体を介在させ、互いに面接触させることに
よって、ランプにおいて発せられた熱を効率良く均一に
フレーム側に伝達することができる。従って、液晶表示
パネルに対して熱的な悪影響を与えることがなく、表示
ムラを抑制できる。
ため、ランプの性能低下を抑制でき、また寿命を延ばす
ことも可能となる。
晶表示パネルの裏面側にフレームを持たない場合におい
ても、ランプリフレクタの一面に装着されたモールドフ
レームに開口部を設け、この開口部に熱伝導性媒体を配
置することによって、熱伝導性媒体を介してランプリフ
レクタの熱をフロントフレーム側に効率良く伝達するこ
とが可能となる。
リースまたは熱伝導性のシートを用いるため、フレーム
またはフロントフレームとランプリフレクタとの密着性
が良い。
の要部断面図と要部分解斜視図を示すものである。
の要部断面図と要部分解斜視図を示すものである。
の要部断面図と要部分解斜視図を示すものである。
リフレクタ、3. ランプ 3a. ケーブル 4. 導
光板 5. フレーム、6. 熱伝導性媒体 7. 液晶
表示パネル 8. フロントフレーム、9. 外部筐体。
Claims (7)
- 【請求項1】 液晶表示パネルの背面に設けられた端面
入光型の導光板、上記導光板の端面に隣接して配置され
たランプ、上記ランプの周囲を囲み上記ランプから発せ
られる光を上記導光板側に反射させるランプリフレク
タ、上記導光板の背面に設けられ上記導光板を保持する
フレーム及び上記ランプリフレクタと上記フレームとの
間に介装された熱伝導性媒体を備えたことを特徴とする
液晶表示装置。 - 【請求項2】 フレームは放熱板により構成されるもの
であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 フレームは外部筐体によって構成される
ものであることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
置。 - 【請求項4】 液晶表示パネルの背面に設けられた端面
入光型の導光板、上記導光板の端面に隣接して配置され
たランプ、上記ランプの周囲を囲み上記ランプから発せ
られる光を上記導光板側に反射させるランプリフレク
タ、上記ランプリフレクタの一面に装着され、上記液晶
表示パネルの端部外周を支承するモールドフレーム、上
記液晶表示パネルの端部外周を上記モールドフレームと
の間に挟持すると共に、上記ランプリフレクタを取り囲
むフロントフレーム及び上記フロントフレームと上記ラ
ンプリフレクタとの間に介装された熱伝導性媒体を備え
たことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項5】 熱伝導性媒体は、モールドフレームを貫
通する開口部に配設されていることを特徴とする請求項
4記載の液晶表示装置。 - 【請求項6】 熱伝導性媒体とフレーム若しくはフロン
トフレーム、熱伝導性媒体とランプリフレクタとはそれ
ぞれ面接触するように配設されていることを特徴とする
請求項1または請求項4記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】 熱伝導性媒体はシリコングリースまたは
熱伝導性のシートにより構成されることを特徴とする請
求項1または請求項4記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25259999A JP2001075094A (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25259999A JP2001075094A (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001075094A true JP2001075094A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=17239617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25259999A Pending JP2001075094A (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001075094A (ja) |
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