JPH0544353Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0544353Y2 JPH0544353Y2 JP10030287U JP10030287U JPH0544353Y2 JP H0544353 Y2 JPH0544353 Y2 JP H0544353Y2 JP 10030287 U JP10030287 U JP 10030287U JP 10030287 U JP10030287 U JP 10030287U JP H0544353 Y2 JPH0544353 Y2 JP H0544353Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- winding
- shaft
- roller body
- start end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 45
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 5
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 5
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は搬送ローラに関し、より詳しくは複写
機などにおいて紙と接触してその紙を送るローラ
とそのローラを回転させるための軸とを備えた搬
送ローラに関するものである。
機などにおいて紙と接触してその紙を送るローラ
とそのローラを回転させるための軸とを備えた搬
送ローラに関するものである。
従来、たとえば複写機などにおいては、紙と接
触回転してその紙を送るための搬送ローラは、紙
を数万枚送ると表面が擦り減つて摩擦係数が落
ち、紙が滑るので正確に送り込むことが出来なく
なり、搬送ローラを取り替える必要が生じてく
る。
触回転してその紙を送るための搬送ローラは、紙
を数万枚送ると表面が擦り減つて摩擦係数が落
ち、紙が滑るので正確に送り込むことが出来なく
なり、搬送ローラを取り替える必要が生じてく
る。
ところが従来の搬送ローラは、たとえば第4図
のように複数のローラ2,2,2が軸1の長手方
向から装着または取り外すように構成されてお
り、その複数のローラ2,2,2のうちの一つの
不良ローラを取り外すためには、まず、カバー、
ギヤ、ベルト、チエーン(図示せず)などを取り
外して、搬送ローラを複写機などの本体から軸1
ごと取り外した後、その軸1から不良のローラ2
を軸方向に沿つて取り出す必要があつた。
のように複数のローラ2,2,2が軸1の長手方
向から装着または取り外すように構成されてお
り、その複数のローラ2,2,2のうちの一つの
不良ローラを取り外すためには、まず、カバー、
ギヤ、ベルト、チエーン(図示せず)などを取り
外して、搬送ローラを複写機などの本体から軸1
ごと取り外した後、その軸1から不良のローラ2
を軸方向に沿つて取り出す必要があつた。
そして、もし不良のローラ2が複数のローラ
2,2,2の真ん中にあるような場合は、他の良
品のローラをも一旦取外さなければ、その真ん中
の不良のローラを軸1から取り外すことができ
ず、取外しおよび取り付けに手間がかかることか
ら、一般にこのような場合は、搬送ローラは軸1
ごと取り替えることによつて作業の複雑化をさ
け、作業時間の冗長化を防ぐなどして作業性の向
上を図つていた。
2,2,2の真ん中にあるような場合は、他の良
品のローラをも一旦取外さなければ、その真ん中
の不良のローラを軸1から取り外すことができ
ず、取外しおよび取り付けに手間がかかることか
ら、一般にこのような場合は、搬送ローラは軸1
ごと取り替えることによつて作業の複雑化をさ
け、作業時間の冗長化を防ぐなどして作業性の向
上を図つていた。
しかし、前記搬送ローラを軸1ごと取り替える
という従来の方法では、複数のローラ2,2を軸
から取り外す作業は省略できても、軸1そのもの
を複写機などの本体から取り外す必要があり、そ
のため、前述のカバーはともかくとして、ギヤ、
ベルト、チエーンなどを取り外す作業は省略でき
ないというメンテテンス時の作業性の課題は依然
として残り、また、良品のローラ2および軸1ま
でも同時に取り替えなければならないというメン
テナンスにおける経済面からみた課題を有する。
という従来の方法では、複数のローラ2,2を軸
から取り外す作業は省略できても、軸1そのもの
を複写機などの本体から取り外す必要があり、そ
のため、前述のカバーはともかくとして、ギヤ、
ベルト、チエーンなどを取り外す作業は省略でき
ないというメンテテンス時の作業性の課題は依然
として残り、また、良品のローラ2および軸1ま
でも同時に取り替えなければならないというメン
テナンスにおける経済面からみた課題を有する。
本考案はこのような搬送ローラのメンテナンス
における経済性、ならびに作業性の課題を解決す
ることを目的とする。
における経済性、ならびに作業性の課題を解決す
ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は次のような
搬送ローラを提供する。すなわち本考案は、紙と
接触してその紙を送るローラと、そのローラを回
転させるための軸とを備えた搬送ローラであつ
て、前記ローラは前記軸の外周を積巻して円筒状
をなすローラ本体と、このローラ本体の巻き始端
部に連接されて前記軸に形成されている貫通孔を
貫通し、その貫通先端部である前記巻き始端部が
ローラ本体の内側に着脱自在に取り付けられる貫
通部と、ローラ本体の巻き後端部がローラ本体に
外側から着脱可能に取付けられる巻き後端着脱部
とを有することを特徴とする搬送ローラである。
搬送ローラを提供する。すなわち本考案は、紙と
接触してその紙を送るローラと、そのローラを回
転させるための軸とを備えた搬送ローラであつ
て、前記ローラは前記軸の外周を積巻して円筒状
をなすローラ本体と、このローラ本体の巻き始端
部に連接されて前記軸に形成されている貫通孔を
貫通し、その貫通先端部である前記巻き始端部が
ローラ本体の内側に着脱自在に取り付けられる貫
通部と、ローラ本体の巻き後端部がローラ本体に
外側から着脱可能に取付けられる巻き後端着脱部
とを有することを特徴とする搬送ローラである。
上記構成においてローラの貫通部は、軸の貫通
口を貫通してローラを軸に装着し、また引き抜く
ことによつて装着したものを取り外す。
口を貫通してローラを軸に装着し、また引き抜く
ことによつて装着したものを取り外す。
また、ローラ装着時にはローラの巻き始端部を
前記貫通口を貫通させた後、ローラ本体に内側か
ら装着して、ローラの貫通部が軸の貫通口から抜
け出るのを防止し、ローラ取り外し時には装着し
たローラの巻き始端部をローラ本体内側から取り
外す。
前記貫通口を貫通させた後、ローラ本体に内側か
ら装着して、ローラの貫通部が軸の貫通口から抜
け出るのを防止し、ローラ取り外し時には装着し
たローラの巻き始端部をローラ本体内側から取り
外す。
ローラの巻き後端着脱部は、ローラの巻き後端
をローラ本体に外側から装着してローラ本体の積
巻き状態を保持し、また、ローラ取り外しの際
は、前記装着した巻き後端をローラ本体の外側に
取り外すことによつて、前記積巻状態を解除す
る。
をローラ本体に外側から装着してローラ本体の積
巻き状態を保持し、また、ローラ取り外しの際
は、前記装着した巻き後端をローラ本体の外側に
取り外すことによつて、前記積巻状態を解除す
る。
本考案の実施例について、以下図面にしたがつ
て本考案の構成が実際上どのように具体化される
かをその作用とともに説明する。
て本考案の構成が実際上どのように具体化される
かをその作用とともに説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
り、図中1は搬送ローラを回転させる軸、2はこ
の軸1に取り付けられたローラで、後述のように
軸1の回りを積巻してラジアル方向から着脱可能
に構成されている。
り、図中1は搬送ローラを回転させる軸、2はこ
の軸1に取り付けられたローラで、後述のように
軸1の回りを積巻してラジアル方向から着脱可能
に構成されている。
このローラ2の外周面2aは、コピー用紙(図
示せず)と接触してそのコピー用紙を確実に送る
ため、表面の摩擦係数が大きくなるように粗面に
形成されている。
示せず)と接触してそのコピー用紙を確実に送る
ため、表面の摩擦係数が大きくなるように粗面に
形成されている。
第2図は同実施例の分解斜視図て、軸1には貫
通口1aが設けられてなり、ローラ2は前記軸1
の外周を積巻するローラ本体3とこのローラ本体
3の巻き始端部4に連設されていて前記軸1の貫
通口1aを貫通可能な貫通部5と、この巻き始端
部4をローラ本体3の内側に取り付けるための巻
き始端着脱部6と、ローラ本体3の巻き後端部7
をローラ本体3の外側に取り付けるための巻き後
端着脱部8とがある。
通口1aが設けられてなり、ローラ2は前記軸1
の外周を積巻するローラ本体3とこのローラ本体
3の巻き始端部4に連設されていて前記軸1の貫
通口1aを貫通可能な貫通部5と、この巻き始端
部4をローラ本体3の内側に取り付けるための巻
き始端着脱部6と、ローラ本体3の巻き後端部7
をローラ本体3の外側に取り付けるための巻き後
端着脱部8とがある。
この巻き始端部4の装着を一層確実なものとす
るため、抜け止め用として巻き始端部4側には凸
状の突起部4aを設け、対応する巻き始端着脱部
6側には凹状の係止部6aを設けている。
るため、抜け止め用として巻き始端部4側には凸
状の突起部4aを設け、対応する巻き始端着脱部
6側には凹状の係止部6aを設けている。
また、巻き後端部7は巻き後端着脱部8に装着
してローラ本体3を第1図の状態を保持するが、
その巻き後端部7の装着状態を一層確実にするた
め、抜け止め用として同巻き後端部7側左右に凸
状の突起部7a,7aを設け、対応する外側8側
に凹状の係止部8a,8aを設けている。
してローラ本体3を第1図の状態を保持するが、
その巻き後端部7の装着状態を一層確実にするた
め、抜け止め用として同巻き後端部7側左右に凸
状の突起部7a,7aを設け、対応する外側8側
に凹状の係止部8a,8aを設けている。
第3図は第1図のA−A断面図で、軸1にロー
ラ2を装着した状態を示し、軸1の貫通口1aを
ローラ本体3の巻き始端部4および貫通部5が貫
通したうえ、その巻き始端部4は巻き始端着脱部
6に装着され、貫通部5が貫通口1aから抜ける
のを防止する。
ラ2を装着した状態を示し、軸1の貫通口1aを
ローラ本体3の巻き始端部4および貫通部5が貫
通したうえ、その巻き始端部4は巻き始端着脱部
6に装着され、貫通部5が貫通口1aから抜ける
のを防止する。
なお、巻き始端部4の突起部4aは、巻き始端
着脱部6の係止部6aに係止し、巻き後端部7の
突起部7a,7aは巻き後端着脱部8の係止部8
a,8aに係止している。
着脱部6の係止部6aに係止し、巻き後端部7の
突起部7a,7aは巻き後端着脱部8の係止部8
a,8aに係止している。
以上のように構成したので、ローラ2は、軸1
の回転に伴い軸1とともに回転してコピー用紙を
送ることができ、またメンテナンス時には、ロー
ラ2は、軸1のラジアル方向から着脱が可能であ
る。
の回転に伴い軸1とともに回転してコピー用紙を
送ることができ、またメンテナンス時には、ロー
ラ2は、軸1のラジアル方向から着脱が可能であ
る。
以上本考案によれば、ローラは軸の外周を積巻
して円筒状を形成するローラ本体と、軸を貫通す
る貫通部と、巻き始端部と、巻き後端部とが一体
形成により造られるので製造が容易でコストを安
価にすることができる。
して円筒状を形成するローラ本体と、軸を貫通す
る貫通部と、巻き始端部と、巻き後端部とが一体
形成により造られるので製造が容易でコストを安
価にすることができる。
また、ローラの貫通部が軸の貫通口に貫通した
上、巻き始端部がローラ本体に着脱できるので、
ローラはその軸に容易に固定または取り外しする
ことができる。
上、巻き始端部がローラ本体に着脱できるので、
ローラはその軸に容易に固定または取り外しする
ことができる。
さらに、ローラは巻き後端着脱部を設けたの
で、ローラの巻き後端部をローラ本体に外側から
装着させてローラ本体の積巻状態を保持すること
ができ、取り外し時は前記ローラ巻き後端部をロ
ーラ本体の外側に容易に取り外すことができる。
で、ローラの巻き後端部をローラ本体に外側から
装着させてローラ本体の積巻状態を保持すること
ができ、取り外し時は前記ローラ巻き後端部をロ
ーラ本体の外側に容易に取り外すことができる。
そのうえ、ローラは、前記巻き始端部、貫通
部、巻き後端部により軸のラジアル方向から着脱
できるので、不良ローラのみを取り替えることが
でき、メンテナンスが経済的で、かつ作業性に優
れているなどの効果がある。
部、巻き後端部により軸のラジアル方向から着脱
できるので、不良ローラのみを取り替えることが
でき、メンテナンスが経済的で、かつ作業性に優
れているなどの効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同実施例の分解斜視図、第3図は第1図のA
−A断面図、第4図は従来の説明図である。 1……軸、1a……貫通口、2……ローラ、3
……ローラ本体、4……巻き始端部、5……貫通
部、7……巻き後端部、8……巻き後端着脱部。
図は同実施例の分解斜視図、第3図は第1図のA
−A断面図、第4図は従来の説明図である。 1……軸、1a……貫通口、2……ローラ、3
……ローラ本体、4……巻き始端部、5……貫通
部、7……巻き後端部、8……巻き後端着脱部。
Claims (1)
- 紙と接触してその紙を送るローラと、そのロー
ラを回転させるための軸とを備えた搬送ローラで
あつて、前記ローラは前記軸の外周を積巻して円
筒状をなすローラ本体と、このローラ本体の巻き
始端部に連設されて前記軸に形成されている貫通
孔を貫通し、その貫通先端部である前記巻き始端
部がローラ本体の内側に着脱自在に取り付けられ
る貫通部と、ローラ本体の巻き後端部がローラ本
体に外側から着脱可能に取付けられる巻き後端着
脱部とを有することを特徴とする、搬送ローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030287U JPH0544353Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030287U JPH0544353Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS647148U JPS647148U (ja) | 1989-01-17 |
JPH0544353Y2 true JPH0544353Y2 (ja) | 1993-11-10 |
Family
ID=31328262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10030287U Expired - Lifetime JPH0544353Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544353Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4572842B2 (ja) * | 2006-02-21 | 2010-11-04 | 沖電気工業株式会社 | ローラゴム及び媒体処理装置 |
-
1987
- 1987-06-30 JP JP10030287U patent/JPH0544353Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS647148U (ja) | 1989-01-17 |
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