JP2609887B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2609887B2
JP2609887B2 JP63003037A JP303788A JP2609887B2 JP 2609887 B2 JP2609887 B2 JP 2609887B2 JP 63003037 A JP63003037 A JP 63003037A JP 303788 A JP303788 A JP 303788A JP 2609887 B2 JP2609887 B2 JP 2609887B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複写機,プリンタ等の画像形成装置におい
て、載置手段上のシート材を一枚づつ順次装置本体内へ
給送する給紙装置に関する。
(従来の技術) 従来、紙載置台上に積載された紙を一枚づつ分離して
給紙する装置としては、上記紙載置台上の紙の両先端に
爪を配設し、この爪により紙を一枚づつ分離しつつ給紙
ローラで紙を送り出すものが知られているが、この爪に
よる紙の分離手段では、紙が一枚一枚分離されないで複
数枚送り出されることがあるという問題がある。また、
上記装置は、概略100g/m2以上の厚い紙に対して前述の
爪の部分で紙を分離する際に紙先端に折れが生じたり、
爪に引掛ったりして紙が全く給送されないという問題も
有する。さらに、上記装置では、紙両先端の爪で紙を分
離しているため、この部分の給紙抵抗が大きくなり給紙
ローラに大きな搬送力が要求される。
従って、上述した装置は種々の紙サイズ毎に適切な位
置に給紙ローラが必要とされ、給紙ローラの数が多くな
り、その結果、装置の複雑化を招いてしまう問題があ
る。
そこで前述の問題を解決する給紙装置としては、給紙
方向に回転する給送ローラとこの給送ローラとを圧接さ
せ、給紙方向と逆方向の回転トルクを付与した逆転ロー
ラとを設け、紙が複数枚紙載置台より送り出されようと
しても逆転ローラにより一枚だけ装置本体内に送り込む
ものが知られている。而して、この装置によれば、前述
したような爪を用いていないため、100g/m2以上の厚い
紙でも給紙可能で、かつ重送防止効果も充分であり、給
紙ローラの数も減らすことができる。
斯かる従来例の給紙装置を第6図及び第7図に基づい
て具体的に説明する。即ち、第6図及び第7図におい
て、紙載置台106上の紙は、給紙ローラ103により給送ロ
ーラ101及び逆転ローラ102間に送り込まれ、下流側のロ
ーラ対104,105により図示しない画像形成域へ送り込ま
れる。この逆転ローラ102はトルクリミッタ112により逆
方向の回転トルクを与えられており、給送ローラ101、
逆転ローラ102間に複数枚紙が入ろうとしたとき逆方向
に回転して給送ローラ101に接している紙一枚以外は給
紙ローラ103側に戻して重送を防止している。また給送
ローラ101にはワンウェイクラッチ113が装着されてお
り、給送ローラ101,逆転ローラ102間を通った紙が下流
側のローラ対104,105にくわえられ、引張られたときの
ローラ対同士の引張り合いを防止しているのが通例であ
る。また給紙ローラ103はギヤ114と連結手段で給送ロー
ラ101と連結され同期して回転している。
従って、通常は逆転ローラ102,給送ローラ101及び給
紙ローラ103の形状は各々の構成に適合するように設計
されており、3種類のローラを用いている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、斯かる従来例において、給送ローラ10
1,逆転ローラ102及び給紙ローラ103はその表面が所定の
摩擦係数を維持しなければならないため、所定枚数通紙
後定期的に交換しなければならない。特に高速の画像形
成装置に上記ローラを使用した場合には、その交換頻度
は非常に高くなり、メンテナンス費用も増大する。この
対策としてローラ自体の寿命を向上すればよいが、技術
的に限度がある。従って、上記のように3種類のローラ
を有することによる交換の繁雑さ、或いは部品単価,管
理費の増大という問題を回避できないことになる。
そこで、本発明の従来例の上記した問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、ロー
ラの互換性及び信頼性を向上させると共に、部品単価,
部品管理費の低減を図った給紙装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明にあっては、給
紙方向に回転する給送ローラと、該ローラに圧接して給
紙方向と逆方向の回転トルクが付与された逆転ローラ
と、前記給送ローラと逆転ローラとの間に紙を送り込む
給紙ローラとを備えた給紙装置において、前記給送ロー
ラ,逆転ローラ及び給紙ローラは、周面状態が正回転方
向と逆回転方向とで異なる、一定の方向性を有するロー
ラであって、前記各ローラを、同一の周面状態を有する
とともに、一方の端面に凸部を有し、他方の端面に凹部
を有する同一形状とし、前記各ローラに回転力を伝達す
る回転力伝達部材に、それぞれ前記凸部または凹部と係
合する凹部またば凸部のいずれか一方を設け、該各回転
力伝達部材の凹部または凸部は、取付けられる各ローラ
の方向性を指定することが可能に設定されていることを
特徴とする。
また前記各ローラが、各ローラを支持する中心軸に対
して着脱可能であることを特徴とする。
(作用) 上記の構成を有する本発明においては、給送ローラ,
逆転ローラ及び給紙ローラを、同一の周面状態を有する
とともに、一方の端面に凸部を有し、他方の端面に凹部
を有する同一形状としたことによって、三種類のローラ
を一種類のローラとして共通化を図った。加えて、各回
転力伝達部材の凹部または凸部は、取付けられる各ロー
ラの方向性を指定することが可能に設定されていること
から、取付ける際に方向性を誤って取付けることを防止
できる。
(実 施 例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第
1図及び第2図は後述する本発明の第1実施例に係る基
本構成を示し、第1図において、1は給紙方向に回転す
る給送ローラ、2は給送ローラ1と圧接して上記給紙方
向と逆方向の回転トルクがトルクリミッタ11を介して付
与されている。3は給紙ローラで、給送ローラ1と逆転
ローラ2とのニップ間へ紙を送り込むものである。ま
た、給送ローラ1はクラッチ12により駆動される給送ロ
ーラ軸8によりワンウェイクラッチ5を介して回転力を
与えられ、逆転ローラ2はトルクリミッタ11を介して逆
転ローラ軸7に固定された継手4と係合して回転する。
そして、給紙ローラ3は給送ローラ軸8よりギアを介し
て継手6とともに給紙ローラ軸9の周りに回転する。こ
こで、ワンウェイクラッチ5が給送ローラ1に対する回
転力伝達部材であり、継手4が逆転ローラ2に対する回
転力伝達部材であり、継手6が給紙ローラ3に対する回
転力伝達部材である。
以上の説明では、給送ローラ1,逆転ローラ2,給送ロー
ラ3を従来例と対比させて説明するため、その名称及び
番号を変えているが第1図を参照してもわかるように、
この3部材は全く同一形状に構成されている。
次に、逆転ローラ3の端部形状について更に詳細に第
2図で説明する。同図において、逆転ローラ3の端部に
は、図示のような十字形の凹部3aが形成されており、こ
の凹部3aの継手4側の凸部4aが嵌合して逆転ローラ軸7
の駆動を伝達する。他のローラ1,2についても、各々ワ
ンウェイクラッチ5側の凸部、継手6側の凸部がローラ
側の凹部に嵌合して一体となって回転するようになって
いる。この凹部,凸部の関係は駆動力を滑らかに伝える
ために極力ガタの少ないような形状に形成することが望
ましい。
以上のように、各ローラの端部に凹部を形成し給紙装
置本体側の回転力伝達部材に設けた凸部と嵌合させるこ
とにより、即ち、各ローラがローラを支持する中心軸に
対して着脱可能に構成したことにより、各ローラの交換
を容易に行うことが可能となる。
第3図は本発明の第1実施例を示すものであり、前記
基本構成と同一の部材には同一の符号を付して説明す
る。この実施例は第2図で示した逆転ローラ3の端部の
凹部3aの他端に凸部3bを形成したものであり、凸部3bに
対してはここでは図示しないが、給紙装置本体側に設け
た凹部に嵌合するように構成すれば良い。このように両
端に凸部3a,凹部3を設けることにより、例えば周面状
態として逆転ローラ3の外周を被うゴムのような摩擦部
材15の研摩の方向性があって、その周面状態が正回転方
向と逆回転方向とで異なる、一定の方向性を有するロー
ラであり、かつローラを3ケ所の内どこに使用するかで
方向性を付けたい場合に凹凸の向きによって指定が可能
となり、誤って取付けることを防止できる。
尚、第3図は逆転ローラ3について説明したが、各ロ
ーラが全て同一形状であるため、給送ローラ1及び給紙
ローラ3にも適用することができる。
第4図及び第5図は本発明の第2実施例を示すもので
あり、前記基本構成と同一の部材には同一の符号を付し
て説明する。第4図は、前述した給送ローラ1がゴムの
ような弾性部材16とこの弾性部材16が被着される芯材17
とで構成される場合に、芯材17の一部に形成した孔にロ
ック部材28を嵌め込み弾性部材16の弾性を応用して軸8
に対してスラスト方向の抜け止めを行う例を示してい
る。即ち、給送ローラ1を軸8に対して図中左側から挿
入する場合、係止部材としてのロック部材28の先端28a
が軸8の溝部29aに落ち込むまでは弾性部材16の弾性に
より、図中上側に持ち上がったまま軸8の外周面上を移
動することとなり、さらに溝部29aに落ち込み、抜け止
めとなる。第5図はロック部材20を給送ローラ1の略中
央に配設した例である。
以上、第4図及び第5図のようにロック部材20を給送
ローラ1の内部に設けることにより、第1図に示すスラ
スト止め30を用いなくても給送ローラ1を挿入するだけ
で、スラスト方向の抜け止め機能をも有するために、更
にローラの交換性が良くなる。
尚、第4図及び第5図においては、給送ローラ1に適
用した例について説明したが、各ローラが全て同一形状
のため、逆転ローラ2及び給紙ローラ3にも適用可能で
ある。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、給送ローラ,
逆転ローラ及び給紙ローラを、同一の周面状態を有する
とともに、一方の端面に凸部を有し、他方の端面に凹部
を有する同一形状としたため、交換性が大幅に向上す
る。これは特に高速のプリンタでの交換頻度の高いもの
にあっては有効である。また、ローラの種類が一種類に
なることによって部品管理コストが減少し、そしてロー
ラ自体の構造が簡略化されることによって、部品単価を
低下させることができる。さらに、交換性の向上が図れ
ることによって、信頼性の高い給紙装置を提供すること
ができる。加えて、各回転力伝達部材の凹部または凸部
は、取付けられる各ローラの方向性を指定することが可
能に設定されていることから、例えば各ローラの外周を
被うゴムのような摩擦部材に研摩の方向性があって、そ
の周面状態が正回転方向と逆回転方向とで異なる、一定
の方向性を有するローラであり、かつローラを3ケ所の
内どこに使用するかで方向性を付けたい場合に、誤って
取付けることを防止することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る基本構成を示す構成
図、第2図は同基本構成の要部斜視図、第3図は本発明
の第1実施例を示す断面図、第4図(a)は本発明の第
2実施例を示す断面図、第4図(b)は第4図(a)の
側面図、第5図(a)は同実施例の変形例を示す断面
図、第5図(b)は第5図(a)の側面図、第6図は従
来の給紙装置を示す概略図、第7図は同従来例の構成図
である。 符号の説明 1……給紙ローラ、2……逆転ローラ 3……給紙ローラ、3a……凹部 3b……凸部、4……継手 5……ワンウェイクラッチ 7……逆転ローラ軸、8……給送ローラ軸

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙方向に回転する給送ローラと、該ロー
    ラに圧接して給紙方向と逆方向の回転トルクが付与され
    た逆転ローラと、前記給送ローラと逆転ローラとの間に
    紙を送り込む給紙ローラとを備えた給紙装置において、 前記給送ローラ,逆転ローラ及び給紙ローラは、周面状
    態が正回転方向と逆回転方向とで異なる、一定の方向性
    を有するローラであって、 前記各ローラを、同一の周面状態を有するとともに、一
    方の端面に凸部を有し、他方の端面に凹部を有する同一
    形状とし、 前記各ローラに回転力を伝達する回転力伝達部材に、そ
    れぞれ前記凸部または凹部と係合する凹部または凸部の
    いずれか一方を設け、 該各回転力伝達部材の凹部または凸部は、取付けられる
    各ローラの方向性を指定することが可能に設定されてい
    ることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】前記各ローラが、各ローラを支持する中心
    軸に対して着脱可能であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の給紙装置。
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