JPH0639884Y2 - 研削切断装置 - Google Patents
研削切断装置Info
- Publication number
- JPH0639884Y2 JPH0639884Y2 JP1987104090U JP10409087U JPH0639884Y2 JP H0639884 Y2 JPH0639884 Y2 JP H0639884Y2 JP 1987104090 U JP1987104090 U JP 1987104090U JP 10409087 U JP10409087 U JP 10409087U JP H0639884 Y2 JPH0639884 Y2 JP H0639884Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary shaft
- plate
- grinding
- flange
- grinding wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、高速で回転する砥石車を被切断部材に押圧
させて研削切断する研削切断装置に関するものである。
させて研削切断する研削切断装置に関するものである。
この種の装置は、オンライン設備としての装置の稼動率
が大きな問題となる。そこで近年では、径がφ1000mm以
下の砥石車であると、消耗が速くて交換頻度が高いため
に切断装置の稼動率が低くなることから、砥石車を大径
化して消耗を遅くし交換頻度を減少させることが試みら
れている。
が大きな問題となる。そこで近年では、径がφ1000mm以
下の砥石車であると、消耗が速くて交換頻度が高いため
に切断装置の稼動率が低くなることから、砥石車を大径
化して消耗を遅くし交換頻度を減少させることが試みら
れている。
しかし砥石車の大型化に伴ない砥石板強度の確保のため
砥石板自体の厚みが大きくなると共に、砥石板の取付用
フランジ部も労働安全衛生法で砥石車径の1/4と定めら
れていることから大型化してしまう。
砥石板自体の厚みが大きくなると共に、砥石板の取付用
フランジ部も労働安全衛生法で砥石車径の1/4と定めら
れていることから大型化してしまう。
そして径がφ1000mm以下の砥石車は比較的軽量でその交
換のための着脱作業を手作業で砥石車となる取付用フラ
ンジ部および砥石板を別々に行っていたが、砥石車の大
径化による砥石板および取付用フランジ部の大重量化に
よって手作業のみでの交換作業が不可能となる。
換のための着脱作業を手作業で砥石車となる取付用フラ
ンジ部および砥石板を別々に行っていたが、砥石車の大
径化による砥石板および取付用フランジ部の大重量化に
よって手作業のみでの交換作業が不可能となる。
またこの大重量砥石板および大重量取付用フランジ部を
交換する際に、天井走行クレーン、ジブクレーン、バラ
ンサー等の揚重設備を使用しても、取替え作業が面倒で
長時間となってしまい研削切断装置の稼動率が低下して
しまう等の問題点があった。
交換する際に、天井走行クレーン、ジブクレーン、バラ
ンサー等の揚重設備を使用しても、取替え作業が面倒で
長時間となってしまい研削切断装置の稼動率が低下して
しまう等の問題点があった。
そのため砥石交換装置等で容易に短時間で交換作業を行
うことのできる研削切断装置が望まれていた。
うことのできる研削切断装置が望まれていた。
この考案は前述した事情に鑑みて創案されたもので、そ
の目的は砥石車の交換作業を容易に短時間で行うことが
でき、稼動率を低下させることのない研削切断装置を提
供することにある。
の目的は砥石車の交換作業を容易に短時間で行うことが
でき、稼動率を低下させることのない研削切断装置を提
供することにある。
この考案による研削切断装置は、内外フランジからなる
取付用フランジ部で砥石板を着脱可能に挟着した砥石車
を高速回転させ被切断部材を研削切断する装置であっ
て、回転軸を取付用フランジ部に形成した貫通孔に嵌挿
し、回転軸端及び外フランジの外側面に固定プレートを
当接させると共に、固定プレートに回転軸と外フランジ
とを着脱可能に取付けて砥石車を回転軸に固定し、前記
外フランジに形成した係止用突条を挟着する係止爪を有
する砥石交換装置を回転軸の前方に配置し、かつ回転軸
線に沿って回転軸に向け往復動可能とし、回転軸より離
隔した位置において外フランジ側より砥石交換装置の係
止爪で挟着した取付フランジ部より内フランジを外フラ
ンジの反対側より着脱して砥石板を交換可能とした着脱
手段を備えたものである。
取付用フランジ部で砥石板を着脱可能に挟着した砥石車
を高速回転させ被切断部材を研削切断する装置であっ
て、回転軸を取付用フランジ部に形成した貫通孔に嵌挿
し、回転軸端及び外フランジの外側面に固定プレートを
当接させると共に、固定プレートに回転軸と外フランジ
とを着脱可能に取付けて砥石車を回転軸に固定し、前記
外フランジに形成した係止用突条を挟着する係止爪を有
する砥石交換装置を回転軸の前方に配置し、かつ回転軸
線に沿って回転軸に向け往復動可能とし、回転軸より離
隔した位置において外フランジ側より砥石交換装置の係
止爪で挟着した取付フランジ部より内フランジを外フラ
ンジの反対側より着脱して砥石板を交換可能とした着脱
手段を備えたものである。
そして消耗した砥石板の交換は砥石交換装置により砥石
車を回転軸より取外し移動させ内外フランジより着脱し
て、容易に短時間に交換できるようにし、装置としての
稼動率を低下させないようにする。
車を回転軸より取外し移動させ内外フランジより着脱し
て、容易に短時間に交換できるようにし、装置としての
稼動率を低下させないようにする。
以下この考案を図示する実施例によって説明する。
研削切断装置1の砥石車4は、駆動部5の回転軸6に取
付フランジ部3の内フランジ7と外フランジ8に挟着さ
れ取付け取外し自在に構成されている(第1図〜第3図
参照)。
付フランジ部3の内フランジ7と外フランジ8に挟着さ
れ取付け取外し自在に構成されている(第1図〜第3図
参照)。
取付用フランジ部3の内フランジ7の嵌合孔7aへ外フラ
ンジ8の嵌合突部8aを嵌合させると共に、両フランジ7,
8を固定ボルト19によって締付けることで、内外フラン
ジ7,8により砥石板2の挟着が可能に構成されている
(第4図参照)。
ンジ8の嵌合突部8aを嵌合させると共に、両フランジ7,
8を固定ボルト19によって締付けることで、内外フラン
ジ7,8により砥石板2の挟着が可能に構成されている
(第4図参照)。
砥石車4は、内フランジ7の外筒内に駆動部5からの駆
動力伝達部9の回転軸6の基部を挿入し、かつ外フラン
ジ8の貫通孔8bに回転軸6を嵌合することにより回転軸
に取付けることができ、外フランジ8と回転軸6の先端
面6aとを固定プレート11を介して固定ボルト12,13によ
り螺着固定して砥石車4は回転軸6に取付可能である
(第3図参照)。
動力伝達部9の回転軸6の基部を挿入し、かつ外フラン
ジ8の貫通孔8bに回転軸6を嵌合することにより回転軸
に取付けることができ、外フランジ8と回転軸6の先端
面6aとを固定プレート11を介して固定ボルト12,13によ
り螺着固定して砥石車4は回転軸6に取付可能である
(第3図参照)。
取付フランジ部3の外フランジ8の外周側には係止用突
条8cが形成され、この係止用突条8cを挟着可能な係止爪
18が回転軸6の前方に配置した砥石交換装置16に設けら
れ、係止爪18は砥石交換装置16上を回転軸6へ向け往復
動可能となっており、取付フランジ部3の係止用突条8c
を挟着して砥石車4を回転軸6から取外した係止爪18は
回転軸6より離隔した交換作業位置へ移動され、そこで
取付フランジ部3から砥石板2の交換が行われる。
条8cが形成され、この係止用突条8cを挟着可能な係止爪
18が回転軸6の前方に配置した砥石交換装置16に設けら
れ、係止爪18は砥石交換装置16上を回転軸6へ向け往復
動可能となっており、取付フランジ部3の係止用突条8c
を挟着して砥石車4を回転軸6から取外した係止爪18は
回転軸6より離隔した交換作業位置へ移動され、そこで
取付フランジ部3から砥石板2の交換が行われる。
なお第1図において符号15はベベルギヤ、符号16は新た
な砥石車4′が取付けられている砥石交換装置、符号17
は被切断部材(図示せず)の固定装置であり、また第2
図において符号14は砥石板2の空転止めピンである。
な砥石車4′が取付けられている砥石交換装置、符号17
は被切断部材(図示せず)の固定装置であり、また第2
図において符号14は砥石板2の空転止めピンである。
このような構成からなる研削切断装置1によって被切断
部材の切断を複数回行った後の砥石車4の交換作業は、
まず固定ボルト12,13の螺合固定を解除して固定プレー
ト11を取り外し、砥石交換装置16を砥石車4側へ移動さ
せると共に、この装置16の係止爪18によって外フランジ
8の係止用突条部8cを係止させる。そしてその後、砥石
交換装置16を交換作業位置まで移動させると共に、180
度回転させて新たな砥石車4′を研削切断装置1側とす
る(第1図および第3図参照)。
部材の切断を複数回行った後の砥石車4の交換作業は、
まず固定ボルト12,13の螺合固定を解除して固定プレー
ト11を取り外し、砥石交換装置16を砥石車4側へ移動さ
せると共に、この装置16の係止爪18によって外フランジ
8の係止用突条部8cを係止させる。そしてその後、砥石
交換装置16を交換作業位置まで移動させると共に、180
度回転させて新たな砥石車4′を研削切断装置1側とす
る(第1図および第3図参照)。
次に交換装置16を移動させ、外フランジ8の貫通孔8bに
回転軸6を貫通させる。その後、係止爪18での外フラン
ジ8の係止を解除すると共に、外フランジ8と回転軸6
の先端面6aとを固定プレート11および固定ボルト12,13
によって固定する。
回転軸6を貫通させる。その後、係止爪18での外フラン
ジ8の係止を解除すると共に、外フランジ8と回転軸6
の先端面6aとを固定プレート11および固定ボルト12,13
によって固定する。
このことで新たな砥石車4′の回転軸6への固定が完了
する。
する。
なお取り外した使用済み砥石車4は消耗した砥石板2を
新品と交換するが、その交換作業は、砥石交換装置16の
係止爪18で係止した状態のまま、内フランジ7の側より
内外フランジ7,8を固定している固定ボルト19による固
定を解除し、内フランジ7を取り外すと共に、砥石板2
を外フランジ8より取り外して新品の砥石板2と交換
し、次に内フランジ7を取付け固定して砥石車4として
回転軸6に取付けることにより行なう(第4図参照)。
新品と交換するが、その交換作業は、砥石交換装置16の
係止爪18で係止した状態のまま、内フランジ7の側より
内外フランジ7,8を固定している固定ボルト19による固
定を解除し、内フランジ7を取り外すと共に、砥石板2
を外フランジ8より取り外して新品の砥石板2と交換
し、次に内フランジ7を取付け固定して砥石車4として
回転軸6に取付けることにより行なう(第4図参照)。
内外フランジで砥石板を挟着したフランジ部を係止爪で
係止して回転軸より取外し、回転軸より離隔した位置に
おいて係止爪でフランジ部を係止したまま、係止爪の反
対側より内フランジを外して砥石板を交換することがで
きるから、大型で大重量の砥石板もクレーン等の揚量設
備を使用せず容易に砥石交換を行なうことができる。
係止して回転軸より取外し、回転軸より離隔した位置に
おいて係止爪でフランジ部を係止したまま、係止爪の反
対側より内フランジを外して砥石板を交換することがで
きるから、大型で大重量の砥石板もクレーン等の揚量設
備を使用せず容易に砥石交換を行なうことができる。
このことは、新品の砥石板とした砥石車への交換を、砥
石交換装置で容易に短時間で行うことができるようにな
る。そのため研削切断装置における切断作業の稼動率が
大幅に向上する。
石交換装置で容易に短時間で行うことができるようにな
る。そのため研削切断装置における切断作業の稼動率が
大幅に向上する。
第1図はこの考案の研削切断装置を示す平面図、第2図
は第1図におけるA部の部分破断拡大図、第3図は取付
用フランジ部の着脱状態図、第4図は取付用フランジ部
による砥石板の挟持状態図である。 1……研削切断装置、2……砥石板、3……取付用フラ
ンジ部、4……砥石車、5……駆動部、6……回転軸、
6a……先端面、7……内フランジ、7a……嵌合孔、8…
…外フランジ、8a……嵌合突部、8b……貫通孔、8c……
係止用突条、9……伝達部、11……固定プレート、12、
13……固定ボルト、14……空転止めピン、15……ベベル
ギヤ、16……砥石交換装置、17……固定支持装置、18…
…係止爪、19……固定ボルト。
は第1図におけるA部の部分破断拡大図、第3図は取付
用フランジ部の着脱状態図、第4図は取付用フランジ部
による砥石板の挟持状態図である。 1……研削切断装置、2……砥石板、3……取付用フラ
ンジ部、4……砥石車、5……駆動部、6……回転軸、
6a……先端面、7……内フランジ、7a……嵌合孔、8…
…外フランジ、8a……嵌合突部、8b……貫通孔、8c……
係止用突条、9……伝達部、11……固定プレート、12、
13……固定ボルト、14……空転止めピン、15……ベベル
ギヤ、16……砥石交換装置、17……固定支持装置、18…
…係止爪、19……固定ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 天羽 末廣 大阪府大阪市東区北浜5丁目15番地 住友 金属工業株式会社内 (72)考案者 山田 節 愛知県丹羽郡扶桑町大字斉藤字下伊勢路5 番地の4 (72)考案者 古江 勝巳 愛知県海部郡立田村大字山路字上井66番地 (56)参考文献 特開 昭62−48459(JP,A) 特公 昭57−12662(JP,B2) 実公 昭52−17188(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】内外フランジからなる取付用フランジ部で
砥石板を着脱可能に挟着した砥石車を高速回転させ被切
断部材を研削切断する装置であって、回転軸を取付用フ
ランジ部に形成した貫通孔に嵌挿し、回転軸端及び外フ
ランジの外側面に固定プレートを当接させると共に、固
定プレートに回転軸と外フランジとを着脱可能に取付け
て砥石車を回転軸に固定し、前記外フランジに形成した
係止用突条を挟着する係止爪を有する砥石交換装置を回
転軸の前方に配置し、かつ回転軸線に沿って回転軸に向
け往復動可能とし、回転軸より離隔した位置において外
フランジ側より砥石交換装置の係止爪で挟着した取付フ
ランジ部より内フランジを外フランジの反対側より着脱
して砥石板を交換可能とした着脱手段を備えたことを特
徴とする研削切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987104090U JPH0639884Y2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 | 研削切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987104090U JPH0639884Y2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 | 研削切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS649059U JPS649059U (ja) | 1989-01-18 |
JPH0639884Y2 true JPH0639884Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31335501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987104090U Expired - Lifetime JPH0639884Y2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 | 研削切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639884Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2519925Y2 (ja) * | 1990-07-16 | 1996-12-11 | 住友重機械工業株式会社 | 平面研削盤における砥石及び砥石カバー自動交換装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH670063A5 (ja) * | 1985-08-24 | 1989-05-12 | Hauni Werke Koerber & Co Kg |
-
1987
- 1987-07-07 JP JP1987104090U patent/JPH0639884Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS649059U (ja) | 1989-01-18 |
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